《改革派の結集者》
{1}{G}{W}クリーチャー ― 人間・戦士3/2
紛争 ― 改革派の結集者が戦場に出たとき、このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていた場合、あなたの墓地から点数で見たマナ・コストが2以下のパーマネント・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
* パーマネント・カードとは、アーティファクト・カードか、クリーチャー・カードか、エンチャント・カードか、土地・カードか、プレインズウォーカー・カードのことである。
* あなたの墓地にあるカードの点数で見たマナ・コストは、その右上に記載されたマナ・シンボルのみによって決まる。点数で見たマナ・コストとは、そのコストの中のマナの、色を無視した総点数である。たとえば、マナ・コストが{1}{U}{U}の場合は、そのカードの点数で見たマナ・コストは3である。
* あなたの墓地にあるカードの右上にマナ・シンボルが記載されていない(たとえば、土地・カードなど)場合には、それの点数で見たマナ・コストは0である。
* あなたの墓地にあるカードのマナ・コストに{X}が含まれていたなら、Xは0として扱う。
* あなたの墓地にある点数で見たマナ・コストが2以下のパーマネント・カードであればどれでも対象にできる。このターンに戦場から墓地に置かれたものに限らない。
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《改革派の車輪職人》
{1}{R}{W}クリーチャー ― ドワーフ・操縦士3/2
改革派の車輪職人がタップ状態になるたび、クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
* これは誘発型能力である。起動型能力ではない。あなたは、望んだときにいつでも《改革派の車輪職人》をタップできるわけではない。たとえばそれで攻撃する、機体に搭乗するなど、他の方法でそれをタップする必要がある。
* この能力が誘発するためには、《改革派の車輪職人》はアンタップ状態からタップ状態に実際に変わる必要がある。それをタップするという効果が作用しても、その時点ですでにタップ状態であったなら、この能力は誘発しない。
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《改革派の逃亡》
{2}{B}インスタント
パーマネント1つを対象とする。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。無色の1/1の霊気装置・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。(破壊不能を持つパーマネントは「破壊する」と書かれた効果では破壊されない。それがクリーチャーなら、ダメージによっても破壊されない。)
* 《改革派の逃亡》の効果によって、霊気装置・トークンを生成し、それに破壊不能を与えるということはできない。
* 対象としたパーマネントが不適正な対象になったなら、《改革派の逃亡》は打ち消され、その効果は一切発生しない。よって霊気装置・トークンを生成することもない。
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《回収ヤドカリ》
{4}{U}クリーチャー ― カニ4/4
回収ヤドカリが攻撃するたび、あなたがコントロールするアーティファクト1つをオーナーの手札に戻す。
* あなたがアーティファクトをコントロールしていないなら、あなたは手札に何も戻さない。そうできなくても、ペナルティはない。
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《稼働停止》
{2}{W}インスタント
アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
紛争 ― このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていたなら、あなたは3点のライフを得る。
* 《稼働停止》によってあなたがコントロールするパーマネントを破壊したなら、それによりこれ自身の紛争の能力が有効になり、あなたは3点のライフを得ることになる。
* 対象としたアーティファクトかエンチャントが不適正な対象になったなら、《稼働停止》は打ち消され、その効果は一切発生しない。よってライフを得ることもない。
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《カーリ・ゼヴの巧技》
{1}{R}{R}ソーサリー
クリーチャー1体か機体1つを対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。それをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
あなたは、あなたの手札から点数で見たマナ・コストが2以下のカード1枚を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
* 《カーリ・ゼヴの巧技》はクリーチャーか機体であればどれでも対象にできる。すでにあなたがコントロールしているものやアンタップ状態のものでもよい。
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《機械化製法》
{2}{U}{U}エンチャント(あなたがコントロールするアーティファクト)
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているアーティファクトのコピーであるトークンを1つ生成する。その後、あなたが互いに同じ名前を持つアーティファクトを8つ以上コントロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。
* トークンが生成されることによって誘発する能力は、《機械化製法》の誘発型能力が完全に解決され終わり同じ名前を持つアーティファクトを8つ以上コントロールしているかどうかの判定が済むまで解決されない。
* 同じ名前を持つアーティファクト8つというのは、エンチャントされているアーティファクトの名前と同じ名前である必要はない。たとえば、《機械化製法》の能力の解決時にあなたが飛行機械・アーティファクト・クリーチャー・トークンを8つコントロールしていれば、《機械化製法》が飛行機械につけられていなくても、あなたはゲームに勝利する。
* 同じ名前を持つ8つのパーマネントはすべてアーティファクトでなければならない。同じ名前を持つアーティファクトを7つと、それと同じ名前を持つアーティファクトでないパーマネントを1つコントロールしていても、あなたはゲームに勝利しない。
* あなたが《機械化製法》をコントロールしている間に、同じ名前を持つアーティファクトを8つ以上コントロールしていても、それのみではまだゲームに勝利しない。あなたがゲームに勝利するのは、あなたのアップキープ中、その誘発型能力の解決時である。
* トークンはコピー元のアーティファクトに書かれていることをそのままコピーするが、それ以外のことはコピーしない(詳しくは後述するが、そのアーティファクトが別の何かをコピーしていたり、トークンであったりする場合を除く)。それはそのアーティファクトがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラがつけられているかどうか、また、タイプや色などを変えるコピー効果でない効果はコピーしない。
* コピー元のアーティファクトのマナ・コストに{X}が含まれているなら、Xは0として扱う。
* コピー元のアーティファクトが他の何かをコピーしている場合(たとえば、コピー元のアーティファクトが《彫り込み鋼》であった場合)には、このトークンはそのアーティファクトがコピーしているものとして戦場に出る。
* コピー元のアーティファクトがトークンであるなら、このトークンは、コピー元のトークンを生成した効果に記されている元の特性をコピーする。
* コピー元のアーティファクトの戦場に出たときに誘発する能力は、このアーティファクト・トークンが戦場に出たときにも誘発する。このアーティファクト・トークンは、コピー元のアーティファクトが持つ「[これ]は~状態で戦場に出る。」や「[これ]が戦場に出るに際し、」の能力も持つ。
* 《機械化製法》とエンチャントされているアーティファクトが、この誘発型能力に対応して同時に戦場を離れたなら、その効果により、そのアーティファクトが戦場にあった最後のときのコピーであるトークンが生成される。
* エンチャントされているアーティファクトが、この誘発型能力に対応して戦場を離れたが《機械化製法》は戦場を離れなかったなら、《機械化製法》はアーティファクトをエンチャントしていない状態になり、状況起因処理によってオーナーの墓地に置かれる。その場合の誘発型能力によってトークンが生成されることはないが、あなたが同じ名前のアーティファクトを十分な数コントロールしていれば、あなたは依然としてゲームに勝利できる。
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《危険な窮地》
{4}{B}インスタント
各対戦相手はそれぞれ、アーティファクト・クリーチャー1体とアーティファクトでないクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
* 《危険な窮地》の解決時に、現在のターンを進行しているプレイヤーが(ただしそのプレイヤーが対戦相手である場合)生け贄に捧げるクリーチャーを選び、続いてターン順に他の各プレイヤーも同様に行い、その後すべての選ばれたクリーチャーは同時に生け贄に捧げられる。
* ある対戦相手がコントロールするクリーチャーがすべてアーティファクト・クリーチャーであったなら、そのプレイヤーはクリーチャー1体のみを生け贄に捧げる。同様に、ある対戦相手がコントロールするクリーチャーがすべてアーティファクトでないクリーチャーであったなら、そのプレイヤーもクリーチャー1体のみを生け贄に捧げる。ある対戦相手がクリーチャーをコントロールしていなければ、そのプレイヤーは何も生け贄に捧げない。
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《橋上の戦い》
{X}{B}ソーサリー
即席
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。あなたはX点のライフを得る。
* 対象としたクリーチャーが不適正な対象になったなら、《橋上の戦い》は打ち消され、その効果は一切発生しない。よってライフを得ることもない。
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《巨怪の猛攻》
{3}{G}{G}ソーサリー
望む数のクリーチャーを対象とする。巨怪の猛攻はそれらにX点のダメージをあなたの望むように分割して与える。Xは、あなたが巨怪の猛攻を唱える際にあなたがコントロールしていたクリーチャーの中のパワーの最大値に等しい。
* あなたは《巨怪の猛攻》を唱える際に、対象としたクリーチャーにダメージを分割する。各対象にはそれぞれ少なくとも1点のダメージを割り振らなければならない。
* Xの値は、あなたがダメージを分割する時点で決定する。後になってあなたがコントロールするクリーチャーの中のパワーの最大値が変化しても変わらない。
* (全部ではなく)一部の対象が不適正になったなら、依然として元のダメージの分割が適用されるが、不適正な対象にはダメージを与えない。すべての対象が不適正になったなら、《巨怪の猛攻》は打ち消される。
* ダメージを与えるのは《巨怪の猛攻》である。あなたがコントロールするクリーチャーの中の最大のパワーを持つクリーチャーではない。
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《キランの真意号》
{2}伝説のアーティファクト ― 機体4/4飛行、警戒
搭乗3
あなたはキランの真意号の搭乗コストを支払うのではなく、あなたがコントロールするプレインズウォーカー1体の上から忠誠カウンターを1個取り除いてもよい。
* 《キランの真意号》の代替搭乗コストの支払いは忠誠度能力ではない。このターン、あなたがすでにそのプレインズウォーカーの忠誠度能力を起動していたとしても、それを支払うことができる。また、《キランの真意号》の搭乗能力を起動できるときならいつでも、それを支払うことができる。
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《金属の支配者、テゼレット》(PWデッキのみ)
{4}{U}{B}プレインズウォーカー ― テゼレット5
+1:アーティファクト・カードが公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ公開する。そのカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
-3:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはあなたがコントロールするアーティファクトの総数に等しい点数のライフを失う。
-8:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするすべてのアーティファクトとそのプレイヤーがコントロールするすべてのクリーチャーのコントロールを得る。
* 《金属の支配者、テゼレット》の1つ目の能力の解決中に、あなたのライブラリーにアーティファクト・カードがなければ、あなたはあなたのライブラリーを公開しその後それを無作為化することになる。
* 《金属の支配者、テゼレット》の3つ目の能力の効果は永続する。
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《金属ミミック》
{2}アーティファクト・クリーチャー ― 多相の戦士2/1
金属ミミックが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
金属ミミックは、他のタイプに加えてその選ばれたタイプでもある。
あなたがコントロールする選ばれたタイプを持つ他の各クリーチャーはそれぞれ、+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。
* クリーチャー・タイプは《金属ミミック》が戦場に出る際に選ぶ。プレイヤーはこの選択に対応できない。《金属ミミック》の2つ目の能力は即座に適用され始める。
* あなたは存在するクリーチャー・タイプを選ばなければならない。「アーティファクト」や「機体」はクリーチャー・タイプではない。
* 《金属ミミック》は多相の戦士だが、あなたがコントロールする他の多相の戦士・クリーチャーが+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るわけではない(ただし、《金属ミミック》が戦場に出る際に多相の戦士を選んだ場合を除く)。
* 選ばれたタイプのクリーチャーが《金属ミミック》と同時に戦場に出るなら、それは+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出ない。
* 戦場に出るクリーチャーが選ばれたタイプを持っておらず、他のカードの効果によって戦場に出た後でそのタイプを得るのであれば、それは+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出ない。それ自身の能力によって選ばれたタイプを持つクリーチャー、たとえば同じクリーチャー・タイプを選んだ2体目の《金属ミミック》は、+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
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《ギラプールの希望》
{1}伝説のアーティファクト・クリーチャー ― 飛行機械1/1飛行
ギラプールの希望を生け贄に捧げる:このターンにギラプールの希望によって戦闘ダメージを与えられたプレイヤー1人を対象とする。あなたの次のターンまで、そのプレイヤーはクリーチャーでない呪文を唱えられない。
* この影響を受けているプレイヤーは、あなたの次のターンの、あなたの「アップキープの開始時」の誘発型能力がスタックに置かれる時点よりも後になるまで、クリーチャーでない呪文を唱えることができない。
* この影響を受けているプレイヤーは、依然として能力を起動したり、土地をプレイしたり、クリーチャー・呪文を唱えたりできる。
* 対象としたプレイヤー(や他のプレイヤー)は、《ギラプールの希望》の起動型能力に対応して呪文を唱えることができる。この能力は、それらの呪文には影響がなく、対象としたプレイヤーが、あなたがこれを起動する前に唱えていた呪文にも影響がない。(つまり、この能力で呪文を打ち消すことはできない。)
* あなたがターンを飛ばしたなら、影響を受けているプレイヤーは、あなたが実際にターンを始めるときまでクリーチャーでない呪文を唱えられない。
* 多人数戦でプレイヤーがゲームから除外されたときには、そのプレイヤーの次のターンまで続く継続的効果は、そのターンが始まるはずだった時点まで続く。その種の効果は、ただちに消滅するわけでも永続するわけでもない。
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《屑鉄さらい》
{3}アーティファクト・クリーチャー ― 構築物3/2
屑鉄さらいかあなたがコントロールする他のアーティファクトが1つ戦場から墓地に置かれるたび、あなたの墓地から点数で見たマナ・コストがそれより小さいアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
* 《屑鉄さらい》とあなたがコントロールする他のアーティファクトが同時に墓地に置かれたなら、《屑鉄さらい》の能力はそれぞれについて誘発する。
* 対象とするアーティファクト・カードの点数で見たマナ・コストは、墓地に置かれて《屑鉄さらい》の能力を誘発させたアーティファクトよりも小さくなくてはならない。そのアーティファクトが戦場にあった最後のときの点数で見たマナ・コストを用いて、どのカードを手札に戻せるか判断する。
* 戦場や墓地にある間は、オブジェクトのマナ・コストの{X}は0である。
* アーティファクトが、点数で見たマナ・コストがそれより大きい他のアーティファクトのコピーであった場合(たとえば《彫り込み鋼》が、点数で見たマナ・コストが4であるアーティファクトをコピーしていた場合)には、それがあなたの墓地に置かれたときに、そのアーティファクト・カードを《屑鉄さらい》の能力の対象にできる。
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《グレムリン解放》
{X}{X}{R}ソーサリー
アーティファクトX個を対象とし、それらを破壊する。赤の2/2のグレムリン・クリーチャー・トークンをX体生成する。
* Xの値は、対象にできるアーティファクトの数による制限を受ける。あなたは、同じアーティファクトを2回以上対象とすることはできない。
* あなたは破壊不能を持つアーティファクトを対象にできる。それは破壊されないが、それでもあなたはグレムリン・トークンをX体生成する。
* いくつかのアーティファクトが《グレムリン解放》の不適正な対象になったとしても、生成するトークンの数は変わらない。しかし、すべてのアーティファクトが不適正な対象になったなら、《グレムリン解放》は打ち消される。よってトークンが生成されることもない。
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《グレムリンの侵入》
{3}{R}エンチャント(アーティファクト)
あなたの終了ステップの開始時に、グレムリンの侵入はエンチャントされているアーティファクトのコントローラーに2点のダメージを与える。
エンチャントされているアーティファクトが墓地に置かれたとき、赤の2/2のグレムリン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
* エンチャントされているアーティファクトが墓地に置かれたとき、グレムリン・トークンを生成するのは、《グレムリンの侵入》のコントローラーである。
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《警戒自動機械》
{3}アーティファクト・クリーチャー ― 構築物2/2
{2}{U}:占術1を行う。(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。)
* 《警戒自動機械》の能力を2回以上起動したなら、あなたは占術1をその回数繰り返すことになる。同時に2枚以上のカードを見ることはできない。
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《幻術師の謀》
{3}{U}インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー最大2体を対象とし、それらを追放し、その後それらのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
カードを1枚引く。
* クリーチャー・トークンがこれにより追放されたなら、それは消滅し戦場に戻らない。
* 各カードが戦場に戻った後は、それは新しいオブジェクトになる。追放されたクリーチャーとは関係がない。それは戦闘に参加しておらず、それが戦場を離れた時点で追加の能力を持っていたとしても失われる。その上に置かれていた+1/+1カウンターや、それにつけられていたオーラは取り除かれ、装備品ははずれる。
* あなたがクリーチャー2体を対象として選び、《幻術師の謀》の解決時にその一方が不適正な対象になっていたなら、あなたは他方を追放し、戻し、カードを1枚引く。
* 《幻術師の謀》の解決時に、対象としたクリーチャーがすべて不適正な対象になっていたなら、この呪文は打ち消される。よってカードを引くこともない。
* あなたは、単にカードを1枚引くために、対象を取らずに《幻術師の謀》を唱えてもよい。
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《航空船の略取者》
{1}{U}クリーチャー ― 人間・海賊2/1飛行
航空船の略取者がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、パーマネント1つかプレイヤー1人を対象とし、それが持つカウンター1種類につきそれぞれその種類のカウンターをもう1個、そのパーマネントの上に置くか、そのプレイヤーに与える。
* 《航空船の略取者》の誘発型能力は、どのプレイヤーが戦闘ダメージを与えられたかには関係なく、任意のパーマネントかプレイヤーを対象にできる。
* 《航空船の略取者》の誘発型能力によって得られるカウンターは、カウンター1種類につき1個ずつである。各種類のカウンターの数を倍にするわけではない。たとえば、あるクリーチャーの上に+1/+1カウンターが2個と蓄積カウンターが1個置かれていたなら、それの上に+1/+1カウンターを1個と蓄積カウンターを1個置く。
* カウンターを与えるとは、パーマネントの上にカウンターを置くか、プレイヤーにカウンターを得させることである。プレイヤーがカウンターを得たり、パーマネントの上にカウンターを置いたりすることに関係する効果は、《航空船の略取者》の誘発型能力にも関係する。
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《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》
{1}{R}伝説のクリーチャー ― 人間・海賊1/3先制攻撃、威迫
航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴが攻撃するたび、「ラガバン」という名前の赤の2/1の伝説の猿・クリーチャー・トークンを1体、タップ状態で攻撃している状態で生成する。戦闘終了時に、そのトークンを追放する。
* あなたは、トークンを生成する際に、ラガバンが対戦相手や対戦相手のプレインズウォーカーのうちどれを攻撃するのかを選ぶ。《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》が攻撃しているものと同じプレイヤーやプレインズウォーカーでなくてもよい。
* ラガバンは攻撃している状態ではあるが、それは攻撃クリーチャーとして指定されたわけではない(たとえば「クリーチャーが1体攻撃するたび」に誘発する能力は誘発しない)。
* ラガバンを追放する遅延誘発型能力は、《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》が戦場に残っていなかったとしても、戦闘終了時に誘発する。
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《光袖会の収集者》
{1}{B}クリーチャー ― 人間・ならず者2/1威迫
光袖会の収集者が戦場に出るか攻撃するたび、あなたは{E}(エネルギー・カウンター1個)を得る。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは{EE}を支払ってもよい。そうしたなら、あなたはカードを1枚引き、あなたは1点のライフを失う。
* 1つ目の誘発型能力は、《光袖会の収集者》が戦場に出たときと攻撃するたびの両方に誘発する。どちらか一方を選ぶわけではない。
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《攻城化改造》
{1}{R}{R}エンチャント(クリーチャーか機体)
エンチャントされているパーマネントが機体であるかぎり、それは他のタイプに加えてクリーチャーでもある。
エンチャントされているクリーチャーは+3/+0の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ。
* 《攻城化改造》が攻撃かブロックしている機体からはずれたなら、その機体は、他の効果(搭乗能力など)によってもクリーチャーになっているのでないかぎり、戦闘から取り除かれる。
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《高峰の注入》
{1}{G}インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受ける。あなたは{EE}(エネルギー・カウンター2個)を得る。
* 対象としたクリーチャーが不適正な対象になったなら、この呪文は打ち消され、その効果は一切発生しない。よって{EE}を得ることもない。
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《効率的構築》
{3}{U}エンチャント
あなたがアーティファクト・呪文を1つ唱えるたび、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
* 《効率的構築》の誘発型能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。その能力は、その呪文が打ち消されたとしても解決される。
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《凍り付け》
{1}{U}エンチャント(アーティファクトかクリーチャー)
エンチャントされているパーマネントは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
* 《凍り付け》は、アンタップ状態のクリーチャーを対象とし、それをエンチャントしてもよい。
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《鼓舞する彫像》
{3}アーティファクト
あなたが唱えるアーティファクトでない呪文は即席を持つ。(あなたのアーティファクトが、それらの呪文を唱える助けとなる。あなたはあなたのアーティファクトをタップして、1個あたり{1}の支払いに代えてもよい。)
* 複数の即席能力があっても意味はない。
* あなたは、追加コストとしてパーマネントを生け贄に捧げることが必要なアーティファクトでない呪文を唱えるなら、そのコストの支払いとしてパーマネントを生け贄に捧げる前に、(それがアーティファクトであれば)それをその呪文の即席能力のためにタップしてもよい。
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《極上の大天使》
{5}{W}{W}クリーチャー ― 天使5/5飛行
あなたがゲームに敗北するなら、代わりに、極上の大天使を追放し、あなたのライフ総量はあなたの初期ライフ総量と等しい値になる。
* 《極上の大天使》に致死ダメージが与えられるのと同時にあなたにもダメージが与えられてあなたのライフ総量が0以下になったなら、この効果が適用されて、あなたのライフ総量はあなたの初期ライフ総量と等しくなる。あなたは、《極上の大天使》が追放領域に移動するのか墓地に移動するのかを選ぶ。
* 何らかの効果により、あなたがゲームに敗北できないなら、《極上の大天使》の効果は適用されない。
* あなたが《極上の大天使》を2体コントロールしているなら、あなたはどちらの《極上の大天使》の効果を適用するかを選ぶ。その後では、他方の効果は適用されない。
* 《極上の大天使》の効果は、あなたのライフ総量が0以下になって敗北するときのみではなく、あなたがゲームに敗北するときならいつでも適用される。あなたが空のライブラリーからカードを引こうとしたためにゲームに敗北するなら、あなたが再びカードを引こうとしたが依然としてそうできないということが起こるまでは、あなたが再度敗北することはない。
* あなたがゲームを投了するときには、《極上の大天使》の効果は何もしない。投了したプレイヤーはゲームから除外される。
* あなたのライフ総量をあなたの初期ライフ総量(通常20点)と等しくするために、あなたは該当する点数のライフを得たり失ったりする。たとえば、《極上の大天使》の能力が適用されるときにあなたのライフ総量が-4点になっていたなら、あなたは24点のライフを得ることになる。逆に、この能力が適用されるときにあなたのライフ総量が40点であったなら、あなたは20点のライフを失うことになる。ライフを得たり失ったりすることを見る他のカードは、この効果にも関連する。
* 2人対戦か2チーム対戦のゲームで、対戦相手が「このゲームに勝利する」という効果が発生した場合には、《極上の大天使》の能力は適用されない。
* 2チーム対戦ではない多人数戦のゲームでは、対戦相手が「このゲームに勝利する」という効果が発生した場合には、代わりにその対戦相手以外の各プレイヤーがゲームに敗北するので、《極上の大天使》の能力が適用される。
* 双頭巨人戦では、《極上の大天使》の能力によりチームのライフの総量がチームの初期ライフ総量(通常30点)と等しくなるが、ライフを得たり失ったりするのはあなたのみである。
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《ゴンティの策謀》
{B}エンチャント
あなたが各ターン最初にライフを失うたび、あなたは{E}を得る。(あなたはエネルギー・カウンターを1個得る。ダメージはライフを失わせる。)
{EE}を支払う, ゴンティの策謀を生け贄に捧げる:各対戦相手はそれぞれ3点のライフを失う。あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。
* あなたがどれほど多くのライフを失っても、この誘発型能力によってあなたが得るエネルギー・カウンターは、各ターンに最大1個である。
* 双頭巨人戦では、ダメージやライフを失うことは個別のプレイヤーに関して起き、その結果がチームのライフ総量に影響する。戦闘ダメージは、特定のプレイヤーに割り振られ与えられる。あなたのチームメイトにダメージが与えられたり、他の理由でライフを失ったりしたなら、あなたにとっても自分のライフ総量が減ったことになるが、《ゴンティの策謀》の誘発型能力は誘発しない。
* 双頭巨人戦では、《ゴンティの策謀》の2つ目の能力によって対戦相手チームは合計6点のライフを失う。
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{1}{G}{W}クリーチャー ― 人間・戦士3/2
紛争 ― 改革派の結集者が戦場に出たとき、このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていた場合、あなたの墓地から点数で見たマナ・コストが2以下のパーマネント・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
* パーマネント・カードとは、アーティファクト・カードか、クリーチャー・カードか、エンチャント・カードか、土地・カードか、プレインズウォーカー・カードのことである。
* あなたの墓地にあるカードの点数で見たマナ・コストは、その右上に記載されたマナ・シンボルのみによって決まる。点数で見たマナ・コストとは、そのコストの中のマナの、色を無視した総点数である。たとえば、マナ・コストが{1}{U}{U}の場合は、そのカードの点数で見たマナ・コストは3である。
* あなたの墓地にあるカードの右上にマナ・シンボルが記載されていない(たとえば、土地・カードなど)場合には、それの点数で見たマナ・コストは0である。
* あなたの墓地にあるカードのマナ・コストに{X}が含まれていたなら、Xは0として扱う。
* あなたの墓地にある点数で見たマナ・コストが2以下のパーマネント・カードであればどれでも対象にできる。このターンに戦場から墓地に置かれたものに限らない。
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《改革派の車輪職人》
{1}{R}{W}クリーチャー ― ドワーフ・操縦士3/2
改革派の車輪職人がタップ状態になるたび、クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
* これは誘発型能力である。起動型能力ではない。あなたは、望んだときにいつでも《改革派の車輪職人》をタップできるわけではない。たとえばそれで攻撃する、機体に搭乗するなど、他の方法でそれをタップする必要がある。
* この能力が誘発するためには、《改革派の車輪職人》はアンタップ状態からタップ状態に実際に変わる必要がある。それをタップするという効果が作用しても、その時点ですでにタップ状態であったなら、この能力は誘発しない。
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《改革派の逃亡》
{2}{B}インスタント
パーマネント1つを対象とする。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。無色の1/1の霊気装置・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。(破壊不能を持つパーマネントは「破壊する」と書かれた効果では破壊されない。それがクリーチャーなら、ダメージによっても破壊されない。)
* 《改革派の逃亡》の効果によって、霊気装置・トークンを生成し、それに破壊不能を与えるということはできない。
* 対象としたパーマネントが不適正な対象になったなら、《改革派の逃亡》は打ち消され、その効果は一切発生しない。よって霊気装置・トークンを生成することもない。
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《回収ヤドカリ》
{4}{U}クリーチャー ― カニ4/4
回収ヤドカリが攻撃するたび、あなたがコントロールするアーティファクト1つをオーナーの手札に戻す。
* あなたがアーティファクトをコントロールしていないなら、あなたは手札に何も戻さない。そうできなくても、ペナルティはない。
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《稼働停止》
{2}{W}インスタント
アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
紛争 ― このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていたなら、あなたは3点のライフを得る。
* 《稼働停止》によってあなたがコントロールするパーマネントを破壊したなら、それによりこれ自身の紛争の能力が有効になり、あなたは3点のライフを得ることになる。
* 対象としたアーティファクトかエンチャントが不適正な対象になったなら、《稼働停止》は打ち消され、その効果は一切発生しない。よってライフを得ることもない。
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《カーリ・ゼヴの巧技》
{1}{R}{R}ソーサリー
クリーチャー1体か機体1つを対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。それをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
あなたは、あなたの手札から点数で見たマナ・コストが2以下のカード1枚を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
* 《カーリ・ゼヴの巧技》はクリーチャーか機体であればどれでも対象にできる。すでにあなたがコントロールしているものやアンタップ状態のものでもよい。
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《機械化製法》
{2}{U}{U}エンチャント(あなたがコントロールするアーティファクト)
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているアーティファクトのコピーであるトークンを1つ生成する。その後、あなたが互いに同じ名前を持つアーティファクトを8つ以上コントロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。
* トークンが生成されることによって誘発する能力は、《機械化製法》の誘発型能力が完全に解決され終わり同じ名前を持つアーティファクトを8つ以上コントロールしているかどうかの判定が済むまで解決されない。
* 同じ名前を持つアーティファクト8つというのは、エンチャントされているアーティファクトの名前と同じ名前である必要はない。たとえば、《機械化製法》の能力の解決時にあなたが飛行機械・アーティファクト・クリーチャー・トークンを8つコントロールしていれば、《機械化製法》が飛行機械につけられていなくても、あなたはゲームに勝利する。
* 同じ名前を持つ8つのパーマネントはすべてアーティファクトでなければならない。同じ名前を持つアーティファクトを7つと、それと同じ名前を持つアーティファクトでないパーマネントを1つコントロールしていても、あなたはゲームに勝利しない。
* あなたが《機械化製法》をコントロールしている間に、同じ名前を持つアーティファクトを8つ以上コントロールしていても、それのみではまだゲームに勝利しない。あなたがゲームに勝利するのは、あなたのアップキープ中、その誘発型能力の解決時である。
* トークンはコピー元のアーティファクトに書かれていることをそのままコピーするが、それ以外のことはコピーしない(詳しくは後述するが、そのアーティファクトが別の何かをコピーしていたり、トークンであったりする場合を除く)。それはそのアーティファクトがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラがつけられているかどうか、また、タイプや色などを変えるコピー効果でない効果はコピーしない。
* コピー元のアーティファクトのマナ・コストに{X}が含まれているなら、Xは0として扱う。
* コピー元のアーティファクトが他の何かをコピーしている場合(たとえば、コピー元のアーティファクトが《彫り込み鋼》であった場合)には、このトークンはそのアーティファクトがコピーしているものとして戦場に出る。
* コピー元のアーティファクトがトークンであるなら、このトークンは、コピー元のトークンを生成した効果に記されている元の特性をコピーする。
* コピー元のアーティファクトの戦場に出たときに誘発する能力は、このアーティファクト・トークンが戦場に出たときにも誘発する。このアーティファクト・トークンは、コピー元のアーティファクトが持つ「[これ]は~状態で戦場に出る。」や「[これ]が戦場に出るに際し、」の能力も持つ。
* 《機械化製法》とエンチャントされているアーティファクトが、この誘発型能力に対応して同時に戦場を離れたなら、その効果により、そのアーティファクトが戦場にあった最後のときのコピーであるトークンが生成される。
* エンチャントされているアーティファクトが、この誘発型能力に対応して戦場を離れたが《機械化製法》は戦場を離れなかったなら、《機械化製法》はアーティファクトをエンチャントしていない状態になり、状況起因処理によってオーナーの墓地に置かれる。その場合の誘発型能力によってトークンが生成されることはないが、あなたが同じ名前のアーティファクトを十分な数コントロールしていれば、あなたは依然としてゲームに勝利できる。
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《危険な窮地》
{4}{B}インスタント
各対戦相手はそれぞれ、アーティファクト・クリーチャー1体とアーティファクトでないクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
* 《危険な窮地》の解決時に、現在のターンを進行しているプレイヤーが(ただしそのプレイヤーが対戦相手である場合)生け贄に捧げるクリーチャーを選び、続いてターン順に他の各プレイヤーも同様に行い、その後すべての選ばれたクリーチャーは同時に生け贄に捧げられる。
* ある対戦相手がコントロールするクリーチャーがすべてアーティファクト・クリーチャーであったなら、そのプレイヤーはクリーチャー1体のみを生け贄に捧げる。同様に、ある対戦相手がコントロールするクリーチャーがすべてアーティファクトでないクリーチャーであったなら、そのプレイヤーもクリーチャー1体のみを生け贄に捧げる。ある対戦相手がクリーチャーをコントロールしていなければ、そのプレイヤーは何も生け贄に捧げない。
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《橋上の戦い》
{X}{B}ソーサリー
即席
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。あなたはX点のライフを得る。
* 対象としたクリーチャーが不適正な対象になったなら、《橋上の戦い》は打ち消され、その効果は一切発生しない。よってライフを得ることもない。
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《巨怪の猛攻》
{3}{G}{G}ソーサリー
望む数のクリーチャーを対象とする。巨怪の猛攻はそれらにX点のダメージをあなたの望むように分割して与える。Xは、あなたが巨怪の猛攻を唱える際にあなたがコントロールしていたクリーチャーの中のパワーの最大値に等しい。
* あなたは《巨怪の猛攻》を唱える際に、対象としたクリーチャーにダメージを分割する。各対象にはそれぞれ少なくとも1点のダメージを割り振らなければならない。
* Xの値は、あなたがダメージを分割する時点で決定する。後になってあなたがコントロールするクリーチャーの中のパワーの最大値が変化しても変わらない。
* (全部ではなく)一部の対象が不適正になったなら、依然として元のダメージの分割が適用されるが、不適正な対象にはダメージを与えない。すべての対象が不適正になったなら、《巨怪の猛攻》は打ち消される。
* ダメージを与えるのは《巨怪の猛攻》である。あなたがコントロールするクリーチャーの中の最大のパワーを持つクリーチャーではない。
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《キランの真意号》
{2}伝説のアーティファクト ― 機体4/4飛行、警戒
搭乗3
あなたはキランの真意号の搭乗コストを支払うのではなく、あなたがコントロールするプレインズウォーカー1体の上から忠誠カウンターを1個取り除いてもよい。
* 《キランの真意号》の代替搭乗コストの支払いは忠誠度能力ではない。このターン、あなたがすでにそのプレインズウォーカーの忠誠度能力を起動していたとしても、それを支払うことができる。また、《キランの真意号》の搭乗能力を起動できるときならいつでも、それを支払うことができる。
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《金属の支配者、テゼレット》(PWデッキのみ)
{4}{U}{B}プレインズウォーカー ― テゼレット5
+1:アーティファクト・カードが公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ公開する。そのカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
-3:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはあなたがコントロールするアーティファクトの総数に等しい点数のライフを失う。
-8:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするすべてのアーティファクトとそのプレイヤーがコントロールするすべてのクリーチャーのコントロールを得る。
* 《金属の支配者、テゼレット》の1つ目の能力の解決中に、あなたのライブラリーにアーティファクト・カードがなければ、あなたはあなたのライブラリーを公開しその後それを無作為化することになる。
* 《金属の支配者、テゼレット》の3つ目の能力の効果は永続する。
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《金属ミミック》
{2}アーティファクト・クリーチャー ― 多相の戦士2/1
金属ミミックが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
金属ミミックは、他のタイプに加えてその選ばれたタイプでもある。
あなたがコントロールする選ばれたタイプを持つ他の各クリーチャーはそれぞれ、+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。
* クリーチャー・タイプは《金属ミミック》が戦場に出る際に選ぶ。プレイヤーはこの選択に対応できない。《金属ミミック》の2つ目の能力は即座に適用され始める。
* あなたは存在するクリーチャー・タイプを選ばなければならない。「アーティファクト」や「機体」はクリーチャー・タイプではない。
* 《金属ミミック》は多相の戦士だが、あなたがコントロールする他の多相の戦士・クリーチャーが+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るわけではない(ただし、《金属ミミック》が戦場に出る際に多相の戦士を選んだ場合を除く)。
* 選ばれたタイプのクリーチャーが《金属ミミック》と同時に戦場に出るなら、それは+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出ない。
* 戦場に出るクリーチャーが選ばれたタイプを持っておらず、他のカードの効果によって戦場に出た後でそのタイプを得るのであれば、それは+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出ない。それ自身の能力によって選ばれたタイプを持つクリーチャー、たとえば同じクリーチャー・タイプを選んだ2体目の《金属ミミック》は、+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
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《ギラプールの希望》
{1}伝説のアーティファクト・クリーチャー ― 飛行機械1/1飛行
ギラプールの希望を生け贄に捧げる:このターンにギラプールの希望によって戦闘ダメージを与えられたプレイヤー1人を対象とする。あなたの次のターンまで、そのプレイヤーはクリーチャーでない呪文を唱えられない。
* この影響を受けているプレイヤーは、あなたの次のターンの、あなたの「アップキープの開始時」の誘発型能力がスタックに置かれる時点よりも後になるまで、クリーチャーでない呪文を唱えることができない。
* この影響を受けているプレイヤーは、依然として能力を起動したり、土地をプレイしたり、クリーチャー・呪文を唱えたりできる。
* 対象としたプレイヤー(や他のプレイヤー)は、《ギラプールの希望》の起動型能力に対応して呪文を唱えることができる。この能力は、それらの呪文には影響がなく、対象としたプレイヤーが、あなたがこれを起動する前に唱えていた呪文にも影響がない。(つまり、この能力で呪文を打ち消すことはできない。)
* あなたがターンを飛ばしたなら、影響を受けているプレイヤーは、あなたが実際にターンを始めるときまでクリーチャーでない呪文を唱えられない。
* 多人数戦でプレイヤーがゲームから除外されたときには、そのプレイヤーの次のターンまで続く継続的効果は、そのターンが始まるはずだった時点まで続く。その種の効果は、ただちに消滅するわけでも永続するわけでもない。
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《屑鉄さらい》
{3}アーティファクト・クリーチャー ― 構築物3/2
屑鉄さらいかあなたがコントロールする他のアーティファクトが1つ戦場から墓地に置かれるたび、あなたの墓地から点数で見たマナ・コストがそれより小さいアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
* 《屑鉄さらい》とあなたがコントロールする他のアーティファクトが同時に墓地に置かれたなら、《屑鉄さらい》の能力はそれぞれについて誘発する。
* 対象とするアーティファクト・カードの点数で見たマナ・コストは、墓地に置かれて《屑鉄さらい》の能力を誘発させたアーティファクトよりも小さくなくてはならない。そのアーティファクトが戦場にあった最後のときの点数で見たマナ・コストを用いて、どのカードを手札に戻せるか判断する。
* 戦場や墓地にある間は、オブジェクトのマナ・コストの{X}は0である。
* アーティファクトが、点数で見たマナ・コストがそれより大きい他のアーティファクトのコピーであった場合(たとえば《彫り込み鋼》が、点数で見たマナ・コストが4であるアーティファクトをコピーしていた場合)には、それがあなたの墓地に置かれたときに、そのアーティファクト・カードを《屑鉄さらい》の能力の対象にできる。
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《グレムリン解放》
{X}{X}{R}ソーサリー
アーティファクトX個を対象とし、それらを破壊する。赤の2/2のグレムリン・クリーチャー・トークンをX体生成する。
* Xの値は、対象にできるアーティファクトの数による制限を受ける。あなたは、同じアーティファクトを2回以上対象とすることはできない。
* あなたは破壊不能を持つアーティファクトを対象にできる。それは破壊されないが、それでもあなたはグレムリン・トークンをX体生成する。
* いくつかのアーティファクトが《グレムリン解放》の不適正な対象になったとしても、生成するトークンの数は変わらない。しかし、すべてのアーティファクトが不適正な対象になったなら、《グレムリン解放》は打ち消される。よってトークンが生成されることもない。
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《グレムリンの侵入》
{3}{R}エンチャント(アーティファクト)
あなたの終了ステップの開始時に、グレムリンの侵入はエンチャントされているアーティファクトのコントローラーに2点のダメージを与える。
エンチャントされているアーティファクトが墓地に置かれたとき、赤の2/2のグレムリン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
* エンチャントされているアーティファクトが墓地に置かれたとき、グレムリン・トークンを生成するのは、《グレムリンの侵入》のコントローラーである。
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《警戒自動機械》
{3}アーティファクト・クリーチャー ― 構築物2/2
{2}{U}:占術1を行う。(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。)
* 《警戒自動機械》の能力を2回以上起動したなら、あなたは占術1をその回数繰り返すことになる。同時に2枚以上のカードを見ることはできない。
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《幻術師の謀》
{3}{U}インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー最大2体を対象とし、それらを追放し、その後それらのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
カードを1枚引く。
* クリーチャー・トークンがこれにより追放されたなら、それは消滅し戦場に戻らない。
* 各カードが戦場に戻った後は、それは新しいオブジェクトになる。追放されたクリーチャーとは関係がない。それは戦闘に参加しておらず、それが戦場を離れた時点で追加の能力を持っていたとしても失われる。その上に置かれていた+1/+1カウンターや、それにつけられていたオーラは取り除かれ、装備品ははずれる。
* あなたがクリーチャー2体を対象として選び、《幻術師の謀》の解決時にその一方が不適正な対象になっていたなら、あなたは他方を追放し、戻し、カードを1枚引く。
* 《幻術師の謀》の解決時に、対象としたクリーチャーがすべて不適正な対象になっていたなら、この呪文は打ち消される。よってカードを引くこともない。
* あなたは、単にカードを1枚引くために、対象を取らずに《幻術師の謀》を唱えてもよい。
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《航空船の略取者》
{1}{U}クリーチャー ― 人間・海賊2/1飛行
航空船の略取者がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、パーマネント1つかプレイヤー1人を対象とし、それが持つカウンター1種類につきそれぞれその種類のカウンターをもう1個、そのパーマネントの上に置くか、そのプレイヤーに与える。
* 《航空船の略取者》の誘発型能力は、どのプレイヤーが戦闘ダメージを与えられたかには関係なく、任意のパーマネントかプレイヤーを対象にできる。
* 《航空船の略取者》の誘発型能力によって得られるカウンターは、カウンター1種類につき1個ずつである。各種類のカウンターの数を倍にするわけではない。たとえば、あるクリーチャーの上に+1/+1カウンターが2個と蓄積カウンターが1個置かれていたなら、それの上に+1/+1カウンターを1個と蓄積カウンターを1個置く。
* カウンターを与えるとは、パーマネントの上にカウンターを置くか、プレイヤーにカウンターを得させることである。プレイヤーがカウンターを得たり、パーマネントの上にカウンターを置いたりすることに関係する効果は、《航空船の略取者》の誘発型能力にも関係する。
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《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》
{1}{R}伝説のクリーチャー ― 人間・海賊1/3先制攻撃、威迫
航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴが攻撃するたび、「ラガバン」という名前の赤の2/1の伝説の猿・クリーチャー・トークンを1体、タップ状態で攻撃している状態で生成する。戦闘終了時に、そのトークンを追放する。
* あなたは、トークンを生成する際に、ラガバンが対戦相手や対戦相手のプレインズウォーカーのうちどれを攻撃するのかを選ぶ。《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》が攻撃しているものと同じプレイヤーやプレインズウォーカーでなくてもよい。
* ラガバンは攻撃している状態ではあるが、それは攻撃クリーチャーとして指定されたわけではない(たとえば「クリーチャーが1体攻撃するたび」に誘発する能力は誘発しない)。
* ラガバンを追放する遅延誘発型能力は、《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》が戦場に残っていなかったとしても、戦闘終了時に誘発する。
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《光袖会の収集者》
{1}{B}クリーチャー ― 人間・ならず者2/1威迫
光袖会の収集者が戦場に出るか攻撃するたび、あなたは{E}(エネルギー・カウンター1個)を得る。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは{EE}を支払ってもよい。そうしたなら、あなたはカードを1枚引き、あなたは1点のライフを失う。
* 1つ目の誘発型能力は、《光袖会の収集者》が戦場に出たときと攻撃するたびの両方に誘発する。どちらか一方を選ぶわけではない。
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《攻城化改造》
{1}{R}{R}エンチャント(クリーチャーか機体)
エンチャントされているパーマネントが機体であるかぎり、それは他のタイプに加えてクリーチャーでもある。
エンチャントされているクリーチャーは+3/+0の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ。
* 《攻城化改造》が攻撃かブロックしている機体からはずれたなら、その機体は、他の効果(搭乗能力など)によってもクリーチャーになっているのでないかぎり、戦闘から取り除かれる。
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《高峰の注入》
{1}{G}インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受ける。あなたは{EE}(エネルギー・カウンター2個)を得る。
* 対象としたクリーチャーが不適正な対象になったなら、この呪文は打ち消され、その効果は一切発生しない。よって{EE}を得ることもない。
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《効率的構築》
{3}{U}エンチャント
あなたがアーティファクト・呪文を1つ唱えるたび、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
* 《効率的構築》の誘発型能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。その能力は、その呪文が打ち消されたとしても解決される。
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《凍り付け》
{1}{U}エンチャント(アーティファクトかクリーチャー)
エンチャントされているパーマネントは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
* 《凍り付け》は、アンタップ状態のクリーチャーを対象とし、それをエンチャントしてもよい。
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《鼓舞する彫像》
{3}アーティファクト
あなたが唱えるアーティファクトでない呪文は即席を持つ。(あなたのアーティファクトが、それらの呪文を唱える助けとなる。あなたはあなたのアーティファクトをタップして、1個あたり{1}の支払いに代えてもよい。)
* 複数の即席能力があっても意味はない。
* あなたは、追加コストとしてパーマネントを生け贄に捧げることが必要なアーティファクトでない呪文を唱えるなら、そのコストの支払いとしてパーマネントを生け贄に捧げる前に、(それがアーティファクトであれば)それをその呪文の即席能力のためにタップしてもよい。
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《極上の大天使》
{5}{W}{W}クリーチャー ― 天使5/5飛行
あなたがゲームに敗北するなら、代わりに、極上の大天使を追放し、あなたのライフ総量はあなたの初期ライフ総量と等しい値になる。
* 《極上の大天使》に致死ダメージが与えられるのと同時にあなたにもダメージが与えられてあなたのライフ総量が0以下になったなら、この効果が適用されて、あなたのライフ総量はあなたの初期ライフ総量と等しくなる。あなたは、《極上の大天使》が追放領域に移動するのか墓地に移動するのかを選ぶ。
* 何らかの効果により、あなたがゲームに敗北できないなら、《極上の大天使》の効果は適用されない。
* あなたが《極上の大天使》を2体コントロールしているなら、あなたはどちらの《極上の大天使》の効果を適用するかを選ぶ。その後では、他方の効果は適用されない。
* 《極上の大天使》の効果は、あなたのライフ総量が0以下になって敗北するときのみではなく、あなたがゲームに敗北するときならいつでも適用される。あなたが空のライブラリーからカードを引こうとしたためにゲームに敗北するなら、あなたが再びカードを引こうとしたが依然としてそうできないということが起こるまでは、あなたが再度敗北することはない。
* あなたがゲームを投了するときには、《極上の大天使》の効果は何もしない。投了したプレイヤーはゲームから除外される。
* あなたのライフ総量をあなたの初期ライフ総量(通常20点)と等しくするために、あなたは該当する点数のライフを得たり失ったりする。たとえば、《極上の大天使》の能力が適用されるときにあなたのライフ総量が-4点になっていたなら、あなたは24点のライフを得ることになる。逆に、この能力が適用されるときにあなたのライフ総量が40点であったなら、あなたは20点のライフを失うことになる。ライフを得たり失ったりすることを見る他のカードは、この効果にも関連する。
* 2人対戦か2チーム対戦のゲームで、対戦相手が「このゲームに勝利する」という効果が発生した場合には、《極上の大天使》の能力は適用されない。
* 2チーム対戦ではない多人数戦のゲームでは、対戦相手が「このゲームに勝利する」という効果が発生した場合には、代わりにその対戦相手以外の各プレイヤーがゲームに敗北するので、《極上の大天使》の能力が適用される。
* 双頭巨人戦では、《極上の大天使》の能力によりチームのライフの総量がチームの初期ライフ総量(通常30点)と等しくなるが、ライフを得たり失ったりするのはあなたのみである。
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《ゴンティの策謀》
{B}エンチャント
あなたが各ターン最初にライフを失うたび、あなたは{E}を得る。(あなたはエネルギー・カウンターを1個得る。ダメージはライフを失わせる。)
{EE}を支払う, ゴンティの策謀を生け贄に捧げる:各対戦相手はそれぞれ3点のライフを失う。あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。
* あなたがどれほど多くのライフを失っても、この誘発型能力によってあなたが得るエネルギー・カウンターは、各ターンに最大1個である。
* 双頭巨人戦では、ダメージやライフを失うことは個別のプレイヤーに関して起き、その結果がチームのライフ総量に影響する。戦闘ダメージは、特定のプレイヤーに割り振られ与えられる。あなたのチームメイトにダメージが与えられたり、他の理由でライフを失ったりしたなら、あなたにとっても自分のライフ総量が減ったことになるが、《ゴンティの策謀》の誘発型能力は誘発しない。
* 双頭巨人戦では、《ゴンティの策謀》の2つ目の能力によって対戦相手チームは合計6点のライフを失う。
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