(携帯版)2010公式日本語版 FAQ (カード別注釈 か行)
2009年7月15日 TCG全般《覚醒のドルイド》
{2}{G}
クリーチャー ― 人間・ドルイド
1/1
覚醒のドルイドが戦場に出たとき、森1つを対象とする。それは、覚醒のドルイドが戦場に出てい続けるかぎり、緑の4/5のツリーフォーク・クリーチャーになる。それは土地でもある。
* 《覚醒のドルイド》の能力は、森のタイプを持つ土地に適用される。カード名が森である土地に限られない。
* 《覚醒のドルイド》の誘発型能力は強制である。それが戦場に出たとき、(存在するなら)森を1つ対象にしなければいけない。それが自分がコントロールしていないものであってもである。
* 《覚醒のドルイド》が戦場に出たときの能力の解決前に戦場を離れた場合、能力の解決時に、対象となった森には何も起こらない。それはクリーチャーにはならない。
* 対象となった森がこのターンに戦場に出たものである場合、それはツリーフォークになった時点で“召還酔い”に影響される。それで攻撃することはできず、{T}をコストに含むそれの能力も起動できない(マナ能力を含む)。
* 《覚醒のドルイド》とそれによるツリーフォークに同時に致死ダメージが与えられた場合、両方が破壊される。しかし、そのツリーフォークよりも先に《覚醒のドルイド》が戦場を離れた場合、そのツリーフォークはただちにただの土地に戻り、ダメージでは破壊されない。
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《隠れ潜む捕食者》
{4}{G}{G}
エンチャント
いずれかの対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。それがクリーチャー・カードである場合、それを戦場に出す。そうでない場合、そのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。
* いずれかの対戦相手が呪文を唱えたら、《隠れ潜む捕食者》の能力は誘発し、スタック上でその呪文の上に置かれる。この能力は、その呪文の前に解決される(公開されたクリーチャー・カードが戦場に出る)。
* 公開されたカードがクリーチャー・カードなら、それを戦場に出さなければいけない。それがクリーチャー・カードでなく、それをライブラリーの一番下に置かないなら、それは公開された状態ではなくなり、単にライブラリーの一番上に残る。
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《カビのマムシ》
{G}
クリーチャー ― ファンガス・蛇
1/1
いずれかの対戦相手が青か黒の呪文を1つ唱えるたび、あなたはカビのマムシの上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。
* いずれかの対戦相手が青か黒の呪文を唱えたら、《カビのマムシ》の能力は誘発し、スタック上でその呪文の上に置かれる。《カビのマムシ》の能力は呪文の解決前に解決されることになる。
* 対戦相手が青であり黒である呪文を唱えた場合、《カビのマムシ》は1回だけ誘発する。
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《絡め取る蔦》
{3}{G}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(タップ状態のクリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
* 《絡め取る蔦》は、タップ状態のクリーチャーにのみエンチャントできる。エンチャントされているクリーチャーがいずれかの時点でアンタップ状態になった場合、《絡め取る蔦》は状況起因処理でオーナーの墓地に置かれる。
* 《絡め取る蔦》を呪文として唱える場合、それはタップ状態のクリーチャーのみを対象にできる。《絡め取る蔦》の解決時にそのクリーチャーがアンタップ状態になっていた場合、その呪文は打ち消され、スタックからオーナーの墓地に置かれる。
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《消えないこだま》
{3}{B}{B}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの墓地にある基本土地カード以外のすべてのカードを追放する。これにより追放された各カードにつき、そのプレイヤーのライブラリーから、そのカードと同じ名前を持つカードをすべて探して追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
* そのプレイヤーのライブラリーを探す場合、望むなら、追放したカードと同名のカードを見つからなかったことにできる。それらのうち望む枚数を、そのプレイヤーのライブラリーに残してよい。
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《危害のあり方》
{W}
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、あなたが選んだ発生源1つが、次にあなたかあなたがコントロールするいずれかのパーマネントに与える2点のダメージは、代わりにそれに与えられる。
* 《危害のあり方》を唱えるに際し、そのダメージを向け直して与えるクリーチャーやプレイヤーを対象とする。《危害のあり方》の解決時に、ダメージの発生源を1つ選ぶ。そのダメージを元々受けるものを選ぶことはない。《危害のあり方》は、選ばれた発生源が何かにダメージを与える際に、それがあなたかあなたがコントロールするパーマネントであるかぎり適用される。
* 《危害のあり方》はあなたがコントロールするプレインズウォーカーに与えられるダメージに(あなたやあなたがコントロールするクリーチャーに与えられるダメージ同様に)適用することができる。
* 選ばれた発生源があなたやあなたがコントロールするパーマネントに1点のダメージを与える場合、《危害のあり方》の効果はそのダメージに適用され、さらに、このターン、その発生源から与えられるもう1点分のダメージに対する“盾”を保持し続ける。
* 選ばれた発生源からダメージが与えられる際、同時にあなたがコントロールする複数のパーマネント(《紅蓮地獄》等)や、あなたとあなたがコントロールするパーマネントのうち少なくとも1つ(《地震》等)にダメージが与えられる場合、《危害のあり方》はそのダメージのうち2点分だけを向けなおす。ダメージを受けるそれぞれの次の2点のダメージを向け直すわけではない。どの2ダメージを向けなおすかはあなたが選ぶ。望むなら、2つの異なるダメージを受けるものから1点ずつのダメージを向けなおすことを選んでもよい。
* 《危害のあり方》の解決後は、対象のクリーチャーやプレイヤーが適正であるかはチェックしない。ただし、選ばれた発生源から実際にダメージを与えられる段階で、そのクリーチャーやプレイヤーにダメージが与えられない場合(そのクリーチャーが戦場を離れていたり、すでにクリーチャーでなくなっていたり、あるいはそのプレイヤーがゲームに残っていなかった場合)、そのダメージは向けなおせない。それは元々ダメージを受けるはずだったものが受ける。
* 《危害のあり方》は、すでに与えられているダメージに対しては効果がない。一般注釈の「新ルール:戦闘」を参照。
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《気まぐれイフリート》
{4}{R}{R}
クリーチャー ― イフリート
6/4
あなたのアップキープの開始時に、あなたがコントロールする土地でないパーマネント1つを対象とし、あなたがコントロールしていない土地でないパーマネントを最大2つまで対象とする。それらのうち無作為に選んだ1つを破壊する。
* 《気まぐれイフリート》の能力の誘発時にあなたがコントロールしている土地でないパーマネントがそれだけの場合、それを対象にしなければいけない。
* この能力で、あなたがコントロールしていないパーマネントを0~2個まで対象にできる。
* この能力をスタックに置く際に、あなたは1~3個のパーマネントを対象にする。どれが無作為に選ばれて破壊されるかは、能力の解決まで決定されない。いずれか1つの対象が解決時に不適正である場合、残ったものから無作為に1つを選ぶ。
* 対象のうち1つが破壊されない場合、無作為に選んだ結果がそれでも問題はない。単に破壊されないだけである。
* 能力の解決時、どれか1つが無作為に選ばれてから、それが実際に破壊されるまでに対応して何かするタイミングはない。パーマネントのどれかに再生の盾を張りたい、あるいは生け贄に捧げたいのであれば、それは能力の解決前に(つまり、どれが無作為に選ばれるか分からない段階で)行わなければいけない。
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《吸血鬼の貴族》
{2}{B}
クリーチャー ― 吸血鬼・ならず者
2/2
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:吸血鬼の貴族は、ターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
* 《吸血鬼の貴族》の能力で自分自身を生け贄に捧げることもできるが、結局それによりボーナスを得ることはない。
* ブロック・クリーチャー指定ステップ中に攻撃やブロックをしているクリーチャーを生け贄に捧げた場合、それは戦闘ダメージを与えない。 戦闘ダメージ・ステップまで待って、そのクリーチャーに致死ダメージが与えられた場合、それは生け贄に捧げる機会を得る前に破壊される。一般注釈の「新ルール:戦闘」を参照。
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《吸血鬼の夜侯》
{1}{B}{B}{B}
クリーチャー ― 吸血鬼
3/3
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。
あなたのライブラリーの一番上のカードが黒であるかぎり、吸血鬼の夜侯とあなたがコントロールする他の吸血鬼・クリーチャーは+2/+1の修整を受けるとともに飛行を持つ。
* なんらかの効果であなたが複数枚のカードをひく場合、それぞれのカードを引く前に公開する。
* ライブラリーの一番上のカードが、呪文を唱えたり能力を起動したりする手順中に変わる場合、新たな一番上のカードは、呪文を唱えたり能力を起動したりする手順(全ての対象を選び、コストを支払い、等)が終わるまで公開されない。
* 回避能力として機能させるためには、攻撃クリーチャーはブロック・クリーチャー指定ステップの段階で、すでに飛行を持っている必要がある。クリーチャーがブロックされたら、その後に飛行を与えてもブロックされなかったことにはならない。
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《霜の壁》
{1}{U}{U}
クリーチャー ― 壁
0/7
防衛(このクリーチャーは攻撃に参加できない。)
霜の壁がいずれかのクリーチャーをブロックするたび、そのブロックされたクリーチャーはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
* 《睡眠》と異なり、《霜の壁》の誘発型能力はクリーチャーのみを追跡し、そのコントローラーを追跡しない。そのクリーチャーのコントローラーの次のアンタップ・ステップが来る前にそれのコントローラーが変わった場合、それは新しいコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
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《口を開く地割れ》
{4}{R}
ソーサリー
各対戦相手はそれぞれ土地を1つ生け贄に捧げる。
* まず、現在ターンを進行している対戦相手――あるいは、もっとありえる状況として、現在のターンプレイヤーの次に最も早く自分のターンを迎える対戦相手――は、どの土地を生け贄に捧げるかを選んで宣言し、他の対戦相手もターン進行順で同様の行動を行い、その後に選ばれた土地をすべて同時に生け贄に捧げる。
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《蔵の開放》
{4}{W}{W}
ソーサリー
すべての墓地にあるすべてのアーティファクト・カードとエンチャント・カードを、オーナーのコントロール下で戦場に戻す。(エンチャントするもののないオーラは墓地に残る。)
* 複数のプレイヤーの墓地にオーラがある場合、現在のターンを行っているプレイヤーが自分のオーラが何にエンチャントするかを宣言し、その後他の各プレイヤーがターンの進行順に同様に行い、その後にすべてのアーティファクトとエンチャント(オーラもオーラでないものも)を同時に戦場に置く。
* これにより戦場に置かれるオーラは、《蔵の開放》により同時に置かれるアーティファクトやエンチャントにエンチャントできない。
* 《蔵の開放》によりオーラが戦場にオーラを戻すことが可能である場合、戻さなければいけない。そのオーナーがそれを望まないとしてもである。
* 《蔵の開放》の解決中に誘発した能力は、《蔵の開放》の解決が終わるのを待ってからスタックに置かれる。現在が自分のターンであるプレイヤーがまず自分の誘発型能力を望む順番でスタックに置き、その後他のプレイヤーがターン順に同様のことを行う。(スタックに最後に置かれた能力から先に解決を行う。)
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《クローン》
{3}{U}
クリーチャー ― 多相の戦士
0/0
あなたはクローンを、戦場に出ているいずれかのクリーチャーのコピーとして戦場に出してもよい。
* 《クローン》は元のクリーチャーがタップ状態であるかどうかをコピーしない。同様に、それは元のクリーチャーにカウンターが乗っているかや、そのクリーチャーにつけられているオーラ、そのクリーチャーに現在与えられている効果などをコピーしない――あくまで元のカードに印刷されている物をコピーし、それ以外はコピーしない(ただし、そのカードが何かをコピーしている場合を除く。後述)。したがって、例えば《覚醒のドルイド》によりクリーチャーになっている《森》をコピーすると、通常の、クリーチャーになっていない《森》として戦場に出ることになる。
* 選ばれたクリーチャーのマナ・コストに{X}がある場合(《変幻のハイドラ》等)、Xは0として扱う。
* 選ばれたクリーチャーが他の何かをコピーしている場合(例えば、選ばれたクリーチャーが他の《クローン》である等)、新たな《クローン》は選ばれたクリーチャーがコピーしているものとして戦場に出る。
* 選ばれたクリーチャーがトークンである場合、《クローン》はそのトークンを戦場に出した効果が規定する元の特性をコピーする。この場合の《クローン》はトークンではない。
* コピーされたクリーチャーが持っている戦場に出たときの能力は、《クローン》が戦場に出たときに誘発する。選ばれたクリーチャーの「[このクリーチャー]が戦場に出るに際し」や「[このクリーチャー]は[指定された状態]で戦場に出る」能力は、そのまま機能する。
* 何もコピーしないことを選んでもかまわない。その場合、《クローン》は0/0のクリーチャーとして戦場に出るので、通常であればただちに墓地に置かれる。
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《警備隊長》
{4}{W}{W}
クリーチャー ― 人間・兵士
3/3
警戒 (このクリーチャーは攻撃に参加してもタップしない。)
あなたがコントロールする他の兵士・クリーチャーは、+1/+1の修整を受けるとともに警戒を持つ。
警備隊長が戦場に出たとき、白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。
* 《警備隊長》は、あなたがコントロールする他のすべての兵士・クリーチャーに+1/+1の修整と警戒を与える。戦場に出たときの能力によるトークンに限らない。
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《幻影の召使い》
{1}{U}{U}
クリーチャー ― イリュージョン
3/4
飛行
幻影の召使いが呪文や能力の対象になったとき、それを生け贄に捧げる。
* 《幻影の召使い》が呪文や能力の対象になった場合、《幻影の召使い》の能力が誘発し、スタック上でその呪文や能力の上に置かれる。《幻影の召使い》の能力(《幻影の召使い》を生け贄に捧げる)は先に解決される。その呪文や能力が他の対象を持っていないかぎり、それは適切な対象をまったく持たなくなるので、解決時に打ち消される。
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《業火の精霊》
{4}{R}{R}
クリーチャー ― エレメンタル
4/4
業火の精霊がいずれかのクリーチャーをブロックするかいずれかのクリーチャーにブロックされた状態になるたび、業火の精霊はそのクリーチャーに3点のダメージを与える。
* 《業火の精霊》の能力は、それがブロックしたりそれをブロックした各クリーチャー毎に誘発する。
* 《業火の精霊》の能力は、ブロック・クリーチャー指定ステップ中、先制攻撃のダメージが割り振られるよりも前に解決される。これにより他のクリーチャーに与えられたダメージが致死ダメージだった場合、そのクリーチャーは戦闘ダメージを与えることができるよりも前に破壊される。
* 《業火の精霊》の能力の結果により与えられる3点のダメージは戦闘ダメージではない。 《業火の精霊》はさらに、(それがブロックした/それをブロックされたすべてのクリーチャーが、戦闘ダメージ・ステップの開始時に戦場を離れていないかぎり)通常通りの戦闘ダメージを与える。
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《高潔のあかし》
{W}
インスタント
ブロックしているクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+7/+7の修整を受ける。
* “ブロックしているクリーチャー”とは、戦闘においてブロック・クリーチャーとして宣言されたクリーチャーか、戦闘中にブロックしている状態で戦場に出たクリーチャーである。そのクリーチャーが戦闘を離れないかぎり、それは戦闘終了ステップまでブロックしているクリーチャーのままである。それがブロックしているクリーチャーが戦場を離れたり、何らかの理由で戦闘から取り除かれたとしてもそのままである。
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《氷の牢獄》
{1}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは攻撃したりブロックしたりできず、また、それの起動型能力は起動できない。
エンチャントされているクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、氷の牢獄を破壊する。
* エンチャントされているクリーチャーが呪文や能力の対象になった場合、《氷の牢獄》の能力が誘発し、スタック上でその呪文や能力の上に置かれる。《氷の牢獄》の能力(《氷の牢獄》を破壊する)は先に解決される。
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《ゴブリン弩弓隊》
{1}{R}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・戦士
1/3
{T}:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゴブリン弩弓隊はそれに2点のダメージを与え、あなたに3点のダメージを与える。
* 《ゴブリン弩弓隊》の能力の対象となったクリーチャーやプレイヤーが解決時点で不適切な対象となっていた場合、能力全体が打ち消される。それは何にもダメージを与えない。
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