闇の隆盛:カード別注釈 (赤)
2012年1月27日 TCG全般(昼の面)
《苦悩の脱走者》
{3}{R}
クリーチャー ― 人間・狼男
3/2
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、苦悩の脱走者を変身させる。
(夜の面)
《狼男の荒らし屋》
*赤*
クリーチャー ― 狼男
5/4
このクリーチャーが狼男の荒らし屋に変身するたび、アーティファクト1つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。これによりそのアーティファクトがいずれかの墓地に置かれた場合、狼男の荒らし屋ははそのアーティファクトのコントローラーに3点のダメージを与える。
各アップキープの開始時に、直前のターンにいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合、狼男の荒らし屋を変身させる。
* 《狼男の荒らし屋》の1つめの誘発型能力がスタックに置かれる時に、対象となるアーティファクトを選ぶ。そのアーティファクトを破壊するかどうかは、その能力の解決時に選ぶ。
* 対象にしたアーティファクトが破壊されない、あるいは再生した(あるいは破壊しないことを選んだ)場合、《狼男の荒らし屋》はそのアーティファクトのコントローラーにダメージを与えない。同様に、その対象にしたアーティファクトが破壊されたものの置換効果によってオーナーの墓地以外の領域に移動した場合、《狼男の荒らし屋》はそのアーティファクトのコントローラーにダメージを与えない。
* 破壊されたアーティファクト・トークンは、消滅する前にオーナーの墓地に置かれる。《狼男の荒らし屋》の能力によってトークンが破壊された場合、《狼男の荒らし屋》はそのトークンのコントローラーにダメージを与える。
* 何かが《狼男の荒らし屋》のコピーになった場合、それは「《狼男の荒らし屋》に変身した」としては扱わない。それによって新しい《狼男の荒らし屋》の1つめの誘発型能力が誘発することはない。
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《頭目の乱闘》
{6}{R}{R}
ソーサリー
いずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それはそれのパワーに等しい点数のダメージを、そのプレイヤーがコントロールする他の各クリーチャーにそれぞれ与え、その後それらの各クリーチャーは、それぞれのパワーに等しい点数のダメージをそのクリーチャーに与える。
* 《頭目の乱闘》の効果の2つの部分は、その順番に処理される。まず対象となったクリーチャーがダメージを与え、その後でもう一報のクリーチャーがダメージを与える。その中間では状況起因処理のチェックは行なわれないので、対象となったクリーチャーによって致死ダメージを受けたクリーチャーもダメージを与える。
* 《頭目の乱闘》によって与えられたダメージは戦闘ダメージではない。
* 先制攻撃や二段攻撃、トランプルといった戦闘能力は適用されず、《頭目の乱闘》の効果には何も影響を与えない。
* 絆魂や接死といった、ダメージに影響を及ぼす能力は有効である。
* 対象としたクリーチャーが感染や萎縮を持っている場合、それによってダメージを受けるクリーチャーそれぞれに-1/-1カウンターが置かれるという結果になる。そうしてダメージを受けたクリーチャーのパワーは、対象としたクリーチャーにダメージを与え返す時点ですでに減少している。
* 対象としたクリーチャーによって与えられるダメージは、けして分割されることはない。たとえば、3/3クリーチャーを対象とした場合、それはそのコントローラーがコントロールしている他の各クリーチャーにそれぞれ3点のダメージを与える。
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《血の抗争》
{4}{R}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、他のクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。>(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。)(致死ダメージや“破壊する”効果ではそれらは破壊されない。
* 《暁天》は「それらのクリーチャー」を参照しているので、解決時にコントロールしているクリーチャーにしか影響を及ぼさない。ターンの後になってコントロールを得たクリーチャーには影響しない。(通常、コントロールしているクリーチャーを破壊されないようにする類の効果は、そのターンの後になってコントロールを得たクリーチャーにも影響を及ぼす)
* 《暁天》は、解決時にのみコントローラーのライフの総量をチェックする。破壊されないようになったクリーチャーは、そのターンの間、ライフを得たとしても破壊されないままである。
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《流血の呪い》
{3}{R}{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(プレイヤー)
いずれかの発生源がエンチャントされているプレイヤーにダメージを与える場合、代わりにそれはそのプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。
* 《流血の呪い》は、戦とダメージに限らずあらゆるダメージに作用する。与えられるダメージの発生源のコントローラーが誰であるかも考慮しない。
* ダメージの発生源は変化しない。ダメージの発生源はダメージを与える呪文に明記されており、しばしばその呪文自体である。能力によってダメージが与えられる場合も同様に明記されているが、その能力自体がダメージの発生源になることはあり得ない。しばしば、能力の発生源がそのダメージの発生源である。
* 《流血の呪い》が複数同じプレイヤーにエンチャントしている場合、そのプレイヤーに与えられるダメージは1枚ごとに2倍になる(2枚ついている場合、ダメージは結果として4倍になる。3枚ついていれば8倍になる。4枚ついていれば16倍になる。)
* 複数の効果が、エンチャントされているプレイヤーに与えられるダメージを修整する場合、そのプレイヤーはそれらの効果の適用順を決める。たとえば、《繕いの手》は「クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、次にそれに与えられるダメージを4点軽減する。」という効果を持つ。ある呪文がエンチャントされているプレイヤーに5点のダメージを与える場合、そのプレイヤーが自分を対象として《繕いの手》をすでに唱えていたと仮定すると、エンチャントされているプレイヤーには「4点のダメージを軽減してから、《流血の呪い》の効果で残りの1点を2倍にして、2点のダメージを受ける」という選択と、「受けるダメージを2倍にして10点にし、それから4点を軽減して、6点のダメージを受ける」という選択が存在する。
* エンチャントされているプレイヤーがプレインズウォーカーをコントロールしていて、その対戦相手がコントロールする発生源からの、戦闘ダメージでないダメージが与えられる場合、エンチャントされているプレイヤーは《流血の呪い》とプレインズウォーカーへのダメージ移し替え効果のどちらを先に適用するかを選ぶ。プレインズウォーカーへのダメージ移し替え効果を先に適用する場合、対戦相手がそのダメージをプレインズウォーカーに移し替えることを選んだなら、《流血の呪い》によってダメージが2倍になることはない。
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《エルドワルの切り裂き魔》
{1}{R}{R}
クリーチャー ― 吸血鬼
2/1
速攻
エルドワルの切り裂き魔がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
* この+1/+1カウンターは、その戦闘ダメージ・ステップに与える戦闘ダメージの量には影響を及ぼさない。
* このクリーチャーが、戦闘ダメージの移し替えなどによって複数のプレイヤーに同時に戦闘ダメージを与える場合、この能力はプレイヤー1人につき1回誘発する。
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《憎悪縛りの剥ぎ取り》
{5}{R}
クリーチャー ― デビル
4/2
不死(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
憎悪縛りの剥ぎ取りか他のクリーチャーが1体あなたの墓地から戦場に出るたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。その戦場に出たクリーチャーは、そのクリーチャーかプレイヤーに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
* 《憎悪縛りのはぎ取り》の最後の能力は、そのコントローラーの墓地にあったクリーチャーが他のプレイヤーのコントロール下で戦場に出る時にも誘発する。
* コントローラーの墓地から戦場に出たクリーチャーは、(乗せた状態で戦場に出てくる+1/+1カウンターを計算に入れた)その現在のパワーに等しいだけのダメージを、対象としたクリーチャーまたはプレイヤーに与える。この能力の解決時にすでに戦場に存在しない場合、戦場にあった最後の情報を用いてパワーの値を定める。
* この能力の発生源は《憎悪縛りのはぎ取り》であるが、ダメージの発生源は他のクリーチャーであり得る。黒のクリーチャーがこれのコントローラーの墓地から戦場に出た場合、この能力でプロテクション(黒)を持ったクリーチャーを対象にすることはできるが、それによって発生するダメージは軽減されることになる。一方、プロテクション(赤)を持つクリーチャーを対象にすることは、できない。
* ダメージはそのクリーチャーによって与えられるので、そのクリーチャーが実際にダメージを与える時点で戦場を離れていたとしても、絆魂や接死のような能力は有効である。
* クリーチャー・カードを墓地から唱えた場合、そのカードは戦場に出る前にスタックに置かれる。従って、《憎悪縛りのはぎ取り》は誘発しない。
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《投げ飛ばし》
{1}{R}
インスタント
投げ飛ばしを唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。投げ飛ばしはそれに、その生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。
* プレイヤーが対応できるのは、《投げ飛ばし》が唱え終わり、コストの支払いが終わった後である。生け贄に捧げられるクリーチャーをその前に破壊することで《投げ飛ばし》を唱えられないようにすることはできない。
* 生け贄に捧げたクリーチャーの戦場にあった最後の情報を用いて、そのパワーを決定する。
* 攻撃クリーチャーまたはブロック・クリーチャーをブロック・クリーチャー指定ステップに生け贄に捧げた場合、そのクリーチャーは戦闘ダメージを与えない。戦闘ダメージ・ステップまで待って、そのクリーチャーが致死ダメージを受けた場合、《投げ飛ばし》を唱える機会より前に破壊されることになる。
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《炉の小悪魔》
{R}
クリーチャー ― デビル
1/1
炉の小悪魔が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。炉の小悪魔はそれに1点のダメージを与え、あなたに1点のダメージを与える。
* 《炉の小悪魔》の能力は強制である。戦場に《炉の小悪魔》しかクリーチャーがいなかった場合、これを対象に選び、それ自身に1点のダメージと、自分に1点のダメージを与えさせなければならない。
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《やじる悪鬼》
{2}{R}
クリーチャー ― デビル
2/2
{2}{R}:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能なら攻撃に参加する。
* そのクリーチャーがプレイヤーを攻撃するかプレインズウォーカーを攻撃するかを決めるのは、そのクリーチャーのコントローラーである。
* そのクリーチャーのコントローラーの攻撃クリーチャー指定ステップの時点で、そのクリーチャーがタップ状態であるか、そのクリーチャーが「攻撃できない」という呪文や能力の影響を受けているか、あるいはそのターンの間続けてそのプレイヤーのコントロール下にない(そして速攻も持たない)場合、そのクリーチャーは攻撃しない。クリーチャーが攻撃するために何らかのコストが必要な場合、そのコストの支払いが強制されることはないので、やはりクリーチャーは攻撃しないことができる。
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《地獄乗り》
{2}{R}{R}
クリーチャー ― デビル
3/3
速攻
あなたがコントロールするクリーチャーが1体攻撃するたび、地獄乗りは防御プレイヤーに1点のダメージを与える。
* このダメージは戦闘ダメージではないので、防御プレイヤーがコントロールするプレインズウォーカーに移し替えることができる。
* クリーチャーがプレインズウォーカーを攻撃した場合、防御プレイヤーとは、そのプレインズウォーカーのコントローラーのことである。
* 多人数戦変種ルールによっては、クリーチャーが具句数のプレイヤーやプレインズウォーカーに攻撃できるものがある。それぞれの攻撃クリーチャーごとに、《地獄乗り》は対応する防御プレイヤーにダメージを与える。
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(昼の面)
《内陸の隠遁者》
{1}{R}
クリーチャー ― 人間・狼男
2/1
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、内陸の隠遁者を変身させる。
(夜の面)
《内陸の災い魔》
*赤*
クリーチャー ― 狼男
3/2
内陸の災い魔は、可能ならブロックされなければならない。
各アップキープの開始時に、直前のターンにいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合、内陸の災い魔を変身させる。
* 《内陸の災い魔》が攻撃していて、防御プレイヤーがそれをブロックできるクリーチャーをコントロールしている場合、防御プレイヤーはブロック・クリーチャー指定ステップに、少なくとも1体のブロック・クリーチャーをそのクリーチャーに割り振らなければならない。
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《高まる復讐心》
{R}{R}
インスタント
あなたがコントロールする、インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。高まる復讐心があなたの墓地から唱えられた場合、代わりにその呪文を2回コピーする。あなたはそれらのコピーの新しい対象を選んでもよい。
フラッシュバック {3}{R}{R}(あなたはフラッシュバック・コストで、このカードをあなたの墓地から唱えてもよい。その後、それを追放する。)
* 《高まる復讐心》は、対象を取るものに限らず、そのコントローラーがコントロールするあらゆるインスタントやソーサリー呪文を対象に(そしてコピー)できる。
* 《高まる復讐心》の解決中に、呪文のコピーが1つないし2つ生成される。それらのコピーのコントローラーは《高まる復讐心》のコントローラーである。それらのコピーはスタック上に生成されるので、「唱え」られることはない。呪文を唱えたことによって誘発する能力は、誘発しない。コピーは、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を与えられた後、通常の呪文と同じように解決される。
* すべてのコピーは、コントローラーが新しい対象を選ばない限りコピー元の呪文と同一の対象を持つ。新しい対象を選ぶ場合、その対象のうちの一部あるいは全部を変更しても良いし、しなくても良い。新しく選んだ対象のうちの1つでも不適正であれば、その新しい選択はできず、変更されないままになる(もとの対象が不適正であってもそのまま残る)。コピーが2つ存在する場合、それらそれぞれが異なる適正な対象を取るように対象を選ぶことができる。
* 元の呪文がモードを持つものであった場合(「以下のN個から1つを選ぶ――」の類の記述がある場合)、コピーは全て同じモードを持つ。モードを変更することはできない。
* 元の呪文に、(《地震》のように)唱える時点で決定されるXが含まれていた場合、全てのコピーは同じXの値を持つ。
* コピーのための追加コストを支払うことはできない。ただし、元の呪文に、支払われた追加コストに基づく効果があった場合、コピーにも同じコストが払われていたかのようにその効果もコピーされる。たとえば、《投げ飛ばし》を唱えるために3/3クリーチャーを生け贄に捧げていた場合、これを《高まる復讐心》でコピーしたとしたら、生成された《投げ飛ばし》のコピーはその対象に3点のダメージを与える。
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《マルコフの刃の達人》
{1}{R}{R}
クリーチャー ― 吸血鬼・戦士
1/1
二段攻撃
マルコフの刃の達人がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
* この+1/+1カウンターは、その戦闘ダメージ・ステップに与える戦闘ダメージの量には影響を及ぼさない。しかし、先制攻撃の戦闘ダメージを与えた時に《マルコフの刃の達人》に乗せられた+1/+1カウンターは、通常の戦闘ダメージ・ステップにおいて与えるダメージの量に影響を及ぼす。
* このクリーチャーが、戦闘ダメージの移し替えなどによって複数のプレイヤーに同時に戦闘ダメージを与える場合、この能力はプレイヤー1人につき1回誘発する。
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《マルコフの大将軍》
{5}{R}
クリーチャー ― 吸血鬼・戦士
4/4
速攻
マルコフの大将軍が戦場に出たとき、クリーチャーを最大2体まで対象とする。このターン、それらではブロックできない。
* 《マルコフの大将軍》の戦場に出た時の誘発型能力で対象にするクリーチャーの数は、0体か、1体か、2体である。
* 対象となったクリーチャーがそのターンブロックできないのは、《マルコフの大将軍》だけではなく、あらゆるクリーチャーである。
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《モンドロネンのシャーマン》
{3}{R}
クリーチャー ― 人間・狼男・シャーマン
3/2
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、モンドロネンのシャーマンを変身させる。
《トヴォラーの魔道士狩り》
*赤*
クリーチャー ― 狼男
5/5
いずれかの対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、トヴォラーの魔道士狩りはそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
各アップキープの開始時に、直前のターンにいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合、内陸の災い魔を変身させる。
* 《トヴォラーの魔道士狩り》の1つめの誘発型能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。これによってその呪文を唱えたプレイヤーが敗北した場合、その呪文が解決されることはない。
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《紅蓮心の狼》
{2}{R}
クリーチャー ― 狼
1/1
紅蓮心の狼が攻撃するたび、このターン、あなたがコントロールする各クリーチャーは、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
不死(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
* 《紅蓮心の狼》の1つめの誘発型能力は、その能力の解決時にはまだ戦場に出ていなくて、そのターンの後になって戦場に出たクリーチャーにも影響を及ぼす。通常はほとんど意味がないが、攻撃している状態で戦場に出るクリーチャーがいる場合や、そのターンに戦闘フェイズが複数回ある場合には意味を持つ。
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《野の焼き払い》
{4}{R}
ソーサリー
土地1つを対象とし、その土地を破壊する。野の焼き払いは各人間・クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。
* 《野の焼き払い》の解決時点でその土地が不適正な対象になっていた場合、《野の焼き払い》は打ち消され、その効果は一切発生しない。従って、人間にダメージが与えられることはない。
* 《野の焼き払い》は人間を対象にしていない。戦場に人間がいない時にも《野の焼き払い》を唱えることができる。
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《狂気の残骸》
{3}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。それは自身に、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
* 接死や絆魂のようなクリーチャーの能力は、これによって与えられるダメージの結果に影響を及ぼす。
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《苦悩の脱走者》
{3}{R}
クリーチャー ― 人間・狼男
3/2
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、苦悩の脱走者を変身させる。
(夜の面)
《狼男の荒らし屋》
*赤*
クリーチャー ― 狼男
5/4
このクリーチャーが狼男の荒らし屋に変身するたび、アーティファクト1つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。これによりそのアーティファクトがいずれかの墓地に置かれた場合、狼男の荒らし屋ははそのアーティファクトのコントローラーに3点のダメージを与える。
各アップキープの開始時に、直前のターンにいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合、狼男の荒らし屋を変身させる。
* 《狼男の荒らし屋》の1つめの誘発型能力がスタックに置かれる時に、対象となるアーティファクトを選ぶ。そのアーティファクトを破壊するかどうかは、その能力の解決時に選ぶ。
* 対象にしたアーティファクトが破壊されない、あるいは再生した(あるいは破壊しないことを選んだ)場合、《狼男の荒らし屋》はそのアーティファクトのコントローラーにダメージを与えない。同様に、その対象にしたアーティファクトが破壊されたものの置換効果によってオーナーの墓地以外の領域に移動した場合、《狼男の荒らし屋》はそのアーティファクトのコントローラーにダメージを与えない。
* 破壊されたアーティファクト・トークンは、消滅する前にオーナーの墓地に置かれる。《狼男の荒らし屋》の能力によってトークンが破壊された場合、《狼男の荒らし屋》はそのトークンのコントローラーにダメージを与える。
* 何かが《狼男の荒らし屋》のコピーになった場合、それは「《狼男の荒らし屋》に変身した」としては扱わない。それによって新しい《狼男の荒らし屋》の1つめの誘発型能力が誘発することはない。
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《頭目の乱闘》
{6}{R}{R}
ソーサリー
いずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それはそれのパワーに等しい点数のダメージを、そのプレイヤーがコントロールする他の各クリーチャーにそれぞれ与え、その後それらの各クリーチャーは、それぞれのパワーに等しい点数のダメージをそのクリーチャーに与える。
* 《頭目の乱闘》の効果の2つの部分は、その順番に処理される。まず対象となったクリーチャーがダメージを与え、その後でもう一報のクリーチャーがダメージを与える。その中間では状況起因処理のチェックは行なわれないので、対象となったクリーチャーによって致死ダメージを受けたクリーチャーもダメージを与える。
* 《頭目の乱闘》によって与えられたダメージは戦闘ダメージではない。
* 先制攻撃や二段攻撃、トランプルといった戦闘能力は適用されず、《頭目の乱闘》の効果には何も影響を与えない。
* 絆魂や接死といった、ダメージに影響を及ぼす能力は有効である。
* 対象としたクリーチャーが感染や萎縮を持っている場合、それによってダメージを受けるクリーチャーそれぞれに-1/-1カウンターが置かれるという結果になる。そうしてダメージを受けたクリーチャーのパワーは、対象としたクリーチャーにダメージを与え返す時点ですでに減少している。
* 対象としたクリーチャーによって与えられるダメージは、けして分割されることはない。たとえば、3/3クリーチャーを対象とした場合、それはそのコントローラーがコントロールしている他の各クリーチャーにそれぞれ3点のダメージを与える。
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《血の抗争》
{4}{R}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、他のクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。>(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。)(致死ダメージや“破壊する”効果ではそれらは破壊されない。
* 《暁天》は「それらのクリーチャー」を参照しているので、解決時にコントロールしているクリーチャーにしか影響を及ぼさない。ターンの後になってコントロールを得たクリーチャーには影響しない。(通常、コントロールしているクリーチャーを破壊されないようにする類の効果は、そのターンの後になってコントロールを得たクリーチャーにも影響を及ぼす)
* 《暁天》は、解決時にのみコントローラーのライフの総量をチェックする。破壊されないようになったクリーチャーは、そのターンの間、ライフを得たとしても破壊されないままである。
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《流血の呪い》
{3}{R}{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(プレイヤー)
いずれかの発生源がエンチャントされているプレイヤーにダメージを与える場合、代わりにそれはそのプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。
* 《流血の呪い》は、戦とダメージに限らずあらゆるダメージに作用する。与えられるダメージの発生源のコントローラーが誰であるかも考慮しない。
* ダメージの発生源は変化しない。ダメージの発生源はダメージを与える呪文に明記されており、しばしばその呪文自体である。能力によってダメージが与えられる場合も同様に明記されているが、その能力自体がダメージの発生源になることはあり得ない。しばしば、能力の発生源がそのダメージの発生源である。
* 《流血の呪い》が複数同じプレイヤーにエンチャントしている場合、そのプレイヤーに与えられるダメージは1枚ごとに2倍になる(2枚ついている場合、ダメージは結果として4倍になる。3枚ついていれば8倍になる。4枚ついていれば16倍になる。)
* 複数の効果が、エンチャントされているプレイヤーに与えられるダメージを修整する場合、そのプレイヤーはそれらの効果の適用順を決める。たとえば、《繕いの手》は「クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、次にそれに与えられるダメージを4点軽減する。」という効果を持つ。ある呪文がエンチャントされているプレイヤーに5点のダメージを与える場合、そのプレイヤーが自分を対象として《繕いの手》をすでに唱えていたと仮定すると、エンチャントされているプレイヤーには「4点のダメージを軽減してから、《流血の呪い》の効果で残りの1点を2倍にして、2点のダメージを受ける」という選択と、「受けるダメージを2倍にして10点にし、それから4点を軽減して、6点のダメージを受ける」という選択が存在する。
* エンチャントされているプレイヤーがプレインズウォーカーをコントロールしていて、その対戦相手がコントロールする発生源からの、戦闘ダメージでないダメージが与えられる場合、エンチャントされているプレイヤーは《流血の呪い》とプレインズウォーカーへのダメージ移し替え効果のどちらを先に適用するかを選ぶ。プレインズウォーカーへのダメージ移し替え効果を先に適用する場合、対戦相手がそのダメージをプレインズウォーカーに移し替えることを選んだなら、《流血の呪い》によってダメージが2倍になることはない。
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《エルドワルの切り裂き魔》
{1}{R}{R}
クリーチャー ― 吸血鬼
2/1
速攻
エルドワルの切り裂き魔がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
* この+1/+1カウンターは、その戦闘ダメージ・ステップに与える戦闘ダメージの量には影響を及ぼさない。
* このクリーチャーが、戦闘ダメージの移し替えなどによって複数のプレイヤーに同時に戦闘ダメージを与える場合、この能力はプレイヤー1人につき1回誘発する。
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《憎悪縛りの剥ぎ取り》
{5}{R}
クリーチャー ― デビル
4/2
不死(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
憎悪縛りの剥ぎ取りか他のクリーチャーが1体あなたの墓地から戦場に出るたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。その戦場に出たクリーチャーは、そのクリーチャーかプレイヤーに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
* 《憎悪縛りのはぎ取り》の最後の能力は、そのコントローラーの墓地にあったクリーチャーが他のプレイヤーのコントロール下で戦場に出る時にも誘発する。
* コントローラーの墓地から戦場に出たクリーチャーは、(乗せた状態で戦場に出てくる+1/+1カウンターを計算に入れた)その現在のパワーに等しいだけのダメージを、対象としたクリーチャーまたはプレイヤーに与える。この能力の解決時にすでに戦場に存在しない場合、戦場にあった最後の情報を用いてパワーの値を定める。
* この能力の発生源は《憎悪縛りのはぎ取り》であるが、ダメージの発生源は他のクリーチャーであり得る。黒のクリーチャーがこれのコントローラーの墓地から戦場に出た場合、この能力でプロテクション(黒)を持ったクリーチャーを対象にすることはできるが、それによって発生するダメージは軽減されることになる。一方、プロテクション(赤)を持つクリーチャーを対象にすることは、できない。
* ダメージはそのクリーチャーによって与えられるので、そのクリーチャーが実際にダメージを与える時点で戦場を離れていたとしても、絆魂や接死のような能力は有効である。
* クリーチャー・カードを墓地から唱えた場合、そのカードは戦場に出る前にスタックに置かれる。従って、《憎悪縛りのはぎ取り》は誘発しない。
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《投げ飛ばし》
{1}{R}
インスタント
投げ飛ばしを唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。投げ飛ばしはそれに、その生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。
* プレイヤーが対応できるのは、《投げ飛ばし》が唱え終わり、コストの支払いが終わった後である。生け贄に捧げられるクリーチャーをその前に破壊することで《投げ飛ばし》を唱えられないようにすることはできない。
* 生け贄に捧げたクリーチャーの戦場にあった最後の情報を用いて、そのパワーを決定する。
* 攻撃クリーチャーまたはブロック・クリーチャーをブロック・クリーチャー指定ステップに生け贄に捧げた場合、そのクリーチャーは戦闘ダメージを与えない。戦闘ダメージ・ステップまで待って、そのクリーチャーが致死ダメージを受けた場合、《投げ飛ばし》を唱える機会より前に破壊されることになる。
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《炉の小悪魔》
{R}
クリーチャー ― デビル
1/1
炉の小悪魔が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。炉の小悪魔はそれに1点のダメージを与え、あなたに1点のダメージを与える。
* 《炉の小悪魔》の能力は強制である。戦場に《炉の小悪魔》しかクリーチャーがいなかった場合、これを対象に選び、それ自身に1点のダメージと、自分に1点のダメージを与えさせなければならない。
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《やじる悪鬼》
{2}{R}
クリーチャー ― デビル
2/2
{2}{R}:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能なら攻撃に参加する。
* そのクリーチャーがプレイヤーを攻撃するかプレインズウォーカーを攻撃するかを決めるのは、そのクリーチャーのコントローラーである。
* そのクリーチャーのコントローラーの攻撃クリーチャー指定ステップの時点で、そのクリーチャーがタップ状態であるか、そのクリーチャーが「攻撃できない」という呪文や能力の影響を受けているか、あるいはそのターンの間続けてそのプレイヤーのコントロール下にない(そして速攻も持たない)場合、そのクリーチャーは攻撃しない。クリーチャーが攻撃するために何らかのコストが必要な場合、そのコストの支払いが強制されることはないので、やはりクリーチャーは攻撃しないことができる。
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《地獄乗り》
{2}{R}{R}
クリーチャー ― デビル
3/3
速攻
あなたがコントロールするクリーチャーが1体攻撃するたび、地獄乗りは防御プレイヤーに1点のダメージを与える。
* このダメージは戦闘ダメージではないので、防御プレイヤーがコントロールするプレインズウォーカーに移し替えることができる。
* クリーチャーがプレインズウォーカーを攻撃した場合、防御プレイヤーとは、そのプレインズウォーカーのコントローラーのことである。
* 多人数戦変種ルールによっては、クリーチャーが具句数のプレイヤーやプレインズウォーカーに攻撃できるものがある。それぞれの攻撃クリーチャーごとに、《地獄乗り》は対応する防御プレイヤーにダメージを与える。
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(昼の面)
《内陸の隠遁者》
{1}{R}
クリーチャー ― 人間・狼男
2/1
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、内陸の隠遁者を変身させる。
(夜の面)
《内陸の災い魔》
*赤*
クリーチャー ― 狼男
3/2
内陸の災い魔は、可能ならブロックされなければならない。
各アップキープの開始時に、直前のターンにいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合、内陸の災い魔を変身させる。
* 《内陸の災い魔》が攻撃していて、防御プレイヤーがそれをブロックできるクリーチャーをコントロールしている場合、防御プレイヤーはブロック・クリーチャー指定ステップに、少なくとも1体のブロック・クリーチャーをそのクリーチャーに割り振らなければならない。
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《高まる復讐心》
{R}{R}
インスタント
あなたがコントロールする、インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。高まる復讐心があなたの墓地から唱えられた場合、代わりにその呪文を2回コピーする。あなたはそれらのコピーの新しい対象を選んでもよい。
フラッシュバック {3}{R}{R}(あなたはフラッシュバック・コストで、このカードをあなたの墓地から唱えてもよい。その後、それを追放する。)
* 《高まる復讐心》は、対象を取るものに限らず、そのコントローラーがコントロールするあらゆるインスタントやソーサリー呪文を対象に(そしてコピー)できる。
* 《高まる復讐心》の解決中に、呪文のコピーが1つないし2つ生成される。それらのコピーのコントローラーは《高まる復讐心》のコントローラーである。それらのコピーはスタック上に生成されるので、「唱え」られることはない。呪文を唱えたことによって誘発する能力は、誘発しない。コピーは、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を与えられた後、通常の呪文と同じように解決される。
* すべてのコピーは、コントローラーが新しい対象を選ばない限りコピー元の呪文と同一の対象を持つ。新しい対象を選ぶ場合、その対象のうちの一部あるいは全部を変更しても良いし、しなくても良い。新しく選んだ対象のうちの1つでも不適正であれば、その新しい選択はできず、変更されないままになる(もとの対象が不適正であってもそのまま残る)。コピーが2つ存在する場合、それらそれぞれが異なる適正な対象を取るように対象を選ぶことができる。
* 元の呪文がモードを持つものであった場合(「以下のN個から1つを選ぶ――」の類の記述がある場合)、コピーは全て同じモードを持つ。モードを変更することはできない。
* 元の呪文に、(《地震》のように)唱える時点で決定されるXが含まれていた場合、全てのコピーは同じXの値を持つ。
* コピーのための追加コストを支払うことはできない。ただし、元の呪文に、支払われた追加コストに基づく効果があった場合、コピーにも同じコストが払われていたかのようにその効果もコピーされる。たとえば、《投げ飛ばし》を唱えるために3/3クリーチャーを生け贄に捧げていた場合、これを《高まる復讐心》でコピーしたとしたら、生成された《投げ飛ばし》のコピーはその対象に3点のダメージを与える。
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《マルコフの刃の達人》
{1}{R}{R}
クリーチャー ― 吸血鬼・戦士
1/1
二段攻撃
マルコフの刃の達人がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
* この+1/+1カウンターは、その戦闘ダメージ・ステップに与える戦闘ダメージの量には影響を及ぼさない。しかし、先制攻撃の戦闘ダメージを与えた時に《マルコフの刃の達人》に乗せられた+1/+1カウンターは、通常の戦闘ダメージ・ステップにおいて与えるダメージの量に影響を及ぼす。
* このクリーチャーが、戦闘ダメージの移し替えなどによって複数のプレイヤーに同時に戦闘ダメージを与える場合、この能力はプレイヤー1人につき1回誘発する。
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《マルコフの大将軍》
{5}{R}
クリーチャー ― 吸血鬼・戦士
4/4
速攻
マルコフの大将軍が戦場に出たとき、クリーチャーを最大2体まで対象とする。このターン、それらではブロックできない。
* 《マルコフの大将軍》の戦場に出た時の誘発型能力で対象にするクリーチャーの数は、0体か、1体か、2体である。
* 対象となったクリーチャーがそのターンブロックできないのは、《マルコフの大将軍》だけではなく、あらゆるクリーチャーである。
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《モンドロネンのシャーマン》
{3}{R}
クリーチャー ― 人間・狼男・シャーマン
3/2
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、モンドロネンのシャーマンを変身させる。
《トヴォラーの魔道士狩り》
*赤*
クリーチャー ― 狼男
5/5
いずれかの対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、トヴォラーの魔道士狩りはそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
各アップキープの開始時に、直前のターンにいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合、内陸の災い魔を変身させる。
* 《トヴォラーの魔道士狩り》の1つめの誘発型能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。これによってその呪文を唱えたプレイヤーが敗北した場合、その呪文が解決されることはない。
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《紅蓮心の狼》
{2}{R}
クリーチャー ― 狼
1/1
紅蓮心の狼が攻撃するたび、このターン、あなたがコントロールする各クリーチャーは、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
不死(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
* 《紅蓮心の狼》の1つめの誘発型能力は、その能力の解決時にはまだ戦場に出ていなくて、そのターンの後になって戦場に出たクリーチャーにも影響を及ぼす。通常はほとんど意味がないが、攻撃している状態で戦場に出るクリーチャーがいる場合や、そのターンに戦闘フェイズが複数回ある場合には意味を持つ。
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《野の焼き払い》
{4}{R}
ソーサリー
土地1つを対象とし、その土地を破壊する。野の焼き払いは各人間・クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。
* 《野の焼き払い》の解決時点でその土地が不適正な対象になっていた場合、《野の焼き払い》は打ち消され、その効果は一切発生しない。従って、人間にダメージが与えられることはない。
* 《野の焼き払い》は人間を対象にしていない。戦場に人間がいない時にも《野の焼き払い》を唱えることができる。
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《狂気の残骸》
{3}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。それは自身に、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
* 接死や絆魂のようなクリーチャーの能力は、これによって与えられるダメージの結果に影響を及ぼす。
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