賛美は、勇敢にも単体で攻撃をするクリーチャーを、より大きな脅威にする能力である。賛美は「アラーラの断片」ブロックが初出である。

《ダスクマントルをうろつくもの》
{3}{B}クリーチャー ― 吸血鬼・ならず者2/2
速攻(このクリーチャーは、あなたのコントロール下になってすぐに攻撃したり{T}能力を使ったりできる。)
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)

賛美の公式ルールは以下の通り。

702.81.賛美
702.81a 「賛美」は誘発型能力である。「賛美」は、「あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。」ということを意味する。

702.81b クリーチャーが「単独で攻撃」するのは、特定の戦闘フェイズで攻撃クリーチャーとして指定される唯一のクリーチャーであった場合である。506.5節参照。

* 攻撃クリーチャーとしてちょうど1体のクリーチャーを指定する場合、あなたがコントロールする各パーマネント(賛美能力を持つ場合、攻撃クリーチャー自身も)の賛美能力が誘発する。ボーナスは賛美を持つパーマネントではなく、攻撃クリーチャーに与えられる。最終的に、攻撃クリーチャーにはあなたの賛美能力と同じ数だけの+1/+1修整を受けることになる。

* 賛美能力が誘発するためには、ちょうど1体のクリーチャーで攻撃をする必要がある。あなたがクリーチャー1体でプレイヤーを攻撃し、別のクリーチャー1体でプレインズウォーカーを攻撃した場合、賛美能力は誘発しない。

* 賛美能力を持つカードの中には、あなたがコントロールするクリーチャーが単独で攻撃したときに誘発する他の能力を持っているのもいる。あなたがコントロールするクリーチャーが単独で攻撃するたびに、賛美能力ともう一方の能力の両方が誘発する。

* あなたが複数のクリーチャーで攻撃した場合、その後1体を除いて他がすべて戦闘から取り除かれたとしても、賛美能力は誘発しない。

* なんらかの効果で、クリーチャーが攻撃している状態で戦場に出ることがある。これらのクリーチャーは攻撃クリーチャーとして指定されていないため、賛美能力はこれらのカードを無視する。そのためそれらは賛美能力を誘発しない。(攻撃クリーチャーとして指定されたクリーチャーがちょうど1体だったために)すでに賛美能力が誘発されている場合、攻撃クリーチャーが複数になったとしても、それらの能力は通常通り解決される。

* 賛美能力はブロック・クリーチャーが指定される前に解決される。

* 賛美による修整はターン終了時まで持続する。なんらかの効果によりあなたのターン中に追加の戦闘フェイズが加えられた場合、最初の戦闘フェイズに単独で攻撃をしたクリーチャーが得た賛美ボーナスは、新たな戦闘フェイズでも依然として残る。クリーチャーが2回目の戦闘フェイズでも単独で攻撃した場合、賛美能力はすべて再び誘発される。

* 双頭巨人戦では、いずれかのクリーチャーがあなたのチーム全体で唯一の攻撃クリーチャーとして指定された場合に、「単独で攻撃」することになる。あなたがその攻撃クリーチャーをコントロールしている場合、あなたの賛美能力は誘発されるが、チームメイトの賛美能力は誘発されない。
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