再録キーワード能力:サイクリング

《蓋世の誉れ》
{4}{R}インスタント
クリーチャー1体を対象とする。蓋世の誉れはそれに7点のダメージを与える。
サイクリング{3}{R}({3}{R}, このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたが蓋世の誉れをサイクリングしたとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたは「蓋世の誉れはそれに2点のダメージを与える。」を選んでもよい。

* サイクリングを持つカードの中には、あなたがそれをサイクリングしたときに誘発する能力を持つものがある。あなたがカードを1枚サイクリングするたびに誘発する能力を持つカードもある。これらの誘発型能力は、サイクリングの能力によりあなたがカードを引く前に解決される。

* カードをサイクリングすることにより誘発する誘発型能力も、サイクリング能力自身も、呪文ではない。呪文に関係する効果(たとえば、《取り消し》の効果)は影響しない。

* カードに、サイクリングすることにより誘発する対象を取る誘発型能力がある場合に、それの適正な対象がなくても、それをサイクリングできる。サイクリング能力と誘発型能力は、別々な能力だからである。これはまた、いずれかの能力が打ち消された(たとえば《不許可》によって打ち消されたり、誘発型能力の対象が不適正な対象になったりなどの理由により)としても、他方の能力は解決されることを意味する。
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再録テーマ:-1/-1カウンター

ほとんどのセットではクリーチャーを強化する+1/+1カウンターを用いるが、『アモンケット』セットにはクリーチャーを弱化する-1/-1カウンターが登場する。このセットには、-1/-1カウンターを自分のクリーチャーの上に置いたときに有利に働くようなカードも存在する。

《媒介者の修練者》
{1}{G}クリーチャー ― 人間・ドルイド3/4
媒介者の修練者が戦場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それの上に-1/-1カウンターを3個置く。
{T}, 媒介者の修練者の上から-1/-1カウンターを1個取り除く:あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。

* クリーチャーの中には、戦場に出たときに誘発して、「あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし」、それの上に-1/-1カウンターを置くという能力を持つものがある。これらの能力は、そのクリーチャー自身を対象にできる。

* -1/-1カウンターが置かれているクリーチャーはタフネスが0以下になることがある。そのクリーチャーは、状況起因処理によりオーナーの墓地に置かれる。そのクリーチャーが破壊不能を持っていてもそうなる。

* -1/-1カウンターが置かれているクリーチャーはパワーが0以下になることがある。この場合には、それは戦闘でダメージを与えない。呪文や能力の効果により、そのクリーチャーのパワーが変わるなら、そのパワーの実際の負の値を計算に用いる。たとえば、-2/2のクリーチャーが+3/+3の修整を受けたなら、1/5のクリーチャーになる。

* 呪文や能力の効果により、クリーチャーのパワーに基づいて何か他のことを行う(たとえば、パワーに等しい枚数のカードを引く)ときに、それのパワーが0以下であったならなら、その効果は実際のパワーの代わりに0を使用する。

* パーマネント1つの上に+1/+1カウンター1個以上と-1/-1カウンター1個以上が置かれているなら、+1/+1カウンターと-1/-1カウンター1個ずつを組にして、それらの組をできるだけ多く取り除く。これは状況起因処理として行う。

* 何らかの効果によりクリーチャーのタフネスが増えていると、プレイヤーのクリンナップ・ステップ中にその効果が消滅したときに、そのクリーチャーの上に置かれている-1/-1カウンターによってそれのタフネスが0以下になることがある。この場合には、そのクリーチャーがオーナーの墓地に置かれ、プレイヤーがそのクリンナップ・ステップ中に優先権を得て呪文を唱えたり能力を起動したりできる(通常は、どのプレイヤーもクリンナップ・ステップ中に処理を行うことはできない)。その後、もう1つのクリンナップ・ステップが発生する。

* 効果の中には、どのプレイヤーがオブジェクトの上にカウンターを置くのかを見るものがある。《媒介者の修練者》の能力のように、ほとんどの呪文や能力は、暗黙の「あなた」として、それのコントローラーがカウンターを置くように指示する。カウンターが置かれた状態で戦場に出るオブジェクトは、それのコントローラーがその上にカウンターを置く。
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