『龍紀伝』 リリースノート カード別注釈「か行」
2015年3月19日 TCG全般《快速ウォーカイト》
{4}{B}{R}クリーチャー ― ドラゴン4/4飛行
快速ウォーカイトが戦場に出たとき、あなたはあなたの手札かあなたの墓地にある点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。そのクリーチャーは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それをあなたの手札に戻す。
* これによりクリーチャーを裏向きに戦場に出すことはできない。
* あなたが戦場に出したクリーチャーは、次の終了ステップに遅延誘発型能力が解決される際にそれが依然として戦場にあった場合にのみあなたの手札に戻る。その時点より前に戦場を離れた場合、それはその領域に残る。
* クリーチャーをあなたの手札に戻す遅延誘発型能力は、次の終了ステップの前に《快速ウォーカイト》が戦場を離れた場合でも誘発する。
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《隠れ潜むエイリンクス》
{4}{G}クリーチャー ― 猫・ビースト3/5
圧倒 - {2}{G}:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能なら隠れ潜むエイリンクスをブロックする。この能力は、あなたがコントロールするクリーチャーのパワーの合計が8以上であるときにのみ起動できる。
* 《隠れ潜むエイリンクス》の能力を複数回起動して、複数のクリーチャーに、可能ならそれをブロックするよう強制することができる。
* 《隠れ潜むエイリンクス》の能力を起動しても、そのターンにそれで攻撃する必要はない。それが攻撃しなかった場合、その能力に影響されたクリーチャーは、他のクリーチャーをブロックすることも何もブロックしないこともできる。
* 《隠れ潜むエイリンクス》の能力に影響をされたクリーチャーがそれを適正にブロックすることができない場合(たとえば《隠れ潜むエイリンクス》が飛行を得た場合)、そのクリーチャーは他のクリーチャーをブロックすることも何もブロックしないこともできる。
* ブロック・クリーチャー指定ステップに、クリーチャーがタップ状態または「それではブロックできない」という呪文や能力に影響されている場合、それはブロックしない。クリーチャーがブロックするために何らかのコストが必要な場合、それのコントローラーはそのコストの支払いを強制されないので、それは攻撃しなくてもよい。
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《火口の精霊》
{2}{R}クリーチャー ― エレメンタル0/6
{R}, {T}, 火口の精霊を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。火口の精霊はそれに4点のダメージを与える。
圧倒 - {2}{R}:ターン終了時まで、火口の精霊の基本のパワーは8になる。この能力は、あなたがコントロールするクリーチャーのパワーの合計が8以上であるときにのみ起動できる。
* 《火口の精霊》の最後の能力は、それのパワーを特定の値に設定する、それまであったいかなる効果も上書きする。この能力の解決後に適用が開始される、パワーを特定の値に設定する他の効果は、この効果を上書きする。
* 《巨大化》や《凱旋の間》の効果のような、《火口の精霊》のパワーを修正する効果は、それがいつ効果を発揮し始めたかにかかわらず適用される。パワーを変更するカウンター(+1/+1カウンターなど)やクリーチャーのパワーとタフネスを入れ替える効果などについても同様である。
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《過去に学ぶ》
{3}{U}インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
カードを1枚引く。
* プレイヤーの墓地が空であるなら、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直し、その後にあなたはカードを1枚引く。
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《火山の幻視》
{5}{R}{R}ソーサリー
あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。火山の幻視はあなたの対戦相手がコントロールする各クリーチャーに、そのカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージをそれぞれ与える。火山の幻視を追放する。
* 《火山の幻視》が解決される前に対象としたインスタント・カードかソーサリー・カードが不適正な対象になっていた場合、《火山の幻視》は打ち消され、その効果は一切発生しない。ダメージは与えられず、《火山の幻視》は追放されない。
* 対象としたカードのマナ・コストに{X}が含まれていた場合、Xは0である。
* 対象が分割カードである場合、対戦相手がコントロールしている各クリーチャーにダメージを1回のみ与える。そのダメージの点数は、そのカードの2つの点数で見たマナ・コストの合計に等しい。
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《火山の猛進》
{4}{R}インスタント
ターン終了時まで、攻撃クリーチャーは+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。
* 「攻撃クリーチャー」とは、この戦闘において攻撃クリーチャーとして指定されたクリーチャー、またはこの戦闘中に攻撃している状態で戦場に出たクリーチャーである。そのクリーチャーが戦闘を離れないかぎり、それが攻撃しているプレイヤーがゲームから離れたり、それが攻撃しているプレインズウォーカーが戦場を離れた場合でも、それは戦闘ステップの終了時まで攻撃クリーチャーであり続ける。
* 《火山の猛進》は攻撃クリーチャーのみに影響を与えるが、その修正はそのターン終了時まで残る。
* 《火山の猛進》の解決時に攻撃していたクリーチャーのみが修正を受ける。つまり、攻撃クリーチャーを指定する前に唱えても、通常は何もしない。
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《鐘突きのズルゴ》
{R}伝説のクリーチャー ― オーク・戦士2/2
鐘突きのズルゴでは、パワーが2以上のクリーチャーをブロックできない。
疾駆{1}{R}(あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。そうしたなら、これは速攻を得るとともに、次の終了ステップの開始時に、これを戦場からオーナーの手札に戻す。)
* 《鐘突きのズルゴ》がクリーチャーを適正にブロックした場合、そのクリーチャーのパワーを2以上にしても、そのブロックを変更または解除することはできない。
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《狩りの先駆け》
{3}{R}{G}クリーチャー ― ドラゴン5/3飛行
{2}{R}:狩りの先駆けは、飛行を持たない各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。
{2}{G}:狩りの先駆けは、飛行を持つ他の各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。
* 《狩りの先駆け》が飛行を失った場合、その1つ目の起動型能力は自分自身にダメージを与える。
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《カルシの詐欺師》
{1}{U}クリーチャー ― ナーガ・ウィザード0/4
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。このマナは、裏向きのクリーチャー・呪文を唱えるためか、予示されたクリーチャーを表向きにするためのマナ・コストの支払いのためか、変異コストの支払いのためにのみ使用できる。(大変異コストは変異コストである。)
* 《カルシの詐欺師》の生み出したマナは、カードを予示するようあなたに指示する呪文を唱えるために使用することはできない。
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《カル・シスマのビヒモス》
{2}{R}クリーチャー ― オーガ・戦士5/5
カル・シスマのビヒモスは、あなたが{2}を支払わないかぎり、攻撃したりブロックしたりできない。
* 何らかの効果により、《カル・シスマのビヒモス》が「可能なら攻撃する」または「可能ならブロックする」ことになった場合でも、あなたはそのコストを支払わないことを選び、その要求を無視することができる。プレイヤーに攻撃またはブロックさせるためのコストの支払いが強制されることはない。
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《岸砕きの精霊》
{U}{U}{U}クリーチャー ― エレメンタル3/3
{U}:岸砕きの精霊を追放し、その後これをオーナーのコントロール下で裏向きで戦場に戻す。
{1}:ターン終了時まで、岸砕きの精霊は+1/-1または-1/+1の修整を受ける。
大変異{4}{U}(あなたはこのカードを、{3}で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの大変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。そうしたなら、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
* 《岸砕きの精霊》の最初の能力によってそれが戦場に戻った後は、それは新しいオブジェクトになる。戦場を離れた《岸砕きの精霊》とは関係がない。それは戦闘に参加していず、それが戦場を離れた時点で持っていたいずれの追加の能力も持たない。その上に置かれていた+1/+1カウンターやつけられていたオーラは取り除かれる。
* 《岸砕きの精霊》が+1/-1と-1/+1のどちらの修整を受けるかは、最後の起動型能力の解決時にあなたが選ぶ。
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《忌呪の発動》
{2}{B}インスタント
忌呪の発動を唱えるための追加コストとして、あなたの手札にあるドラゴン・カードを1枚公開してもよい。
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。あなたが忌呪の発動を唱えた時点でドラゴン・カードを公開したかドラゴンをコントロールしていたなら、あなたは4点のライフを得る。
* クリーチャーをコントロールしていないプレイヤーを対象として《忌呪の発動》を唱えることができる。あなたが「ドラゴン・ボーナス」の条件を満たしていたのなら、4点のライフを得る。
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《毅然さの化身》
{G}{G}クリーチャー ― アバター3/2到達、トランプル
毅然さの化身は、あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれている他のクリーチャー1体につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
* 《毅然さの化身》が、それの上に置かれた状態で戦場に出る+1/+1カウンターの数を決定するとき、《毅然さの化身》と同時に戦場に出るクリーチャーは、たとえそれらが+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るとしても数えない。
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《鍛えられた狂戦士》
{2}{R}クリーチャー ― 人間・狂戦士3/2
鍛えられた狂戦士が攻撃するたび、このターンにあなたが次の呪文を唱えるためのコストは{1}少なくなる。
* 《鍛えられた狂戦士》は、あなたが唱える呪文に必要な色マナの数を減らすことはできない。
* 呪文を唱えるのに追加コストが存在する場合、《鍛えられた狂戦士》や他のコストの減少を適用する前にそれを適用する。
* この能力は呪文を唱えるための代替コストにも適用できる。
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《絹包み》
{1}{W}エンチャント
絹包みが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールする点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャー1体を対象とし、絹包みが戦場を離れるまでそれを追放する。(そのクリーチャーはオーナーのコントロール下で戦場に戻る。)
* 裏向きのクリーチャーの点数で見たマナ・コストは0である。それが《絹包み》で追放された場合、それは表向きの状態で戦場に戻る。
* 《絹包み》の能力は、持続期間を持つ領域変更を引き起こす。これは《忘却の輪》といった過去のカードを思い起こさせる能力である。ただし、《忘却の輪》とは異なり、《絹包み》のようなカードの能力は単一の能力である。その能力は、能力の解決時にクリーチャーを追放する効果と、《絹包み》が戦場を離れた直後に追放されたカードを戦場に戻す効果という2つの単発的効果を作り出す。
* 《絹包み》の誘発型能力が解決される前にそれが戦場を離れた場合、対象となったクリーチャーは追放されない。
* 追放されるクリーチャーにつけられていたオーラは、そのオーナーの墓地に置かれる。追放されるクリーチャーにつけられていた装備品は、はずれて戦場に残る。追放されるクリーチャーの上に置かれていたカウンターは消滅する。
* クリーチャー・トークンが追放された場合、それは消滅する。それは戦場には戻らない。
* 追放されていたカードは、《絹包み》が戦場を離れた直後に戦場に戻る。この2つのイベントの間は、状況起因処理も含めて何も起こらない。
* 多人数戦では、《絹包み》のオーナーがゲームから離れた場合、追放されていたカードは戦場に戻る。カードを戻す単発的効果はスタックに置かれる能力ではないため、それはゲームから離れたプレイヤーのスタック上にある呪文や能力と共に消滅はしない。
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《究極の価格》
{1}{B}インスタント
単色のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
* 単色のクリーチャーとは、ちょうど1色の色を持つものである。
* 裏向きのクリーチャーや、ほとんどのアーティファクト・クリーチャーは単色ではない。
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《仇滅の執政》
{5}{G}{G}クリーチャー ― ドラゴン4/5飛行
仇滅の執政が戦場に出たとき、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。あなたは「仇滅の執政はそれと格闘を行う。」を選んでもよい。
あなたがコントロールするクリーチャー1体が格闘を行うたび、次の終了ステップの開始時に、それの上に+1/+1カウンターを2個置く。
* 《仇滅の執政》の1つ目の誘発型能力がスタックに置かれる際にその対象を選ぶ。しかしそれが格闘を行うかどうかは能力の解決時に選ぶ。
* 1つ目の能力が解決される前に、対象としたあなたがコントロールしていないクリーチャーが不適正な対象となった場合、《仇滅の執政》は格闘を行わず、その最後の能力も誘発しない。
* あなたがコントロールするクリーチャーが終了ステップ中に格闘を行った場合、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを置く遅延誘発型能力は次のターンの終了ステップの開始時まで誘発しない。
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《凶暴な熱口》
{4}{R}{G}クリーチャー ― ドラゴン4/4飛行
凶暴な熱口が攻撃するたび、あなたのマナ・プールに{R}{R}{R}{G}{G}{G}を加える。ターン終了時まで、このマナはステップやフェイズの終了に際してあなたのマナ・プールから無くならない。
* ターンの途中で《凶暴な熱口》が戦場を離れても、そのターン中は、このマナはステップやフェイズの終了に際してあなたのマナ・プールから無くならない。
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《享楽者の宝物庫》
{5}{B}{B}エンチャント
享楽者の宝物庫が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地にあるすべてのカードを追放する。
あなたは享楽者の宝物庫により追放された土地・カードをプレイしてもよい。
あなたは享楽者の宝物庫により追放された土地でないカードを唱えてもよい。あなたは毎ターン、この方法では1つしか呪文を唱えられない。
* カードは表向きに追放される。
* 最後の能力の「毎ターン1つ」の制限は土地でないカードにのみ適用される。《享楽者の宝物庫》で追放した土地・カードとこれにより追放された土地でないカードを同じターンにプレイすることができる。
* これによりカードをプレイするときにも、そのカードをプレイすることに関する通常のルールに従う。コストを支払わなければならないし、該当するタイミングのルールを守らなければならない。たとえば、そのうちの1枚がクリーチャー・カードであった場合、あなたはそれをあなたのメイン・フェイズ中で、スタックが空である時にしか唱えられない。
* 通常、《享楽者の宝物庫》によって追放された土地・カードは、あなたがそのターン中にまだ土地をプレイしない場合にのみプレイできる。
* 《享楽者の宝物庫》が戦場を離れたなら、それが追放したカードは追放されたままになる。それらのカードをプレイすることはできない。将来また《享楽者の宝物庫》が戦場に出ても、(同じカードによって表されていたとしても)それは新たなオブジェクトであり、それらのカードをプレイできるようにはならない。
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《空智の教え》
{3}{U}エンチャント
あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、あなたは{1}{U}を支払ってもよい。そうしたなら、飛行を持つ青の2/2のジン・モンク・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
* この能力はあなたが唱えるクリーチャーでない呪文1つにつき1回のみ誘発する。あなたは{1}{U}を1回のみ支払うことができ、ジン・モンク・クリーチャー・トークンを1体生み出せる。
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《空智の踊り》
{1}{U}インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは基本のパワーとタフネスが4/4の青のドラゴン・イリュージョンになり、すべての能力を失い、飛行を得る。
* 対象とされたクリーチャーは、他の色とクリーチャー・タイプをすべて失い、青のドラゴン・イリュージョンとなる。それがアーティファクトといった他のタイプを持っていた場合は、それは残る。
* 対象とされたクリーチャーは、《空智の踊り》の解決前に獲得していた能力をすべて失う。特に、そのクリーチャーが裏向きの変異または大変異を持つクリーチャーであった場合、それは(飛行以外のすべての能力を失っているので)表向きにしても変異コストも大変異コストも持たないため、それを表向きにすることができない。
* 《空智の踊り》の解決後には、そのクリーチャーは通常通り能力を得ることができる。
* 《空智の踊り》は、そのクリーチャーのパワーとタフネスを特定の値に設定する、それまであったいかなる効果も上書きする。ただし、《空智の踊り》の解決時の後に適用が開始される、クリーチャーのパワーとタフネスを特定の値に設定する効果は、《空智の踊り》の効果を上書きする。
* 《巨大化》や《凱旋の間》の効果のような、クリーチャーのパワーやタフネスを修正する効果は、それがいつ効果を発揮し始めたかにかかわらず適用される。クリーチャーのパワーやタフネスを変更するカウンター(+1/+1カウンターなど)やクリーチャーのパワーとタフネスを入れ替える効果についても同様である。
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《苦しめる声》
{1}{R}ソーサリー
苦しめる声を唱えるための追加コストとして、カードを1枚捨てる。
カードを2枚引く。
* カードを捨てることは追加コストであるため、手札に他のカードがない場合、《苦しめる声》を唱えることはできない。
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《クローンの軍勢》
{7}{U}{U}ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体につき、あなたはそのクリーチャーのコピーであるトークンを1体戦場に出す。
* トークン・クリーチャーはすべて同時に戦場に出る。
* 裏向きのクリーチャーのコピーとして戦場に出るトークンは、名前、能力、クリーチャー・タイプのいずれも持たない、表向きの無色の2/2のクリーチャーである。
* 各トークンはコピー元のクリーチャーに書かれていることをそのままコピーするが、それ以外のことはコピーしない(詳しくは後述するが、クリーチャーが別の何かをコピーしていたり、トークンであったりする場合を除く)。それはそのクリーチャーがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラや装備品がつけられているかどうか、およびパワー、タフネス、タイプ、色などを変化させるコピー効果でない効果をコピーしない。
* コピー元のクリーチャーのマナ・コストに{X}が含まれていた場合、Xは0として扱う。
* コピー元のクリーチャーが他の何かをコピーしている場合、トークンはそのクリーチャーがコピーしているものとして戦場に出る。
* コピー元のクリーチャーがトークンである場合、《クローンの軍勢》によって生み出されたトークンはそのトークンを戦場に出した効果が記す元の特性をコピーする。
* コピー元のクリーチャーの戦場に出たときに誘発する能力は、トークンが戦場に出るときにも誘発する。コピー元のクリーチャーが持つ「[このパーマネント]が戦場に出るに際し」あるいは「[このパーマネント]は~の状態で戦場に出る」能力も機能する。
* あなたが同じ名前を持つ伝説のパーマネントを2つ以上コントロールしている場合、その中から戦場に残す1つを選び、残りをすべてオーナーの墓地に置くことになる点に注意。
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《グドゥルの闇潜み》
{U}クリーチャー ― サラマンダー1/1
グドゥルの闇潜みはブロックされない。
大変異{U}(あなたはこのカードを、{3}で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの大変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。そうしたなら、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
* 裏向きの《グドゥルの闇潜み》が攻撃してブロックされた場合、それを表向きにしてもそのブロックは解除されない。
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《激憤の巫師》
{1}{R}クリーチャー ― オーク・シャーマン2/1
激憤の巫師は、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
大変異{R}(あなたはこのカードを、{3}で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの大変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。そうしたなら、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
激憤の巫師が表向きになったとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
* 裏向きの《激憤の巫師》が攻撃してそれがクリーチャー1体によってブロックされた場合、それを表向きにしてもそのブロックは解除されない。
* 《激憤の巫師》の最後の能力によって追放されるカードは表向きに追放される。
* 《激憤の巫師》の最後の能力によって追放されたカードをプレイするときにも、そのカードをプレイすることに関する通常のルールに従う。コストを支払わなければならないし、該当するタイミングのルールを守らなければならない。たとえば、そのカードがクリーチャー・カードであった場合、あなたはそれをあなたのメイン・フェイズ中で、スタックが空であるときにしか唱えられない。
* 通常、《激憤の巫師》によって追放された土地・カードは、あなたがそのターン中にまだ土地をプレイしない場合にのみプレイできる。
* そのカードをプレイしなかった場合、それは追放されたままとなる。
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《氷固め》
{1}{U}エンチャント ― オーラ
瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
エンチャント(赤か緑のクリーチャー)
氷固めが戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをタップする。
エンチャントされているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
* エンチャントされているクリーチャーが赤または緑でなくなった、もしくはクリーチャーでなくなった場合、《氷固め》はオーナーの墓地に置かれる。
* クリーチャーは他の呪文や能力によってアンタップすることができる。
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《鼓舞する呼び声》
{2}{G}インスタント
あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー1体につき、カードを1枚引く。ターン終了時まで、それらのクリーチャーは破壊不能を得る。(ダメージや「破壊する」と書かれた効果では、それらは破壊されない。)
* クリーチャーが破壊不能を得た後は、たとえその上に置かれていたすべての+1/+1カウンターを失っても、それはそのターン中は破壊不能を持つ。
* なたがコントロールする、《鼓舞する呼び声》が解決された後に+1/+1カウンターが置かれたクリーチャーは破壊不能を得ない。
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《コラガンの先陣》
{2}{R}クリーチャー ― 人間・狂戦士*/3トランプル
コラガンの先陣のパワーは、あなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しい。
疾駆{2}{R}(あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。そうしたなら、これは速攻を得るとともに、次の終了ステップの開始時に、これを戦場からオーナーの手札に戻す。)
* 《コラガンの先陣》のパワーを決める能力は、戦場だけでなくすべての領域で機能する。《コラガンの先陣》が戦場にいるなら、その能力はそれ自身も計算に入れる。
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《コラガンの野心家》
{1}{R}クリーチャー ― 人間・戦士2/1
コラガンの野心家がクリーチャー1体にブロックされた状態になるたび、コラガンの野心家はそのクリーチャーに1点のダメージを与える。
* 《コラガンの野心家》が複数のクリーチャーによってブロックされた場合、その能力はブロック・クリーチャー1体につき1回誘発する。
* 《コラガンの野心家》がその誘発型能力により与えるダメージは戦闘ダメージではない。そのダメージがそれをブロックしているクリーチャーを戦闘から離れさせても、《コラガンの野心家》は依然としてブロックされたままである。この場合、それは戦闘ダメージを受けない。
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{4}{B}{R}クリーチャー ― ドラゴン4/4飛行
快速ウォーカイトが戦場に出たとき、あなたはあなたの手札かあなたの墓地にある点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。そのクリーチャーは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それをあなたの手札に戻す。
* これによりクリーチャーを裏向きに戦場に出すことはできない。
* あなたが戦場に出したクリーチャーは、次の終了ステップに遅延誘発型能力が解決される際にそれが依然として戦場にあった場合にのみあなたの手札に戻る。その時点より前に戦場を離れた場合、それはその領域に残る。
* クリーチャーをあなたの手札に戻す遅延誘発型能力は、次の終了ステップの前に《快速ウォーカイト》が戦場を離れた場合でも誘発する。
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《隠れ潜むエイリンクス》
{4}{G}クリーチャー ― 猫・ビースト3/5
圧倒 - {2}{G}:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能なら隠れ潜むエイリンクスをブロックする。この能力は、あなたがコントロールするクリーチャーのパワーの合計が8以上であるときにのみ起動できる。
* 《隠れ潜むエイリンクス》の能力を複数回起動して、複数のクリーチャーに、可能ならそれをブロックするよう強制することができる。
* 《隠れ潜むエイリンクス》の能力を起動しても、そのターンにそれで攻撃する必要はない。それが攻撃しなかった場合、その能力に影響されたクリーチャーは、他のクリーチャーをブロックすることも何もブロックしないこともできる。
* 《隠れ潜むエイリンクス》の能力に影響をされたクリーチャーがそれを適正にブロックすることができない場合(たとえば《隠れ潜むエイリンクス》が飛行を得た場合)、そのクリーチャーは他のクリーチャーをブロックすることも何もブロックしないこともできる。
* ブロック・クリーチャー指定ステップに、クリーチャーがタップ状態または「それではブロックできない」という呪文や能力に影響されている場合、それはブロックしない。クリーチャーがブロックするために何らかのコストが必要な場合、それのコントローラーはそのコストの支払いを強制されないので、それは攻撃しなくてもよい。
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《火口の精霊》
{2}{R}クリーチャー ― エレメンタル0/6
{R}, {T}, 火口の精霊を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。火口の精霊はそれに4点のダメージを与える。
圧倒 - {2}{R}:ターン終了時まで、火口の精霊の基本のパワーは8になる。この能力は、あなたがコントロールするクリーチャーのパワーの合計が8以上であるときにのみ起動できる。
* 《火口の精霊》の最後の能力は、それのパワーを特定の値に設定する、それまであったいかなる効果も上書きする。この能力の解決後に適用が開始される、パワーを特定の値に設定する他の効果は、この効果を上書きする。
* 《巨大化》や《凱旋の間》の効果のような、《火口の精霊》のパワーを修正する効果は、それがいつ効果を発揮し始めたかにかかわらず適用される。パワーを変更するカウンター(+1/+1カウンターなど)やクリーチャーのパワーとタフネスを入れ替える効果などについても同様である。
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《過去に学ぶ》
{3}{U}インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
カードを1枚引く。
* プレイヤーの墓地が空であるなら、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直し、その後にあなたはカードを1枚引く。
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《火山の幻視》
{5}{R}{R}ソーサリー
あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。火山の幻視はあなたの対戦相手がコントロールする各クリーチャーに、そのカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージをそれぞれ与える。火山の幻視を追放する。
* 《火山の幻視》が解決される前に対象としたインスタント・カードかソーサリー・カードが不適正な対象になっていた場合、《火山の幻視》は打ち消され、その効果は一切発生しない。ダメージは与えられず、《火山の幻視》は追放されない。
* 対象としたカードのマナ・コストに{X}が含まれていた場合、Xは0である。
* 対象が分割カードである場合、対戦相手がコントロールしている各クリーチャーにダメージを1回のみ与える。そのダメージの点数は、そのカードの2つの点数で見たマナ・コストの合計に等しい。
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《火山の猛進》
{4}{R}インスタント
ターン終了時まで、攻撃クリーチャーは+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。
* 「攻撃クリーチャー」とは、この戦闘において攻撃クリーチャーとして指定されたクリーチャー、またはこの戦闘中に攻撃している状態で戦場に出たクリーチャーである。そのクリーチャーが戦闘を離れないかぎり、それが攻撃しているプレイヤーがゲームから離れたり、それが攻撃しているプレインズウォーカーが戦場を離れた場合でも、それは戦闘ステップの終了時まで攻撃クリーチャーであり続ける。
* 《火山の猛進》は攻撃クリーチャーのみに影響を与えるが、その修正はそのターン終了時まで残る。
* 《火山の猛進》の解決時に攻撃していたクリーチャーのみが修正を受ける。つまり、攻撃クリーチャーを指定する前に唱えても、通常は何もしない。
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《鐘突きのズルゴ》
{R}伝説のクリーチャー ― オーク・戦士2/2
鐘突きのズルゴでは、パワーが2以上のクリーチャーをブロックできない。
疾駆{1}{R}(あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。そうしたなら、これは速攻を得るとともに、次の終了ステップの開始時に、これを戦場からオーナーの手札に戻す。)
* 《鐘突きのズルゴ》がクリーチャーを適正にブロックした場合、そのクリーチャーのパワーを2以上にしても、そのブロックを変更または解除することはできない。
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《狩りの先駆け》
{3}{R}{G}クリーチャー ― ドラゴン5/3飛行
{2}{R}:狩りの先駆けは、飛行を持たない各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。
{2}{G}:狩りの先駆けは、飛行を持つ他の各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。
* 《狩りの先駆け》が飛行を失った場合、その1つ目の起動型能力は自分自身にダメージを与える。
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《カルシの詐欺師》
{1}{U}クリーチャー ― ナーガ・ウィザード0/4
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。このマナは、裏向きのクリーチャー・呪文を唱えるためか、予示されたクリーチャーを表向きにするためのマナ・コストの支払いのためか、変異コストの支払いのためにのみ使用できる。(大変異コストは変異コストである。)
* 《カルシの詐欺師》の生み出したマナは、カードを予示するようあなたに指示する呪文を唱えるために使用することはできない。
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《カル・シスマのビヒモス》
{2}{R}クリーチャー ― オーガ・戦士5/5
カル・シスマのビヒモスは、あなたが{2}を支払わないかぎり、攻撃したりブロックしたりできない。
* 何らかの効果により、《カル・シスマのビヒモス》が「可能なら攻撃する」または「可能ならブロックする」ことになった場合でも、あなたはそのコストを支払わないことを選び、その要求を無視することができる。プレイヤーに攻撃またはブロックさせるためのコストの支払いが強制されることはない。
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《岸砕きの精霊》
{U}{U}{U}クリーチャー ― エレメンタル3/3
{U}:岸砕きの精霊を追放し、その後これをオーナーのコントロール下で裏向きで戦場に戻す。
{1}:ターン終了時まで、岸砕きの精霊は+1/-1または-1/+1の修整を受ける。
大変異{4}{U}(あなたはこのカードを、{3}で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの大変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。そうしたなら、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
* 《岸砕きの精霊》の最初の能力によってそれが戦場に戻った後は、それは新しいオブジェクトになる。戦場を離れた《岸砕きの精霊》とは関係がない。それは戦闘に参加していず、それが戦場を離れた時点で持っていたいずれの追加の能力も持たない。その上に置かれていた+1/+1カウンターやつけられていたオーラは取り除かれる。
* 《岸砕きの精霊》が+1/-1と-1/+1のどちらの修整を受けるかは、最後の起動型能力の解決時にあなたが選ぶ。
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《忌呪の発動》
{2}{B}インスタント
忌呪の発動を唱えるための追加コストとして、あなたの手札にあるドラゴン・カードを1枚公開してもよい。
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。あなたが忌呪の発動を唱えた時点でドラゴン・カードを公開したかドラゴンをコントロールしていたなら、あなたは4点のライフを得る。
* クリーチャーをコントロールしていないプレイヤーを対象として《忌呪の発動》を唱えることができる。あなたが「ドラゴン・ボーナス」の条件を満たしていたのなら、4点のライフを得る。
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《毅然さの化身》
{G}{G}クリーチャー ― アバター3/2到達、トランプル
毅然さの化身は、あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれている他のクリーチャー1体につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
* 《毅然さの化身》が、それの上に置かれた状態で戦場に出る+1/+1カウンターの数を決定するとき、《毅然さの化身》と同時に戦場に出るクリーチャーは、たとえそれらが+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るとしても数えない。
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《鍛えられた狂戦士》
{2}{R}クリーチャー ― 人間・狂戦士3/2
鍛えられた狂戦士が攻撃するたび、このターンにあなたが次の呪文を唱えるためのコストは{1}少なくなる。
* 《鍛えられた狂戦士》は、あなたが唱える呪文に必要な色マナの数を減らすことはできない。
* 呪文を唱えるのに追加コストが存在する場合、《鍛えられた狂戦士》や他のコストの減少を適用する前にそれを適用する。
* この能力は呪文を唱えるための代替コストにも適用できる。
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《絹包み》
{1}{W}エンチャント
絹包みが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールする点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャー1体を対象とし、絹包みが戦場を離れるまでそれを追放する。(そのクリーチャーはオーナーのコントロール下で戦場に戻る。)
* 裏向きのクリーチャーの点数で見たマナ・コストは0である。それが《絹包み》で追放された場合、それは表向きの状態で戦場に戻る。
* 《絹包み》の能力は、持続期間を持つ領域変更を引き起こす。これは《忘却の輪》といった過去のカードを思い起こさせる能力である。ただし、《忘却の輪》とは異なり、《絹包み》のようなカードの能力は単一の能力である。その能力は、能力の解決時にクリーチャーを追放する効果と、《絹包み》が戦場を離れた直後に追放されたカードを戦場に戻す効果という2つの単発的効果を作り出す。
* 《絹包み》の誘発型能力が解決される前にそれが戦場を離れた場合、対象となったクリーチャーは追放されない。
* 追放されるクリーチャーにつけられていたオーラは、そのオーナーの墓地に置かれる。追放されるクリーチャーにつけられていた装備品は、はずれて戦場に残る。追放されるクリーチャーの上に置かれていたカウンターは消滅する。
* クリーチャー・トークンが追放された場合、それは消滅する。それは戦場には戻らない。
* 追放されていたカードは、《絹包み》が戦場を離れた直後に戦場に戻る。この2つのイベントの間は、状況起因処理も含めて何も起こらない。
* 多人数戦では、《絹包み》のオーナーがゲームから離れた場合、追放されていたカードは戦場に戻る。カードを戻す単発的効果はスタックに置かれる能力ではないため、それはゲームから離れたプレイヤーのスタック上にある呪文や能力と共に消滅はしない。
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《究極の価格》
{1}{B}インスタント
単色のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
* 単色のクリーチャーとは、ちょうど1色の色を持つものである。
* 裏向きのクリーチャーや、ほとんどのアーティファクト・クリーチャーは単色ではない。
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《仇滅の執政》
{5}{G}{G}クリーチャー ― ドラゴン4/5飛行
仇滅の執政が戦場に出たとき、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。あなたは「仇滅の執政はそれと格闘を行う。」を選んでもよい。
あなたがコントロールするクリーチャー1体が格闘を行うたび、次の終了ステップの開始時に、それの上に+1/+1カウンターを2個置く。
* 《仇滅の執政》の1つ目の誘発型能力がスタックに置かれる際にその対象を選ぶ。しかしそれが格闘を行うかどうかは能力の解決時に選ぶ。
* 1つ目の能力が解決される前に、対象としたあなたがコントロールしていないクリーチャーが不適正な対象となった場合、《仇滅の執政》は格闘を行わず、その最後の能力も誘発しない。
* あなたがコントロールするクリーチャーが終了ステップ中に格闘を行った場合、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを置く遅延誘発型能力は次のターンの終了ステップの開始時まで誘発しない。
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《凶暴な熱口》
{4}{R}{G}クリーチャー ― ドラゴン4/4飛行
凶暴な熱口が攻撃するたび、あなたのマナ・プールに{R}{R}{R}{G}{G}{G}を加える。ターン終了時まで、このマナはステップやフェイズの終了に際してあなたのマナ・プールから無くならない。
* ターンの途中で《凶暴な熱口》が戦場を離れても、そのターン中は、このマナはステップやフェイズの終了に際してあなたのマナ・プールから無くならない。
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《享楽者の宝物庫》
{5}{B}{B}エンチャント
享楽者の宝物庫が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地にあるすべてのカードを追放する。
あなたは享楽者の宝物庫により追放された土地・カードをプレイしてもよい。
あなたは享楽者の宝物庫により追放された土地でないカードを唱えてもよい。あなたは毎ターン、この方法では1つしか呪文を唱えられない。
* カードは表向きに追放される。
* 最後の能力の「毎ターン1つ」の制限は土地でないカードにのみ適用される。《享楽者の宝物庫》で追放した土地・カードとこれにより追放された土地でないカードを同じターンにプレイすることができる。
* これによりカードをプレイするときにも、そのカードをプレイすることに関する通常のルールに従う。コストを支払わなければならないし、該当するタイミングのルールを守らなければならない。たとえば、そのうちの1枚がクリーチャー・カードであった場合、あなたはそれをあなたのメイン・フェイズ中で、スタックが空である時にしか唱えられない。
* 通常、《享楽者の宝物庫》によって追放された土地・カードは、あなたがそのターン中にまだ土地をプレイしない場合にのみプレイできる。
* 《享楽者の宝物庫》が戦場を離れたなら、それが追放したカードは追放されたままになる。それらのカードをプレイすることはできない。将来また《享楽者の宝物庫》が戦場に出ても、(同じカードによって表されていたとしても)それは新たなオブジェクトであり、それらのカードをプレイできるようにはならない。
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《空智の教え》
{3}{U}エンチャント
あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、あなたは{1}{U}を支払ってもよい。そうしたなら、飛行を持つ青の2/2のジン・モンク・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
* この能力はあなたが唱えるクリーチャーでない呪文1つにつき1回のみ誘発する。あなたは{1}{U}を1回のみ支払うことができ、ジン・モンク・クリーチャー・トークンを1体生み出せる。
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《空智の踊り》
{1}{U}インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは基本のパワーとタフネスが4/4の青のドラゴン・イリュージョンになり、すべての能力を失い、飛行を得る。
* 対象とされたクリーチャーは、他の色とクリーチャー・タイプをすべて失い、青のドラゴン・イリュージョンとなる。それがアーティファクトといった他のタイプを持っていた場合は、それは残る。
* 対象とされたクリーチャーは、《空智の踊り》の解決前に獲得していた能力をすべて失う。特に、そのクリーチャーが裏向きの変異または大変異を持つクリーチャーであった場合、それは(飛行以外のすべての能力を失っているので)表向きにしても変異コストも大変異コストも持たないため、それを表向きにすることができない。
* 《空智の踊り》の解決後には、そのクリーチャーは通常通り能力を得ることができる。
* 《空智の踊り》は、そのクリーチャーのパワーとタフネスを特定の値に設定する、それまであったいかなる効果も上書きする。ただし、《空智の踊り》の解決時の後に適用が開始される、クリーチャーのパワーとタフネスを特定の値に設定する効果は、《空智の踊り》の効果を上書きする。
* 《巨大化》や《凱旋の間》の効果のような、クリーチャーのパワーやタフネスを修正する効果は、それがいつ効果を発揮し始めたかにかかわらず適用される。クリーチャーのパワーやタフネスを変更するカウンター(+1/+1カウンターなど)やクリーチャーのパワーとタフネスを入れ替える効果についても同様である。
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《苦しめる声》
{1}{R}ソーサリー
苦しめる声を唱えるための追加コストとして、カードを1枚捨てる。
カードを2枚引く。
* カードを捨てることは追加コストであるため、手札に他のカードがない場合、《苦しめる声》を唱えることはできない。
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《クローンの軍勢》
{7}{U}{U}ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体につき、あなたはそのクリーチャーのコピーであるトークンを1体戦場に出す。
* トークン・クリーチャーはすべて同時に戦場に出る。
* 裏向きのクリーチャーのコピーとして戦場に出るトークンは、名前、能力、クリーチャー・タイプのいずれも持たない、表向きの無色の2/2のクリーチャーである。
* 各トークンはコピー元のクリーチャーに書かれていることをそのままコピーするが、それ以外のことはコピーしない(詳しくは後述するが、クリーチャーが別の何かをコピーしていたり、トークンであったりする場合を除く)。それはそのクリーチャーがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラや装備品がつけられているかどうか、およびパワー、タフネス、タイプ、色などを変化させるコピー効果でない効果をコピーしない。
* コピー元のクリーチャーのマナ・コストに{X}が含まれていた場合、Xは0として扱う。
* コピー元のクリーチャーが他の何かをコピーしている場合、トークンはそのクリーチャーがコピーしているものとして戦場に出る。
* コピー元のクリーチャーがトークンである場合、《クローンの軍勢》によって生み出されたトークンはそのトークンを戦場に出した効果が記す元の特性をコピーする。
* コピー元のクリーチャーの戦場に出たときに誘発する能力は、トークンが戦場に出るときにも誘発する。コピー元のクリーチャーが持つ「[このパーマネント]が戦場に出るに際し」あるいは「[このパーマネント]は~の状態で戦場に出る」能力も機能する。
* あなたが同じ名前を持つ伝説のパーマネントを2つ以上コントロールしている場合、その中から戦場に残す1つを選び、残りをすべてオーナーの墓地に置くことになる点に注意。
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《グドゥルの闇潜み》
{U}クリーチャー ― サラマンダー1/1
グドゥルの闇潜みはブロックされない。
大変異{U}(あなたはこのカードを、{3}で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの大変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。そうしたなら、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
* 裏向きの《グドゥルの闇潜み》が攻撃してブロックされた場合、それを表向きにしてもそのブロックは解除されない。
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《激憤の巫師》
{1}{R}クリーチャー ― オーク・シャーマン2/1
激憤の巫師は、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
大変異{R}(あなたはこのカードを、{3}で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの大変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。そうしたなら、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
激憤の巫師が表向きになったとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
* 裏向きの《激憤の巫師》が攻撃してそれがクリーチャー1体によってブロックされた場合、それを表向きにしてもそのブロックは解除されない。
* 《激憤の巫師》の最後の能力によって追放されるカードは表向きに追放される。
* 《激憤の巫師》の最後の能力によって追放されたカードをプレイするときにも、そのカードをプレイすることに関する通常のルールに従う。コストを支払わなければならないし、該当するタイミングのルールを守らなければならない。たとえば、そのカードがクリーチャー・カードであった場合、あなたはそれをあなたのメイン・フェイズ中で、スタックが空であるときにしか唱えられない。
* 通常、《激憤の巫師》によって追放された土地・カードは、あなたがそのターン中にまだ土地をプレイしない場合にのみプレイできる。
* そのカードをプレイしなかった場合、それは追放されたままとなる。
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《氷固め》
{1}{U}エンチャント ― オーラ
瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
エンチャント(赤か緑のクリーチャー)
氷固めが戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをタップする。
エンチャントされているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
* エンチャントされているクリーチャーが赤または緑でなくなった、もしくはクリーチャーでなくなった場合、《氷固め》はオーナーの墓地に置かれる。
* クリーチャーは他の呪文や能力によってアンタップすることができる。
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《鼓舞する呼び声》
{2}{G}インスタント
あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー1体につき、カードを1枚引く。ターン終了時まで、それらのクリーチャーは破壊不能を得る。(ダメージや「破壊する」と書かれた効果では、それらは破壊されない。)
* クリーチャーが破壊不能を得た後は、たとえその上に置かれていたすべての+1/+1カウンターを失っても、それはそのターン中は破壊不能を持つ。
* なたがコントロールする、《鼓舞する呼び声》が解決された後に+1/+1カウンターが置かれたクリーチャーは破壊不能を得ない。
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《コラガンの先陣》
{2}{R}クリーチャー ― 人間・狂戦士*/3トランプル
コラガンの先陣のパワーは、あなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しい。
疾駆{2}{R}(あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。そうしたなら、これは速攻を得るとともに、次の終了ステップの開始時に、これを戦場からオーナーの手札に戻す。)
* 《コラガンの先陣》のパワーを決める能力は、戦場だけでなくすべての領域で機能する。《コラガンの先陣》が戦場にいるなら、その能力はそれ自身も計算に入れる。
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《コラガンの野心家》
{1}{R}クリーチャー ― 人間・戦士2/1
コラガンの野心家がクリーチャー1体にブロックされた状態になるたび、コラガンの野心家はそのクリーチャーに1点のダメージを与える。
* 《コラガンの野心家》が複数のクリーチャーによってブロックされた場合、その能力はブロック・クリーチャー1体につき1回誘発する。
* 《コラガンの野心家》がその誘発型能力により与えるダメージは戦闘ダメージではない。そのダメージがそれをブロックしているクリーチャーを戦闘から離れさせても、《コラガンの野心家》は依然としてブロックされたままである。この場合、それは戦闘ダメージを受けない。
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