《ギデオン・ジュラ》
{3}{W}{W}
プレインズウォーカー ― ギデオン
6
[+2]: 対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの次のターン中、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーは可能ならギデオン・ジュラを攻撃する。
[-2]: タップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
[0]: ターン終了時まで、ギデオン・ジュラは6/6の人間・兵士・クリーチャーになる。それはプレインズウォーカーでもある。このターン、彼に与えられるすべてのダメージを軽減する。

* 《ギデオン・ジュラ》の1つ目の能力は、それが何に適用されるかを固定しない。なぜなら、この効果はある条件を満たす一定のクリーチャーにある効果を適用するものであり、それらのクリーチャーの特性を変えるものではないからである。その結果、対象となったプレイヤーの次のターンの攻撃クリーチャー指定ステップにそのプレイヤーがコントロールしているクリーチャーは、可能なら《ギデオン・ジュラ》を攻撃しなければいけない。これには、その能力の解決後にそのプレイヤーのコントロール下になったクリーチャーや、すべての能力を失ったクリーチャーを含む。

* 《ギデオン・ジュラ》の1つ目の能力により、クリーチャーは可能なら彼を攻撃する。* 効果が適用されているプレイヤーの攻撃クリーチャー指定ステップ中、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーが、タップ状態である、呪文や能力によりそれが攻撃できない、そのターンの開始時から連続してそのプレイヤーのコントロール下にあったのでない(速攻も持っていない)場合、それは攻撃しない。クリーチャーの攻撃に伴ってコストが必要な場合、そのプレイヤーはコストの支払いを強制されない。したがって、この場合もクリーチャーは攻撃しなくてもよい。

* 効果を受けているプレイヤーのクリーチャーが《ギデオン・ジュラ》を攻撃できない場合(《ギデオン・ジュラ》が戦場にいなくなっている等)、そのプレイヤーはあなたやあなたの他のプレインズウォーカーを攻撃することができるし、何も攻撃しなくてもよい。

* 《ギデオン・ジュラ》の1つ目の能力は、効果を受けているプレイヤーの次のターンの各戦闘フェイズに適用される(効果を受けているプレイヤーの次の戦闘フェイズに限られない)。これは、そのターンに戦闘フェイズが無かったり(《無限の日時計》の効果等)、複数の戦闘フェイズがあったり(《連続突撃》等)する場合に意味を持つ。

* 《ギデオン・ジュラ》が3つ目の能力によりクリーチャーになった場合、それはクリーチャーが戦場に出たことにならない。《ギデオン・ジュラ》はすでに戦場に出ていて、タイプが変わっただけである。クリーチャーが戦場に出たときに誘発する能力は誘発しない。

* 《ギデオン・ジュラ》が一番近いあなたのターンの開始時からあなたのコントロール下にあり続けているのでないかぎり、彼では攻撃できず、(何らかの理由で得た){T}能力を使えない。このルールは、《ギデオン・ジュラ》トがいつからあなたのコントロール下にあったかのみをチェックする。いつからクリーチャーであったかではない。

* 《ギデオン・ジュラ》の3つ目の能力により、彼は人間・兵士のクリーチャー・タイプを持つクリーチャーになる。彼はギデオンのプレインズウォーカー・タイプを持つプレインズウォーカーのままでもある。(何らかの理由で他のタイプやサブタイプを持つ場合、それも持ち続ける。) 各サブタイプは、対応するカードタイプでのみ関連を持つ。ギデオンはプレインズウォーカー・タイプでしかなく(クリーチャー・タイプではない)、人間と兵士はクリーチャー・タイプでしかない(プレインズウォーカー・タイプではない)。

* 《ギデオン・ジュラ》の3つ目の能力を起動し、その後に彼に軽減できないダメージが与えられた場合(《不安定な足場》等)、そのダメージはすべて適用される。つまり、そのダメージは《ギデオン・ジュラ》が負い(彼はクリーチャーである)、そのダメージによりその点数分の忠誠カウンターが彼から取り除かれる(彼はプレインズウォーカーである)。《ギデオン・ジュラ》が負っているダメージが致死ダメージである場合、彼は状況起因処理で破壊される。《ギデオン・ジュラ》の上に忠誠カウンターが置かれていない場合、彼は状況起因処理でオーナーの墓地に置かれる。

* 《ギデオン・ジュラ》の3つ目の能力を起動し、その後にクリーチャーが彼のコピーとして戦場に出た場合、そのコピーは単なるプレインズウォーカーである。クリーチャーではない。(《ギデオン・ジュラ》の3つ目の能力の効果はコピーされない。それは、例えば《巨大化》の効果がコピーされないのと同様である。) 両方のパーマネントがプレインズウォーカー・タイプがギデオンであるプレインズウォーカーなので、それぞれは「プレインズウォーカーの唯一性ルール」による状況起因処理でオーナーの墓地に置かれる。

* 《ギデオン・ジュラ》の3つ目の能力を起動し、その後に線上にすでにあったクリーチャーが彼のコピーとしなった場合、そのコピーは単なるプレインズウォーカーである。クリーチャーではない。そのコピー効果が適用された段階で元の《ギデオン・ジュラ》がまだ戦場にある場合、それぞれは「プレインズウォーカーの唯一性ルール」による状況起因処理でオーナーの墓地に置かれる。その時点で元の《ギデオン・ジュラ》が戦場を離れている場合、コピーした側のパーマネントは忠誠カウンターが置かれていないことにより状況起因処理でオーナーの墓地に置かれる(もちろん、何らかの奇妙な理由により、それの上に忠誠カウンターが置かれている場合は別である)。

* あなたが《ギデオン・ジュラ》の3つ目の能力を起動し、戦闘の前に対戦相手が彼のコントロールを得たとする。あなたはあなたのクリーチャーでその《ギデオン・ジュラ》を攻撃できる(それはプレインズウォーカーである)。その後、《ギデオン・ジュラ》はブロックできる(それはクリーチャーである)。彼が適正にブロックできる攻撃クリーチャーであれば、どのクリーチャーをブロックしてもよい。彼を攻撃しているものに限らない! 戦闘中、必要に応じて、彼は攻撃されているプレインズウォーカーであり、ブロックしているクリーチャーである。例えば、彼は自分がブロックしているクリーチャーに戦闘ダメージを与えるが、彼は自分を攻撃しているブロックされていないクリーチャーに戦闘ダメージを与えない。
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