*** 改定キーワード能力:絆魂 ***

絆魂は、通常はクリーチャーが持っている能力である。その機能は変更される。

《夜の子》
{1}{B}
クリーチャー ― 吸血鬼
2/1
絆魂 (このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたはその点数分のライフを得る。)

絆魂に関する公式ルールは以下の通り。

702.13.絆魂

702.13a 絆魂は常在型能力である。絆魂を持つ発生源が与えるダメージは、その発生源のコントローラー、あるいはコントローラーがいない場合はそのオーナーのライフを、その点数に等しい点数だけ増加させる(これは、そのダメージにより発生する他の結果に追加される)。rule 118.4を参照。

702.13b 一つのオブジェクトに複数の絆魂があっても効果は変わらない。

* 絆魂の効果はあらゆるダメージに適用される。戦闘ダメージに限らない。

* 絆魂を持つ何かがダメージを与える場合、そのダメージによる結果は同時に発生する。たとえば、絆魂を持つクリーチャーが対戦相手に2点のダメージを与える場合、その対戦相手は2点のライフを失い、同時にあなたは2点のライフを得る。

* 絆魂は、実際に与えられたダメージにのみ適用される。絆魂を持つクリーチャーが5点のダメージを与る場合に、そのうち2点が軽減されたら、そのクリーチャーのコントローラーは3点のライフを得る(これは、そのダメージにより発生する他の結果に追加される)。

* 絆魂の機能に関するルールは、絆魂を持つダメージの発生源がどこにあるかを問わない。言い換えれば、呪文や能力が、戦場にない絆魂を持つカードがダメージを与えることを指定している場合(《無私の浄霊者》等)、そのダメージにより、それのコントローラーはダメージに等しい点数のライフを得る。これは、領域が変わった発生源によるダメージ(後述)とは異なる。

* ダメージの発生源が、実際にダメージを与える段階まで領域を変更しなかった場合、それが絆魂を持つかをチェックするのはダメージを与える時点である。その時点で、発生源の領域が変わっている場合、それが絆魂を持つかどうかは、その領域に最後に存在していた時点の状態をチェックする。

* 絆魂を持つパーマネントが新たに絆魂を得た場合、追加の絆魂には特段の効果は無い。そのパーマネントによるダメージにより、コントローラーはその点数分のライフを得る。2倍のライフではない。
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*** 改定キーワード能力:接死 ***

接死は、通常はクリーチャーが持っている能力である。その機能は変更される。

《命取りの出家蜘蛛》
{1}{G}
クリーチャー ― 蜘蛛
1/2
到達 (このクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる。)
接死 (このクリーチャーにダメージを与えられたクリーチャーは破壊される。このクリーチャーの戦闘ダメージは、それがブロックしている、あるいはそれをブロックしているクリーチャーの中で好きなように割り振れる。)

接死に関する公式ルールは以下の通り。

702.2.接死

702.2a 接死は常在型能力であり、その能力の一部として、クリーチャーの戦闘ダメージを割り振るルールを変更する。(rule 510 「戦闘ダメージ・ステップ」参照。) 接死を持つクリーチャーのコントローラーは、それによる戦闘ダメージを、それをブロックしている(またはそれによりブロックされている)クリーチャーの間で望むように分割することができる。

702.2b 最後に状況起因処理をチェックした以降に接死を持つ発生源からのダメージを与えられたクリーチャーは、状況起因処理により破壊される。rule 704を参照。

702.2c 一つのオブジェクトに複数の接死があっても効果は変わらない。

* 接死の前半は、新しい戦闘ダメージルールの例外である。接死を持つクリーチャーが複数のクリーチャーをブロックしている(あるいは複数のクリーチャーにブロックされている)場合、戦闘ダメージ・ステップにおいても、それらのクリーチャーのダメージ割り振り順はそのまま維持される(クリーチャーが戦闘ダメージ・ステップ前に接死を失う可能性があるため)。しかし、戦闘ダメージを割り振る段階でそれがまだ接死を持っている場合、それは順番を無視して、戦闘ダメージを自身をブロックしている(あるいは自身にブロックされている)クリーチャーの間で自由に分割できる。

* 接死の2つ目の効果はあらゆるダメージに適用される。戦闘ダメージに限らない。

* 接死を持つ発生源からダメージを与えられたクリーチャーを、再生効果により救うことができる。

* 複数の状況起因処理が同時にクリーチャーを破壊しようとする場合(致死ダメージを受け、かつ接死を持つ発生源からダメージを与えられている等)、1回の再生効果によりそれらがすべて置換され、そのクリーチャーを救うことができる。

* 接死を持つ発生源からクリーチャーにダメージが与えられた場合、それは状況起因処理により破壊される。これはすなわち、クリーチャーにダメージが与えられてから、それが破壊されるまでの間に対応して何かすることができないことを意味する。それに再生の盾を与える、他の効果により生け贄に捧げる等は、実際にダメージが与えられる前に行う必要がある。

* 接死の機能に関するルールは、接死を持つ発生源がどこにあるかを問わない。言い換えれば、呪文や能力が、戦場にない接死を持つカードがクリーチャーにダメージを与えることを指定している場合(《無私の浄霊者》等)、そのクリーチャーは破壊される。これは、領域が変わった発生源によるダメージ(後述)とは異なる。

* ダメージの発生源が、実際にダメージを与える段階まで領域を変更しなかった場合、それが接死を持つかをチェックするのはダメージを与える時点である。その時点で、発生源の領域が変わっている場合、それが接死を持つかどうかは、その領域に最後に存在していた時点で状態でチェックする。

* 接死を持つパーマネントが新たに接死を得た場合、追加の接死には特段の効果は無い。そのパーマネントがクリーチャーにダメージを与える場合、1回の再生効果でそれを救える。

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