『運命再編』 リリースノート キーワード処理:予示
2015年1月15日 TCG全般精霊龍ウギンとその魔力は、タルキールの過去の世界では色濃く残っている。予示はカードを裏向きの状態で2/2クリーチャーとして戦場に出すことで、その本性を隠すことを可能にする新たなキーワード処理である。これによりクリーチャー・カードが戦場に出されたなら、あなたはそのマナ・コストを支払うことでそれをいつでも表向きにすることができる。
《無形の育成》
{3}{G}
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上のカードを予示し、その後、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。(カードを予示するには、それを裏向きの状態で2/2クリーチャーとして戦場に出す。それがクリーチャー・カードであるなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてよい。)
予示の公式ルールは以下の通り。
701.31.予示する
701.31a 「[カードを]予示する/Manifest [a card]」とは、「[そのカードを]裏向きの状態で戦場に出す。」を意味する。そのパーマネントは、文章やカード名やサブタイプやマナ・コストを持たない、2/2のクリーチャーである。そのパーマネントは、裏向きの状態である限り予示されたパーマネントである。その特性を定義する効果は、そのカードが裏向きである時ならいつでも機能し、それが表向きになった時点で終了する。
701.31b あなたが優先権を持つときならいつでも、あなたは予示されたパーマネントを表向きにしてよい。これは特別な処理であり、スタックを用いない(rule 115.2b参照)。そうするには、そのパーマネントを表すカードがクリーチャー・カードであることとそれのマナ・コストが何であるかをすべてのプレイヤーに示し、そのコストを支払い、その後そのパーマネントを表向きにする。それが裏向きのときの特性を定義する効果は終了し、それはその通常の特性を取り戻す。そのパーマネントを表しているカードがクリーチャー・カードでない、あるいはマナ・コストを持たないなら、この方法で表向きにすることはできない。
701.31c 変異を持つカードが予示されたなら、そのコントローラーは上記にある予示されたパーマネントを表向きにする手順ではなく、rule 702.36dにある裏向きの変異を持つパーマネントを表向きにする手順を用いてもよい。
701.31d 効果がプレイヤーにそのプレイヤーのライブラリーから複数のカードを予示するよう指示したなら、それらのカードは1枚ずつ予示される。
701.31e インスタント・カードまたはソーサリー・カードによって表されている裏向きのパーマネントは表向きになれない。何らかの効果がプレイヤーがそれを表向きにするように指示したなら、それのコントローラーはそのカードを公開し、裏向きのままにする。パーマネントが表向きになったときに誘発する能力は誘発しない。
701.31f 詳細についてはrule 707〔裏向きの呪文やパーマネント〕を参照。
* 裏向きのパーマネントは、カード名やマナ・コストやクリーチャー・タイプや能力を持たない、2/2のクリーチャーである。それは無色であり、その点数で見たマナ・コストは0点である。パーマネントに適用される他の効果は、依然としてそれに特性を付与または変更する。
* あなたが優先権を持っているときならいつでも、あなたはそれが(それに適用されているタイプ変更の効果があってもそれを無視して)クリーチャー・カードであることを公開しそのマナ・コストを支払うことで、予示されたクリーチャーを表向きにすることができる。これは特別な処理である。これはスタックを使わないため、対応することはできない。
* 予示されたクリーチャーが表向きになった場合に変異を持つのであれば、その変異コストを支払って表向きにすることもできる。
* 変異能力を使用して唱えられた裏向きのクリーチャーと異なり、予示されたクリーチャーはそれがクリーチャー・カードである場合、それが一切の能力を失った後でも表向きにすることができる。
* パーマネントは表向きになる前および後のどちらも戦場に出ているため、パーマネントを表向きにしても戦場に出たときに誘発する能力は誘発しない。
* 裏向きのクリーチャーはカード名を持たないため、それは別の裏向きのクリーチャーを含め、他のいずれのクリーチャーとも同じ名前を持つことはない。
* 表向きになったり裏向きになったりするときにパーマネントの特性が変化するが、それ以外はそれは同じパーマネントである。そのパーマネントを対象として取っていた呪文や能力、およびそのパーマネントにつけられていたオーラや装備品は影響を受けない。
* パーマネントが表向きまたは裏向きになっても、そのパーマネントががタップ状態であるかアンタップ状態であるかは変わらない。
* あなたはいつでも自分がコントロールしている裏向きのパーマネントを見ることができる。効果がそれを行うよう指示した場合を除き、あなたは自分がコントロールしていない裏向きのパーマネントを見ることはできない。
* あなたがコントロールしている裏向きのパーマネントが戦場から離れた場合、あなたはそれを公開しなければならない。あなたがゲームから離れた場合、またはゲームが終了した場合、あなたはあなたがコントロールしていたすべての裏向きの呪文およびパーマネントを公開しなければならない。
* それぞれの裏向きの呪文およびパーマネントを簡単に区別できるようしなければならない。他のプレイヤーを混乱させるために、戦場でそれらを表現するカードを混ぜ合わせてはならない。それらが戦場に出た順番は常に明確であるべきである。これを示す無難な方法には、マーカーやダイスを使用する、または単に戦場に出た順番通りに置いていくなどがある。また、それらがそれぞれがどのようにして裏向きにされたか(予示された、変異能力を使用して裏向きに唱えられたなど)を記録しておく必要もある。
* 『運命再編』には戦場にある裏向きのインスタント・カードやソーサリー・カードを表向きにするカードは含まれていないが、古いカードのなかにはこれをしようとするものもある。裏向きのインスタント・カードやソーサリー・カードを表向きにしようとしたなら、そのカードを公開して全てのプレイヤーにそれがインスタント・カードまたはソーサリー・カードであることを示す。そのパーマネントは裏向きのまま戦場に残る。パーマネントが表向きになるときに誘発する能力は誘発しない。これは、このカードは公開されたが、表向きにはならないからである。
* 過去のマジックのセットでは、カードの一方にマジックのカードの表面が、もう一方にマジックのカードの裏面があるのではなく、両方にマジックのカードの表面がある両面カードが登場した。これらのカードが予示される可能性を考慮し、両面カードに関するルールを少し変更する。両面カードが予示された場合、それは裏向きに戦場に置かれる。裏向きである間、それは変身できない。カードの昼の面がクリーチャー・カードであるなら、そのマナ・コストを支払うことでそれを表向きにすることができる。そうしたなら、それは昼の面で表向きとなる。戦場に出ている両面カードは依然として裏向きにすることはできない。
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《無形の育成》
{3}{G}
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上のカードを予示し、その後、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。(カードを予示するには、それを裏向きの状態で2/2クリーチャーとして戦場に出す。それがクリーチャー・カードであるなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてよい。)
予示の公式ルールは以下の通り。
701.31.予示する
701.31a 「[カードを]予示する/Manifest [a card]」とは、「[そのカードを]裏向きの状態で戦場に出す。」を意味する。そのパーマネントは、文章やカード名やサブタイプやマナ・コストを持たない、2/2のクリーチャーである。そのパーマネントは、裏向きの状態である限り予示されたパーマネントである。その特性を定義する効果は、そのカードが裏向きである時ならいつでも機能し、それが表向きになった時点で終了する。
701.31b あなたが優先権を持つときならいつでも、あなたは予示されたパーマネントを表向きにしてよい。これは特別な処理であり、スタックを用いない(rule 115.2b参照)。そうするには、そのパーマネントを表すカードがクリーチャー・カードであることとそれのマナ・コストが何であるかをすべてのプレイヤーに示し、そのコストを支払い、その後そのパーマネントを表向きにする。それが裏向きのときの特性を定義する効果は終了し、それはその通常の特性を取り戻す。そのパーマネントを表しているカードがクリーチャー・カードでない、あるいはマナ・コストを持たないなら、この方法で表向きにすることはできない。
701.31c 変異を持つカードが予示されたなら、そのコントローラーは上記にある予示されたパーマネントを表向きにする手順ではなく、rule 702.36dにある裏向きの変異を持つパーマネントを表向きにする手順を用いてもよい。
701.31d 効果がプレイヤーにそのプレイヤーのライブラリーから複数のカードを予示するよう指示したなら、それらのカードは1枚ずつ予示される。
701.31e インスタント・カードまたはソーサリー・カードによって表されている裏向きのパーマネントは表向きになれない。何らかの効果がプレイヤーがそれを表向きにするように指示したなら、それのコントローラーはそのカードを公開し、裏向きのままにする。パーマネントが表向きになったときに誘発する能力は誘発しない。
701.31f 詳細についてはrule 707〔裏向きの呪文やパーマネント〕を参照。
* 裏向きのパーマネントは、カード名やマナ・コストやクリーチャー・タイプや能力を持たない、2/2のクリーチャーである。それは無色であり、その点数で見たマナ・コストは0点である。パーマネントに適用される他の効果は、依然としてそれに特性を付与または変更する。
* あなたが優先権を持っているときならいつでも、あなたはそれが(それに適用されているタイプ変更の効果があってもそれを無視して)クリーチャー・カードであることを公開しそのマナ・コストを支払うことで、予示されたクリーチャーを表向きにすることができる。これは特別な処理である。これはスタックを使わないため、対応することはできない。
* 予示されたクリーチャーが表向きになった場合に変異を持つのであれば、その変異コストを支払って表向きにすることもできる。
* 変異能力を使用して唱えられた裏向きのクリーチャーと異なり、予示されたクリーチャーはそれがクリーチャー・カードである場合、それが一切の能力を失った後でも表向きにすることができる。
* パーマネントは表向きになる前および後のどちらも戦場に出ているため、パーマネントを表向きにしても戦場に出たときに誘発する能力は誘発しない。
* 裏向きのクリーチャーはカード名を持たないため、それは別の裏向きのクリーチャーを含め、他のいずれのクリーチャーとも同じ名前を持つことはない。
* 表向きになったり裏向きになったりするときにパーマネントの特性が変化するが、それ以外はそれは同じパーマネントである。そのパーマネントを対象として取っていた呪文や能力、およびそのパーマネントにつけられていたオーラや装備品は影響を受けない。
* パーマネントが表向きまたは裏向きになっても、そのパーマネントががタップ状態であるかアンタップ状態であるかは変わらない。
* あなたはいつでも自分がコントロールしている裏向きのパーマネントを見ることができる。効果がそれを行うよう指示した場合を除き、あなたは自分がコントロールしていない裏向きのパーマネントを見ることはできない。
* あなたがコントロールしている裏向きのパーマネントが戦場から離れた場合、あなたはそれを公開しなければならない。あなたがゲームから離れた場合、またはゲームが終了した場合、あなたはあなたがコントロールしていたすべての裏向きの呪文およびパーマネントを公開しなければならない。
* それぞれの裏向きの呪文およびパーマネントを簡単に区別できるようしなければならない。他のプレイヤーを混乱させるために、戦場でそれらを表現するカードを混ぜ合わせてはならない。それらが戦場に出た順番は常に明確であるべきである。これを示す無難な方法には、マーカーやダイスを使用する、または単に戦場に出た順番通りに置いていくなどがある。また、それらがそれぞれがどのようにして裏向きにされたか(予示された、変異能力を使用して裏向きに唱えられたなど)を記録しておく必要もある。
* 『運命再編』には戦場にある裏向きのインスタント・カードやソーサリー・カードを表向きにするカードは含まれていないが、古いカードのなかにはこれをしようとするものもある。裏向きのインスタント・カードやソーサリー・カードを表向きにしようとしたなら、そのカードを公開して全てのプレイヤーにそれがインスタント・カードまたはソーサリー・カードであることを示す。そのパーマネントは裏向きのまま戦場に残る。パーマネントが表向きになるときに誘発する能力は誘発しない。これは、このカードは公開されたが、表向きにはならないからである。
* 過去のマジックのセットでは、カードの一方にマジックのカードの表面が、もう一方にマジックのカードの裏面があるのではなく、両方にマジックのカードの表面がある両面カードが登場した。これらのカードが予示される可能性を考慮し、両面カードに関するルールを少し変更する。両面カードが予示された場合、それは裏向きに戦場に置かれる。裏向きである間、それは変身できない。カードの昼の面がクリーチャー・カードであるなら、そのマナ・コストを支払うことでそれを表向きにすることができる。そうしたなら、それは昼の面で表向きとなる。戦場に出ている両面カードは依然として裏向きにすることはできない。
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