マッドネスはキーワード能力であり、以前に『オデッセイ』ブロックと『時のらせん』ブロックに登場した。これは、カードを捨てることで有利をもたらす。マッドネスのルールは、以前登場したときのものから若干変わっている。
下記の「ルール変更:マッドネス」を参照。
《ただの風》
{1}{U}インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
マッドネス{U}(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでそれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)
マッドネスの公式ルールは以下の通り。
702.34.マッドネス/Madness
702.34a マッドネスは二つの能力からなるキーワードである。一つは、カードが手札にあるときに影響を与える常在型能力、もう一つは、一番目の能力が適用されたときに機能する誘発型能力である。「マッドネス[コスト]/Madness [cost]」は、「プレイヤーがこのカードを捨てるなら、このカードは捨てられるが、このカードを墓地に置く代わりに追放する」と「このカードがこの方法で追放されたとき、オーナーは、マナ・コストではなく[コスト]を支払うことでこのカードを唱えてもよい。そうしないなら、そのプレイヤーはこのカードを自分の墓地に置く」の二つの意味を持つ。
702.34b マッドネス能力で呪文を唱える場合は、rule 601.2bおよびrule 601.2f-hの代替コストのルールに従う。
* マジックのルールでは、カードを捨てるのはプレイヤーの手札からのみである。プレイヤーのライブラリーからカードをそのプレイヤーの墓地に置くという効果では、それらのカードを捨てたことにならない。
* マッドネス・コストで唱えた呪文は、他の呪文と同様にスタックに置かれる。それは打ち消されたりコピーされたりする可能性がある。解決時に、それがパーマネント・カードであればそれは戦場に出る。それがインスタント・カードかソーサリー・カードであればそれはオーナーの墓地に置かれる。
* 呪文をそれのマッドネス・コストで唱えることは、それのマナ・コストや点数で見たマナ・コストを変更しない。代わりにマッドネス・コストを支払うのみである。
* 呪文の支払いを増減させる効果は、マッドネス・コストの支払いも同様に増減させる。
* マッドネスは、カードを捨てる理由と無関係に作用する。何らかのコストの支払いの一部として捨てる、呪文や能力がそうするように指示したので捨てる、あなたのターンの終了時に手札の枚数が多すぎたので捨てるなど、どの理由でも作用する。ただし、捨てたいからという理由のみでは、マッドネスを持つカードを捨てることはできない。
* あなたがマッドネスでカードを唱えたときでも、それは依然として捨てられたことになる。コストを支払うためにカードを捨てたのであれば、そのコストは支払われたことになる。カードを捨てたときに誘発する能力は誘発する。
* マッドネスを持つカードのマッドネスの誘発型能力の解決時に、あなたがそのカードを唱えないことを選んだなら、それはあなたの墓地に置かれる。後になって、再度それを唱える機会を得ることはない。
* 呪文や起動型能力のコストを支払うためにマッドネスを持つカードを捨てたのなら、そのカードのマッドネスの誘発型能力は、そのカードを捨てることで支払った呪文や能力よりも先に解決される(さらに、そのカードを唱えることを選んだなら、そのカードがなった呪文も、そのカードを捨てることで支払った呪文や能力よりも先に解決される。)
* 呪文や能力の解決中にマッドネスを持つカードを捨てたのなら、それは即座に追放領域に移動する。そして、その呪文や能力の解決を続けるが、その時点ではそのカードはあなたの墓地にない。その呪文や能力が完全に解決され終わった後で、マッドネスの誘発型能力がスタックに置かれる。
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ルール変更:マッドネス
以前マッドネスが登場した『時のらせん』ブロックの時点では、あなたはマッドネスを持つカードを普通に墓地に捨てることを選べた。今回、マッドネスを持つカードは追放領域に捨てなければならないことになった。その後、マッドネスの誘発型能力の解決時にあなたがそれを唱えなかったなら、それはあなたの墓地に置かれる。あなたが行う選択は、マッドネスの誘発型能力の解決時に、それを唱えるかどうかを選ぶことのみである。
* あなたが、『マジック・オリジン』セットの《ヴリンの神童、ジェイス》の能力の解決中にマッドネスを持つカードを捨てたなら、その能力の条件が満たされるためには、あらかじめあなたの墓地にカードが5枚以上ある必要がある。その条件を満たそうとして、マッドネスを持つカードを直接墓地に捨てることはできない。
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下記の「ルール変更:マッドネス」を参照。
《ただの風》
{1}{U}インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
マッドネス{U}(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでそれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)
マッドネスの公式ルールは以下の通り。
702.34.マッドネス/Madness
702.34a マッドネスは二つの能力からなるキーワードである。一つは、カードが手札にあるときに影響を与える常在型能力、もう一つは、一番目の能力が適用されたときに機能する誘発型能力である。「マッドネス[コスト]/Madness [cost]」は、「プレイヤーがこのカードを捨てるなら、このカードは捨てられるが、このカードを墓地に置く代わりに追放する」と「このカードがこの方法で追放されたとき、オーナーは、マナ・コストではなく[コスト]を支払うことでこのカードを唱えてもよい。そうしないなら、そのプレイヤーはこのカードを自分の墓地に置く」の二つの意味を持つ。
702.34b マッドネス能力で呪文を唱える場合は、rule 601.2bおよびrule 601.2f-hの代替コストのルールに従う。
* マジックのルールでは、カードを捨てるのはプレイヤーの手札からのみである。プレイヤーのライブラリーからカードをそのプレイヤーの墓地に置くという効果では、それらのカードを捨てたことにならない。
* マッドネス・コストで唱えた呪文は、他の呪文と同様にスタックに置かれる。それは打ち消されたりコピーされたりする可能性がある。解決時に、それがパーマネント・カードであればそれは戦場に出る。それがインスタント・カードかソーサリー・カードであればそれはオーナーの墓地に置かれる。
* 呪文をそれのマッドネス・コストで唱えることは、それのマナ・コストや点数で見たマナ・コストを変更しない。代わりにマッドネス・コストを支払うのみである。
* 呪文の支払いを増減させる効果は、マッドネス・コストの支払いも同様に増減させる。
* マッドネスは、カードを捨てる理由と無関係に作用する。何らかのコストの支払いの一部として捨てる、呪文や能力がそうするように指示したので捨てる、あなたのターンの終了時に手札の枚数が多すぎたので捨てるなど、どの理由でも作用する。ただし、捨てたいからという理由のみでは、マッドネスを持つカードを捨てることはできない。
* あなたがマッドネスでカードを唱えたときでも、それは依然として捨てられたことになる。コストを支払うためにカードを捨てたのであれば、そのコストは支払われたことになる。カードを捨てたときに誘発する能力は誘発する。
* マッドネスを持つカードのマッドネスの誘発型能力の解決時に、あなたがそのカードを唱えないことを選んだなら、それはあなたの墓地に置かれる。後になって、再度それを唱える機会を得ることはない。
* 呪文や起動型能力のコストを支払うためにマッドネスを持つカードを捨てたのなら、そのカードのマッドネスの誘発型能力は、そのカードを捨てることで支払った呪文や能力よりも先に解決される(さらに、そのカードを唱えることを選んだなら、そのカードがなった呪文も、そのカードを捨てることで支払った呪文や能力よりも先に解決される。)
* 呪文や能力の解決中にマッドネスを持つカードを捨てたのなら、それは即座に追放領域に移動する。そして、その呪文や能力の解決を続けるが、その時点ではそのカードはあなたの墓地にない。その呪文や能力が完全に解決され終わった後で、マッドネスの誘発型能力がスタックに置かれる。
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ルール変更:マッドネス
以前マッドネスが登場した『時のらせん』ブロックの時点では、あなたはマッドネスを持つカードを普通に墓地に捨てることを選べた。今回、マッドネスを持つカードは追放領域に捨てなければならないことになった。その後、マッドネスの誘発型能力の解決時にあなたがそれを唱えなかったなら、それはあなたの墓地に置かれる。あなたが行う選択は、マッドネスの誘発型能力の解決時に、それを唱えるかどうかを選ぶことのみである。
* あなたが、『マジック・オリジン』セットの《ヴリンの神童、ジェイス》の能力の解決中にマッドネスを持つカードを捨てたなら、その能力の条件が満たされるためには、あらかじめあなたの墓地にカードが5枚以上ある必要がある。その条件を満たそうとして、マッドネスを持つカードを直接墓地に捨てることはできない。
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