アヴァシンの帰還:カード別注釈 (赤)
2012年4月25日 TCG全般「カード別注釈では探しづらいので色別に分類した個人的資料ですので、コピペ間違いがある可能性もあります」
逆鱗
{3}{R}{R}
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。逆鱗はそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーに、それぞれ1点のダメージを与える。これによりダメージを与えられた各クリーチャーは、このターン、可能なら攻撃する。
* 《逆鱗》はそのプレイヤーのみを対象とする。《逆鱗》が解決された場合、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーは呪禁を持っていてもダメージを受ける。
* 《逆鱗》によってダメージを受けたクリーチャーがどのプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃するかは、そのクリーチャーのコントローラーが決定する。
* そのクリーチャーのコントローラーの攻撃クリーチャー指定ステップの時点で、そのクリーチャーがタップ状態であるか、そのクリーチャーが「攻撃できない」という呪文や能力の影響を受けているか、あるいはそのターンの間続けてそのプレイヤーのコントロール下にない(そして速攻も持たない)場合、そのクリーチャーは攻撃しない。クリーチャーが攻撃するために何らかのコストが必要な場合、そのコストの支払いが強制されることはないので、やはりクリーチャーは攻撃しないことができる。
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大翼のドラゴン
{2}{R}{R}
クリーチャー ― ドラゴン
4/4飛行、速攻
終了ステップの開始時に、大翼のドラゴンをオーナーの手札に戻す。
* 《大翼のドラゴン》は戦場にいる場合にのみオーナーの手札に戻る。
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掲げられた軍旗
{R}
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
* 《掲げられた軍旗》が解決されるときにあなたがコントロールしているクリーチャーのみボーナスを得る。そのターンに後から戦場に出たまたはあなたがコントロールを得たクリーチャーは、影響を受けない。
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戦いの賛歌
{1}{R}
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体につき、あなたのマナ・プールに{R}を加える。
* 《戦いの賛歌》はスタックを使うため、対応することができる。マナ・プールに加えられるマナの点数は、《戦いの賛歌》が解決されるときにあなたがコントロールしているクリーチャーの数に基づく。
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忌むべき者のかがり火
{X}{X}{R}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。忌むべき者のかがり火はそのプレイヤーとそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。
奇跡{X}{R}(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)
* 《忌むべき者のかがり火》はプレイヤーのみを対象とする。《忌むべき者のかがり火》が解決された場合、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーは呪禁をもっていてもダメージを受ける。
* 《忌むべき者のかがり火》の解決時点でそのプレイヤーが不適正な対象になっていた場合、《忌むべき者のかがり火》は打ち消され、その効果は一切発生しない。したがって、いかなるクリーチャーにもプレイヤーにもダメージが与えられることはない。
* プレイヤーに与えられるダメージの一部または全部を軽減しても、そのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーに与えられるダメージは変化しない。プレイヤーに与えられるダメージを増加または減少させるいかなる効果についても同様である。
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火炙り
{2}{R}{R}{R}
ソーサリー
火炙りを唱えるための追加コストとして、あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを望む数だけタップする。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炙りはそれに、これによりタップされたクリーチャーの総数の3倍に等しい点数のダメージを与える。
* プレイヤーはコストの支払いには対応できない。《火炙り》が宣言されてスタックに置かれた後で、これに対応してクリーチャーをタップしようとすることはできない。
* 《火炙り》が与えるダメージは、それを唱えるためにタップしたクリーチャーが解決前にアンタップ状態になったり戦場を離れたりしても、変化しない。
* これによりタップされるクリーチャーはすべて、同時にタップ状態になる。
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危険な賭け
{1}{R}
インスタント
あなたの手札をすべて捨て、その後カードを2枚引く。
* 《危険な賭け》の解決時点で手札にカードが無い場合、単にカードを2枚引く。
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二重詠唱
{1}{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「{R}, {T}:あなたがコントロールするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。」を持つ。
* 《二重詠唱》の能力は、対象を取るものに限らず、あなたがコントロールする任意のインスタントまたはソーサリー呪文を対象に(そしてコピー)できる。
* コピーはスタック上に生成されるため、「唱え」られることはない。よって、呪文を唱えたことによって誘発する能力は誘発しない。その後コピーは、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を得た後、通常の呪文と同じように解決される。
* コピーは、あなたが新しい対象を選ばないかぎり、コピー元の呪文と同一の対象を持つ。新しい対象を選ぶ場合、その対象のうちの一部あるいは全部を変更しても良いし、しなくても良い。新しく選んだ対象のうちの1つでも不適正であれば、その新しい選択はできず、変更されないままになる(もとの対象が不適正であってもそのまま残る)。
* 元の呪文がモードを持つものであった場合(「以下のN個から1つを選ぶ――」の類の記述がある場合)、コピーは同じモードを持つ。モードを変更することはできない。
* 元の呪文に(《地震》のように)唱える時点で決定されるXが含まれていた場合、コピーは同じXの値を持つ。
* コピーのための追加コストを支払うことはできない。ただし、元の呪文に、支払われた追加コストに基づく効果があった場合、コピーにも同じコストが払われていたかのようにその効果もコピーされる。たとえば、《投げ飛ばし》を唱えるために3/3クリーチャーを生け贄に捧げた後これを《二重詠唱》の能力でコピーした場合、生成された《投げ飛ばし》のコピーもまたその対象に3点のダメージを与える。
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小悪魔の一団
{5}{R}
クリーチャー ― デビル
3/3
小悪魔の一団が死亡したとき、クリーチャーやプレイヤーを、1つまたは望む組み合わせで2つか3つ対象とする。小悪魔の一団はそれらに、3点のダメージをあなたの好きなように割り振って与える。
* ダメージの割り振りは、《小悪魔の一団》の誘発型能力がスタックに乗った時点で行うのであり、解決される時点ではない。対象にはそれぞれ少なくとも1点のダメージを割り当てなければならない。(つまり、能力がスタックに乗った時点で、対象1つに3点のダメージを与えるか、対象1つに2点のダメージを与えもう1つの対象に1点のダメージを与えるか、3つの対象にそれぞれ1点のダメージを与えるかを選ぶことになる。)
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炎の装い
{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+1/-1の修整を受けるとともに、可能なら毎ターン攻撃する。
* そのクリーチャーがどのプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃するかは、エンチャントされているクリーチャーのコントローラーが決める。
* そのクリーチャーのコントローラーの攻撃クリーチャー指定ステップの時点で、エンチャントされているクリーチャーがタップ状態であるか、「攻撃できない」という呪文や能力の影響を受けているか、またはそのターンの間続けてそのプレイヤーのコントロール下になかった(そして速攻も持たない)場合、そのクリーチャーは攻撃しない。クリーチャーが攻撃するために何らかのコストが必要な場合、そのコストの支払いが強制されることはないので、やはりクリーチャーは攻撃しないことができる。
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ケッシグの不満分子
{2}{R}
クリーチャー ― 人間・戦士
3/1
ケッシグの不満分子が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。ケッシグの不満分子はそのプレイヤーに、あなたがコントロールする人間の総数に等しい点数のダメージを与える。
* あなたがコントロールする人間の数は、この戦場に出たときに誘発する能力が解決されるときに数える。
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稲妻のやっかいもの
{1}{R}
クリーチャー ― 人間・狂戦士
2/1
結魂(このクリーチャーか他のまだ組になっていないクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはそれらを組にしてもよい。それらのクリーチャーは、あなたがその両方をコントロールし続けるかぎり組である。)
稲妻のやっかいものが他のクリーチャーと組になっているかぎり、両方のクリーチャーは速攻を持つ。
* 攻撃クリーチャーとして宣言された後に速攻を失っても、そのクリーチャーは攻撃を止めない。
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狂気の預言者
{3}{R}
クリーチャー ― 人間・シャーマン
2/2速攻
{T}, カードを1枚捨てる:カードを1枚引く。
* カードを1枚捨てることは、この能力の起動コストの一部である。よって手札にカードが無い場合、この能力を起動することはできない。
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悪だくみ
{1}{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「{T}:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。」を持つ。
* すでにブロック・クリーチャーとして宣言されたクリーチャーをブロックできない状態にしても、何の効果もない。
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害霊
{3}{R}{R}
クリーチャー ― エレメンタル・スピリット
*/*
害霊のパワーとタフネスは、それぞれすべての対戦相手の中で最も高いライフの総量の、端数を切り上げた半分に等しい。
害霊が与えるダメージは軽減できない。
* 《害霊》がプロテクション(赤)を持つクリーチャーにブロックされた場合、《害霊》がそのクリーチャーに与えるダメージは軽減されない。
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火柱
{R}
ソーサリー
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火柱はそれに2点のダメージを与える。このターン、これによりダメージを与えられたクリーチャーが死亡する場合、代わりにそれを追放する。
* 《火柱》の対象でなくても(何らかの形でダメージが移し替えられたことにより)《火柱》からダメージを受けたクリーチャーがそのターンの間に死亡した場合、追放される。
* 《火柱》からダメージを受けたターンに死亡したクリーチャーは、その死因にかかわらず追放される。タフネスを0以下に減少させられたり、他の呪文または能力で破壊された場合も同様である。
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破滅の儀式
{5}{R}{R}
ソーサリー
アーティファクト、クリーチャー、土地の順番を決める。各プレイヤーは第一のタイプのパーマネントを1つ、第二のタイプのパーマネントを2つ、第三のタイプのパーマネントを3つ生け贄に捧げる。
* 日本語版テキストでは、「生け贄に捧げる」が1つにまとめて書かれているが、これは誤りである。正しくは、「各プレイヤーは第一のタイプのパーマネントを1つ生け贄に捧げ、第二のタイプのパーマネントを2つ生け贄に捧げ、第三のタイプのパーマネントを3つ生け贄に捧げる。」である。
* あなたはまずカード・タイプの順番を決める。続いて各プレイヤーが(アクティブ・プレイヤーから始めて)ターン順に、自分がコントロールする第一のカード・タイプのパーマネントを1つ選ぶ。その後それらのパーマネントは同時に生け贄に捧げられる。次に、各プレイヤーはターン順に、自分がコントロールする第二のカード・タイプのパーマネントを2つ選ぶ。その後それらのパーマネントは同時に生け贄に捧げられる。最後に、各プレイヤーはターン順に自分がコントロールする第三のカード・タイプのパーマネントを3つ選び、その後それらのパーマネントは同時に生け贄に捧げられる。
* あるカード・タイプの生け贄として捧げられたパーマネントは、続くカード・タイプの選択時には戦場にないため選ぶことができない。
* 《破滅の儀式》の解決中に何らかの能力が誘発した場合、それらの能力は《破滅の儀式》の解決が終わってからスタックに置かれる。アクティブ・プレイヤーから始め、それぞれのプレイヤーは好きな順番で能力をスタックに乗せる。
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血のほとばしり
{2}{R}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+X/+0の修整を受ける。Xはそれのパワーに等しい。
* Xの値は《血のほとばしり》が解決されたときに決定される。そのターンに後からクリーチャーのパワーが変化しても、修整は変化しない。
* クリーチャーのパワーが0より小さい場合、修整は負の値になる。たとえば、何らかの理由で-1/3になったクリーチャーは、-1/0の修正を受けて-2/3になる。
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ソンバーワルドの自警団
{R}
クリーチャー ― 人間・戦士
1/1
ソンバーワルドの自警団がクリーチャー1体にブロックされた状態になるたび、ソンバーワルドの自警団はそのクリーチャーに1点のダメージを与える。
* 《ソンバーワルドの自警団》の能力は、それをブロックしたクリーチャーそれぞれについて誘発する。
* この能力は戦闘ダメージが与えられる前に解決されるため、ブロック・クリーチャーが破壊されて戦闘ダメージを与えないということも起こり得る。
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悪鬼の血統、ティボルト
{R}{R}
プレインズウォーカー ― ティボルト
2
[+1]:カードを1枚引き、その後カードを1枚無作為に選んで捨てる。
[-4]:プレイヤー1人を対象とする。悪鬼の血統、ティボルトはそのプレイヤーに、そのプレイヤーの手札にあるカードの総数に等しい点数のダメージを与える。
[-6]:ターン終了時まで、すべてのクリーチャーのコントロールを得る。それらをアンタップする。それらはターン終了時まで速攻を得る。
* 対象プレイヤーの手札にあるカードの枚数は、ティボルトの第二の能力が解決されるときに決定される。
* ティボルトの第三の能力が解決されるとき、能力解決前にあなたがコントロールしていたものも含め、すべてのクリーチャーがアンタップ状態になり速攻を得る。
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苛立たしい小悪魔
{R}
クリーチャー ― デビル
4/3
苛立たしい小悪魔が戦場に出たとき、どの対戦相手でも「苛立たしい小悪魔は自分に4点のダメージを与える。」を選んでもよい。いずれかのプレイヤーがそうした場合、苛立たしい小悪魔を生け贄に捧げる。
* いずれかのプレイヤーが《苛立たしい小悪魔》に自分に4点のダメージを与えさせることを選び、そのダメージの一部または全部が軽減されるかまたは移し替えられた場合でも、《苛立たしい小悪魔》は生け贄に捧げられる。
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士気溢れる徴集兵
{4}{R}
クリーチャー ― 人間・戦士
3/3速攻
士気溢れる徴集兵が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とする。あなたはターン終了時までそれのコントロールを得る。そのパーマネントをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。
* この戦場に出たときの能力は、アンタップ状態のものやあなたがすでにコントロールしているものも含め、どのパーマネントでも対象とすることができる。
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不和の暴君
{4}{R}{R}{R}
クリーチャー ― エレメンタル
7/7
不和の暴君が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分がコントロールするパーマネント1つを無作為に選び、それを生け贄に捧げる。これにより土地でないパーマネントが生け贄に捧げられた場合、この手順を繰り返す。
* 繰り返される手順には、手順を繰り返すという指示が含まれる。つまり、対戦相手は土地を生け贄に捧げるまでパーマネントを生け贄に捧げ続ける。
* 繰り返される手順には、対戦相手を対象とすることを含まない。よって、パーマネントを生け贄に捧げなければならない対戦相手は1人のみである。
* 《不和の暴君》が戦場に出たときの能力の解決中に何らかの能力が誘発した場合、それらの能力は《不和の暴君》が戦場に出たときの能力の解決が終わってからスタックに置かれる。アクティブ・プレイヤーから始め、それぞれのプレイヤーは好きな順番で能力をスタックに乗せる。
* 対象となった対戦相手がパーマネントを生け贄に捧げることができない場合(《鷺群れのシガルダ》による場合など)、その対戦相手はパーマネント1つを無作為に選ぶが、生け贄には捧げない。その後この能力の解決は終わる。
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逆鱗
{3}{R}{R}
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。逆鱗はそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーに、それぞれ1点のダメージを与える。これによりダメージを与えられた各クリーチャーは、このターン、可能なら攻撃する。
* 《逆鱗》はそのプレイヤーのみを対象とする。《逆鱗》が解決された場合、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーは呪禁を持っていてもダメージを受ける。
* 《逆鱗》によってダメージを受けたクリーチャーがどのプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃するかは、そのクリーチャーのコントローラーが決定する。
* そのクリーチャーのコントローラーの攻撃クリーチャー指定ステップの時点で、そのクリーチャーがタップ状態であるか、そのクリーチャーが「攻撃できない」という呪文や能力の影響を受けているか、あるいはそのターンの間続けてそのプレイヤーのコントロール下にない(そして速攻も持たない)場合、そのクリーチャーは攻撃しない。クリーチャーが攻撃するために何らかのコストが必要な場合、そのコストの支払いが強制されることはないので、やはりクリーチャーは攻撃しないことができる。
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大翼のドラゴン
{2}{R}{R}
クリーチャー ― ドラゴン
4/4飛行、速攻
終了ステップの開始時に、大翼のドラゴンをオーナーの手札に戻す。
* 《大翼のドラゴン》は戦場にいる場合にのみオーナーの手札に戻る。
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掲げられた軍旗
{R}
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
* 《掲げられた軍旗》が解決されるときにあなたがコントロールしているクリーチャーのみボーナスを得る。そのターンに後から戦場に出たまたはあなたがコントロールを得たクリーチャーは、影響を受けない。
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戦いの賛歌
{1}{R}
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体につき、あなたのマナ・プールに{R}を加える。
* 《戦いの賛歌》はスタックを使うため、対応することができる。マナ・プールに加えられるマナの点数は、《戦いの賛歌》が解決されるときにあなたがコントロールしているクリーチャーの数に基づく。
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忌むべき者のかがり火
{X}{X}{R}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。忌むべき者のかがり火はそのプレイヤーとそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。
奇跡{X}{R}(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)
* 《忌むべき者のかがり火》はプレイヤーのみを対象とする。《忌むべき者のかがり火》が解決された場合、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーは呪禁をもっていてもダメージを受ける。
* 《忌むべき者のかがり火》の解決時点でそのプレイヤーが不適正な対象になっていた場合、《忌むべき者のかがり火》は打ち消され、その効果は一切発生しない。したがって、いかなるクリーチャーにもプレイヤーにもダメージが与えられることはない。
* プレイヤーに与えられるダメージの一部または全部を軽減しても、そのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーに与えられるダメージは変化しない。プレイヤーに与えられるダメージを増加または減少させるいかなる効果についても同様である。
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火炙り
{2}{R}{R}{R}
ソーサリー
火炙りを唱えるための追加コストとして、あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを望む数だけタップする。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炙りはそれに、これによりタップされたクリーチャーの総数の3倍に等しい点数のダメージを与える。
* プレイヤーはコストの支払いには対応できない。《火炙り》が宣言されてスタックに置かれた後で、これに対応してクリーチャーをタップしようとすることはできない。
* 《火炙り》が与えるダメージは、それを唱えるためにタップしたクリーチャーが解決前にアンタップ状態になったり戦場を離れたりしても、変化しない。
* これによりタップされるクリーチャーはすべて、同時にタップ状態になる。
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危険な賭け
{1}{R}
インスタント
あなたの手札をすべて捨て、その後カードを2枚引く。
* 《危険な賭け》の解決時点で手札にカードが無い場合、単にカードを2枚引く。
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二重詠唱
{1}{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「{R}, {T}:あなたがコントロールするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。」を持つ。
* 《二重詠唱》の能力は、対象を取るものに限らず、あなたがコントロールする任意のインスタントまたはソーサリー呪文を対象に(そしてコピー)できる。
* コピーはスタック上に生成されるため、「唱え」られることはない。よって、呪文を唱えたことによって誘発する能力は誘発しない。その後コピーは、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を得た後、通常の呪文と同じように解決される。
* コピーは、あなたが新しい対象を選ばないかぎり、コピー元の呪文と同一の対象を持つ。新しい対象を選ぶ場合、その対象のうちの一部あるいは全部を変更しても良いし、しなくても良い。新しく選んだ対象のうちの1つでも不適正であれば、その新しい選択はできず、変更されないままになる(もとの対象が不適正であってもそのまま残る)。
* 元の呪文がモードを持つものであった場合(「以下のN個から1つを選ぶ――」の類の記述がある場合)、コピーは同じモードを持つ。モードを変更することはできない。
* 元の呪文に(《地震》のように)唱える時点で決定されるXが含まれていた場合、コピーは同じXの値を持つ。
* コピーのための追加コストを支払うことはできない。ただし、元の呪文に、支払われた追加コストに基づく効果があった場合、コピーにも同じコストが払われていたかのようにその効果もコピーされる。たとえば、《投げ飛ばし》を唱えるために3/3クリーチャーを生け贄に捧げた後これを《二重詠唱》の能力でコピーした場合、生成された《投げ飛ばし》のコピーもまたその対象に3点のダメージを与える。
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小悪魔の一団
{5}{R}
クリーチャー ― デビル
3/3
小悪魔の一団が死亡したとき、クリーチャーやプレイヤーを、1つまたは望む組み合わせで2つか3つ対象とする。小悪魔の一団はそれらに、3点のダメージをあなたの好きなように割り振って与える。
* ダメージの割り振りは、《小悪魔の一団》の誘発型能力がスタックに乗った時点で行うのであり、解決される時点ではない。対象にはそれぞれ少なくとも1点のダメージを割り当てなければならない。(つまり、能力がスタックに乗った時点で、対象1つに3点のダメージを与えるか、対象1つに2点のダメージを与えもう1つの対象に1点のダメージを与えるか、3つの対象にそれぞれ1点のダメージを与えるかを選ぶことになる。)
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炎の装い
{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+1/-1の修整を受けるとともに、可能なら毎ターン攻撃する。
* そのクリーチャーがどのプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃するかは、エンチャントされているクリーチャーのコントローラーが決める。
* そのクリーチャーのコントローラーの攻撃クリーチャー指定ステップの時点で、エンチャントされているクリーチャーがタップ状態であるか、「攻撃できない」という呪文や能力の影響を受けているか、またはそのターンの間続けてそのプレイヤーのコントロール下になかった(そして速攻も持たない)場合、そのクリーチャーは攻撃しない。クリーチャーが攻撃するために何らかのコストが必要な場合、そのコストの支払いが強制されることはないので、やはりクリーチャーは攻撃しないことができる。
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ケッシグの不満分子
{2}{R}
クリーチャー ― 人間・戦士
3/1
ケッシグの不満分子が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。ケッシグの不満分子はそのプレイヤーに、あなたがコントロールする人間の総数に等しい点数のダメージを与える。
* あなたがコントロールする人間の数は、この戦場に出たときに誘発する能力が解決されるときに数える。
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稲妻のやっかいもの
{1}{R}
クリーチャー ― 人間・狂戦士
2/1
結魂(このクリーチャーか他のまだ組になっていないクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはそれらを組にしてもよい。それらのクリーチャーは、あなたがその両方をコントロールし続けるかぎり組である。)
稲妻のやっかいものが他のクリーチャーと組になっているかぎり、両方のクリーチャーは速攻を持つ。
* 攻撃クリーチャーとして宣言された後に速攻を失っても、そのクリーチャーは攻撃を止めない。
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狂気の預言者
{3}{R}
クリーチャー ― 人間・シャーマン
2/2速攻
{T}, カードを1枚捨てる:カードを1枚引く。
* カードを1枚捨てることは、この能力の起動コストの一部である。よって手札にカードが無い場合、この能力を起動することはできない。
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悪だくみ
{1}{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「{T}:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。」を持つ。
* すでにブロック・クリーチャーとして宣言されたクリーチャーをブロックできない状態にしても、何の効果もない。
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害霊
{3}{R}{R}
クリーチャー ― エレメンタル・スピリット
*/*
害霊のパワーとタフネスは、それぞれすべての対戦相手の中で最も高いライフの総量の、端数を切り上げた半分に等しい。
害霊が与えるダメージは軽減できない。
* 《害霊》がプロテクション(赤)を持つクリーチャーにブロックされた場合、《害霊》がそのクリーチャーに与えるダメージは軽減されない。
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火柱
{R}
ソーサリー
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火柱はそれに2点のダメージを与える。このターン、これによりダメージを与えられたクリーチャーが死亡する場合、代わりにそれを追放する。
* 《火柱》の対象でなくても(何らかの形でダメージが移し替えられたことにより)《火柱》からダメージを受けたクリーチャーがそのターンの間に死亡した場合、追放される。
* 《火柱》からダメージを受けたターンに死亡したクリーチャーは、その死因にかかわらず追放される。タフネスを0以下に減少させられたり、他の呪文または能力で破壊された場合も同様である。
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破滅の儀式
{5}{R}{R}
ソーサリー
アーティファクト、クリーチャー、土地の順番を決める。各プレイヤーは第一のタイプのパーマネントを1つ、第二のタイプのパーマネントを2つ、第三のタイプのパーマネントを3つ生け贄に捧げる。
* 日本語版テキストでは、「生け贄に捧げる」が1つにまとめて書かれているが、これは誤りである。正しくは、「各プレイヤーは第一のタイプのパーマネントを1つ生け贄に捧げ、第二のタイプのパーマネントを2つ生け贄に捧げ、第三のタイプのパーマネントを3つ生け贄に捧げる。」である。
* あなたはまずカード・タイプの順番を決める。続いて各プレイヤーが(アクティブ・プレイヤーから始めて)ターン順に、自分がコントロールする第一のカード・タイプのパーマネントを1つ選ぶ。その後それらのパーマネントは同時に生け贄に捧げられる。次に、各プレイヤーはターン順に、自分がコントロールする第二のカード・タイプのパーマネントを2つ選ぶ。その後それらのパーマネントは同時に生け贄に捧げられる。最後に、各プレイヤーはターン順に自分がコントロールする第三のカード・タイプのパーマネントを3つ選び、その後それらのパーマネントは同時に生け贄に捧げられる。
* あるカード・タイプの生け贄として捧げられたパーマネントは、続くカード・タイプの選択時には戦場にないため選ぶことができない。
* 《破滅の儀式》の解決中に何らかの能力が誘発した場合、それらの能力は《破滅の儀式》の解決が終わってからスタックに置かれる。アクティブ・プレイヤーから始め、それぞれのプレイヤーは好きな順番で能力をスタックに乗せる。
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血のほとばしり
{2}{R}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+X/+0の修整を受ける。Xはそれのパワーに等しい。
* Xの値は《血のほとばしり》が解決されたときに決定される。そのターンに後からクリーチャーのパワーが変化しても、修整は変化しない。
* クリーチャーのパワーが0より小さい場合、修整は負の値になる。たとえば、何らかの理由で-1/3になったクリーチャーは、-1/0の修正を受けて-2/3になる。
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ソンバーワルドの自警団
{R}
クリーチャー ― 人間・戦士
1/1
ソンバーワルドの自警団がクリーチャー1体にブロックされた状態になるたび、ソンバーワルドの自警団はそのクリーチャーに1点のダメージを与える。
* 《ソンバーワルドの自警団》の能力は、それをブロックしたクリーチャーそれぞれについて誘発する。
* この能力は戦闘ダメージが与えられる前に解決されるため、ブロック・クリーチャーが破壊されて戦闘ダメージを与えないということも起こり得る。
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悪鬼の血統、ティボルト
{R}{R}
プレインズウォーカー ― ティボルト
2
[+1]:カードを1枚引き、その後カードを1枚無作為に選んで捨てる。
[-4]:プレイヤー1人を対象とする。悪鬼の血統、ティボルトはそのプレイヤーに、そのプレイヤーの手札にあるカードの総数に等しい点数のダメージを与える。
[-6]:ターン終了時まで、すべてのクリーチャーのコントロールを得る。それらをアンタップする。それらはターン終了時まで速攻を得る。
* 対象プレイヤーの手札にあるカードの枚数は、ティボルトの第二の能力が解決されるときに決定される。
* ティボルトの第三の能力が解決されるとき、能力解決前にあなたがコントロールしていたものも含め、すべてのクリーチャーがアンタップ状態になり速攻を得る。
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苛立たしい小悪魔
{R}
クリーチャー ― デビル
4/3
苛立たしい小悪魔が戦場に出たとき、どの対戦相手でも「苛立たしい小悪魔は自分に4点のダメージを与える。」を選んでもよい。いずれかのプレイヤーがそうした場合、苛立たしい小悪魔を生け贄に捧げる。
* いずれかのプレイヤーが《苛立たしい小悪魔》に自分に4点のダメージを与えさせることを選び、そのダメージの一部または全部が軽減されるかまたは移し替えられた場合でも、《苛立たしい小悪魔》は生け贄に捧げられる。
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士気溢れる徴集兵
{4}{R}
クリーチャー ― 人間・戦士
3/3速攻
士気溢れる徴集兵が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とする。あなたはターン終了時までそれのコントロールを得る。そのパーマネントをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。
* この戦場に出たときの能力は、アンタップ状態のものやあなたがすでにコントロールしているものも含め、どのパーマネントでも対象とすることができる。
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不和の暴君
{4}{R}{R}{R}
クリーチャー ― エレメンタル
7/7
不和の暴君が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分がコントロールするパーマネント1つを無作為に選び、それを生け贄に捧げる。これにより土地でないパーマネントが生け贄に捧げられた場合、この手順を繰り返す。
* 繰り返される手順には、手順を繰り返すという指示が含まれる。つまり、対戦相手は土地を生け贄に捧げるまでパーマネントを生け贄に捧げ続ける。
* 繰り返される手順には、対戦相手を対象とすることを含まない。よって、パーマネントを生け贄に捧げなければならない対戦相手は1人のみである。
* 《不和の暴君》が戦場に出たときの能力の解決中に何らかの能力が誘発した場合、それらの能力は《不和の暴君》が戦場に出たときの能力の解決が終わってからスタックに置かれる。アクティブ・プレイヤーから始め、それぞれのプレイヤーは好きな順番で能力をスタックに乗せる。
* 対象となった対戦相手がパーマネントを生け贄に捧げることができない場合(《鷺群れのシガルダ》による場合など)、その対戦相手はパーマネント1つを無作為に選ぶが、生け贄には捧げない。その後この能力の解決は終わる。
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