「ラヴニカへの回帰FAQ」(カード別注釈:は行)
2012年9月26日 TCG全般《灰の盲信者》
{R}{R}
クリーチャー ― 人間・戦士
2/2
先制攻撃、速攻
プレイヤー1人が墓地から呪文を1つ唱えるたび、灰の盲信者はそのプレイヤーに3点のダメージを与える。
* 《灰の盲信者》の能力によってプレイヤーが墓地からカードを唱えられるようになるわけではない。それらのカードは、フラッシュバック能力など他の方法によって唱えられなければならない。
* 《灰の盲信者》の誘発型能力は、それを誘発させた呪文より先に解決される。
* あなたが(《墓所の裏切り》の能力を使うなどして)墓地から戦場にカードを出した場合、《灰の盲信者》の能力は誘発しない。
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《飛行術の探求》
{1}{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+2の修整を受けるとともに「{U}:このクリーチャーはターン終了時まで飛行を得る。」を持つ。
* エンチャントされているクリーチャーのコントローラーのみが飛行を与える能力を起動できる。
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《貧民街の刈り取るもの》
{3}{B}
クリーチャー ― ホラー
4/2
貧民街の刈り取るものが戦場に出たとき、各プレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
* この能力の解決時に、あなたは《貧民街の刈り取るもの》を生け贄に捧げてもよい。他にクリーチャーをコントロールしていない場合、《貧民街の刈り取るもの》を生け贄に捧げなければならない。
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《不安定な装置》
{4}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
4/4
トランプル
不安定な装置は、可能なら毎ターン攻撃する。
不安定な装置にダメージが与えられるたび、コイン投げをする。あなたがコイン投げに負けた場合、不安定な装置を生け贄に捧げる。
不安定な装置が死亡したとき、コイン投げをする。あなたがコイン投げに負けた場合、これは各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ4点のダメージを与える。
* 《不安定な装置》が複数の発生源(たとえば複数のブロック・クリーチャーなど)から同時にダメージを与えられた場合、その1つ目の能力は1度しか誘発しない。
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《封鎖作戦》
{2}{W}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(土地)
封鎖作戦が戦場に出たとき、警戒を持つ白の2/2の騎士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
エンチャントされている土地は「{T}:このターン、次にあなたに与えられるダメージを1点軽減する」を持つ。
* 《封鎖作戦》を唱えるには、土地1つを対象にしなければならない。《封鎖作戦》の解決時点でその土地が不適正な対象になっていた場合、《封鎖作戦》は打ち消され、戦場に出ない。よって騎士・トークンを得ることもない。
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《フェアリーの騙し屋》
{U}
クリーチャー ― フェアリー・ならず者
2/1
飛行
フェアリーの騙し屋が戦場に出たとき、あなたがコントロールする他のクリーチャー1体をオーナーの手札に戻さないかぎり、これを生け贄に捧げる。
* あなたがコントロールする他のクリーチャー1体をオーナーの手札に戻すかどうかは任意である。あなたはクリーチャーを手札に戻せる場合でも、《フェアリーの騙し屋》を生け贄に捧げることができる。
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《膨れコイルの奇魔》
{U/R}
クリーチャー ― 奇魔
1/1
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、膨れコイルの奇魔はターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。これをアンタップする。
* 《膨れコイルの奇魔》はそのインスタント呪文やソーサリー呪文が解決する前に+1/+1の修整を受けアンタップする。
* 《膨れコイルの奇魔》は、そのインスタント呪文やソーサリー呪文が打ち消された場合でも、《膨れコイルの奇魔》が能力の解決時にアンタップされていた場合でも+1/+1の修整を受ける。
* あなたがスタックに置かれているインスタント呪文やソーサリー呪文をコピーした場合(たとえば《ニヴィックスのギルド魔道士》の2つ目の能力を使うなどして)、そのコピーは唱えられていない。よって《膨れコイルの奇魔》の能力は誘発されない。
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《武器庫の護衛》
{3}{W}
クリーチャー ― 巨人・兵士
2/5
武器庫の護衛は、あなたが門をコントロールしているかぎり警戒を持つ。
* 警戒は、《武器庫の護衛》が攻撃クリーチャーとして宣言されたときのみ関係する。《武器庫の護衛》がすでに攻撃している場合、あなたがただ1つコントロールしていた門のコントロールを失ったとしても、《武器庫の護衛》がタップされたり戦闘から離れたりすることはない。
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《閉廷宣言》
{3}{W}{U}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。あなたは5点のライフを得る。
* 《閉廷宣言》を唱えるには、呪文1つを対象にできなければならない。
* 《閉廷宣言》の解決時点で、対象となる呪文が不適正な対象となっていた場合(他の呪文によってそれが打ち消されていた場合など)、《閉廷宣言》は打ち消され、その効果は一切発生しない。よってライフ5点を得ることもない。
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《ヘルホールのフレイル使い》
{1}{B}{R}
クリーチャー ― オーガ・戦士
3/2
解鎖(あなたはこのクリーチャーを、+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出してよい。これの上に+1/+1カウンターが置かれているかぎり、これではブロックできない。)
{2}{B}{R}, ヘルホールのフレイル使いを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。ヘルホールのフレイル使いは、そのプレイヤーに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
* 最後の能力によって与えられたダメージは、《ヘルホールのフレイル使い》が戦場にあった最後の瞬間のパワーの点数に等しい。たとえば、それの上に+1/+1カウンターが1個置かれていた場合、それは4点のダメージを与える。
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《報復の矢》
{2}{W}
インスタント
このターンにダメージを与えたクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
* そのクリーチャーが何にダメージを与えたかは関係ない。そのクリーチャーが他のクリーチャーかプレインズウォーカーにダメージを与えた場合、そのクリーチャーかプレインズウォーカーが戦場に残っているかどうかも関係ない。
* 《報復の矢》はそのクリーチャーが与えたダメージには影響しない。さかのぼってダメージが軽減されることはない。
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《本質の反発》
{2}{U}{R}
インスタント
クリーチャー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。本質の反発はその呪文のパワーに等しい点数のダメージをそのコントローラーに与える。
* 《本質の反発》は打ち消されないクリーチャー呪文を対象とすることができる。《本質の反発》が解決された場合、それはその呪文を打ち消さないが、ダメージを与えることはできる。
* そのクリーチャーのパワーが*であり、パワーを決める能力を持っている場合、その能力を用いてパワーを決定する。
* クリーチャーのパワーを変化させる能力(《集団的祝福》の能力など)は、戦場にいるクリーチャーのみに影響する。スタックに置かれたクリーチャー呪文のパワーは変化させない。
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《冒涜の悪魔》
{2}{B}{B}
クリーチャー ― デーモン
6/6
飛行
各戦闘の開始時に、どの対戦相手でもクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。いずれかのプレイヤーがそうした場合、冒涜の悪魔をタップし、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。
* プレイヤーはクリーチャーを生け贄に捧げるかどうかを決めるとき、《冒涜の悪魔》が攻撃するのかどうか、攻撃するのであればどのプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃するのか分からない状態である。
* 各対戦相手はターン順にクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。いずれかの対戦相手がすでにその戦闘でクリーチャーを生け贄に捧げることを選んでいる場合でもこれは可能である。クリーチャーが何体生け贄に捧げられるかにかかわらず、各戦闘で《冒涜の悪魔》の上に置かれる+1/+1カウンターの数は最大1個である。
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《暴動の長、ラクドス》
{B}{B}{R}{R}
伝説のクリーチャー ― デーモン
6/6
このターン、対戦相手1人がライフを失っていないかぎり、あなたは暴動の長、ラクドスを唱えられない。
飛行、トランプル
あなたの対戦相手がこのターンに失ったライフ1点につき、あなたが唱えるクリーチャー呪文は、それを唱えるためのコストが{1}少なくなる。
* 一般的に、プレイヤーにダメージが与えられると、そのプレイヤーはその点数分のライフを失う(感染を持っている場合は除く)。
* そのターンに対戦相手が誰もライフを失っていなくても、他の呪文や能力によって《暴動の長、ラクドス》を出すことができる。
* 《暴動の長、ラクドス》の最後の能力は失われたライフの合計をチェックするものであり、ターン開始時の対戦相手のライフの総量と比較してどうなったかをチェックするわけではない。たとえば、対戦相手が同じターンに5点のライフを失い、その後10点のライフを得ていた場合、あなたが唱えるクリーチャー呪文は、それを唱えるためのコストが{5}少なくなる。
* 《暴動の長、ラクドス》の最後の能力は、あなたが唱えるクリーチャー呪文に必要な色マナの数を減らすことはできない。
* クリーチャー呪文を唱えるためにキッカー・コストや統率者のルールによって課される追加コストなどがあった場合、コストの減少を適用する前にそれらの増加を適用する。
* 《暴動の長、ラクドス》の最後の能力は、《暴動の長、ラクドス》自身を唱えるためのコストは減少させない。それは《暴動の長、ラクドス》が戦場に出てからあなたが唱えるクリーチャー呪文にのみ適用される。
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《墓所生まれの恐怖》
{1}{B/R}{B/R}
クリーチャー ― ホラー
0/0
トランプル
墓所生まれの恐怖は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xはあなたの対戦相手がこのターンに失ったライフの合計に等しい。
* 一般的に、プレイヤーにダメージが与えられると、そのプレイヤーはその点数分のライフを失う(感染を持っている場合は除く)。
* 《墓所生まれの恐怖》が戦場に出るターンに対戦相手が誰もライフを失っていない場合、それは+1/+1カウンターが1個も置かれていない状態で戦場に出て、オーナーの墓地に置かれる(他の何かがそれのタフネスを増加させている場合を除く)。
* 《墓所生まれの恐怖》は失われたライフの合計をチェックするものであり、ターン開始時の対戦相手のライフの総量と比較してどうなったかをチェックするわけではない。たとえば、《墓所生まれの恐怖》が戦場に出たターンに、対戦相手が5点のライフを失い、その後10点のライフを得ていた場合、それは+1/+1カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。
* 多人数戦では、《墓所生まれの恐怖》が戦場に出たターンの後になってゲームから離れた対戦相手が失ったライフの合計もXの値に数えられる。
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《墓所の裏切り》
{5}{B}{B}
エンチャント
あなたがコントロールしていないクリーチャーが1体死亡するたび、次の終了ステップの開始時に、それを+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態であなたのコントロール下で戦場に戻す。そのクリーチャーは、他の色やタイプに加えて黒のゾンビでもある。
* 《墓場の裏切り》は以前の色やタイプを上書きしない。それは他の色1色と他のクリーチャー・タイプ1つを追加するものである。
* 通常は無色であるクリーチャーの場合、それは黒になる。黒であり無色であるということにはならない。
* あなたがコントロールしていないクリーチャーが終了ステップの間に死亡した場合、そのクリーチャーは次の終了ステップの開始時まで戦場には戻らない。
* あなたがコントロールしてないクリーチャーが死亡するたび、それは次の終了ステップの開始時に誘発する遅延型誘発能力を生成する。このような能力が複数ある場合、あなたは望む順番でそれらをスタックに置くことができる。各能力の解決順に、クリーチャーは1体ずつ戦場に戻る。あなたがスタックに最後に置いた能力が、最初に解決される。
* 遅延型誘発能力が解決される前にクリーチャー・カードが墓地を離れた場合、それは戦場に戻らない。カードが墓地を離れ、その能力が解決される前に墓地に戻った場合も同様である。
* 「+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で」という表記は、そのクリーチャーが戦場に出るときに通常置かれるより1個多い+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るという意味である。それはそれが死亡したときに置かれていたカウンターを保持しない。
* 多人数戦では、2人以上のプレイヤーが《墓所の裏切り》をコントロールしており、そのうちの誰もコントロールしていないクリーチャー1体が死亡した場合、各《墓所の裏切り》がそれぞれ次の終了ステップの開始時に遅延型誘発能力を作成する。その中で最初に解決される能力がクリーチャーを戦場に戻す。通常、これはアクティブ・プレイヤーから見てターン順で一番遠くにいるプレイヤーがコントロールしているものである。
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{R}{R}
クリーチャー ― 人間・戦士
2/2
先制攻撃、速攻
プレイヤー1人が墓地から呪文を1つ唱えるたび、灰の盲信者はそのプレイヤーに3点のダメージを与える。
* 《灰の盲信者》の能力によってプレイヤーが墓地からカードを唱えられるようになるわけではない。それらのカードは、フラッシュバック能力など他の方法によって唱えられなければならない。
* 《灰の盲信者》の誘発型能力は、それを誘発させた呪文より先に解決される。
* あなたが(《墓所の裏切り》の能力を使うなどして)墓地から戦場にカードを出した場合、《灰の盲信者》の能力は誘発しない。
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《飛行術の探求》
{1}{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+2の修整を受けるとともに「{U}:このクリーチャーはターン終了時まで飛行を得る。」を持つ。
* エンチャントされているクリーチャーのコントローラーのみが飛行を与える能力を起動できる。
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《貧民街の刈り取るもの》
{3}{B}
クリーチャー ― ホラー
4/2
貧民街の刈り取るものが戦場に出たとき、各プレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
* この能力の解決時に、あなたは《貧民街の刈り取るもの》を生け贄に捧げてもよい。他にクリーチャーをコントロールしていない場合、《貧民街の刈り取るもの》を生け贄に捧げなければならない。
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《不安定な装置》
{4}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
4/4
トランプル
不安定な装置は、可能なら毎ターン攻撃する。
不安定な装置にダメージが与えられるたび、コイン投げをする。あなたがコイン投げに負けた場合、不安定な装置を生け贄に捧げる。
不安定な装置が死亡したとき、コイン投げをする。あなたがコイン投げに負けた場合、これは各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ4点のダメージを与える。
* 《不安定な装置》が複数の発生源(たとえば複数のブロック・クリーチャーなど)から同時にダメージを与えられた場合、その1つ目の能力は1度しか誘発しない。
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《封鎖作戦》
{2}{W}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(土地)
封鎖作戦が戦場に出たとき、警戒を持つ白の2/2の騎士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
エンチャントされている土地は「{T}:このターン、次にあなたに与えられるダメージを1点軽減する」を持つ。
* 《封鎖作戦》を唱えるには、土地1つを対象にしなければならない。《封鎖作戦》の解決時点でその土地が不適正な対象になっていた場合、《封鎖作戦》は打ち消され、戦場に出ない。よって騎士・トークンを得ることもない。
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《フェアリーの騙し屋》
{U}
クリーチャー ― フェアリー・ならず者
2/1
飛行
フェアリーの騙し屋が戦場に出たとき、あなたがコントロールする他のクリーチャー1体をオーナーの手札に戻さないかぎり、これを生け贄に捧げる。
* あなたがコントロールする他のクリーチャー1体をオーナーの手札に戻すかどうかは任意である。あなたはクリーチャーを手札に戻せる場合でも、《フェアリーの騙し屋》を生け贄に捧げることができる。
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《膨れコイルの奇魔》
{U/R}
クリーチャー ― 奇魔
1/1
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、膨れコイルの奇魔はターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。これをアンタップする。
* 《膨れコイルの奇魔》はそのインスタント呪文やソーサリー呪文が解決する前に+1/+1の修整を受けアンタップする。
* 《膨れコイルの奇魔》は、そのインスタント呪文やソーサリー呪文が打ち消された場合でも、《膨れコイルの奇魔》が能力の解決時にアンタップされていた場合でも+1/+1の修整を受ける。
* あなたがスタックに置かれているインスタント呪文やソーサリー呪文をコピーした場合(たとえば《ニヴィックスのギルド魔道士》の2つ目の能力を使うなどして)、そのコピーは唱えられていない。よって《膨れコイルの奇魔》の能力は誘発されない。
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《武器庫の護衛》
{3}{W}
クリーチャー ― 巨人・兵士
2/5
武器庫の護衛は、あなたが門をコントロールしているかぎり警戒を持つ。
* 警戒は、《武器庫の護衛》が攻撃クリーチャーとして宣言されたときのみ関係する。《武器庫の護衛》がすでに攻撃している場合、あなたがただ1つコントロールしていた門のコントロールを失ったとしても、《武器庫の護衛》がタップされたり戦闘から離れたりすることはない。
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《閉廷宣言》
{3}{W}{U}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。あなたは5点のライフを得る。
* 《閉廷宣言》を唱えるには、呪文1つを対象にできなければならない。
* 《閉廷宣言》の解決時点で、対象となる呪文が不適正な対象となっていた場合(他の呪文によってそれが打ち消されていた場合など)、《閉廷宣言》は打ち消され、その効果は一切発生しない。よってライフ5点を得ることもない。
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《ヘルホールのフレイル使い》
{1}{B}{R}
クリーチャー ― オーガ・戦士
3/2
解鎖(あなたはこのクリーチャーを、+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出してよい。これの上に+1/+1カウンターが置かれているかぎり、これではブロックできない。)
{2}{B}{R}, ヘルホールのフレイル使いを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。ヘルホールのフレイル使いは、そのプレイヤーに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
* 最後の能力によって与えられたダメージは、《ヘルホールのフレイル使い》が戦場にあった最後の瞬間のパワーの点数に等しい。たとえば、それの上に+1/+1カウンターが1個置かれていた場合、それは4点のダメージを与える。
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《報復の矢》
{2}{W}
インスタント
このターンにダメージを与えたクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
* そのクリーチャーが何にダメージを与えたかは関係ない。そのクリーチャーが他のクリーチャーかプレインズウォーカーにダメージを与えた場合、そのクリーチャーかプレインズウォーカーが戦場に残っているかどうかも関係ない。
* 《報復の矢》はそのクリーチャーが与えたダメージには影響しない。さかのぼってダメージが軽減されることはない。
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《本質の反発》
{2}{U}{R}
インスタント
クリーチャー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。本質の反発はその呪文のパワーに等しい点数のダメージをそのコントローラーに与える。
* 《本質の反発》は打ち消されないクリーチャー呪文を対象とすることができる。《本質の反発》が解決された場合、それはその呪文を打ち消さないが、ダメージを与えることはできる。
* そのクリーチャーのパワーが*であり、パワーを決める能力を持っている場合、その能力を用いてパワーを決定する。
* クリーチャーのパワーを変化させる能力(《集団的祝福》の能力など)は、戦場にいるクリーチャーのみに影響する。スタックに置かれたクリーチャー呪文のパワーは変化させない。
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《冒涜の悪魔》
{2}{B}{B}
クリーチャー ― デーモン
6/6
飛行
各戦闘の開始時に、どの対戦相手でもクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。いずれかのプレイヤーがそうした場合、冒涜の悪魔をタップし、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。
* プレイヤーはクリーチャーを生け贄に捧げるかどうかを決めるとき、《冒涜の悪魔》が攻撃するのかどうか、攻撃するのであればどのプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃するのか分からない状態である。
* 各対戦相手はターン順にクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。いずれかの対戦相手がすでにその戦闘でクリーチャーを生け贄に捧げることを選んでいる場合でもこれは可能である。クリーチャーが何体生け贄に捧げられるかにかかわらず、各戦闘で《冒涜の悪魔》の上に置かれる+1/+1カウンターの数は最大1個である。
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《暴動の長、ラクドス》
{B}{B}{R}{R}
伝説のクリーチャー ― デーモン
6/6
このターン、対戦相手1人がライフを失っていないかぎり、あなたは暴動の長、ラクドスを唱えられない。
飛行、トランプル
あなたの対戦相手がこのターンに失ったライフ1点につき、あなたが唱えるクリーチャー呪文は、それを唱えるためのコストが{1}少なくなる。
* 一般的に、プレイヤーにダメージが与えられると、そのプレイヤーはその点数分のライフを失う(感染を持っている場合は除く)。
* そのターンに対戦相手が誰もライフを失っていなくても、他の呪文や能力によって《暴動の長、ラクドス》を出すことができる。
* 《暴動の長、ラクドス》の最後の能力は失われたライフの合計をチェックするものであり、ターン開始時の対戦相手のライフの総量と比較してどうなったかをチェックするわけではない。たとえば、対戦相手が同じターンに5点のライフを失い、その後10点のライフを得ていた場合、あなたが唱えるクリーチャー呪文は、それを唱えるためのコストが{5}少なくなる。
* 《暴動の長、ラクドス》の最後の能力は、あなたが唱えるクリーチャー呪文に必要な色マナの数を減らすことはできない。
* クリーチャー呪文を唱えるためにキッカー・コストや統率者のルールによって課される追加コストなどがあった場合、コストの減少を適用する前にそれらの増加を適用する。
* 《暴動の長、ラクドス》の最後の能力は、《暴動の長、ラクドス》自身を唱えるためのコストは減少させない。それは《暴動の長、ラクドス》が戦場に出てからあなたが唱えるクリーチャー呪文にのみ適用される。
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《墓所生まれの恐怖》
{1}{B/R}{B/R}
クリーチャー ― ホラー
0/0
トランプル
墓所生まれの恐怖は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xはあなたの対戦相手がこのターンに失ったライフの合計に等しい。
* 一般的に、プレイヤーにダメージが与えられると、そのプレイヤーはその点数分のライフを失う(感染を持っている場合は除く)。
* 《墓所生まれの恐怖》が戦場に出るターンに対戦相手が誰もライフを失っていない場合、それは+1/+1カウンターが1個も置かれていない状態で戦場に出て、オーナーの墓地に置かれる(他の何かがそれのタフネスを増加させている場合を除く)。
* 《墓所生まれの恐怖》は失われたライフの合計をチェックするものであり、ターン開始時の対戦相手のライフの総量と比較してどうなったかをチェックするわけではない。たとえば、《墓所生まれの恐怖》が戦場に出たターンに、対戦相手が5点のライフを失い、その後10点のライフを得ていた場合、それは+1/+1カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。
* 多人数戦では、《墓所生まれの恐怖》が戦場に出たターンの後になってゲームから離れた対戦相手が失ったライフの合計もXの値に数えられる。
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《墓所の裏切り》
{5}{B}{B}
エンチャント
あなたがコントロールしていないクリーチャーが1体死亡するたび、次の終了ステップの開始時に、それを+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態であなたのコントロール下で戦場に戻す。そのクリーチャーは、他の色やタイプに加えて黒のゾンビでもある。
* 《墓場の裏切り》は以前の色やタイプを上書きしない。それは他の色1色と他のクリーチャー・タイプ1つを追加するものである。
* 通常は無色であるクリーチャーの場合、それは黒になる。黒であり無色であるということにはならない。
* あなたがコントロールしていないクリーチャーが終了ステップの間に死亡した場合、そのクリーチャーは次の終了ステップの開始時まで戦場には戻らない。
* あなたがコントロールしてないクリーチャーが死亡するたび、それは次の終了ステップの開始時に誘発する遅延型誘発能力を生成する。このような能力が複数ある場合、あなたは望む順番でそれらをスタックに置くことができる。各能力の解決順に、クリーチャーは1体ずつ戦場に戻る。あなたがスタックに最後に置いた能力が、最初に解決される。
* 遅延型誘発能力が解決される前にクリーチャー・カードが墓地を離れた場合、それは戦場に戻らない。カードが墓地を離れ、その能力が解決される前に墓地に戻った場合も同様である。
* 「+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で」という表記は、そのクリーチャーが戦場に出るときに通常置かれるより1個多い+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るという意味である。それはそれが死亡したときに置かれていたカウンターを保持しない。
* 多人数戦では、2人以上のプレイヤーが《墓所の裏切り》をコントロールしており、そのうちの誰もコントロールしていないクリーチャー1体が死亡した場合、各《墓所の裏切り》がそれぞれ次の終了ステップの開始時に遅延型誘発能力を作成する。その中で最初に解決される能力がクリーチャーを戦場に戻す。通常、これはアクティブ・プレイヤーから見てターン順で一番遠くにいるプレイヤーがコントロールしているものである。
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