(携帯用)エルドラージ覚醒FAQ Lv系
2010年4月15日 TCG全般*** 新キーワード:Lvアップ ***
エルドラージ覚醒には、独自のレイアウトのクリーチャーが存在する。テキスト枠は三段に別れ、それぞれの段の右側にはパワーとタフネスの枠がついている。さらに、一番上の段には「Lvアップ」キーワード能力があり、二段目と三段目には、{Lv N1-N2}や{Lv N3+}と書かれたLvシンボルとテキストが書かれている。
《珊瑚兜の司令官》
{U}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・兵士
2/2
Lvアップ {1} ({1}:この上にLvカウンターを1個置く。Lvアップはソーサリーとしてのみ行う。)
{Lv 2-3}
3/3
飛行
{Lv 4+}
4/4
飛行
あなたがコントロールする他のマーフォーク・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
Lvアップに関する公式ルールは以下の通り。
702.84.Lvアップ
702.84a Lvアップは起動型能力である。「Lvアップ [コスト]/Level up [コスト]」は「[コスト]:このパーマネントの上にLvカウンターを1個置く。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。」を意味する。
702.84b Lvアップ能力が印刷されている各カードは、Lvカードと呼ばれる。それは通常とは異なる枠を持ち、自身がキーワード能力である2つのLvシンボルを持っている。710「Lv系カード」を参照。
Lv系の公式ルールは以下の通り。
710. Lv系カード
710.1.各Lv系カードは、横方向に分割された文章欄と3つのパワー/タフネス枠を持つ。Lv系カードの文章欄は、2つのLvシンボルを含んでいる。
710.2.Lvシンボルは、常在型能力を表すキーワード能力である。Lvシンボルには、ある範囲の数字(ここでは「N1-N2」と表す)か、プラスの記号が振られた1つの数字(ここでは「N3+」と表す)を有する。Lvシンボルと同じ横枠の文章欄に書かれている能力は、その常在型能力の一部である。これは、その横枠に印刷されているパワー/タフネス枠(ここでは[P/T]と表す)においても同様である。
710.2a 「{Lv N1-N2} [能力] [P/T]/{LEVEL N1-N2} [能力] [P/T]」とは「このクリーチャーの上に少なくともN1個のLvカウンターが置かれていて、かつN2個以下のLvカウンターが置かれている場合、それは[P/T]であるとともに[能力]を持つ。」を意味する。
710.2b 「{Lv N3+} [能力] [P/T]/{LEVEL N3+} [能力] [P/T]」とは「このクリーチャーの上にN3個以上のLvカウンターが置かれている場合、それは[P/T]であるとともに[能力]を持つ。」を意味する。
710.3.横方向に分割された文章欄は、どのLvシンボルと能力やパワー/タフネスが対応しているかを明確にする以外に、ゲーム上の意味はない。Lv系カードの文章欄自体は1つしかない。
710.4.Lv系カードの各能力のうち、Lvシンボルが前に無い部分の能力は、通常通り扱う。特に、各Lv系パーマネントは常にLvアップ能力(702.84参照)を持つ。これは、そのパーマネントにLvカウンターがいくつ乗っていても起動できる。
710.5.Lv系クリーチャーの上のLvカウンターの数がN1({Lv N1-N2}シンボルに書かれている最初の数)未満である場合、そのパワーとタフネスは最も上のパワー/タフネス枠で規定される。
710.6.戦場以外の各領域では、Lv系カードは最も上のパワー/タフネス枠で規定されるパワーとタフネスを持つ。
言い換えれば、《珊瑚兜の司令官》の文章欄は、以下のようになるということである。
2/2
Lvアップ {1} ({1}:この上にLvカウンターを1個置く。Lvアップはソーサリーとしてのみ行う。)
《珊瑚兜の司令官》の上に少なくとも2個のLvカウンターがあり、かつその上のLvカウンターが3個以下である場合、それは3/3で飛行を持つ。
《珊瑚兜の司令官》の上のLvカウンターが4個以上である場合、それは4/4で飛行と「あなたがコントロールする他のマーフォーク・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。」を持つ。
* Lv系が戦場に出たとき、それは一般的には上に0個のLvカウンターが置かれていて、一番上のパワー/タフネス枠に書かれているパワーとタフネスを持つ。
* Lv系が自身に与える能力は、それが持っている他の能力を上書きしない。特に、それはクリーチャーのLvアップ能力を上書きしない。それは常に持っている。
* {Lv N3+}のシンボルが与える能力は{Lv N1-N2}のシンボルによる能力を上書きすることは無いが、クリーチャーの上にN3個のLvカウンターがおかれたら、それは{Lv N1-N2}シンボルによる能力を持つことはない。これは単純に、シンボルが指定する数のLvカウンターが置かれていないという理由によるものである。
* Lv系のパワーやタフネスを特定の値にする効果は、Lvシンボルによる能力も含めて、タイムスタンプ順に適用される。各Lvシンボル能力のタイムスタンプは、そのLv系自身のタイムスタンプに等しい。最近のLvカードがいつ置かれたかには関係が無い。例えば、《珊瑚兜の司令官》が戦場にあり、その後に《畏敬の神格》(「他のクリーチャーは1/1である。」)が戦場に出たとする。《珊瑚兜の司令官》に2個目のLvカウンターが置かれた後は、《畏敬の神格》が跡で適用されるので、それは1/1(3/3ではない)で飛行を持つ。(一方で、《畏敬の神格》が《珊瑚兜の司令官》よりも前に戦場に出ていた場合、《珊瑚兜の司令官》の能力が後から適用されるので、それは3/3になる。)
* 《見栄え損ない》や《栄光の頌歌》といった、Lv系のパワーやタフネスを修整する効果は、その効果の発生時点にかかわらず適用されたままである。これは、クリーチャーのパワーやタフネスを変更するカウンター(+1/+1カウンター等)や、パワーとタフネスを入れ替える効果についても同様である。
* 他のクリーチャーがLv系のコピーになった場合、Lv系の印刷された能力――Lvシンボルで表された能力を含む――はすべてコピーされる。そのLv系の現在の特性や、その上に置かれているLvカウンターはコピーされない。コピーの能力やパワーやタフネスは、そのコピーに置かれているLvカウンターの数で決定される。
* クリーチャーのLvは、その上にいくつのLvカウンターが置かれているかで決定される。そのLvアップ能力が何回起動されたかや解決されたかには関係が無い。何らかの効果によりLv系がLvカウンターを得た場合(《時計回し》等)や、何らかの理由によりLvカウンターを失った場合(《吸血鬼の呪詛術士》等)、それのLvはそれに伴って変わる。
エルドラージ覚醒には、独自のレイアウトのクリーチャーが存在する。テキスト枠は三段に別れ、それぞれの段の右側にはパワーとタフネスの枠がついている。さらに、一番上の段には「Lvアップ」キーワード能力があり、二段目と三段目には、{Lv N1-N2}や{Lv N3+}と書かれたLvシンボルとテキストが書かれている。
《珊瑚兜の司令官》
{U}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・兵士
2/2
Lvアップ {1} ({1}:この上にLvカウンターを1個置く。Lvアップはソーサリーとしてのみ行う。)
{Lv 2-3}
3/3
飛行
{Lv 4+}
4/4
飛行
あなたがコントロールする他のマーフォーク・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
Lvアップに関する公式ルールは以下の通り。
702.84.Lvアップ
702.84a Lvアップは起動型能力である。「Lvアップ [コスト]/Level up [コスト]」は「[コスト]:このパーマネントの上にLvカウンターを1個置く。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。」を意味する。
702.84b Lvアップ能力が印刷されている各カードは、Lvカードと呼ばれる。それは通常とは異なる枠を持ち、自身がキーワード能力である2つのLvシンボルを持っている。710「Lv系カード」を参照。
Lv系の公式ルールは以下の通り。
710. Lv系カード
710.1.各Lv系カードは、横方向に分割された文章欄と3つのパワー/タフネス枠を持つ。Lv系カードの文章欄は、2つのLvシンボルを含んでいる。
710.2.Lvシンボルは、常在型能力を表すキーワード能力である。Lvシンボルには、ある範囲の数字(ここでは「N1-N2」と表す)か、プラスの記号が振られた1つの数字(ここでは「N3+」と表す)を有する。Lvシンボルと同じ横枠の文章欄に書かれている能力は、その常在型能力の一部である。これは、その横枠に印刷されているパワー/タフネス枠(ここでは[P/T]と表す)においても同様である。
710.2a 「{Lv N1-N2} [能力] [P/T]/{LEVEL N1-N2} [能力] [P/T]」とは「このクリーチャーの上に少なくともN1個のLvカウンターが置かれていて、かつN2個以下のLvカウンターが置かれている場合、それは[P/T]であるとともに[能力]を持つ。」を意味する。
710.2b 「{Lv N3+} [能力] [P/T]/{LEVEL N3+} [能力] [P/T]」とは「このクリーチャーの上にN3個以上のLvカウンターが置かれている場合、それは[P/T]であるとともに[能力]を持つ。」を意味する。
710.3.横方向に分割された文章欄は、どのLvシンボルと能力やパワー/タフネスが対応しているかを明確にする以外に、ゲーム上の意味はない。Lv系カードの文章欄自体は1つしかない。
710.4.Lv系カードの各能力のうち、Lvシンボルが前に無い部分の能力は、通常通り扱う。特に、各Lv系パーマネントは常にLvアップ能力(702.84参照)を持つ。これは、そのパーマネントにLvカウンターがいくつ乗っていても起動できる。
710.5.Lv系クリーチャーの上のLvカウンターの数がN1({Lv N1-N2}シンボルに書かれている最初の数)未満である場合、そのパワーとタフネスは最も上のパワー/タフネス枠で規定される。
710.6.戦場以外の各領域では、Lv系カードは最も上のパワー/タフネス枠で規定されるパワーとタフネスを持つ。
言い換えれば、《珊瑚兜の司令官》の文章欄は、以下のようになるということである。
2/2
Lvアップ {1} ({1}:この上にLvカウンターを1個置く。Lvアップはソーサリーとしてのみ行う。)
《珊瑚兜の司令官》の上に少なくとも2個のLvカウンターがあり、かつその上のLvカウンターが3個以下である場合、それは3/3で飛行を持つ。
《珊瑚兜の司令官》の上のLvカウンターが4個以上である場合、それは4/4で飛行と「あなたがコントロールする他のマーフォーク・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。」を持つ。
* Lv系が戦場に出たとき、それは一般的には上に0個のLvカウンターが置かれていて、一番上のパワー/タフネス枠に書かれているパワーとタフネスを持つ。
* Lv系が自身に与える能力は、それが持っている他の能力を上書きしない。特に、それはクリーチャーのLvアップ能力を上書きしない。それは常に持っている。
* {Lv N3+}のシンボルが与える能力は{Lv N1-N2}のシンボルによる能力を上書きすることは無いが、クリーチャーの上にN3個のLvカウンターがおかれたら、それは{Lv N1-N2}シンボルによる能力を持つことはない。これは単純に、シンボルが指定する数のLvカウンターが置かれていないという理由によるものである。
* Lv系のパワーやタフネスを特定の値にする効果は、Lvシンボルによる能力も含めて、タイムスタンプ順に適用される。各Lvシンボル能力のタイムスタンプは、そのLv系自身のタイムスタンプに等しい。最近のLvカードがいつ置かれたかには関係が無い。例えば、《珊瑚兜の司令官》が戦場にあり、その後に《畏敬の神格》(「他のクリーチャーは1/1である。」)が戦場に出たとする。《珊瑚兜の司令官》に2個目のLvカウンターが置かれた後は、《畏敬の神格》が跡で適用されるので、それは1/1(3/3ではない)で飛行を持つ。(一方で、《畏敬の神格》が《珊瑚兜の司令官》よりも前に戦場に出ていた場合、《珊瑚兜の司令官》の能力が後から適用されるので、それは3/3になる。)
* 《見栄え損ない》や《栄光の頌歌》といった、Lv系のパワーやタフネスを修整する効果は、その効果の発生時点にかかわらず適用されたままである。これは、クリーチャーのパワーやタフネスを変更するカウンター(+1/+1カウンター等)や、パワーとタフネスを入れ替える効果についても同様である。
* 他のクリーチャーがLv系のコピーになった場合、Lv系の印刷された能力――Lvシンボルで表された能力を含む――はすべてコピーされる。そのLv系の現在の特性や、その上に置かれているLvカウンターはコピーされない。コピーの能力やパワーやタフネスは、そのコピーに置かれているLvカウンターの数で決定される。
* クリーチャーのLvは、その上にいくつのLvカウンターが置かれているかで決定される。そのLvアップ能力が何回起動されたかや解決されたかには関係が無い。何らかの効果によりLv系がLvカウンターを得た場合(《時計回し》等)や、何らかの理由によりLvカウンターを失った場合(《吸血鬼の呪詛術士》等)、それのLvはそれに伴って変わる。
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