ディミーアのキーワード:暗号

ディミーア家は青黒のギルドである。ディミーアは狡猾なスパイとして、そして秘密主義の情報ブローカーとしてラヴニカ中に散らばっている。暗号とは、インスタントやソーサリーの持つ新しい能力で、自分のクリーチャーに呪文を暗号化することにより、毎ターンそれらを唱えられるようにしてくれる。

最後の思考
{3}{U}
ソーサリー
カードを1枚引く。
暗号(その後、あなたはあなたがコントロールするクリーチャー1体に暗号化した状態で、この呪文カードを追放してもよい。そのクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはその暗号化したカードのコピーを、それのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)

暗号の公式ルールは以下の通り。

702.97.暗号

702.97a 暗号は一部のインスタントおよびソーサリーが持つ。これは2つの常在型能力を表しており、1つは呪文がスタックに置かれている間に作用し、もう1つは暗号を持つカードが追放領域にある間に作用する。「暗号」とは、「この呪文があるカードで表されている場合、あなたはあなたがコントロールするクリーチャー1体に暗号化した状態で、このカードを追放してもよい。」および「このカードがそのクリーチャーに暗号化されているかぎり、そのクリーチャーは『このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは暗号化されたカードをコピーし、そのコピーをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。』を得る。」ということを意味する。

702.97b 「暗号化」という用語は、追放領域に置かれている暗号を持つカードと、そのカードが表す呪文の解決時に選ばれるクリーチャーとの関係を示す。

702.97c 暗号を持つカードは、その暗号を持つカードが追放され、また選ばれたクリーチャーが戦場に残っているかぎり、選ばれたクリーチャーに暗号化された状態で残る。そのカードは、そのオブジェクトが戦場に残っているかぎり、それのコントローラーが変わったり、それがクリーチャーでなくなったりしても、そのオブジェクトに暗号化され続ける。

* 暗号を持つ呪文は、その呪文の解決の一部として、その呪文の他の効果が解決された直後にクリーチャーに暗号化される。そのカードはスタックから直接追放領域に置かれる。よって墓地に置かれることはない。

* あなたは呪文の解決時にクリーチャーを選ぶ。暗号能力はそのクリーチャーを対象としない。ただし暗号を持つ呪文は、その呪文が持つ他の能力のために、そのクリーチャー(あるいは他のクリーチャー)を対象とすることがある。

* 暗号を持つ呪文が打ち消された場合、暗号を含めその効果は一切発生しない。そのカードはオーナーの墓地に置かれ、クリーチャーに暗号化されることもない。

* そのクリーチャーが戦場を離れた場合、追放されたカードはいずれのクリーチャーにも暗号化されなくなる。カードは追放され続ける。

* 魔鍵など、クリーチャーになることができるクリーチャーでないパーマネントに暗号を持つカードを暗号化したい場合、そのパーマネントは暗号を持つ呪文の解決が始まる前にクリーチャーになる必要がある。カードを暗号化する際に選べるのはクリーチャーのみである。

* 暗号を持つカードのコピーは追放領域でコピーされ、追放領域から唱えられる。

* あなたは暗号を持つカードのコピーを誘発型能力の解決中に唱える。カードのタイプに基づくタイミングの制限は無視する。

* コピーを唱えないことにした場合、あるいは(適正な対象が存在しないなどの理由で)コピーを唱えられない場合、コピーは次に状況起因処理が行われた時点で消滅する。後になってコピーを唱える機会は得られない。

* 追放された暗号を持つカードは、それが暗号化されたクリーチャーに誘発型能力を与える。そのクリーチャーがその能力を失い、その後にプレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、誘発型能力は誘発しない。ただし、追放されたカードは引き続きそのクリーチャーに暗号化され続ける。

* 他のプレイヤーがそのクリーチャーのコントロールを得た場合、そのプレイヤーが誘発型能力をコントロールする。従ってそのプレイヤーが暗号化されたカードのコピーを作成し、それを唱えてもよいことになる。

* 暗号化されたカードを持つクリーチャーが(戦闘ダメージの一部が移し替えられるなどの理由で)同時に複数のプレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、誘発型能力は、それが戦闘ダメージを与えたプレイヤー1人につき1回誘発する。それぞれの能力は追放されたカードのコピーを1つ作成し、あなたはそれを唱えることができる。
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