(携帯版)2010公式日本語版 FAQ (カード別注釈 さ行)
2009年7月15日 TCG全般《ザスリッドの悪魔》
{3}{B}{B}{B}
クリーチャー ― デーモン
7/7
飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、ザスリッドの悪魔以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げ、その後、各対戦相手はその生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のライフを失う。あなたがクリーチャーを生け贄に捧げられない場合、ザスリッドの悪魔をタップし、あなたは7点のライフを失う。
* 能力の解決時、他のクリーチャーをコントロールしているなら、そのうち1体を生け贄に捧げなければいけない。ライフを失うのは、生け贄に捧げるクリーチャーがいない場合のみである。
* 《ザスリッドの悪魔》が2体いる場合、両方の能力があなたのアップキープの開始時に誘発する。1体目の《ザスリッドの悪魔》の能力の解決時に、その条件を満たすために2体目の《ザスリッドの悪魔》を生け贄に捧げることが可能である(「ザスリッドの悪魔以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。」とは、実際は「このクリーチャー以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。」という意味である)。二つ目の《ザスリッドの悪魔》の能力の解決時には、さらに1体のクリーチャーを生け贄に捧げなければいけない。それができない場合(1体目の《ザスリッドの悪魔》が何らかの理由で戦場を離れていて、あなたが他にクリーチャーをコントロールしていない等)、その時点で2体目の《ザスリッドの悪魔》が戦場に残っているかいないかにかかわらず、あなたは7点のライフを失う。
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《思案》
{U}
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを見る。その後、それらを望む順番で戻す。あなたはあなたのライブラリーを切り直してもよい。
カードを1枚引く。
* 自分のライブラリーを切り直すことを選んだ場合、そのライブラリーには見て一番上に戻した3枚のカードも含まれる。
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《ジェイス・ベレレン》
{1}{U}{U}
プレインズウォーカー ― ジェイス
3
[+2]:各プレイヤーはそれぞれカードを1枚引く。
[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
[-10]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から20枚のカードを自分の墓地に置く。
* 対象となったプレイヤーのライブラリーにカードが20枚未満しか無い場合、そのプレイヤーはライブラリー全体を自分の墓地に置く。
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《執拗なネズミ》
{1}{B}{B}
クリーチャー ― ネズミ
2/2
執拗なネズミは、戦場にある他の「執拗なネズミ」という名前のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。
デッキには「執拗なネズミ」という名前のカードを何枚でも入れることができる。
* 《執拗なネズミ》の最後の能力は、構築デッキにおける同一カードは4枚までという通常の制限を上書きする。
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《ジャッカルの使い魔》
{R}
クリーチャー ― 猟犬
2/2
ジャッカルの使い魔は単独では攻撃したりブロックしたりできない。
* 「単独では攻撃できない」とは、《ジャッカルの使い魔》は、攻撃クリーチャー指定ステップで、他に少なくとも1体のクリーチャーによる攻撃(あなたによるものでも、双頭巨人戦ならチームメイトによるものでもよい)が共にその時点で宣言されていないかぎり、攻撃クリーチャーとして宣言できないことを意味する。
* 「単独ではブロックできない」も同様である。他のブロック・クリーチャーは、《ジャッカルの使い魔》と同一のクリーチャーをブロックしなければいけないわけではない点に注意。
* 《ジャッカルの使い魔》が攻撃クリーチャーやブロック・クリーチャーとして適正に宣言されたら、その後は何体のクリーチャーが攻撃やブロックをしていても関係がない。例えば、《ジャッカルの使い魔》と《峡谷のミノタウルス》の両方で攻撃し、その後に《峡谷のミノタウルス》が戦場を離れた場合、《ジャッカルの使い魔》は現状は単独で攻撃しているが、そのまま攻撃を続ける。
* 他のクリーチャーが攻撃していない状況で、何らかの効果により、《ジャッカルの使い魔》を攻撃している状態で戦場に出すことは可能である。この場合、それは攻撃クリーチャーとして宣言されていないからである。同様に、他のクリーチャーがブロックしていない状況で、何らかの効果により、《ジャッカルの使い魔》をブロックしている状態で戦場に出すことは可能である。
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《ジャンプ》
{U}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。
* 回避能力として機能させるためには、攻撃クリーチャーはブロック・クリーチャー指定ステップの段階で、すでに飛行を持っている必要がある。クリーチャーがブロックされたら、その後に飛行を与えてもブロックされなかったことにはならない。
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《集団意識》
{5}{U}
エンチャント
いずれかのプレイヤーがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、他の各プレイヤーはその呪文をコピーする。その各プレイヤーは、自分のコピーの新しい対象を選んでもよい。
* 《集団意識》の効果は強制である。他のプレイヤーは必ずその呪文をコピーしなければならない。
* 《集団意識》はすべてのインスタントやソーサリー呪文をコピーする。対象を取るものだけではない。
* プレイヤーがインスタントやソーサリー呪文を唱えたら、《集団意識》の能力は誘発し、スタック上でその呪文の上に置かれる。《集団意識》の能力が先に解決され、 その呪文のコピーがゲームに参加している人数マイナス1個だけ作られる。まず現在のターンのプレイヤー(そのプレイヤーが元の呪文を唱えたなら、その左のプレイヤー)がそのコピーをスタックに積み、望むなら新しい対象を選ぶ。その後、他のプレイヤーがターン順に同じことを繰り返す。スタックに最後に置かれたコピーから先に解決を行う。(一番最後に処理されるのが、元の呪文である点に注意。)
* 《集団意識》の能力が作るコピーはスタック上に作られるので、“唱えられる”ことはない。(《集団意識》自身の能力のように)プレイヤーが呪文を唱えたときに誘発する能力は誘発しない。
* 各コピーは、それのコントローラーが新たな対象を選ばないかぎり、元と同じものを対象としている。そのプレイヤーは、そのうちの望む数の対象を変更できる。全部でもいいし、まったく変えなくてもいい。対象のうち新たなものが適正に選べない場合、それは(現在の対象が不正であっても)変更されずに残る。
* コピー元の呪文がモードを持つ(「一つを選ぶ ─」などが書かれている)場合、そのコピーは同じモードである。異なるモードを選ぶことはできない。
* コピーされた呪文が、唱えられたときに決定されるXを持っている場合(《地震》など)、そのコピーも同じXを持つ。
* コピーのコントローラーはコピーの追加コストを支払うことを選べない。ただし、元の呪文が追加コストを支払ったことによって効果を得ている場合、それと同じコストが払われているかのようにコピーされる。
* コピーが「あなた」に影響を及ぼす場合、それは元の呪文のコントローラーではなく、そのコピーのコントローラーに影響を及ぼす。同様に、コピーが「対戦相手」に影響を及ぼす場合、元の呪文のコントローラーの対戦相手ではなく、コピーのコントローラーの対戦相手に影響を及ぼす。
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《守護熾天使》
{2}{W}{W}
クリーチャー ― 天使
3/4
飛行
いずれかの対戦相手がコントロールするいずれかの発生源があなたにダメージを与える場合、そのダメージを1点軽減する。
* この能力は、いずれかの対戦相手がコントロールする書く発生源があなたにダメージを与える毎に、そのうちの1点を軽減する。それはあらゆるダメージを1点軽減する。戦闘ダメージに限らない。
* 呪文やパー名面とはコントローラーを持つが、スタック上にも戦場にもないカードはコントローラーを持たない。コントローラーを持たない発生源(サイクリングされた《ジャンドの滞留者》等)があなたにダメージを与える場合、その発生源のオーナーがいずれかの対戦相手である場合、そのうち1点が軽減される。
* 複数の《守護熾天使》が出ている場合、効果は累積する。
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《真髄の針》
{1}
アーティファクト
真髄の針が戦場に出るに際し、カード名を1つ指定する。
選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力は、それがマナ能力でないかぎり起動できない。
* 《真髄の針》は、どの領域にあるカードに対しても適用される。これには、戦場のカードはもちろん、手札のカード、墓地のカード、追放されているカードを含む。《真髄の針》はさらに、戦場のトークンや、スタック上の呪文のコピーにも適用される。
* 本来であれば起動型能力を持たないカードを指名することもできる。トークンは、なんらかのカードと同じ名前を持つものでないかぎり、指定することができない。
* マナ能力と他の起動型能力の両方を持つカードを指定した場合、マナ能力の方は起動できるが、他の能力は起動できない。
* 指定されたカードの常在型能力や誘発型能力は通常通り機能する。
* 《真髄の針》が戦場を離れたら、選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力は再び起動できるようになる。
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《神聖なる評決》
{3}{W}
インスタント
攻撃かブロックしているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
* “攻撃しているクリーチャー”とは、戦闘において攻撃クリーチャーとして宣言されたクリーチャーか、戦闘中に攻撃している状態で戦場に出たクリーチャーである。そのクリーチャーが戦闘を離れないかぎり、それは戦闘終了ステップまで攻撃しているクリーチャーのままである。それが攻撃しているプレイヤーがゲームを離れたり、それが攻撃しているプレインズウォーカーが戦闘から離れたとしてもそのままである。
* “ブロックしているクリーチャー”とは、戦闘においてブロック・クリーチャーとして宣言されたクリーチャーか、戦闘中にブロックしている状態で戦場に出たクリーチャーである。そのクリーチャーが戦闘を離れないかぎり、それは戦闘終了ステップまでブロックしているクリーチャーのままである。それがブロックしているクリーチャーが戦場を離れたり、何らかの理由で戦闘から取り除かれたとしてもそのままである。
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《睡眠》
{2}{U}{U}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーがコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。それらのクリーチャーは、そのプレイヤーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
* 《睡眠》の2つ目の効果は、《睡眠》の解決時にそのプレイヤーがコントロールしていたすべてのクリーチャーに適用される。それが実際にタップしたものに限られない。
* 《霜の壁》とは異なり、《睡眠》はプレイヤーとそのクリーチャーの両方を追跡する。《睡眠》の解決時に対象となったプレイヤーがコントロールしていたクリーチャーのうちの1体のコントローラーが変わった場合、そのクリーチャーは、新たなコントローラーの次のアンタップ・ステップに、通常通りアンタップする。
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《スフィンクスの大使》
{5}{U}{U}
クリーチャー ― スフィンクス
5/5
飛行
スフィンクスの大使がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーのライブラリーからカードを1枚探し、その後そのプレイヤーはカード名を1つ指定する。あなたが指定されたカード名でないクリーチャー・カードを探していた場合、あなたはそれを、あなたのコントロール下で戦場に出してもよい。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
* あなたはあらゆるカードを探せる。クリーチャー・カードに限られない。もちろん、クリーチャーでないカードを選んだ場合、相手がどのカード名を指定したとしても、それを戦場に出すことはできない。
* 探すカードを決めたら、それがどのカードであるかを明確に示さなければいけない(そのプレイヤーにカードの表を見せないのがより望ましい!)。その後、そのプレイヤーはカード名を指定する。
* カード名が指定されたら、選んだカードが指定されたカードであるかをチェックする。それがクリーチャー・カードである場合、それを戦場に出してもよい。そのカードを戦場に出したくない場合や、そのカードがクリーチャー・カードでない場合や、それが指定されたカード名を持っていない場合は、そのカードは公開されないままそのプレイヤーのライブラリーに残る。その後、そのプレイヤーはそのカードを含めて自分のライブラリーを切り直す。
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