「神々の軍勢(FAQ)」 (カード別注釈:さ行)
2014年1月29日 TCG全般《殺戮の神、モーギス》
{2}{B}{R}伝説のクリーチャー・エンチャント ― 神7/5破壊不能
あなたの黒と赤への信心が7未満であるかぎり、殺戮の神、モーギスはクリーチャーではない。
各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーがクリーチャー1体を生け贄に捧げないかぎり、殺戮の神、モーギスはそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
*プレイヤーが(通常はクリーチャーをコントロールしていないことによって)クリーチャーを生け贄に捧げられない場合、《殺戮の神、モーギス》はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
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《彷徨える魂の勇者》
{4}{B}{B}クリーチャー ― スケルトン・戦士4/4
{3}{B}{B}, {T}, 他のクリーチャーをX体生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるクリーチャー・カードX枚を対象とし、それを戦場に戻す。
{5}{B}{B}:あなたの墓地にある彷徨える魂の勇者をあなたのライブラリーの一番上に置く。
*1つ目の能力の対象は、その能力を起動する際、コストを支払う前に選ぶ。生け贄に捧げるクリーチャーを対象にすることはできない。
*最後の能力は、《彷徨える魂の勇者》があなたの墓地にある場合にのみ起動できる。
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《湿原霧のタイタン》
{6}{B}クリーチャー ― 巨人4/5
湿原霧のタイタンを唱えるためのコストは{X}少なくなる。Xはあなたの黒への信心に等しい。(あなたの黒への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる{B}の総数に等しい。)
*あなたの黒への信心は、《湿原霧のタイタン》の総コストを決定するときにチェックされ、そのコストはコストが支払われ始める前に確定される。たとえば、あなたがマナ・コストに黒マナを持ち、生け贄に捧げることでマナを生み出すクリーチャーをコントロールしている場合、そのマナ・シンボルはあなたの黒への信心に数えられる。あなたはその後、そのクリーチャーを生け贄に捧げて、軽減された総コストのマナの支払いに充てることができる。
*あなたの黒への信心が6以上である場合、《湿原霧のタイタン》を唱えるためのコストは{B}である。唱えるのに必要な色マナは軽減されない。
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《灼熱の血》
{R}{R}インスタント
クリーチャー1体を対象とする。灼熱の血はそれに2点のダメージを与える。このターン、そのクリーチャーが死亡したとき、灼熱の血はそのクリーチャーのコントローラーに3点のダメージを与える。
*対象のクリーチャーがそのターンに死亡した場合、《灼熱の血》はそのクリーチャーが死亡したときにそれをコントロールしていたプレイヤーに3点のダメージを与える。この場合、そのプレイヤーは必ずしも《灼熱の血》が解決したときにそのクリーチャーをコントロールしていたプレイヤーとは限らない。クリーチャーを死亡させた原因は問われない。
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《収穫の神、ケイラメトラ》
{3}{G}{W}伝説のクリーチャー・エンチャント ― 神6/7破壊不能
あなたの緑と白への信心が7未満であるかぎり、収穫の神、ケイラメトラはクリーチャーではない。
あなたがクリーチャー呪文を1つ唱えるたび、あなたはあなたのライブラリーから森カード1枚か平地カード1枚を探してもよい。そうしたなら、それをタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
*授与を持つクリーチャー・カードを授与コストで唱えた場合、それはクリーチャー・呪文ではなくオーラ・呪文となる。したがって《収穫の神、ケイラメトラ》の最後の能力は誘発しない。
* あなたは最後の能力を使い、《森》または《平地》という名前の土地・カードだけでなく、森または平地のサブタイプを持つ好きな土地を戦場に出すことができる。
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《宿命的心酔》
{U}{U}{U}
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それのコピーであるトークンを1体戦場に出す。あなたのターンであるなら、占術2を行う。(あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードを望む順番であなたのライブラリーの一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)
*トークンはコピー元のクリーチャーに書かれていることをそのままコピーするが、それ以外のことはコピーしない(詳しくは後述するが、クリーチャーが別の何かをコピーしていたり、トークンであったりする場合を除く)。それはそのクリーチャーがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラや装備品がつけられているかどうか、およびパワー、タフネス、タイプ、色などを変化させるコピー効果でない効果をコピーしない。
*コピー元のクリーチャーのマナ・コストに{X}が含まれていた場合、Xは0として扱う。
*コピー元のクリーチャーが他の何かをコピーしている場合(たとえば、コピー元のクリーチャーが《クローン》である場合など)、トークンはそのクリーチャーがコピーしているものとして戦場に出る。
*コピー元のクリーチャーがトークンである場合、《宿命的心酔》によって生み出されたトークンはそのトークンを戦場に出した効果が記す元の特性をコピーする。
*コピー元のクリーチャーの戦場に出たときに誘発する能力は、トークンが戦場に出るときにも誘発する。コピー元のクリーチャーが持つ「[このパーマネント]が戦場に出るに際し」あるいは「[このパーマネント]は~の状態で戦場に出る」能力も機能する。
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《宿命的復活》
{4}{B}{B}{B}インスタント
いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。それは破壊不能を得る。あなたのターンであるなら、占術2を行う。(あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードを望む順番であなたのライブラリーの一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)
*このクリーチャーに破壊不能を得させる効果は持続期間を持たない。それはそのクリーチャーが戦場を離れるまで持続する。
*《宿命的復活》によって与えられた破壊不能は、クリーチャーのコピー可能な値には含まれない。クリーチャーがコピーされた場合、そのコピーは(他の方法によって破壊不能を得ないかぎり)破壊不能を持たない。
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《侍祭の報賞》
{1}{W}インスタント
クリーチャー1体を対象とし、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、次にその前者に与えられるダメージをX点軽減する。Xはあなたの白への信心に等しい。これによりダメージが軽減されるなら、侍祭の報賞はその点数に等しい点数のダメージをその後者に与える。(あなたの白への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる{W}の総数に等しい。)
*《侍祭の報賞》は、ダメージが与えられるはずのクリーチャーと、《侍祭の報賞》がダメージを与えるクリーチャーまたはプレイヤーという、2つの対象を取る。これらの対象は、あなたが《侍祭の報賞》を唱えるに際して選ばれる。
*軽減の盾が軽減するダメージの点数は、《侍祭の報賞》解決時のあなたの白への信心に基づく。その点数は、ターンの後になってあなたの白への信心が変化したとしても変わらない。
*あなたはダメージの発生源を選ばない。軽減の盾は、そのダメージがどこから発生するかにかかわらず、1つ目の対象に次に与えられるX点のダメージに適用される。また、ダメージが同時に与えられるかどうかも問わない。たとえば、軽減の盾が1つ目の対象に次に与えられる5点のダメージを軽減することになり、そのクリーチャーに《稲妻の一撃》によって3点のダメージが与えられる場合、その3点のダメージは軽減され、《侍祭の報賞》は2つ目の対象に3点のダメージを与える。軽減効果は、そのターン、1つ目の対象に与えられる次の2点のダメージにも依然適用される。
*《侍祭の報賞》の効果は移し換え効果ではない。《侍祭の報賞》がダメージを軽減する場合、そのダメージの発生源ではなく《侍祭の報賞》が、同じ軽減効果の一部として2つ目の対象にダメージを与える。《侍祭の報賞》が新しいダメージの発生源であるため、元の発生源の特性(色や絆魂の有無など)は適用されない。軽減したダメージが戦闘ダメージであっても、新しいダメージは戦闘ダメージではない。あなたが新しいダメージの発生源をコントロールしているため、対戦相手を《侍祭の報賞》の2つ目の対象とした場合、《侍祭の報賞》によるダメージを対戦相手がコントロールするプレインズウォーカーに与えることもできる。
*《侍祭の報賞》の解決時点で1つ目の対象が不適正となっていた場合、《侍祭の報賞》はそのクリーチャーに与えられる一切のダメージを軽減しない。そのため《侍祭の報賞》が2つ目の対象にダメージを与えることもない。2つ目の対象のみが不適正だった場合、1つ目の対象に与えられるダメージは軽減されるが、《侍祭の報賞》はダメージを与えない。両方が不適正な対象となっていた場合、《侍祭の報賞》は打ち消される。
*《侍祭の報賞》が解決した後は、対象が適正であり続けているかどうかは考慮しない。たとえば、2つ目の対象が対戦相手のコントロールするクリーチャーであり、それが《侍祭の報賞》が解決した後、実際にダメージが与えられる前に呪禁を得た場合も、《侍祭の報賞》はそのクリーチャーにダメージを与える。《侍祭の報賞》が(対象のクリーチャーが戦場を離れるなどして)2つ目の対象にダメージを与えられない場合も、《侍祭の報賞》はダメージを軽減する。ただしそれがダメージを与えることはない。
*《侍祭の報賞》がダメージを軽減した場合、それはその直後に同じ軽減効果の一部としてダメージを与える。これは状況起因処理が行われるよりも前、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動させたりできるようになる前に起こる。元のダメージの発生源が呪文や能力だった場合、これはその呪文や能力の解決の続きに入る前に起こる。
*1つ目の対象に与えられるダメージが、《侍祭の報賞》が軽減できる点数を超えていた場合、発生源は他のダメージが軽減されるのと同時に超過分のダメージを1つ目の対象に与える。その後《侍祭の報賞》がそのダメージを与える。
*ダメージはスタックに置かれていた《侍祭の報賞》によって与えられる。ダメージが与えられた時点で《侍祭の報賞》がどこに存在しているかは問わない。つまり、何らかの能力(「あなたがコントロールするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つが対戦相手1人にダメージを与えるたび」という文章を持つ《サテュロスの火踊り》の能力など)が、何がダメージを与えているかをチェックする場合は、ダメージを与えているのはインスタント呪文である、ということになる。
*1つ目の対象が複数のクリーチャーから戦闘ダメージを与えられる場合、そのうちどのダメージを軽減するかはあなたが選ぶ。(たとえば、クリーチャーのうち1体が接死をもっていた場合、あなたはそのクリーチャーからのダメージを軽減するよう指定できる。)この決定はクリーチャーがダメージを与える時点で行われる。
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《常炎の幻霊》
{1}{R}クリーチャー・エンチャント ― スピリット1/1
授与{2}{R}(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
{R}:常炎の幻霊はターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。これがオーラであるなら、代わりにエンチャントされているクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
エンチャントされているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
*ボーナスは《常炎の幻霊》の能力の解決時に、《常炎の幻霊》(クリーチャーである場合)またはエンチャントされているクリーチャー(オーラである場合)に適用される。エンチャントされているクリーチャーにボーナスが適用された場合、ターンの後になって《常炎の幻霊》がクリーチャーとなっても、ボーナスは《常炎の幻霊》には適用されない。
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《スコラ谷の災い》
{2}{G}クリーチャー ― ハイドラ0/0トランプル
スコラ谷の災いは+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。
{T}, 他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:スコラ谷の災いの上に、その生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスに等しい数の+1/+1カウンターを置く。
*《スコラ谷の災い》の上に置く+1/+1カウンターの数を決定する際は、生け贄に捧げられたクリーチャーが戦場にあった最後のときのタフネスを用いる。
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《性急な太陽追い》
{1}{R}クリーチャー ― 人間・兵士1/1飛行、速攻
性急な太陽追いは可能なら毎ターン攻撃する。
*《性急な太陽追い》は、攻撃クリーチャー指定ステップの開始時に攻撃が可能な場合のみ攻撃する。その時点で、それがタップ状態であるか、「攻撃できない」という呪文や能力の影響を受けている場合、それは攻撃しない。攻撃するために何らかのコストが必要な場合、あなたはコストの支払いを強制されない。そのコストが支払われなければ、《性急な太陽追い》は攻撃しない。
*《性急な太陽追い》がどのプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃するかは、あなたが決める。
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《精神奪い》
{U}{U}クリーチャー ― 人間・ウィザード2/1
英雄的 ― あなたが精神奪いを対象とする呪文を1つ唱えるたび、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーの一番上から3枚のカードを追放する。
{U}{U}, 精神奪いを生け贄に捧げる:精神奪いによって追放されているカードと同じ名前を持つ呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
*カードは表向きに追放される。すべてのプレイヤーがそれを見ることができる。
*《精神奪い》が一度戦場を離れ、後に別の《精神奪い》が戦場に出た場合、(同じカードによって表されていても)それは新しいオブジェクトである。2体目の《精神奪い》の最後の能力は、1体目が追放したカードを参照しない。
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《責め苦の伝令》
{1}{B}{B}クリーチャー・エンチャント ― デーモン3/3
授与{3}{B}{B}(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失う。
エンチャントされているクリーチャーは、+3/+3の修整を受けるとともに飛行を持つ。
*あなたにライフを失わせる誘発型能力は、《責め苦の伝令》がクリーチャーであるかオーラであるかに関係なく適用される。能力に書かれた「あなた」とは、《責め苦の伝令》のコントローラーを指す。あなたが《責め苦の伝令》を、他のプレイヤーがコントロールするクリーチャーにつけられたオーラとしてコントロールしている場合、その能力はあなたのアップキープの開始時に誘発し、あなたは1点のライフを失う。
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《選別の印》
{2}{G}ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能ならブロックする。
*クリーチャーはブロック・クリーチャー指定ステップの開始時にブロックが可能な場合のみブロックする。その時点で、そのクリーチャーがタップ状態であるか、「ブロックできない」という呪文や能力の影響を受けているか、またはそのプレイヤー自身あるいはそのプレイヤーがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃するクリーチャーがいなかった場合、そのクリーチャーはブロックしない。クリーチャーがブロックするために何らかのコストが必要な場合、プレイヤーはコストの支払いを強制されない。そのコストが支払われなければ、そのクリーチャーはブロックしない。
*クリーチャーのコントローラーは、そのクリーチャーがどの攻撃クリーチャーをブロックするかを選択する。
*そのターンに複数の戦闘フェイズがある場合、そのクリーチャーがブロックを強制されるのは、ブロックが可能な戦闘フェイズのうちの早い方のみである。
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{2}{B}{R}伝説のクリーチャー・エンチャント ― 神7/5破壊不能
あなたの黒と赤への信心が7未満であるかぎり、殺戮の神、モーギスはクリーチャーではない。
各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーがクリーチャー1体を生け贄に捧げないかぎり、殺戮の神、モーギスはそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
*プレイヤーが(通常はクリーチャーをコントロールしていないことによって)クリーチャーを生け贄に捧げられない場合、《殺戮の神、モーギス》はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
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《彷徨える魂の勇者》
{4}{B}{B}クリーチャー ― スケルトン・戦士4/4
{3}{B}{B}, {T}, 他のクリーチャーをX体生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるクリーチャー・カードX枚を対象とし、それを戦場に戻す。
{5}{B}{B}:あなたの墓地にある彷徨える魂の勇者をあなたのライブラリーの一番上に置く。
*1つ目の能力の対象は、その能力を起動する際、コストを支払う前に選ぶ。生け贄に捧げるクリーチャーを対象にすることはできない。
*最後の能力は、《彷徨える魂の勇者》があなたの墓地にある場合にのみ起動できる。
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《湿原霧のタイタン》
{6}{B}クリーチャー ― 巨人4/5
湿原霧のタイタンを唱えるためのコストは{X}少なくなる。Xはあなたの黒への信心に等しい。(あなたの黒への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる{B}の総数に等しい。)
*あなたの黒への信心は、《湿原霧のタイタン》の総コストを決定するときにチェックされ、そのコストはコストが支払われ始める前に確定される。たとえば、あなたがマナ・コストに黒マナを持ち、生け贄に捧げることでマナを生み出すクリーチャーをコントロールしている場合、そのマナ・シンボルはあなたの黒への信心に数えられる。あなたはその後、そのクリーチャーを生け贄に捧げて、軽減された総コストのマナの支払いに充てることができる。
*あなたの黒への信心が6以上である場合、《湿原霧のタイタン》を唱えるためのコストは{B}である。唱えるのに必要な色マナは軽減されない。
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《灼熱の血》
{R}{R}インスタント
クリーチャー1体を対象とする。灼熱の血はそれに2点のダメージを与える。このターン、そのクリーチャーが死亡したとき、灼熱の血はそのクリーチャーのコントローラーに3点のダメージを与える。
*対象のクリーチャーがそのターンに死亡した場合、《灼熱の血》はそのクリーチャーが死亡したときにそれをコントロールしていたプレイヤーに3点のダメージを与える。この場合、そのプレイヤーは必ずしも《灼熱の血》が解決したときにそのクリーチャーをコントロールしていたプレイヤーとは限らない。クリーチャーを死亡させた原因は問われない。
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《収穫の神、ケイラメトラ》
{3}{G}{W}伝説のクリーチャー・エンチャント ― 神6/7破壊不能
あなたの緑と白への信心が7未満であるかぎり、収穫の神、ケイラメトラはクリーチャーではない。
あなたがクリーチャー呪文を1つ唱えるたび、あなたはあなたのライブラリーから森カード1枚か平地カード1枚を探してもよい。そうしたなら、それをタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
*授与を持つクリーチャー・カードを授与コストで唱えた場合、それはクリーチャー・呪文ではなくオーラ・呪文となる。したがって《収穫の神、ケイラメトラ》の最後の能力は誘発しない。
* あなたは最後の能力を使い、《森》または《平地》という名前の土地・カードだけでなく、森または平地のサブタイプを持つ好きな土地を戦場に出すことができる。
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《宿命的心酔》
{U}{U}{U}
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それのコピーであるトークンを1体戦場に出す。あなたのターンであるなら、占術2を行う。(あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードを望む順番であなたのライブラリーの一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)
*トークンはコピー元のクリーチャーに書かれていることをそのままコピーするが、それ以外のことはコピーしない(詳しくは後述するが、クリーチャーが別の何かをコピーしていたり、トークンであったりする場合を除く)。それはそのクリーチャーがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラや装備品がつけられているかどうか、およびパワー、タフネス、タイプ、色などを変化させるコピー効果でない効果をコピーしない。
*コピー元のクリーチャーのマナ・コストに{X}が含まれていた場合、Xは0として扱う。
*コピー元のクリーチャーが他の何かをコピーしている場合(たとえば、コピー元のクリーチャーが《クローン》である場合など)、トークンはそのクリーチャーがコピーしているものとして戦場に出る。
*コピー元のクリーチャーがトークンである場合、《宿命的心酔》によって生み出されたトークンはそのトークンを戦場に出した効果が記す元の特性をコピーする。
*コピー元のクリーチャーの戦場に出たときに誘発する能力は、トークンが戦場に出るときにも誘発する。コピー元のクリーチャーが持つ「[このパーマネント]が戦場に出るに際し」あるいは「[このパーマネント]は~の状態で戦場に出る」能力も機能する。
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《宿命的復活》
{4}{B}{B}{B}インスタント
いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。それは破壊不能を得る。あなたのターンであるなら、占術2を行う。(あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードを望む順番であなたのライブラリーの一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)
*このクリーチャーに破壊不能を得させる効果は持続期間を持たない。それはそのクリーチャーが戦場を離れるまで持続する。
*《宿命的復活》によって与えられた破壊不能は、クリーチャーのコピー可能な値には含まれない。クリーチャーがコピーされた場合、そのコピーは(他の方法によって破壊不能を得ないかぎり)破壊不能を持たない。
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《侍祭の報賞》
{1}{W}インスタント
クリーチャー1体を対象とし、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、次にその前者に与えられるダメージをX点軽減する。Xはあなたの白への信心に等しい。これによりダメージが軽減されるなら、侍祭の報賞はその点数に等しい点数のダメージをその後者に与える。(あなたの白への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる{W}の総数に等しい。)
*《侍祭の報賞》は、ダメージが与えられるはずのクリーチャーと、《侍祭の報賞》がダメージを与えるクリーチャーまたはプレイヤーという、2つの対象を取る。これらの対象は、あなたが《侍祭の報賞》を唱えるに際して選ばれる。
*軽減の盾が軽減するダメージの点数は、《侍祭の報賞》解決時のあなたの白への信心に基づく。その点数は、ターンの後になってあなたの白への信心が変化したとしても変わらない。
*あなたはダメージの発生源を選ばない。軽減の盾は、そのダメージがどこから発生するかにかかわらず、1つ目の対象に次に与えられるX点のダメージに適用される。また、ダメージが同時に与えられるかどうかも問わない。たとえば、軽減の盾が1つ目の対象に次に与えられる5点のダメージを軽減することになり、そのクリーチャーに《稲妻の一撃》によって3点のダメージが与えられる場合、その3点のダメージは軽減され、《侍祭の報賞》は2つ目の対象に3点のダメージを与える。軽減効果は、そのターン、1つ目の対象に与えられる次の2点のダメージにも依然適用される。
*《侍祭の報賞》の効果は移し換え効果ではない。《侍祭の報賞》がダメージを軽減する場合、そのダメージの発生源ではなく《侍祭の報賞》が、同じ軽減効果の一部として2つ目の対象にダメージを与える。《侍祭の報賞》が新しいダメージの発生源であるため、元の発生源の特性(色や絆魂の有無など)は適用されない。軽減したダメージが戦闘ダメージであっても、新しいダメージは戦闘ダメージではない。あなたが新しいダメージの発生源をコントロールしているため、対戦相手を《侍祭の報賞》の2つ目の対象とした場合、《侍祭の報賞》によるダメージを対戦相手がコントロールするプレインズウォーカーに与えることもできる。
*《侍祭の報賞》の解決時点で1つ目の対象が不適正となっていた場合、《侍祭の報賞》はそのクリーチャーに与えられる一切のダメージを軽減しない。そのため《侍祭の報賞》が2つ目の対象にダメージを与えることもない。2つ目の対象のみが不適正だった場合、1つ目の対象に与えられるダメージは軽減されるが、《侍祭の報賞》はダメージを与えない。両方が不適正な対象となっていた場合、《侍祭の報賞》は打ち消される。
*《侍祭の報賞》が解決した後は、対象が適正であり続けているかどうかは考慮しない。たとえば、2つ目の対象が対戦相手のコントロールするクリーチャーであり、それが《侍祭の報賞》が解決した後、実際にダメージが与えられる前に呪禁を得た場合も、《侍祭の報賞》はそのクリーチャーにダメージを与える。《侍祭の報賞》が(対象のクリーチャーが戦場を離れるなどして)2つ目の対象にダメージを与えられない場合も、《侍祭の報賞》はダメージを軽減する。ただしそれがダメージを与えることはない。
*《侍祭の報賞》がダメージを軽減した場合、それはその直後に同じ軽減効果の一部としてダメージを与える。これは状況起因処理が行われるよりも前、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動させたりできるようになる前に起こる。元のダメージの発生源が呪文や能力だった場合、これはその呪文や能力の解決の続きに入る前に起こる。
*1つ目の対象に与えられるダメージが、《侍祭の報賞》が軽減できる点数を超えていた場合、発生源は他のダメージが軽減されるのと同時に超過分のダメージを1つ目の対象に与える。その後《侍祭の報賞》がそのダメージを与える。
*ダメージはスタックに置かれていた《侍祭の報賞》によって与えられる。ダメージが与えられた時点で《侍祭の報賞》がどこに存在しているかは問わない。つまり、何らかの能力(「あなたがコントロールするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つが対戦相手1人にダメージを与えるたび」という文章を持つ《サテュロスの火踊り》の能力など)が、何がダメージを与えているかをチェックする場合は、ダメージを与えているのはインスタント呪文である、ということになる。
*1つ目の対象が複数のクリーチャーから戦闘ダメージを与えられる場合、そのうちどのダメージを軽減するかはあなたが選ぶ。(たとえば、クリーチャーのうち1体が接死をもっていた場合、あなたはそのクリーチャーからのダメージを軽減するよう指定できる。)この決定はクリーチャーがダメージを与える時点で行われる。
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《常炎の幻霊》
{1}{R}クリーチャー・エンチャント ― スピリット1/1
授与{2}{R}(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
{R}:常炎の幻霊はターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。これがオーラであるなら、代わりにエンチャントされているクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
エンチャントされているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
*ボーナスは《常炎の幻霊》の能力の解決時に、《常炎の幻霊》(クリーチャーである場合)またはエンチャントされているクリーチャー(オーラである場合)に適用される。エンチャントされているクリーチャーにボーナスが適用された場合、ターンの後になって《常炎の幻霊》がクリーチャーとなっても、ボーナスは《常炎の幻霊》には適用されない。
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《スコラ谷の災い》
{2}{G}クリーチャー ― ハイドラ0/0トランプル
スコラ谷の災いは+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。
{T}, 他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:スコラ谷の災いの上に、その生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスに等しい数の+1/+1カウンターを置く。
*《スコラ谷の災い》の上に置く+1/+1カウンターの数を決定する際は、生け贄に捧げられたクリーチャーが戦場にあった最後のときのタフネスを用いる。
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《性急な太陽追い》
{1}{R}クリーチャー ― 人間・兵士1/1飛行、速攻
性急な太陽追いは可能なら毎ターン攻撃する。
*《性急な太陽追い》は、攻撃クリーチャー指定ステップの開始時に攻撃が可能な場合のみ攻撃する。その時点で、それがタップ状態であるか、「攻撃できない」という呪文や能力の影響を受けている場合、それは攻撃しない。攻撃するために何らかのコストが必要な場合、あなたはコストの支払いを強制されない。そのコストが支払われなければ、《性急な太陽追い》は攻撃しない。
*《性急な太陽追い》がどのプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃するかは、あなたが決める。
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《精神奪い》
{U}{U}クリーチャー ― 人間・ウィザード2/1
英雄的 ― あなたが精神奪いを対象とする呪文を1つ唱えるたび、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーの一番上から3枚のカードを追放する。
{U}{U}, 精神奪いを生け贄に捧げる:精神奪いによって追放されているカードと同じ名前を持つ呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
*カードは表向きに追放される。すべてのプレイヤーがそれを見ることができる。
*《精神奪い》が一度戦場を離れ、後に別の《精神奪い》が戦場に出た場合、(同じカードによって表されていても)それは新しいオブジェクトである。2体目の《精神奪い》の最後の能力は、1体目が追放したカードを参照しない。
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《責め苦の伝令》
{1}{B}{B}クリーチャー・エンチャント ― デーモン3/3
授与{3}{B}{B}(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失う。
エンチャントされているクリーチャーは、+3/+3の修整を受けるとともに飛行を持つ。
*あなたにライフを失わせる誘発型能力は、《責め苦の伝令》がクリーチャーであるかオーラであるかに関係なく適用される。能力に書かれた「あなた」とは、《責め苦の伝令》のコントローラーを指す。あなたが《責め苦の伝令》を、他のプレイヤーがコントロールするクリーチャーにつけられたオーラとしてコントロールしている場合、その能力はあなたのアップキープの開始時に誘発し、あなたは1点のライフを失う。
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《選別の印》
{2}{G}ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能ならブロックする。
*クリーチャーはブロック・クリーチャー指定ステップの開始時にブロックが可能な場合のみブロックする。その時点で、そのクリーチャーがタップ状態であるか、「ブロックできない」という呪文や能力の影響を受けているか、またはそのプレイヤー自身あるいはそのプレイヤーがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃するクリーチャーがいなかった場合、そのクリーチャーはブロックしない。クリーチャーがブロックするために何らかのコストが必要な場合、プレイヤーはコストの支払いを強制されない。そのコストが支払われなければ、そのクリーチャーはブロックしない。
*クリーチャーのコントローラーは、そのクリーチャーがどの攻撃クリーチャーをブロックするかを選択する。
*そのターンに複数の戦闘フェイズがある場合、そのクリーチャーがブロックを強制されるのは、ブロックが可能な戦闘フェイズのうちの早い方のみである。
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