(携帯用)エルドラージ覚醒FAQ さ行
2010年4月15日 TCG全般《最後の口づけ》
{2}{B}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。最後の口づけはそれに2点のダメージを与え、あなたは2点のライフを得る。
* ダメージが軽減されてもあなたは2点のライフを得る。
* 《最後の口づけ》の対象となったクリーチャーが解決時点で不適切な対象となっていた場合、呪文が打ち消される。あなたはライフを得ない。
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《先読み》
{1}{U}
ソーサリー
カードを2枚引き、その後あなたの手札にあるカードを1枚あなたのライブラリーに加えて切り直す。
* あなたが自分のライブラリーに加えて切り直すカードは、手札のどのカードでもよい。この呪文により引いたカードに限らない。
* (《朝の歌のマラレン》の置換効果等により)カード引かなかった場合でも、あなたは手札のカードを1枚ライブラリーに加えて切り直さなければならない。手札が空の場合、切り直しは行わない。
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《刺し込む光》
{1}{W}
インスタント
攻撃かブロックしているパワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
* 対象となったクリーチャーのパワーは、それを対象にするときと《刺し込む光》の解決時の両方でチェックされる。
* “攻撃しているクリーチャー”とは、戦闘において攻撃クリーチャーとして宣言されたクリーチャーか、戦闘中に攻撃している状態で戦場に出たクリーチャーである。そのクリーチャーが戦闘を離れないかぎり、それは戦闘終了ステップまで攻撃しているクリーチャーのままである。
* “ブロックしているクリーチャー”とは、戦闘においてブロック・クリーチャーとして宣言されたクリーチャーか、戦闘中にブロックしている状態で戦場に出たクリーチャーである。そのクリーチャーが戦闘を離れないかぎり、それは戦闘終了ステップまでブロックしているクリーチャーのままである。それがブロックしているクリーチャーが戦場を離れたり、何らかの理由で戦闘から取り除かれたとしてもそのままである。
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《サラカーの呪文刃》
{1}{U}{U}
クリーチャー ― サラカー
2/1
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、あなたはサラカーの呪文刃の上に蓄積カウンターを1個置いてもよい。
サラカーの呪文刃がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードをX枚引いてもよい。Xはその上の蓄積カウンターの数に等しい。
* あなたがインスタントやソーサリーの呪文を唱えた場合、《サラカーの呪文刃》の1つ目の誘発型能力は誘発し、スタックで上に置かれる。その能力は呪文の解決前に解決されることになる。
* 《サラカーの呪文刃》の2つ目の能力の解決時に、あなたはその上に置かれている蓄積カウンターの数に等しい枚数のカードを引くか、まったく引かないかのいずれかを選ぶ。
* 《サラカーの呪文刃》の2つ目の能力の誘発後、それの解決前に《サラカーの呪文刃》が戦場を離れた場合、それが最後に戦場に存在していた状態がチェックされ、そこにいくつの蓄積カウンターが置かれていたかが数えられる。
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《思考喰らい》
{2}{B}{B}
クリーチャー ― ホラー
2/2
トランプル
思考喰らいが戦場に出たとき、あなたの手札にあるカード1枚につき、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。そうした場合、あなたの手札を捨てる。
思考喰らいが戦場を離れたとき、それの上に置かれている+1/+1カウンター1個につきカードを1枚引く。
* 《思考喰らい》の1つ目の能力が解決される際に、あなたの手札にあるカード1枚につきその上に+1/+1カウンターを1個置くのは強制である。この効果に「そうした場合」と書かれているのは、それが不可能である場合がありえるからである。能力の解決時に《思考喰らい》が戦場を離れていた場合、あなたは+1/+1カウンターをおくことができず、したがって手札を捨てない。
* 《思考喰らい》の2つ目の能力が解決されるとき、それが戦場に最後に存在していた状態がチェックされ、その上に置かれていた+1/+1カウンターが数えられる。これはすべての+1/+1カウンターを数える。戦場に出たときの能力によるものに限らない。
* ある能力の解決が始まったら、対応するには遅すぎる。例えば、あなたは手札にあるカードの枚数を数えて+1/+1カウンターの数を決定した後で、さらに対応してそれを唱えることはできない。カードが数えられたら、それは捨てられる。
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《思考の消滅》
{2}{B}
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは手札を公開する。あなたはその中からカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、そのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。
* 対象となったプレイヤーの手札が空の場合、あなたはそのプレイヤーのカードを選べず、そのカードを加えてライブラリーを切り直すことができない。切り直しは行われない。
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《地獄彫りの悪魔》
{3}{B}{B}{B}
クリーチャー ― デーモン
6/6
飛行
地獄彫りの悪魔がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールする他の全てのパーマネントを生け贄に捧げ、あなたの手札を捨てる。あなたのライブラリーの一番上から6枚のカードを追放する。あなたはこれにより追放された土地でないカードを、望む枚数それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
* 誘発型能力は強制である。あなたがコントロールするパーマネントは、土地も含め、すべて生け贄に捧げられる。
* あなたのライブラリーから追放されたカードは表向きになる。
* 追放領域から土地でないカードを唱えることは、《地獄彫りの悪魔》の解決の一部として行われる。あなたはそれを唱える順番を選んでよい。カードタイプによるタイミング制限(クリーチャーやソーサリー等)は無視される。それ以外の制限(「[カード名]は戦闘ダメージ・ステップより前にのみ唱えられる。」等)はそのままである。あなたはすべてのカードを望むように唱え、スタックにおき、その後に《地獄彫りの悪魔》の能力の解決が終了する。これにより唱えられた呪文は、その後に通常通り一つずつ、スタックに置かれた順番と逆順で解決される。
* カードを「それのマナ・コストを支払うことなく唱える」場合、それの代替コストはプレイできない。一方で、そのカードが選択できる追加コストを持っている場合(キッカーや多重キッカー等)、あなたはそのカードを唱える際にそれを支払うことができる。そのカードが強制の追加コストを持つ場合(《重大な落下》等)、その呪文を唱える際にそれを支払わなければいけない。
* 唱えることのできないカード(土地である、適正な対象が無い等)や、唱えることを選ばなかったカードは、単に追放されたままになる。
* あなたが《地獄彫りの悪魔》を2体コントロールしていて、それが同時にプレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、それぞれの《地獄彫りの悪魔》の能力が誘発する。1体目の能力の解決時に、あなたはその《地獄彫りの悪魔》以外のすべてのパーマネントを生け贄に捧げる(もう一方の《地獄彫りの悪魔》も生け贄に捧げることになる)。その後、あなたは自分のライブラリーの一番上から6枚のカードを追放し、土地でないカードを唱えることができる。これらの呪文の解決後、もう一方の《地獄彫りの悪魔》の能力が解決される。あなたは現在コントロールするすべてのパーマネントを生け贄に捧げ(最初の《地獄彫りの悪魔》やあなたが唱えたばかりの呪文によるパーマネントを含む)、自分のライブラリーの一番上からさらに6枚のカードを追放し、土地でないカードを望む枚数唱えることができる。
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《失脚》
{W}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上から2枚目に置く。それのコントローラーは3点のライフを得る。
* 対象となったクリーチャーのオーナーのライブラリーにカードが1枚以上ある場合、そのクリーチャーはライブラリーの一番上のカードのすぐ下に置かれる。
* 対象となったクリーチャーのオーナーのライブラリーにカードが無い場合、そのクリーチャーをライブラリーの唯一のカードとして置かれる。
対象となったクリーチャーがトークンである場合、それはオーナーのライブラリーに置かれた後に消滅する。
* ライフを得るのはクリーチャーのコントローラーであってオーナーではない点に注意。
* 《失脚》の対象となったクリーチャーが解決時点で不適切な対象となっていた場合、呪文が打ち消される。誰もライフを得ない。
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《霜風の発動者》
{4}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ウィザード
3/3
飛行
{8}:あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで飛行を得る。
* 起動型能力の解決時にあなたがコントロールしているクリーチャーのみが影響を受ける。
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《重大な落下》
{2}{G}{G}
インスタント
重大な落下をプレイするための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたはその生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを引き、その後それのタフネスに等しい点数のライフを得る。
* 生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーやタフネスを決定する場合、最後に戦場に存在していた際の情報をチェックする。
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《重力の井戸》
{1}{G}{G}
エンチャント
飛行を持つクリーチャーが1体攻撃するたび、それはそれはターン終了時まで飛行を失う。
* この能力は、攻撃クリーチャー指定ステップ中に誘発し解決される。このクリーチャーは、ブロック・クリーチャーが宣言される時点では飛行を持っていない。
* 攻撃クリーチャーが宣言され、《重力の井戸》の能力が解決された後、クリーチャーに飛行を与える能力は通常通り機能する。これには、「[このクリーチャー]が攻撃するたび」誘発する他の能力が含まれる(《黄金コオロギの騎士団》の能力等)
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《ジャディの生命歩き》
{4}{G}
クリーチャー ― エレメンタル
{2}
ジャディの生命歩きが戦場に出たとき、あなたはあなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを望む数だけタップしてもよい。これによりタップされたクリーチャー1体につき、あなたは2点のライフを得る。
* どのクリーチャーをタップするかは、能力の解決時まで選択しない。解決の時点で《ジャディの生命歩き》自身がアンタップ状態なら、それをタップしてもよい。
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《消耗の蒸気》
{3}{B}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。
反復 (あなたがこの呪文をあなたの手札から唱えた場合、それの解決に際し、それを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。)
* 生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスを決定する場合、最後に戦場に存在していた際の情報をチェックする。
* 対象となったプレイヤーがクリーチャーを生け贄に捧げらなかった場合(そのプレイヤーがクリーチャーをコントロールしていない、《タジュールの保護者》が存在している等)、あなたはライフを得ない。
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《ジョラーガの樹語り》
{G}
クリーチャー ― エルフ・ドルイド
1/1
Lvアップ {1}{G} ({1}{G}:この上にLvカウンターを1個置く。Lvアップはソーサリーとしてのみ行う。)
Lv 1-4
1/2
{T}:あなたのマナ・プールに{G}{G}を加える。
Lv 5+
1/4
あなたがコントロールするエルフは「あなたのマナ・プールに{G}{G}を加える。」を持つ。
* 《ジョラーガの樹語り》がLv5以上の場合、それはこのマナ能力をあなたがコントロールするすべてのエルフに与える。これには自身を含む。
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《地割れの孔》
{3}{R}{R}
ソーサリー
以下の2つから1つまたは2つを選ぶ。「アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。」「基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。」
* あなたは1つ目のモードのみを選ぶこともできるし(アーティファクトを1つ対象とする)、2つ目のモードのみを選ぶこともできるし(基本で無い土地1つを対象とする)、両方のモードを選ぶこともできる(アーティファクト1つと基本でない土地1つを対象とする)。適正な対象のないモードは選べない。
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《睡眠発作》
{1}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
各アップキープの開始時に、エンチャントされているクリーチャーがアンタップ状態である場合、それをタップする。
* 《睡眠発作》の誘発型能力は、「“if”節のルール」を持つ。それはすなわち、あなたの終了ステップの開始時にエンチャントされているクリーチャーがアンタップ状態である場合にのみこの能力は誘発し、その解決時ににエンチャントされているクリーチャーがタップ状態になっている場合はこの能力は何もしないことを意味する。
* 《睡眠発作》はエンチャントされているクリーチャーをタップ状態のままにしておくわけではない。そのクリーチャーはコントローラーのアンタップ・ステップに通常通りアンタップし、その後アップキープの《睡眠発作》の能力の解決時にタップ状態になる。対応してそのクリーチャーをタップすることができる(それが{T}をコストに持つ能力を持っている場合等)。
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《スフィンクスの骨の杖》
{7}
アーティファクト
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。あなたはスフィンクスの骨の杖の上に蓄積カウンターを1個置いてもよい。そうした場合、スフィンクスの骨の杖はそれに、自身におかれている蓄積カウンターの数に等しい点数のダメージを与える。
* あなたがインスタントやソーサリーの呪文を唱えた場合、《スフィンクスの骨の杖》の誘発型能力は誘発し、スタックで上に置かれる。その能力は呪文の解決前に解決されることになる。
* 能力の対象となったクリーチャーやプレイヤーが解決時点で不適切な対象となっていた場合、能力は打ち消される。《スフィンクスの骨の杖》には蓄積カウンターは置かれず、それはダメージを与えない。
* 能力の解決前に《スフィンクスの骨の杖》が戦場を離れた場合、それの上に蓄積カウンターを置くことはできない。その結果、それはダメージを与えない。
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《全ては塵》
{7}
部族ソーサリー ― エルドラージ
各プレイヤーは、自分がコントロールするすべての有色のパーマネントを生け贄に捧げる。
* 有色のパーマネントとは、マナ・コストに少なくとも1つの有色マナを持つパーマネントのことである。効果により、有色のパーマネントが無色になったり(《月の色》等)、無色のパーマネントが有色になったり(《たなびく真紅》等)する点に注意。
* トークンも有色になり得る。トークンの色や無色かどうかは、それを生み出す効果で示されている。
* 土地はマナ・コストを持たず、何らかの効果(《ドライアドの東屋》が持つもの等)が無いかぎり無色である。
* 《全ては塵》ではパーマネントは破壊されない。それにより生け贄に捧げられるだけである。再生、族霊鎧、破壊されない効果では、《全ては塵》からパーマネントを守れない。
* すべて有色のパーマネントは同時に生け贄に捧げられる。
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《静寂の守り手、リンヴァーラ》
{2}{W}{W}
伝説のクリーチャー ― 天使
3/4
飛行
あなたの対戦相手がコントロールしているクリーチャーの起動型能力は起動できない。
* 《静寂の守り手、リンヴァーラ》の能力は、戦場のクリーチャーにのみ適用される。他の領域で機能する起動型能力(サイクリングや蘇生等)は起動できる。
* 相手がコントロールするクリーチャーの能力は起動できない。これにはマナ能力が含まれる。
* 相手がコントロールするクリーチャーの常在型能力や誘発型能力は通常通り機能する。
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《成長の発作》
{2}{G}
ソーサリー
あなたのライブラリーから基本地形カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出し、その後、あなたのライブラリーを切り直す。無色の0/1のエルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに{1}を加える。」を持つ。
* 基本土地を戦場に出したか否かにかかわらず、あなたはエルドラージ・落とし子・トークンを戦場に出す。
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《征服するマンティコア》
{4}{R}{R}
クリーチャー ― マンティコア
5/5
飛行
征服するマンティコアが戦場に出たとき、いずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、あなたはそれのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。
* すでにアンタップ状態であるクリーチャーを対象にできる。
* あなたが《征服するマンティコア》のコントロールを失った場合でも、あなたは効果を適用されたクリーチャーをターン終了時までコントロールし続ける。
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《世界大戦》
{3}{R}{R}
ソーサリー
このターンの最初の戦闘後のメイン・フェイズの後に、追加の戦闘フェイズとそれに続く追加のメイン・フェイズを加える。その戦闘の開始時に、このターン攻撃していたすべてのクリーチャーをアンタップする。
反復 (あなたがこの呪文をあなたの手札から唱えた場合、それの解決に際し、それを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。)
* ターンの最初の戦闘後メイン・フェイズが終わる前に《世界大戦》を唱えることで、その完全な効果を得ることができる。ほとんどの場合、これは満たされることになる。この呪文はソーサリーであるし(1回目か2回目のメイン・フェイズにしか唱えられない)、これは反復を持つ(この場合アップキープ中に唱えられる)。しかし、それ以降にこれを唱えた場合、これは新たなフェイズを作らない。例えば、《世界大戦》が2回目の戦闘フェイズと3回目のメイン・フェイズを作ったターンに、3回目のメイン・フェイズで2つ目の《世界大戦》を唱えた場合、追加のフェイズは作られない。ただし、反復効果は機能する。
* 複数の《世界大戦》効果は、十分に早いタイミングで唱えられるかぎり累積する。1つめの《世界大戦》により、ターンの攻勢は以下のように変わる。開始フェイズ、戦闘前メイン・フェイズ、戦闘フェイズ、戦闘後メイン・フェイズ、[新たな戦闘フェイズ]、[新たな戦闘後メイン・フェイズ]、終了フェイズ。以降に続くそれぞれの分は、元の戦闘後メインフェイズの後、新たな戦闘フェイズの前に、更なる戦闘フェイズとメイン・フェイズを挿入する。
* 他の同様のカード(《連続突撃》等)とは異なり、《世界大戦》は解決時にこのターンに攻撃したクリーチャーをアンタップしない。それは呪文によって作られた新たな戦闘フェイズに、それらのクリーチャーをアンタップする。このターンに攻撃したクリーチャーは、それが(複数ある場合)どの戦闘フェイズに攻撃したものであっても、誰がコントロールするものであっても(双頭巨人戦等)アンタップされる。
* 新たな戦闘フェイズで攻撃を行わなくてもよい。
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《戦争売りの戦車》
{2}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが防衛を持っているかぎり、それは防衛を持たないかのように攻撃できる。
装備 {3}
* 2つ目の能力は、装備しているクリーチャーの防衛を失わせない。単にそれが攻撃できるだけである。
* 装備しているクリーチャーが防衛を持っていない場合、2つ目の能力は単に適用されない。
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《葬儀甲虫》
{B}
クリーチャー ― 昆虫
1/1
いずれかのプレイヤーがクリーチャーを1体生け贄に捧げるたび、あなたは葬儀甲虫の上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。
* 《葬儀甲虫》の能力は、自分を含むいずれかのプレイヤーが、他の何らかの呪文や能力やコストによってクリーチャーを生け贄に捧げることを要求されて実行するたびに誘発する。* 《葬儀甲虫》自身がクリーチャーを生け贄に捧げられるわけではない。
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《槍旗の刃》
{3}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは、あなたがコントロールするクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。
装備 {4}
* あなたが《槍旗の刃》をコントロールしているかぎり、その能力はあなたがコントロールするクリーチャーの数を常に数え続ける。それが装備されているクリーチャーを誰がコントロールしているかは関係が無い(何らかの理由で、相手がそのクリーチャーのコントロールを得た等)。あなたが装備しているクリーチャーをコントロールしている場合、そのボーナスはそのクリーチャーを含める。
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《背くもの》
{12}
クリーチャー ― エルドラージ
11/11
滅殺 2 (このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを2つ生け贄に捧げる。)
いずれかの対戦相手がトークンでないパーマネントを1つ生け贄に捧げるたび、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。
* 2つ目の能力は、対戦相手が理由によらずトークンでないパーマネントを生け贄に捧げるたびに誘発する。滅殺能力によるものに限られない。
* そのパーマネントが誰の墓地に置かれるかは問わない。それが最後に対戦相手にコントロールされていて、対戦相手が生け贄に捧げたことのみを条件とする。
* 対戦相手がトークンでないパーマネントを呪文や能力のコストの支払いの一部として生け贄に捧げた場合、2つ目の能力はスタック上でそれの上に置かれる。その呪文や能力が解決されるよりも前に、この能力が解決され、そのカードが戦場に戻ってくる。
* 2つ目の能力の解決時、あなたはそのカードを、望まないものであっても戦場に戻さなければならない。
* 対戦相手がオーラを生け贄に捧げた場合、あなたはそれが戦場に戻ったときに何にエンチャントされるかを選ぶ。その選択に対して対応してプレイヤーが何かをすることはできない。オーラ自身は呪文として唱えられない場合は何も対象にとっていないので、あなたはこれにより被覆を持つパーマネントにエンチャントすることができる。
* 生け贄に捧げられたことにより2つ目の能力を誘発したパーマネントが、その能力の解決前に何らかの理由で墓地を離れた場合(それが他の《背くもの》によりすでに戦場に戻っている等)、この能力は解決時に単に何もしない。
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《尊大な血王》
{1}{B}{B}
クリーチャー ― 吸血鬼・騎士
4/4
尊大な血王がパワーが1以下のクリーチャーをブロックするかパワーが1以下のクリーチャーにブロックされた状態になるたび、戦闘終了時に、尊大な血王を破壊する。
* もう一方のクリーチャーのパワーは、《尊大な血王》がそれをブロックしたか、それが《尊大な血王》にブロックされた状態になったかの時点でのみチェックされる。《尊大な血王》の能力が誘発したら、もう一方のクリーチャーのパワーがその後に変化しても、《尊大な血王》は(戦闘ダメージを受けた後に)戦闘終了時に破壊される。
* 《尊大な血王》がパワーが2以上のクリーチャーをブロックしたか、パワーが2以上のクリーチャーが《尊大な血王》にブロックされた状態になった場合、《尊大な血王》の能力は誘発しない。戦闘の後の時点でもう一方のクリーチャーのパワーが1以下になっても、それは誘発しない。
* 《尊大な血王》が複数のパワーが1以下のクリーチャーにブロックされた場合、その能力はその回数分誘発する。これらの能力は、別々に破壊する効果を発生する(例えば、《尊大な血王》に族霊鎧を持つオーラがエンチャントされている場合等に関係してくる)。これは、《尊大な血王》が何らかの理由で複数のパワーが1以下のクリーチャーをブロックした場合も同様である。
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{2}{B}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。最後の口づけはそれに2点のダメージを与え、あなたは2点のライフを得る。
* ダメージが軽減されてもあなたは2点のライフを得る。
* 《最後の口づけ》の対象となったクリーチャーが解決時点で不適切な対象となっていた場合、呪文が打ち消される。あなたはライフを得ない。
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《先読み》
{1}{U}
ソーサリー
カードを2枚引き、その後あなたの手札にあるカードを1枚あなたのライブラリーに加えて切り直す。
* あなたが自分のライブラリーに加えて切り直すカードは、手札のどのカードでもよい。この呪文により引いたカードに限らない。
* (《朝の歌のマラレン》の置換効果等により)カード引かなかった場合でも、あなたは手札のカードを1枚ライブラリーに加えて切り直さなければならない。手札が空の場合、切り直しは行わない。
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《刺し込む光》
{1}{W}
インスタント
攻撃かブロックしているパワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
* 対象となったクリーチャーのパワーは、それを対象にするときと《刺し込む光》の解決時の両方でチェックされる。
* “攻撃しているクリーチャー”とは、戦闘において攻撃クリーチャーとして宣言されたクリーチャーか、戦闘中に攻撃している状態で戦場に出たクリーチャーである。そのクリーチャーが戦闘を離れないかぎり、それは戦闘終了ステップまで攻撃しているクリーチャーのままである。
* “ブロックしているクリーチャー”とは、戦闘においてブロック・クリーチャーとして宣言されたクリーチャーか、戦闘中にブロックしている状態で戦場に出たクリーチャーである。そのクリーチャーが戦闘を離れないかぎり、それは戦闘終了ステップまでブロックしているクリーチャーのままである。それがブロックしているクリーチャーが戦場を離れたり、何らかの理由で戦闘から取り除かれたとしてもそのままである。
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《サラカーの呪文刃》
{1}{U}{U}
クリーチャー ― サラカー
2/1
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、あなたはサラカーの呪文刃の上に蓄積カウンターを1個置いてもよい。
サラカーの呪文刃がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードをX枚引いてもよい。Xはその上の蓄積カウンターの数に等しい。
* あなたがインスタントやソーサリーの呪文を唱えた場合、《サラカーの呪文刃》の1つ目の誘発型能力は誘発し、スタックで上に置かれる。その能力は呪文の解決前に解決されることになる。
* 《サラカーの呪文刃》の2つ目の能力の解決時に、あなたはその上に置かれている蓄積カウンターの数に等しい枚数のカードを引くか、まったく引かないかのいずれかを選ぶ。
* 《サラカーの呪文刃》の2つ目の能力の誘発後、それの解決前に《サラカーの呪文刃》が戦場を離れた場合、それが最後に戦場に存在していた状態がチェックされ、そこにいくつの蓄積カウンターが置かれていたかが数えられる。
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《思考喰らい》
{2}{B}{B}
クリーチャー ― ホラー
2/2
トランプル
思考喰らいが戦場に出たとき、あなたの手札にあるカード1枚につき、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。そうした場合、あなたの手札を捨てる。
思考喰らいが戦場を離れたとき、それの上に置かれている+1/+1カウンター1個につきカードを1枚引く。
* 《思考喰らい》の1つ目の能力が解決される際に、あなたの手札にあるカード1枚につきその上に+1/+1カウンターを1個置くのは強制である。この効果に「そうした場合」と書かれているのは、それが不可能である場合がありえるからである。能力の解決時に《思考喰らい》が戦場を離れていた場合、あなたは+1/+1カウンターをおくことができず、したがって手札を捨てない。
* 《思考喰らい》の2つ目の能力が解決されるとき、それが戦場に最後に存在していた状態がチェックされ、その上に置かれていた+1/+1カウンターが数えられる。これはすべての+1/+1カウンターを数える。戦場に出たときの能力によるものに限らない。
* ある能力の解決が始まったら、対応するには遅すぎる。例えば、あなたは手札にあるカードの枚数を数えて+1/+1カウンターの数を決定した後で、さらに対応してそれを唱えることはできない。カードが数えられたら、それは捨てられる。
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《思考の消滅》
{2}{B}
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは手札を公開する。あなたはその中からカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、そのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。
* 対象となったプレイヤーの手札が空の場合、あなたはそのプレイヤーのカードを選べず、そのカードを加えてライブラリーを切り直すことができない。切り直しは行われない。
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《地獄彫りの悪魔》
{3}{B}{B}{B}
クリーチャー ― デーモン
6/6
飛行
地獄彫りの悪魔がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールする他の全てのパーマネントを生け贄に捧げ、あなたの手札を捨てる。あなたのライブラリーの一番上から6枚のカードを追放する。あなたはこれにより追放された土地でないカードを、望む枚数それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
* 誘発型能力は強制である。あなたがコントロールするパーマネントは、土地も含め、すべて生け贄に捧げられる。
* あなたのライブラリーから追放されたカードは表向きになる。
* 追放領域から土地でないカードを唱えることは、《地獄彫りの悪魔》の解決の一部として行われる。あなたはそれを唱える順番を選んでよい。カードタイプによるタイミング制限(クリーチャーやソーサリー等)は無視される。それ以外の制限(「[カード名]は戦闘ダメージ・ステップより前にのみ唱えられる。」等)はそのままである。あなたはすべてのカードを望むように唱え、スタックにおき、その後に《地獄彫りの悪魔》の能力の解決が終了する。これにより唱えられた呪文は、その後に通常通り一つずつ、スタックに置かれた順番と逆順で解決される。
* カードを「それのマナ・コストを支払うことなく唱える」場合、それの代替コストはプレイできない。一方で、そのカードが選択できる追加コストを持っている場合(キッカーや多重キッカー等)、あなたはそのカードを唱える際にそれを支払うことができる。そのカードが強制の追加コストを持つ場合(《重大な落下》等)、その呪文を唱える際にそれを支払わなければいけない。
* 唱えることのできないカード(土地である、適正な対象が無い等)や、唱えることを選ばなかったカードは、単に追放されたままになる。
* あなたが《地獄彫りの悪魔》を2体コントロールしていて、それが同時にプレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、それぞれの《地獄彫りの悪魔》の能力が誘発する。1体目の能力の解決時に、あなたはその《地獄彫りの悪魔》以外のすべてのパーマネントを生け贄に捧げる(もう一方の《地獄彫りの悪魔》も生け贄に捧げることになる)。その後、あなたは自分のライブラリーの一番上から6枚のカードを追放し、土地でないカードを唱えることができる。これらの呪文の解決後、もう一方の《地獄彫りの悪魔》の能力が解決される。あなたは現在コントロールするすべてのパーマネントを生け贄に捧げ(最初の《地獄彫りの悪魔》やあなたが唱えたばかりの呪文によるパーマネントを含む)、自分のライブラリーの一番上からさらに6枚のカードを追放し、土地でないカードを望む枚数唱えることができる。
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《失脚》
{W}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上から2枚目に置く。それのコントローラーは3点のライフを得る。
* 対象となったクリーチャーのオーナーのライブラリーにカードが1枚以上ある場合、そのクリーチャーはライブラリーの一番上のカードのすぐ下に置かれる。
* 対象となったクリーチャーのオーナーのライブラリーにカードが無い場合、そのクリーチャーをライブラリーの唯一のカードとして置かれる。
対象となったクリーチャーがトークンである場合、それはオーナーのライブラリーに置かれた後に消滅する。
* ライフを得るのはクリーチャーのコントローラーであってオーナーではない点に注意。
* 《失脚》の対象となったクリーチャーが解決時点で不適切な対象となっていた場合、呪文が打ち消される。誰もライフを得ない。
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《霜風の発動者》
{4}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ウィザード
3/3
飛行
{8}:あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで飛行を得る。
* 起動型能力の解決時にあなたがコントロールしているクリーチャーのみが影響を受ける。
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《重大な落下》
{2}{G}{G}
インスタント
重大な落下をプレイするための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたはその生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを引き、その後それのタフネスに等しい点数のライフを得る。
* 生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーやタフネスを決定する場合、最後に戦場に存在していた際の情報をチェックする。
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《重力の井戸》
{1}{G}{G}
エンチャント
飛行を持つクリーチャーが1体攻撃するたび、それはそれはターン終了時まで飛行を失う。
* この能力は、攻撃クリーチャー指定ステップ中に誘発し解決される。このクリーチャーは、ブロック・クリーチャーが宣言される時点では飛行を持っていない。
* 攻撃クリーチャーが宣言され、《重力の井戸》の能力が解決された後、クリーチャーに飛行を与える能力は通常通り機能する。これには、「[このクリーチャー]が攻撃するたび」誘発する他の能力が含まれる(《黄金コオロギの騎士団》の能力等)
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《ジャディの生命歩き》
{4}{G}
クリーチャー ― エレメンタル
{2}
ジャディの生命歩きが戦場に出たとき、あなたはあなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを望む数だけタップしてもよい。これによりタップされたクリーチャー1体につき、あなたは2点のライフを得る。
* どのクリーチャーをタップするかは、能力の解決時まで選択しない。解決の時点で《ジャディの生命歩き》自身がアンタップ状態なら、それをタップしてもよい。
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《消耗の蒸気》
{3}{B}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。
反復 (あなたがこの呪文をあなたの手札から唱えた場合、それの解決に際し、それを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。)
* 生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスを決定する場合、最後に戦場に存在していた際の情報をチェックする。
* 対象となったプレイヤーがクリーチャーを生け贄に捧げらなかった場合(そのプレイヤーがクリーチャーをコントロールしていない、《タジュールの保護者》が存在している等)、あなたはライフを得ない。
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《ジョラーガの樹語り》
{G}
クリーチャー ― エルフ・ドルイド
1/1
Lvアップ {1}{G} ({1}{G}:この上にLvカウンターを1個置く。Lvアップはソーサリーとしてのみ行う。)
Lv 1-4
1/2
{T}:あなたのマナ・プールに{G}{G}を加える。
Lv 5+
1/4
あなたがコントロールするエルフは「あなたのマナ・プールに{G}{G}を加える。」を持つ。
* 《ジョラーガの樹語り》がLv5以上の場合、それはこのマナ能力をあなたがコントロールするすべてのエルフに与える。これには自身を含む。
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《地割れの孔》
{3}{R}{R}
ソーサリー
以下の2つから1つまたは2つを選ぶ。「アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。」「基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。」
* あなたは1つ目のモードのみを選ぶこともできるし(アーティファクトを1つ対象とする)、2つ目のモードのみを選ぶこともできるし(基本で無い土地1つを対象とする)、両方のモードを選ぶこともできる(アーティファクト1つと基本でない土地1つを対象とする)。適正な対象のないモードは選べない。
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《睡眠発作》
{1}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
各アップキープの開始時に、エンチャントされているクリーチャーがアンタップ状態である場合、それをタップする。
* 《睡眠発作》の誘発型能力は、「“if”節のルール」を持つ。それはすなわち、あなたの終了ステップの開始時にエンチャントされているクリーチャーがアンタップ状態である場合にのみこの能力は誘発し、その解決時ににエンチャントされているクリーチャーがタップ状態になっている場合はこの能力は何もしないことを意味する。
* 《睡眠発作》はエンチャントされているクリーチャーをタップ状態のままにしておくわけではない。そのクリーチャーはコントローラーのアンタップ・ステップに通常通りアンタップし、その後アップキープの《睡眠発作》の能力の解決時にタップ状態になる。対応してそのクリーチャーをタップすることができる(それが{T}をコストに持つ能力を持っている場合等)。
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《スフィンクスの骨の杖》
{7}
アーティファクト
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。あなたはスフィンクスの骨の杖の上に蓄積カウンターを1個置いてもよい。そうした場合、スフィンクスの骨の杖はそれに、自身におかれている蓄積カウンターの数に等しい点数のダメージを与える。
* あなたがインスタントやソーサリーの呪文を唱えた場合、《スフィンクスの骨の杖》の誘発型能力は誘発し、スタックで上に置かれる。その能力は呪文の解決前に解決されることになる。
* 能力の対象となったクリーチャーやプレイヤーが解決時点で不適切な対象となっていた場合、能力は打ち消される。《スフィンクスの骨の杖》には蓄積カウンターは置かれず、それはダメージを与えない。
* 能力の解決前に《スフィンクスの骨の杖》が戦場を離れた場合、それの上に蓄積カウンターを置くことはできない。その結果、それはダメージを与えない。
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《全ては塵》
{7}
部族ソーサリー ― エルドラージ
各プレイヤーは、自分がコントロールするすべての有色のパーマネントを生け贄に捧げる。
* 有色のパーマネントとは、マナ・コストに少なくとも1つの有色マナを持つパーマネントのことである。効果により、有色のパーマネントが無色になったり(《月の色》等)、無色のパーマネントが有色になったり(《たなびく真紅》等)する点に注意。
* トークンも有色になり得る。トークンの色や無色かどうかは、それを生み出す効果で示されている。
* 土地はマナ・コストを持たず、何らかの効果(《ドライアドの東屋》が持つもの等)が無いかぎり無色である。
* 《全ては塵》ではパーマネントは破壊されない。それにより生け贄に捧げられるだけである。再生、族霊鎧、破壊されない効果では、《全ては塵》からパーマネントを守れない。
* すべて有色のパーマネントは同時に生け贄に捧げられる。
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《静寂の守り手、リンヴァーラ》
{2}{W}{W}
伝説のクリーチャー ― 天使
3/4
飛行
あなたの対戦相手がコントロールしているクリーチャーの起動型能力は起動できない。
* 《静寂の守り手、リンヴァーラ》の能力は、戦場のクリーチャーにのみ適用される。他の領域で機能する起動型能力(サイクリングや蘇生等)は起動できる。
* 相手がコントロールするクリーチャーの能力は起動できない。これにはマナ能力が含まれる。
* 相手がコントロールするクリーチャーの常在型能力や誘発型能力は通常通り機能する。
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《成長の発作》
{2}{G}
ソーサリー
あなたのライブラリーから基本地形カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出し、その後、あなたのライブラリーを切り直す。無色の0/1のエルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに{1}を加える。」を持つ。
* 基本土地を戦場に出したか否かにかかわらず、あなたはエルドラージ・落とし子・トークンを戦場に出す。
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《征服するマンティコア》
{4}{R}{R}
クリーチャー ― マンティコア
5/5
飛行
征服するマンティコアが戦場に出たとき、いずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、あなたはそれのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。
* すでにアンタップ状態であるクリーチャーを対象にできる。
* あなたが《征服するマンティコア》のコントロールを失った場合でも、あなたは効果を適用されたクリーチャーをターン終了時までコントロールし続ける。
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《世界大戦》
{3}{R}{R}
ソーサリー
このターンの最初の戦闘後のメイン・フェイズの後に、追加の戦闘フェイズとそれに続く追加のメイン・フェイズを加える。その戦闘の開始時に、このターン攻撃していたすべてのクリーチャーをアンタップする。
反復 (あなたがこの呪文をあなたの手札から唱えた場合、それの解決に際し、それを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。)
* ターンの最初の戦闘後メイン・フェイズが終わる前に《世界大戦》を唱えることで、その完全な効果を得ることができる。ほとんどの場合、これは満たされることになる。この呪文はソーサリーであるし(1回目か2回目のメイン・フェイズにしか唱えられない)、これは反復を持つ(この場合アップキープ中に唱えられる)。しかし、それ以降にこれを唱えた場合、これは新たなフェイズを作らない。例えば、《世界大戦》が2回目の戦闘フェイズと3回目のメイン・フェイズを作ったターンに、3回目のメイン・フェイズで2つ目の《世界大戦》を唱えた場合、追加のフェイズは作られない。ただし、反復効果は機能する。
* 複数の《世界大戦》効果は、十分に早いタイミングで唱えられるかぎり累積する。1つめの《世界大戦》により、ターンの攻勢は以下のように変わる。開始フェイズ、戦闘前メイン・フェイズ、戦闘フェイズ、戦闘後メイン・フェイズ、[新たな戦闘フェイズ]、[新たな戦闘後メイン・フェイズ]、終了フェイズ。以降に続くそれぞれの分は、元の戦闘後メインフェイズの後、新たな戦闘フェイズの前に、更なる戦闘フェイズとメイン・フェイズを挿入する。
* 他の同様のカード(《連続突撃》等)とは異なり、《世界大戦》は解決時にこのターンに攻撃したクリーチャーをアンタップしない。それは呪文によって作られた新たな戦闘フェイズに、それらのクリーチャーをアンタップする。このターンに攻撃したクリーチャーは、それが(複数ある場合)どの戦闘フェイズに攻撃したものであっても、誰がコントロールするものであっても(双頭巨人戦等)アンタップされる。
* 新たな戦闘フェイズで攻撃を行わなくてもよい。
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《戦争売りの戦車》
{2}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
装備しているクリーチャーが防衛を持っているかぎり、それは防衛を持たないかのように攻撃できる。
装備 {3}
* 2つ目の能力は、装備しているクリーチャーの防衛を失わせない。単にそれが攻撃できるだけである。
* 装備しているクリーチャーが防衛を持っていない場合、2つ目の能力は単に適用されない。
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《葬儀甲虫》
{B}
クリーチャー ― 昆虫
1/1
いずれかのプレイヤーがクリーチャーを1体生け贄に捧げるたび、あなたは葬儀甲虫の上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。
* 《葬儀甲虫》の能力は、自分を含むいずれかのプレイヤーが、他の何らかの呪文や能力やコストによってクリーチャーを生け贄に捧げることを要求されて実行するたびに誘発する。* 《葬儀甲虫》自身がクリーチャーを生け贄に捧げられるわけではない。
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《槍旗の刃》
{3}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは、あなたがコントロールするクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。
装備 {4}
* あなたが《槍旗の刃》をコントロールしているかぎり、その能力はあなたがコントロールするクリーチャーの数を常に数え続ける。それが装備されているクリーチャーを誰がコントロールしているかは関係が無い(何らかの理由で、相手がそのクリーチャーのコントロールを得た等)。あなたが装備しているクリーチャーをコントロールしている場合、そのボーナスはそのクリーチャーを含める。
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《背くもの》
{12}
クリーチャー ― エルドラージ
11/11
滅殺 2 (このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを2つ生け贄に捧げる。)
いずれかの対戦相手がトークンでないパーマネントを1つ生け贄に捧げるたび、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。
* 2つ目の能力は、対戦相手が理由によらずトークンでないパーマネントを生け贄に捧げるたびに誘発する。滅殺能力によるものに限られない。
* そのパーマネントが誰の墓地に置かれるかは問わない。それが最後に対戦相手にコントロールされていて、対戦相手が生け贄に捧げたことのみを条件とする。
* 対戦相手がトークンでないパーマネントを呪文や能力のコストの支払いの一部として生け贄に捧げた場合、2つ目の能力はスタック上でそれの上に置かれる。その呪文や能力が解決されるよりも前に、この能力が解決され、そのカードが戦場に戻ってくる。
* 2つ目の能力の解決時、あなたはそのカードを、望まないものであっても戦場に戻さなければならない。
* 対戦相手がオーラを生け贄に捧げた場合、あなたはそれが戦場に戻ったときに何にエンチャントされるかを選ぶ。その選択に対して対応してプレイヤーが何かをすることはできない。オーラ自身は呪文として唱えられない場合は何も対象にとっていないので、あなたはこれにより被覆を持つパーマネントにエンチャントすることができる。
* 生け贄に捧げられたことにより2つ目の能力を誘発したパーマネントが、その能力の解決前に何らかの理由で墓地を離れた場合(それが他の《背くもの》によりすでに戦場に戻っている等)、この能力は解決時に単に何もしない。
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《尊大な血王》
{1}{B}{B}
クリーチャー ― 吸血鬼・騎士
4/4
尊大な血王がパワーが1以下のクリーチャーをブロックするかパワーが1以下のクリーチャーにブロックされた状態になるたび、戦闘終了時に、尊大な血王を破壊する。
* もう一方のクリーチャーのパワーは、《尊大な血王》がそれをブロックしたか、それが《尊大な血王》にブロックされた状態になったかの時点でのみチェックされる。《尊大な血王》の能力が誘発したら、もう一方のクリーチャーのパワーがその後に変化しても、《尊大な血王》は(戦闘ダメージを受けた後に)戦闘終了時に破壊される。
* 《尊大な血王》がパワーが2以上のクリーチャーをブロックしたか、パワーが2以上のクリーチャーが《尊大な血王》にブロックされた状態になった場合、《尊大な血王》の能力は誘発しない。戦闘の後の時点でもう一方のクリーチャーのパワーが1以下になっても、それは誘発しない。
* 《尊大な血王》が複数のパワーが1以下のクリーチャーにブロックされた場合、その能力はその回数分誘発する。これらの能力は、別々に破壊する効果を発生する(例えば、《尊大な血王》に族霊鎧を持つオーラがエンチャントされている場合等に関係してくる)。これは、《尊大な血王》が何らかの理由で複数のパワーが1以下のクリーチャーをブロックした場合も同様である。
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