《蛙変化》
{1}{U}インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それはすべての能力を失うとともに基本のパワーとタフネスが1/1の青のカエルになる。

* そのクリーチャーは他の色とクリーチャー・タイプをすべて失うが、それが持っていた他のカード・タイプ(アーティファクトなど)や特殊タイプ(「伝説の」など)は引き続き持ち続ける。
* 《蛙変化》は、それまであったそのクリーチャーの基本のパワーとタフネスを特定の値に設定するいかなる効果も上書きする。《蛙変化》が解決した後に適用されたパワーとタフネスを特定の値に設定するあらゆる効果は、この効果を上書きする。
* 《蛙変化》はすでに誘発した能力や起動された能力を打ち消すことはない。特に、クリーチャーの「あなたのアップキープの開始時に~」や「このクリーチャーが戦場に出たとき~」やそれと類似の能力が誘発してからこの呪文を唱えても、それを止める役には立たない。
* 《蛙変化》の影響を受けるクリーチャーが、《蛙変化》の解決後に何らかの能力を得たなら、それはその能力を持ち続ける。
* 《剛力化》の効果のような、クリーチャーのパワーやタフネスを修整する効果は、それがいつ効果を発揮し始めたかに関係なくそのクリーチャーに適用される。これは、パワーやタフネスを修整する一切のカウンターや、パワーとタフネスを入れ替える効果についても同様である。
-----

《過去の過ち》
{1}{B}エンチャント
クリーチャーが1体死亡するたび、占術1を行う。(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。)
{4}{B}:各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。この能力は、あなたの墓地にクリーチャー・カードが4枚以上あるときにのみ起動できる。

* 最後の能力を適正に起動したなら、それの解決時にあなたの墓地にあるクリーチャー・カードが何枚でも関係ない。
-----

《神々の兜》
{1}アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは、あなたがコントロールするエンチャント1つにつき+1/+1の修整を受ける。
装備{1}({1}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、これをつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)

* 対戦相手がコントロールするパーマネントを対象としてあなたがオーラ・呪文を唱えたなら、そのオーラをコントロールしているのはあなたである。
-----

《カラデシュの火、チャンドラ》
{1}{R}{R}伝説のクリーチャー ― 人間・シャーマン2/2
あなたが赤の呪文を1つ唱えるたび、カラデシュの火、チャンドラをアンタップする。
{T}:プレイヤー1人を対象とする。カラデシュの火、チャンドラはそのプレイヤーに1点のダメージを与える。このターンにカラデシュの火、チャンドラが3点以上のダメージを与えたなら、カラデシュの火、チャンドラを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

《燃え盛る炎、チャンドラ》
*赤*プレインズウォーカー ― チャンドラ4
+1:プレイヤー1人を対象とする。燃え盛る炎、チャンドラはそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
-2:クリーチャー1体を対象とする。燃え盛る炎、チャンドラはそれに2点のダメージを与える。
-7:燃え盛る炎、チャンドラは各対戦相手にそれぞれ6点のダメージを与える。これによりダメージを与えられた各プレイヤーはそれぞれ「あなたのアップキープの開始時に、この紋章はあなたに3点のダメージを与える。」を持つ紋章を得る。

* 《カラデシュの火、チャンドラ》の起動型能力は、このターンに《カラデシュの火、チャンドラ》が与えたすべてのダメージを考慮する。どのパーマネントやプレイヤーに与えたものも含めるし、戦闘ダメージも含める。
* 《カラデシュの火、チャンドラ》の起動型能力の最後の一文は、独立した能力ではない。この条件のチェックは、起動型能力の解決時にのみ行う。このターンに《カラデシュの火、チャンドラ》が3点以上のダメージを与えたとしても、それを追放し変身させた状態で戦場に戻すためには、あなたはこの起動型能力を起動する必要がある。
* 《燃え盛る炎、チャンドラ》が生み出す紋章は無色である。それは、無色の発生源からのダメージを与える。
* 紋章を得るのは、《燃え盛る炎、チャンドラ》の3つ目の能力によって実際にダメージを与えられたプレイヤーのみである。あるプレイヤーに与えられるダメージのすべてが軽減されたなら、そのプレイヤーは紋章を得ない。ダメージが一部でも《燃え盛る炎、チャンドラ》のコントローラーに移し替えられたなら、そのプレイヤーは紋章を得る。
* 《燃え盛る炎、チャンドラ》の紋章を得た各プレイヤーが、その紋章のオーナーである。多人数戦では、《燃え盛る炎、チャンドラ》のオーナーがゲームから除外されたとしても紋章のオーナーがゲームに残っているかぎり、その紋章はゲームに残る。
-----

《ガイアの復讐者》
{5}{G}{G}クリーチャー ― エレメンタル8/5速攻
ガイアの復讐者は打ち消されない。
ガイアの復讐者は、緑でない呪文や緑でない発生源の能力の対象にならない。

* 《ガイアの復讐者》の1つ目の能力は、それが呪文としてスタックにあるときにのみ作用する。《ガイアの復讐者》の最後の能力は、それが戦場にあるときにのみ作用する。
* スタックにある《ガイアの復讐者》、それを打ち消す呪文や能力の対象とすることができる。その効果の中の《ガイアの復讐者》を打ち消す部分は何もしないが、その呪文や能力に他の効果があれば、それは依然として生じる。
* 《ガイアの復讐者》の最後の能力は、緑でない呪文や緑でない発生源の能力すべてに適用される。それには、あなたがコントロールするものも含まれる。たとえば、あなたは《ガイアの復讐者》を、あなたがコントロールする装備品の装備能力の対象とすることはできない(ただしその装備品が何らかの理由で緑になっていた場合を除く)。
* 1色以上の有色の呪文で、それらの色の中の1色が緑であれば、《ガイアの復讐者》をその呪文の対象とできる。
-----

《騎士の勇気》
{4}{W}エンチャント(クリーチャー)
騎士の勇気が戦場に出たとき、警戒を持つ白の2/2の騎士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。(それは攻撃してもタップしない。)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+2の修整を受けるとともに警戒を持つ。

* 《騎士の勇気》を唱えるには、クリーチャー1体を対象にしなければならない。《騎士の勇気》の解決時にそのクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、《騎士の勇気》は打ち消され、戦場に出ない。よって騎士・トークンを得ることもない。
-----

《巨森の予見者、ニッサ》
{2}{G}伝説のクリーチャー ― エルフ・スカウト2/2
巨森の予見者、ニッサが戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーから基本森・カードを1枚探してもよい。そうしたなら、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。
土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたが7つ以上の土地をコントロールしている場合、巨森の予見者、ニッサを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

《精霊信者の賢人、ニッサ》
*緑*プレインズウォーカー ― ニッサ3
+1:あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが土地・カードであるなら、それを戦場に出す。そうでないなら、それをあなたの手札に加える。
-2:「目覚めし世界、アシャヤ」という名前の緑の4/4の伝説のエレメンタル・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
-7:土地を最大6つまで対象とし、それらをアンタップする。それらはそれぞれ6/6のエレメンタル・クリーチャーになる。それらは土地でもある。

* 《精霊信者の賢人、ニッサ》の2つ目の能力が生み出すトークンの名前は《目覚めし世界、アシャヤ》のみである。《エレメンタル》という名前は持たない。
* あなたは、あなたがすでに《目覚めし世界、アシャヤ》をコントロールしていても、《精霊信者の賢人、ニッサ》の2つ目の能力を起動できる。その2つ目のトークンが生み出された直後に、あなたは1つを選んで戦場に残す。もう1つは墓地に置かれ、その後消滅する。
* 土地が、それのコントローラーの一番最近のターン開始時からそのプレイヤーのコントロール下に置かれ続けていなかったときにクリーチャーになったなら、それでは攻撃できず、コストに{T}を含む能力(マナ能力も含む)を起動することもできない。つまり、そのパーマネント自体があなたのコントロール下にあった期間に注目する。それがクリーチャーになっていた期間ではない。
-----

《ギデオンの密集軍》
{5}{W}{W}インスタント
警戒を持つ白の2/2の騎士・クリーチャー・トークンを4体戦場に出す。
魔巧 ― あなたの墓地にインスタント・カードやソーサリー・カードが合わせて2枚以上あるなら、ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは破壊不能を得る。

* 魔巧の能力が適用されるなら、4体の騎士・トークンもターン終了時まで破壊不能を得る。
-----

《ギラプールの霊気格子》
{2}{R}エンチャント
あなたがコントロールするアンタップ状態のアーティファクトを2つタップする:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ギラプールの霊気格子はそれに1点のダメージを与える。

* あなたがコントロールするアンタップ状態のアーティファクトであればどれでも2つをタップできる。最も近いあなたのターンの開始時から続けてあなたのコントロール下になかったアーティファクト・クリーチャーでもよい。
-----

《空位の玉座の印章》
{3}{W}{W}エンチャント
あなたがエンチャント・呪文を1つ唱えるたび、飛行を持つ白の4/4の天使・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

* この誘発型能力は、それを誘発させたエンチャント・呪文よりも先に解決される。
* オーラ・呪文を唱えたとき、そのオーラの対象を選ぶのは、この能力によって天使・トークンが戦場に出るよりも前である。つまり、オーラ・呪文を唱え、その結果として生み出される天使・トークンをそのオーラでエンチャントするというプレイはできない。
* 《空位の玉座の印章》を唱えることで、それ自体の能力は誘発しない。この能力が作用するためには、《空位の玉座の印章》がすでに戦場に出ている必要がある。
-----

《紅蓮術師のゴーグル》
{5}伝説のアーティファクト
{T}:あなたのマナ・プールに{R}を加える。このマナが赤のインスタント・呪文か赤のソーサリー・呪文を唱えるために支払われたとき、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。

* 《紅蓮術師のゴーグル》が生み出すマナは、赤のインスタント・呪文や赤のソーサリー・呪文のみではなく、何の支払いにあててもよい。
* あなたがそのマナを支払って唱えた赤のインスタント・呪文や赤のソーサリー・呪文は、それが対象を取るものでなくてもコピーされる。
* この遅延誘発型能力は、《紅蓮術師のゴーグル》が依然として戦場にあるかどうかにかかわらず誘発する。
* 赤のインスタント・呪文か赤のソーサリー・呪文を1回唱えるために、《紅蓮術師のゴーグル》が生み出したマナが複数支払われたなら、支払われたそれらの各マナに対応する遅延誘発型能力がみな誘発し、それと同じ数のコピーが作られることになる。それらの赤のマナが1つの《紅蓮術師のゴーグル》によって生み出されたのか、複数の《紅蓮術師のゴーグル》によって生み出されたのかは関係ない。
* コピーが作られたなら、そのコピーはあなたがコントロールする。コピーはスタック上に生成され、唱えられたわけではない。よって、プレイヤーが呪文を唱えることによって誘発する能力は誘発しない。その後コピーは、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を得たあと、通常の呪文と同じように解決される。
* コピーは、あなたが新しい対象を選ばないかぎり、コピー元の呪文と同一の対象を持つ。新しい対象を選ぶなら、対象のうちの一部または全部を変更してもしなくてもよい。対象のうちの1つでも適正な対象を選べないなら、対象は変更されないままになる(元の対象が不適正であってもそのままになる)。
* コピーされた呪文がモードを持つものであったなら(つまり、「以下から1つを選ぶ」のような記述があるなら)、コピーは同じモードを持つ。あなたが異なるモードを選ぶことはできない。
* 元の呪文に、唱える際に値が決まるXが含まれていたなら、全てのコピーは同じXの値を持つ。
* コピーのための追加コストを支払うことを選ぶことはできない。しかし、元の呪文に、支払われた追加コストに基づく効果があったなら、コピーにも同じコストが払われていたかのようにその効果もコピーされる。例えば、あなたが《投げ飛ばし》を唱えるために3/3クリーチャーを生け贄に捧げ、それをコピーしたなら、その《投げ飛ばし》のコピーが対象に与えるダメージも3点になる。
* そのコピーに「あなた」に影響すると書かれているなら、それは元の呪文のコントローラーではなく、そのコピーのコントローラーに影響する。同様に、そのコピーに「対戦相手」に影響すると書かれているなら、元の呪文のコントローラーの対戦相手ではなく、コピーのコントローラーの対戦相手に影響する。
-----

《計算された放逐》
{2}{U}インスタント
呪文1つを対象とする。そのコントローラーが{3}を支払わないかぎり、それを打ち消す。
魔巧 ― あなたの墓地にインスタント・カードやソーサリー・カードが合わせて2枚以上あるなら、占術2を行う。(占術2を行うには、あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードを望む順番であなたのライブラリーの一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)

* 魔巧の能力が適用されるなら、呪文のコントローラーが{3}を支払ったとしても、あなたは占術2を行う。
* 変わった状況として、あなたの墓地にインスタント・カードかソーサリー・カードが1枚しかないときに、あなたがコントロールするインスタント・呪文かソーサリー・呪文を対象として《計算された放逐》を唱えるというプレイができる。この状況であなたが{3}を支払わないことを選ぶと、その呪文は打ち消され、あなたの墓地に置かれる。その後、魔巧の能力が適用され、あなたは占術2を行うことになる。
-----

《穢れた療法》
{2}{B}エンチャント
対戦相手がライフを得るなら、代わりにそのプレイヤーはその点数に等しいライフを失う。

* 2つ以上の置換効果がライフを得るイベントに適用されるなら、ライフを得るプレイヤーがそれらを適用する順番を選ぶ。たとえば、《穢れた療法》が戦場にあるときに《アルハマレットの書庫》をコントロールしているプレイヤーが3点のライフを得るなら、そのプレイヤーは3点のライフを2倍の6点にしてからその6点のライフを失うことができる。そのプレイヤーはまた、《穢れた療法》を先に適用して「3点のライフを得る」を「3点のライフを失う」に変更してもよい。その場合は、《アルハマレットの書庫》は適用されない。
* 《穢れた療法》が複数戦場にあっても、それによってライフを得ることに意味のある効果は生じない。《穢れた療法》1つの効果が適用されると、他の《穢れた療法》が適用されるライフを得るイベントは存在しなくなるからである。
-----

《結束した構築物》
{1}アーティファクト・クリーチャー ― 構築物2/1
結束した構築物は単独では攻撃できない。

* 《結束した構築物》は、同時に他のクリーチャーが攻撃クリーチャーとして指定されたときにのみ、攻撃クリーチャーとして指定できる。
* あなたが単独で攻撃できないクリーチャーを2体以上コントロールしているなら、他に攻撃するクリーチャーがいなくても、それら同士で一緒に攻撃できる。
* 《結束した構築物》は単独では攻撃できないが、他の攻撃クリーチャーが同じプレイヤーやプレインズウォーカーを攻撃する必要はない。たとえば、《結束した構築物》が対戦相手を攻撃し、他のクリーチャーがその対戦相手がコントロールするプレインズウォーカーを攻撃してもよい。
* 単独で攻撃できないクリーチャーが可能なら攻撃しなければならないクリーチャーでもある場合、そのコントローラーは可能なら他のクリーチャーと一緒にそれで攻撃しなければならない。
* 双頭巨人戦(または共有チーム・ターン選択ルールを採用する他のフォーマット)では、あなたがコントロールする他のクリーチャーが攻撃しなくても、《結束した構築物》はチームメイトがコントロールするクリーチャーと一緒に攻撃できる。
-----
《ケラル砦の修道院長》
{1}{R}クリーチャー ― 人間・モンク2/1果敢
ケラル砦の修道院長が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをプレイしてもよい。

* 《ケラル砦の修道院長》の能力によって追放されるカードは、表向きに追放される。
* そのターン中であれば、《ケラル砦の修道院長》がすでに戦場になかったりあなたのコントロール下でなかったりしても、そのカードをプレイできる。
* 《ケラル砦の修道院長》の能力によって追放されたカードをプレイするときにも、そのカードをプレイすることに関する通常のルールに従う。コストを支払わなければならないし、該当するタイミングのルールを守らなければならない。たとえば、そのカードがクリーチャー・カードであったなら、あなたはそれをあなたのメイン・フェイズ中でスタックが空であるときにのみ、それのマナ・コストを支払って唱えることができる。
* 何らかの効果によってあなたがそのターンに追加の土地をプレイできるのでない限り、あなたが《ケラル砦の修道院長》の能力によって追放された土地・カードをプレイできるのは、あなたがそのターンにまだ土地をプレイしていないときのみである。
* 追放されたカードをプレイしなかった場合、それは追放されたままとなる。
-----

《高位調停者、アルハマレット》
{5}{U}{U}伝説のクリーチャー ― スフィンクス5/5飛行
高位調停者、アルハマレットが戦場に出るに際し、各対戦相手はそれぞれ自分の手札を公開する。あなたはこれにより公開された土地でないカードの名前を1つ選ぶ。(このクリーチャーが戦場に出ているかぎり)あなたの対戦相手は選ばれた名前を持つ呪文を唱えられない。

* 《高位調停者、アルハマレット》の2つ目の能力は、《高位調停者、アルハマレット》が戦場に出るに際して起きる。カードの名前が1つ選ばれた時と、《高位調停者、アルハマレット》の最後の能力が作用し始める時との間には、誰も呪文を唱えたり能力を起動したりできない。
* あなたが選ぶカードの名前は1つである。対戦相手1人につき1つではない。
* 選ばれた名前を持つカードを唱えることはできないが、その名前を持つパーマネント・カードを呪文や能力によって戦場に出すことは依然として可能である。
* どの対戦相手の手札にも土地でないカードがなかったなら、あなたはカードの名前を選ぶことはできない。その場合、《高位調停者、アルハマレット》の最後の能力によって唱えることができなくなる呪文はない。
* 選ばれた名前を持つカードが変異能力を持っていれば、対戦相手はそのカードを裏向きに唱えることができる。選ばれた名前を持つカードを予示することもできる。
-----

《工匠の天啓》
{2}{U}インスタント
カードを2枚引く。あなたがアーティファクトをコントロールしていないなら、カードを1枚捨てる。

* あなたがアーティファクトを少なくとも1つコントロールしているなら、あなたはカードを捨てたくても捨てることはできない。
-----

《荒廃唱え》
{3}{B}クリーチャー ― 人間・ウィザード2/3
あなたがエンチャント・呪文を1つ唱えるたび、クリーチャー1体を対象とする。あなたは「ターン終了時まで、それは-2/-2の修整を受ける。」を選んでもよい。

* 《荒廃唱え》の能力は、それを誘発させたエンチャント・呪文よりも先に解決される。
* 《荒廃唱え》の能力が誘発したときにクリーチャーをコントロールしているプレイヤーがあなたのみであったなら、あなたは自分がコントロールするクリーチャーの中の1体を対象としなければならない。ただし、あなたはそれが-2/-2の修整を受けることを選ばなくてもよい。
-----

《粉々》
{1}{R}インスタント
アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。粉々はそのアーティファクトのコントローラーに3点のダメージを与える。

* 《粉々》が対象とするのはアーティファクトのみである。プレイヤーは対象ではない。《粉々》が解決される前にそのアーティファクトが不適正な対象になっていたなら、《粉々》は打ち消され、その効果は一切発生しない。よってダメージを与えることもない。
-----

《魂刃のジン》
{3}{U}{U}クリーチャー ― ジン4/3飛行
あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。

* クリーチャーというタイプを持たない呪文をあなたが唱えるたびに《魂刃のジン》の能力が誘発する。呪文が複数のタイプを持ち、その中の1つがクリーチャーであった場合(たとえば、アーティファクト・クリーチャーだった場合など)は、それを唱えてもこの能力は誘発しない。また、土地をプレイしても誘発しない。
* 《魂刃のジン》の能力は、スタック上ではそれを誘発させた呪文の上に置かれる。それはその呪文が解決される前に解決される。
-----

《業火の侍祭》
{2}{R}クリーチャー ― 人間・モンク3/1高名1
業火の侍祭がクリーチャー1体にブロックされた状態になるたび、業火の侍祭はそのクリーチャーに2点のダメージを与える。

* 《業火の侍祭》の最後の能力は、それをブロックしたクリーチャー1体につき1回誘発する。それらのクリーチャーはそれぞれ2点のダメージを与えられる。
* 《業火の侍祭》の最後の能力は戦闘ダメージが与えられる前に解決される。それにより《業火の侍祭》をブロックしていたクリーチャーがすべて破壊されたとしても、《業火の侍祭》はブロックされたままである。それは戦闘ダメージを与えたり与えられたりしない。
-----

《護衛する自動機械》
{4}アーティファクト・クリーチャー ― 構築物3/3
護衛する自動機械が死亡したとき、あなたは3点のライフを得る。

* あなたのライフ総量が0以下になるのと同時に《護衛する自動機械》が死亡したなら、誘発型能力が解決される前にあなたはゲームに敗北する。
-----

《極上の炎技》
{1}{R}{R}ソーサリー
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。極上の炎技はそれに4点のダメージを与える。
魔巧 ― あなたの墓地にインスタント・カードやソーサリー・カードが合わせて2枚以上あるなら、極上の炎技は呪文や能力によっては打ち消されない。

* 魔巧の能力が適用されるとしても、《極上の炎技》を、それを打ち消すような呪文や能力の対象とすることができる。その効果の中の《極上の炎技》を打ち消す部分は何もしないが、その呪文や能力に他の効果があれば、それは依然として生じる。
-----

《護法の宝珠》
{5}アーティファクト
あなたは呪禁を持つ。
クリーチャーがあなたにダメージを与えるなら、そのダメージを1点軽減する。

* あなたが呪禁を持つかぎり、対戦相手は、対象にダメージを与える呪文や発生源が対象にダメージを与える能力の対象としてあなたを選ぶことはできない。あなたがコントロールするプレインズウォーカーにダメージを移し替えるつもりだったとしても、そうである。
* 《護法の宝珠》は、あなたがコントロールするプレインズウォーカーにクリーチャーが与えるダメージを軽減しない。しかし、対戦相手がコントロールするクリーチャーが戦闘ダメージでないダメージをあなたに与えるなら、対戦相手がそのダメージをあなたがコントロールするプレインズウォーカーに移し替えるかどうかを選ぶ前に《護法の宝珠》の効果を適用して、そのダメージを1点軽減することができる。
* 複数の《護法の宝珠》のダメージ軽減効果は累積する。
-----

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索