(携帯版)2010公式日本語版 FAQ (カード別注釈 は行)
2009年7月15日 TCG全般《旗印》
{5}
アーティファクト
各クリーチャーは、戦場に出ているそれと共通のクリーチャー・タイプを少なくとも1つ持つ他のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。(例えば、戦場にゴブリン・戦士が2体、ゴブリン・シャーマンが1体いる場合、それらはそれぞれ+2/+2の修整を受ける。)
* 複数のクリーチャー・タイプが共通していても、追加のボーナスは与えられない。《旗印》はクリーチャーを数えるのであって、クリーチャー・タイプを数えるのではない。
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《白金の天使》
{7}
アーティファクト・クリーチャー ― 天使
4/4
飛行
あなたはこのゲームに敗北することができず、あなたの対戦相手はこのゲームに勝利することができない。
* あなたが《白金の天使》をコントロールしているかぎり、あなたはあらゆるのゲーム上の効果による敗北を受けることはなく、対戦相手は勝利することはない。ライフが0以下であっても、ライブラリーが空の状態でカードを引かなければいけない場合でも、毒カウンターを10個以上受けている場合でも、《触れられざる者フェイジ》の戦闘ダメージを受けた場合でも、対戦相手が《死闘》をコントロールしていて墓地にクリーチャー・カードが20枚以上ある場合でも、関係はない。単にプレイを続ける。
* ただし、それ以外の条件によりゲームを敗北することはありえる。投了したり、認定トーナメントにおいてDCIの規定に違反してゲームの敗北やマッチの敗北の懲罰を受けたり、Magic Onlineにおいて時間切れになったりした場合において、あなたは敗北する。
* Legendsエキスパンションの《Divine Intervention》等でゲームが引き分けになる場合、それは《白金の天使》の影響を受けない。それはそのまま適用される。
* 双頭巨人戦であなたが《白金の天使》をコントロールしている場合、あなたのチームはゲームに敗北せず、対戦相手のチームはゲームに勝利できない。
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《速さの炸裂》
{R}
ソーサリー
あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで速攻を得る。(それらは、あなたのコントロール下になってすぐに攻撃したり{T}したりできる。)
* 《速さの炸裂》は、それが解決された時点で戦場にあるクリーチャーにのみ影響を与える。そのターンの後の時点であなたのコントロール下になったクリーチャーには影響しない。
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《反逆の行動》
{2}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、ターン終了時までそれのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。(このターン、それは攻撃したり{T}したりできる。)
* 《反逆の行動》はあらゆるクリーチャーを対象にできる。アンタップ状態のものや、あなたがすでにコントロールしているものでもよい。
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《絆魂》
{W}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは絆魂を持つ。(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにそのコントローラーはその点数分のライフを得る。)
* エンチャントされているクリーチャーのコントローラーがライフを得る。《絆魂》のコントローラーではない(それぞれが異なるプレイヤーの場合)。
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《光帯びの聖騎士》
{3}{W}{W}
クリーチャー ― 人間・騎士
4/4
先制攻撃 (このクリーチャーは先制攻撃を持たないクリーチャーよりも先に戦闘ダメージを与える。)
光帯びの聖騎士がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールする黒か赤のパーマネント1つを対象とする。あなたはそれを追放してもよい。
* 土地は(その枠に色を意味する要素があったとしても)無色である。あなたは《光帯びの聖騎士》の能力により沼や土地を対象にできない(何らかの効果によりそれが黒や赤になっていないかぎり)。
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《火の玉》
{X}{R}
ソーサリー
望む数のクリーチャーかプレイヤー(またはその組み合わせ)を対象とする。火の玉はそれらに、X点を均等に割った点数のダメージを与える(端数切捨て)。
火の玉を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき{1}多くなる。
* 例えば、Xが5で対象にクリーチャーを3体選んだ場合、《火の玉》の総コストは{7}{R}になる(ただし、マナ・コストは{5}{R})。それらの対象が《火の玉》の解決時に適正であった場合、それぞれに1点のダメージが与えられる。
* 《火の玉》のダメージは《火の玉》の解決時に分割される。唱えた段階ではない。選択肢はない。分割は、その時点で適正であった対象に対してのみ行われる。
* X体を超えるクリーチャーを対象とすることができる。ただし、《火の玉》の解決時に適正な対象の数がXを超えている場合、それらにはダメージは与えられない。
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《秘本掃き》
{U}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から5枚のカードを自分の墓地に置く。
* 対象となったプレイヤーのライブラリーにカードが5枚未満しか無い場合、そのプレイヤーはライブラリー全体を自分の墓地に置く。
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《双つ術》
{U}{U}
インスタント
インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
* 《双つ術》はあらゆるインスタントやソーサリー呪文を対象にできる(そしてコピーする)。対象を取るものだけではない。それのコントローラーが誰かは問わない。
* 《双つ術》が解決されるとき、それは呪文のコピーを作成する。そのコピーはスタック上に作られる物であり、“唱えられる”ことはない。プレイヤーが呪文を唱えたときに誘発する能力は誘発しない。その後、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を得た後で、そのコピーは通常の呪文と同様に解決される。
* コピーは、あなたが新たな対象を選ばないかぎり、元と同じものを対象としている。あなたはそのうちの望む数の対象を変更できる。全部でもいいし、まったく変えなくてもいい。対象のうち1つでも新たな対象を適正に選べない場合、それは(現在の対象が不正であっても)変更されずに残る。
* 《双つ術》がコピーする元の呪文がモードを持つ(「一つを選ぶ ─」などが書かれている)場合、そのコピーは同じモードである。異なるモードは選べない。
* 《双つ術》がコピーする呪文が、唱えられたときに決定されるXを持っている場合(《地震》など)、そのコピーも同じXを持つ。
* あなたはコピーの追加コストを支払うことを選べない。ただし、元の呪文が追加コストを支払ったことによって効果を得ている場合、それと同じコストが払われているかのようにコピーされる。
* そのコピーが「あなた」に影響を及ぼす場合、それは元の呪文のコントローラーではなく、そのコピーのコントローラーに影響を及ぼす。同様に、そのコピーが「対戦相手」に影響を及ぼす場合、元の呪文のコントローラーの対戦相手ではなく、コピーのコントローラーの対戦相手に影響を及ぼす。
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《踏み荒らし》
{2}{G}{G}{G}
ソーサリー
あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。(あなたがコントロールするクリーチャーが、自身をブロックしているすべてのクリーチャーを破壊するのに十分なダメージを与える場合、あなたはそれの残りのダメージを防御プレイヤーやプレインズウォーカーに与えてもよい。)
* 《踏み荒らし》は、それが解決された時点で戦場にあるクリーチャーにのみ影響を与える。そのターンの後の時点であなたのコントロール下になったクリーチャーには影響しない。
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《不滅》
{3}{W}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(パーマネント)
エンチャントされているパーマネントは破壊されない。(“破壊する”と書かれた効果では、そのパーマネントは破壊されない。破壊されないクリーチャーは、ダメージによって破壊されない。)
* 致死ダメージ、接死を持つ発生源からのダメージ、“破壊”と書かれた効果では、破壊されないパーマネントは墓地には置かれない。しかし、破壊されないパーマネントも様々な方法で墓地に置かれえる。一般的なものとしては、それが生け贄に捧げられた、それが伝説のパーマネントで同名の伝説のパーマネントが戦場に出た、それがプレインズウォーカーで同じサブタイプを持つ他のプレインズウォーカーが戦場に出た、それがクリーチャーでタフネスが0以下になった、それがオーラで何にもつけられていない状態になったり不適正なものにつけられていた等がある。
* 何らかの効果で、《不滅》とそれがエンチャントしている緑のパーマネントが同時に破壊される場合、《不滅》のみが破壊される。
* 《不滅》がエンチャントされているクリーチャーに致死ダメージが与えられた場合、そのクリーチャーは破壊されないが、ダメージはそのクリーチャーに残る。同じターンに《不滅》がそのクリーチャーにエンチャントされなくなった場合、そのクリーチャーは破壊されない状態ではなくなり、破壊される。
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《変幻のハイドラ》
{X}{G}
クリーチャー ― ハイドラ
0/0
変幻のハイドラは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
変幻のハイドラにダメージが与えられる場合、そのダメージを軽減し、その点数に等しい個数の+1/+1カウンターをそれの上から取り除く。
変幻のハイドラから+1/+1カウンターが1個取り除かれるたび、次の終了ステップの開始時に、それの上に+1/+1カウンターを2個置く。
* 《変幻のハイドラ》の上に+1/+1カウンターが充分なかったとしても、これに与えられるダメージはすべて軽減される。《変幻のハイドラ》の上に1つもカウンターが乗っていなかったとしてもである(他の効果によってタフネスが増加していた場合、戦場に残ることができる)。《変幻のハイドラ》に与えられるダメージの量が+1/+1カウンターの数よりも多かった場合、《変幻のハイドラ》の上にあるすべての+1/+1カウンターが取り除かれる。
* 軽減できないダメージが《変幻のハイドラ》に与えられた場合、《変幻のハイドラ》の2つめの能力はダメージを軽減しようとして失敗し(つまり、ダメージは通常の結果をもたらし)、その数の+1/+1カウンターを《変幻のハイドラ》から取り除く。
《変幻のハイドラ》の最後の能力は、いかなる理由であれ《変幻のハイドラ》から+1/+1カウンターが取り除かれるたびに誘発する。2つめの能力によって+1/+1カウンターが取り除かれた場合だけではない。
* 複数の+1/+1カウンターが一度に《変幻のハイドラ》から取り除かれた場合、これの最後の能力はその数だけ誘発する。
* +1/+1カウンターの乗っている《変幻のハイドラ》に-1/-1カウンターが置かれた場合、-1/-1カウンターと+1/+1カウンターが状況起因処理によって取り除かれ、 これによって《変幻のハイドラ》の最後の能力が誘発する。
* 終了ステップの間に+1/+1カウンターが《変幻のハイドラ》から取り除かれた場合、この最後の能力は誘発し、次の終了ステップ(次のターンの最後付近に起こるもの)の開始時に誘発する遅発誘発型能力を生成する。
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《変身》
{3}{U}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。それのコントローラーは、自分のライブラリーの一番上のカードを、クリーチャー・カードが公開されるまで公開し続ける。そのプレイヤーはそのカードを戦場に出し、その後、これにより公開された他のすべてのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。
* 《変身》の対象となったクリーチャーが解決時点で不適切な対象となっていた場合、呪文全体が打ち消される。その結果、何も起こらない。
* 対象となったクリーチャーが破壊されない場合、それは適正な対象である――単に破壊されないだけである。《変身》の他の効果は通常通り実行される。
* そのプレイヤーのライブラリーにクリーチャー・カードが無い場合、そのライブラリーのすべてのカードを公開し、その後、そのライブラリーを切り直す。(対象となったクリーチャーは破壊される。)
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《包囲攻撃の司令官》
{3}{R}{R}
クリーチャー ― ゴブリン
2/2
包囲攻撃の司令官が戦場に出たとき、赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。
{1}{R}, ゴブリンを1体生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。包囲攻撃の司令官はそれに2点のダメージを与える。
* 《包囲攻撃の司令官》の起動型能力を起動するために、あなたがコントロールするあらゆるゴブリンを生け贄に捧げることができる。その誘発型能力により戦場に出たものに限られない。《包囲攻撃の司令官》自身を生け贄に捧げることもできる。
* ブロック・クリーチャー指定ステップ中に攻撃やブロックをしているゴブリンを生け贄に捧げた場合、それは戦闘ダメージを与えない。 戦闘ダメージ・ステップまで待って、そのゴブリンに致死ダメージが与えられた場合、それは生け贄に捧げる機会を得る前に破壊される。一般注釈の「新ルール:戦闘」を参照。
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《ボガーダンのヘルカイト》
{6}{R}{R}
クリーチャー ― ドラゴン
5/5
瞬速 (あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
飛行
ボガーダンのヘルカイトが戦場に出たとき、望む数のクリーチャーかプレイヤー(またはその組み合わせ)を対象とする。ボガーダンのヘルカイトは、それらに5点のダメージを好きなように割り振って与える。
* 戦場に出たときの能力により選ばれる対象の数は1から5でなければならない。ダメージの割り振りは、能力をスタックに置くときに宣言する。解決時ではない。それぞれの対象には、最低1点のダメージを割り振らなければいけない。
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《墓場からの復活》
{4}{B}
ソーサリー
いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。そのクリーチャーは、他の色やタイプに加えて黒のゾンビでもある。
* 《墓場からの復活》は、すでにある色やタイプを上書きするものではない。そうではなく、他の色やサブタイプを追加するだけである。
* 対象となったクリーチャーが通常無色である場合、それは単に黒になる。黒であり無色である状態になるわけではない。
* 《墓場からの復活》が適用されているクリーチャーに、その後に色を変更する効果が適用された場合、それは上書きされる。そのクリーチャーは単に新しい色になる。これは、そのクリーチャーのタイプやサブタイプを変更する効果でも同様である。
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《墓地を刈り取るもの》
{1}{B}{B}
クリーチャー ― ゾンビ
2/2
あなたがコントロールする他のゾンビ・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
{2}{B}, {T}:いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
* 《墓地を刈り取るもの》は、あなたがコントロールする他のすべてのゾンビ・クリーチャーに+1/+1の修整を与える。能力によるトークンに限らない。
* 墓地のクリーチャー・カードは、起動型能力の効果の一部として追放される。コストではない。そのカードが能力の解決時点で墓地を離れていた場合、この能力は打ち消され、ゾンビ・トークンは得られない。
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《炎のブレス》
{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
{R}:エンチャントされているクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
* この能力は、《炎のブレス》のコントローラーが起動できる。エンチャントされているクリーチャーのコントローラではない(それぞれが異なるプレイヤーの場合)。
* この能力は、能力の解決時に《炎のブレス》がエンチャントされているクリーチャーに対して適用される。このボーナスは、《炎のブレス》がそのクリーチャーをエンチャントしていなくなってもそのまま残る。
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