『龍紀伝』 リリースノートキーワード処理:鼓舞、反復、濫用
2015年3月18日 TCG全般鼓舞
鼓舞は再録キーワード処理であり、自陣の最小のクリーチャーの上に+1/+1カウンターを置くことで、こちらの軍勢の弱点を確実に補強してくれる。『運命再編』で登場してから特に変更点はない。
《エイヴンの戦術家》
{4}{W}クリーチャー ― 鳥・兵士2/3飛行
エイヴンの戦術家が戦場に出たとき、鼓舞1を行う。(あなたがコントロールするクリーチャーの中で最も小さいタフネスを持つクリーチャーを1体選び、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
鼓舞の公式ルールは以下の通り。
701.30.鼓舞/Bolster
701.30a 「鼓舞Nを行う/Bolster N」とは「あなたがコントロールするクリーチャーの中で最も小さいタフネスを持つクリーチャーを1体、あるいは2体以上あるならそのうちの1体選び、それの上に+1/+1カウンターをN個置く。」を意味する。
* 鼓舞そのものはいずれのクリーチャーも対象に取ることはない(ただし鼓舞を行う呪文や能力には、クリーチャーを対象に取る他の効果を持つものもある)。たとえば、《エイヴンの戦術家》の鼓舞能力で、プロテクション(白)を持つクリーチャーの上にカウンターを置くことができる。
* 鼓舞を行うことを指示する呪文または能力が解決される際に、どのクリーチャーにカウンターを置くかをあなたが決定する。それがあなたのコントロール下にあり、最も小さいタフネスを持っているのであれば、鼓舞能力を持つクリーチャー自身を選んでもよい。
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オジュタイのキーワード:反復
反復は再録キーワードであり、一部のインスタントやソーサリーが持つ。あなたの次のアップキープの開始時にその呪文を無料でもう1回唱えさせてくれる。『エルドラージ覚醒』で登場してから特に変更点は無い。
《テイガムの一撃》
{3}{U}ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受けるとともに、このターン、それはブロックされない。
反復(この呪文があなたの手札から唱えられたなら、これの解決に際し、これを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からこれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)
反復の公式ルールは以下の通り。
702.87.反復/Rebound
702.87a 反復は、インスタントやソーサリーが持つ。これはその呪文がスタック上にある間に機能する常在型能力であり、遅延誘発型能力を作成する。「反復/Rebound」は「この呪文が手札から唱えられたなら、解決に際してこれをあなたの墓地に置く代わりに、これを追放し、あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からこれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。」を意味する。
702.87b 反復の結果としてカードをマナ・コストを支払わずに唱えることは、rule 601.2bやrule 601.2e-gの代替コストの支払いに関するルールに従う。
702.87c 1つの呪文に複数の反復能力があっても意味はない。
* 遅延誘発型能力でカードを再び唱えるかどうかは任意である。あなたがカードを唱えないことを選んだ、または(適正な対象がいないなどにより)唱えられない場合、そのカードは追放されたままとなる。先のターンで再度それを唱える機会を得ることはない。
* あなたが自分の手札から唱えた反復を持つ呪文が何らかの理由により打ち消されたなら(別の呪文や能力、もしくはその解決時点で対象がすべて不適正となっていた場合など)、その呪文は解決されず、反復を含めいずれの効果も起こらない。その呪文はオーナーの墓地に置かれ、あなたがあなたの次のターンにそれを再度唱えることはできない。
* あなたのアップキープ開始時に、反復の効果によって作成されたすべての遅延誘発型能力が誘発する。あなたはそれを望む順番で処理してよい。これによりカードを唱えようとする場合、あなたはそれを遅延誘発型能力の解決の一部として唱える。(唱えるカードがソーサリーである場合も)カード・タイプに基づくタイミングの制限は適用されない。それ以外の、「[このカード]は戦闘中にのみ唱えられる」などの制限は適用される。
* 反復を持つ呪文をあなたの手札から唱える限り、それをマナ・コストで支払ったのか許可された代替コストで支払ったのかにかかわらず、反復は作用する。
* あなたが自分の手札以外の領域(対戦相手の手札も含む)から反復を持つ呪文を唱えたなら、反復は何の効果も発揮しない。
* (《安らかなる眠り》などによって生成された)置換効果によって、あなたの手札から唱えた反復を持つ呪文がその解決の際にあなたの墓地以外の領域に置かれる場合、あなたは反復を適用するか、もしくは他の効果を適用するかをその呪文の解決の際に選ぶことができる。
* 反復は呪文のコピーには影響しない。それらはあなたの手札から唱えられていないからである。
* これにより追放領域からカードを唱えたなら、それは解決または打ち消された時点でオーナーの墓地に置かれる。それが再び追放されることはない。
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シルムガルのキーワード:濫用
濫用は新しいキーワード能力であり、クリーチャーが持つ。濫用を持つクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。濫用を持つクリーチャーは、そうすることであなたに恩恵を与える別の能力を持っている。
《苦痛の公使》
{2}{B}クリーチャー ― 人間・シャーマン2/3
濫用(このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。)
苦痛の公使がクリーチャーを1体濫用したとき、ターン終了時まで、あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
濫用の公式ルールは以下の通り。
702.109.濫用/Exploit
702.109a 濫用は誘発型能力である。「濫用/Exploit」とは、「このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。」を意味する。
702.109b 濫用を持つクリーチャーは、濫用能力をコントロールしているプレイヤーがその能力の解決時にクリーチャーを1体生け贄に捧げるとき「クリーチャーを濫用」する。
* クリーチャーを1体生け贄に捧げるかどうか、およびどのクリーチャーを生け贄に捧げるかは、濫用能力が解決される際に選ぶ。
* 濫用を持つクリーチャーがまだ戦場に出ていれば、それ自身を生け贄に捧げてもよい。この場合、それが持つ他の能力が誘発する。
* 1つの濫用能力に対して2体以上のクリーチャーを生け贄に捧げることはできない。
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鼓舞は再録キーワード処理であり、自陣の最小のクリーチャーの上に+1/+1カウンターを置くことで、こちらの軍勢の弱点を確実に補強してくれる。『運命再編』で登場してから特に変更点はない。
《エイヴンの戦術家》
{4}{W}クリーチャー ― 鳥・兵士2/3飛行
エイヴンの戦術家が戦場に出たとき、鼓舞1を行う。(あなたがコントロールするクリーチャーの中で最も小さいタフネスを持つクリーチャーを1体選び、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
鼓舞の公式ルールは以下の通り。
701.30.鼓舞/Bolster
701.30a 「鼓舞Nを行う/Bolster N」とは「あなたがコントロールするクリーチャーの中で最も小さいタフネスを持つクリーチャーを1体、あるいは2体以上あるならそのうちの1体選び、それの上に+1/+1カウンターをN個置く。」を意味する。
* 鼓舞そのものはいずれのクリーチャーも対象に取ることはない(ただし鼓舞を行う呪文や能力には、クリーチャーを対象に取る他の効果を持つものもある)。たとえば、《エイヴンの戦術家》の鼓舞能力で、プロテクション(白)を持つクリーチャーの上にカウンターを置くことができる。
* 鼓舞を行うことを指示する呪文または能力が解決される際に、どのクリーチャーにカウンターを置くかをあなたが決定する。それがあなたのコントロール下にあり、最も小さいタフネスを持っているのであれば、鼓舞能力を持つクリーチャー自身を選んでもよい。
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オジュタイのキーワード:反復
反復は再録キーワードであり、一部のインスタントやソーサリーが持つ。あなたの次のアップキープの開始時にその呪文を無料でもう1回唱えさせてくれる。『エルドラージ覚醒』で登場してから特に変更点は無い。
《テイガムの一撃》
{3}{U}ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受けるとともに、このターン、それはブロックされない。
反復(この呪文があなたの手札から唱えられたなら、これの解決に際し、これを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からこれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)
反復の公式ルールは以下の通り。
702.87.反復/Rebound
702.87a 反復は、インスタントやソーサリーが持つ。これはその呪文がスタック上にある間に機能する常在型能力であり、遅延誘発型能力を作成する。「反復/Rebound」は「この呪文が手札から唱えられたなら、解決に際してこれをあなたの墓地に置く代わりに、これを追放し、あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からこれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。」を意味する。
702.87b 反復の結果としてカードをマナ・コストを支払わずに唱えることは、rule 601.2bやrule 601.2e-gの代替コストの支払いに関するルールに従う。
702.87c 1つの呪文に複数の反復能力があっても意味はない。
* 遅延誘発型能力でカードを再び唱えるかどうかは任意である。あなたがカードを唱えないことを選んだ、または(適正な対象がいないなどにより)唱えられない場合、そのカードは追放されたままとなる。先のターンで再度それを唱える機会を得ることはない。
* あなたが自分の手札から唱えた反復を持つ呪文が何らかの理由により打ち消されたなら(別の呪文や能力、もしくはその解決時点で対象がすべて不適正となっていた場合など)、その呪文は解決されず、反復を含めいずれの効果も起こらない。その呪文はオーナーの墓地に置かれ、あなたがあなたの次のターンにそれを再度唱えることはできない。
* あなたのアップキープ開始時に、反復の効果によって作成されたすべての遅延誘発型能力が誘発する。あなたはそれを望む順番で処理してよい。これによりカードを唱えようとする場合、あなたはそれを遅延誘発型能力の解決の一部として唱える。(唱えるカードがソーサリーである場合も)カード・タイプに基づくタイミングの制限は適用されない。それ以外の、「[このカード]は戦闘中にのみ唱えられる」などの制限は適用される。
* 反復を持つ呪文をあなたの手札から唱える限り、それをマナ・コストで支払ったのか許可された代替コストで支払ったのかにかかわらず、反復は作用する。
* あなたが自分の手札以外の領域(対戦相手の手札も含む)から反復を持つ呪文を唱えたなら、反復は何の効果も発揮しない。
* (《安らかなる眠り》などによって生成された)置換効果によって、あなたの手札から唱えた反復を持つ呪文がその解決の際にあなたの墓地以外の領域に置かれる場合、あなたは反復を適用するか、もしくは他の効果を適用するかをその呪文の解決の際に選ぶことができる。
* 反復は呪文のコピーには影響しない。それらはあなたの手札から唱えられていないからである。
* これにより追放領域からカードを唱えたなら、それは解決または打ち消された時点でオーナーの墓地に置かれる。それが再び追放されることはない。
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シルムガルのキーワード:濫用
濫用は新しいキーワード能力であり、クリーチャーが持つ。濫用を持つクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。濫用を持つクリーチャーは、そうすることであなたに恩恵を与える別の能力を持っている。
《苦痛の公使》
{2}{B}クリーチャー ― 人間・シャーマン2/3
濫用(このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。)
苦痛の公使がクリーチャーを1体濫用したとき、ターン終了時まで、あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
濫用の公式ルールは以下の通り。
702.109.濫用/Exploit
702.109a 濫用は誘発型能力である。「濫用/Exploit」とは、「このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。」を意味する。
702.109b 濫用を持つクリーチャーは、濫用能力をコントロールしているプレイヤーがその能力の解決時にクリーチャーを1体生け贄に捧げるとき「クリーチャーを濫用」する。
* クリーチャーを1体生け贄に捧げるかどうか、およびどのクリーチャーを生け贄に捧げるかは、濫用能力が解決される際に選ぶ。
* 濫用を持つクリーチャーがまだ戦場に出ていれば、それ自身を生け贄に捧げてもよい。この場合、それが持つ他の能力が誘発する。
* 1つの濫用能力に対して2体以上のクリーチャーを生け贄に捧げることはできない。
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