《解放の樹》
{3}{G}
クリーチャー ― 植物
0/13
防衛
{T}:あなたのライフ総量と解放の樹のタフネスを交換する。
* 《解放の樹》が、その起動型能力の解決時に戦場になかったなら、交換は起こらず、この能力は何もしない。
* 《解放の樹》は、その起動型能力の解決時に、タフネスがその直前のあなたのライフ総量になり、あなたはあなたのライフ総量が《解放の樹》のその直前のタフネスと同じになるために必要な点数のライフを得るか失うかする。ライフを得たり失ったりすることを見る他の効果は、この効果にも関連する。
* タフネスを修整する効果やカウンターやオーラや装備品は、タフネスがあなたのその直前のライフ総量に設定された後で適用される。たとえば、《解放の樹》が《月皇の外套》にエンチャントされていて(それにより、《解放の樹》が2/15になっていて)、あなたのライフ総量が7点であったとする。交換後には、《解放の樹》は2/9クリーチャー(タフネスが7になり、その後《月皇の外套》による修整を受ける)になり、あなたのライフ総量は15点になる。
-----
《隔離するタイタン》
{8}
アーティファクト・クリーチャー ― ゴーレム
7/10
隔離するタイタンが戦場に出たか戦場を離れたとき、各基本土地・タイプの土地を1つずつ選び、その後それらの土地を破壊する。
* 《隔離するタイタン》の能力は対象を取らない。能力の解決時に、《隔離するタイタン》のコントローラーは、各基本土地タイプ(平地、島、沼、山、森)につき土地を1つずつ選ばなければならない。その後、それらを同時に破壊する。
* あなたがそれらの土地を選んでからそれらを破壊するまでの間には、どのプレイヤーも処理を行うことはできない。特に、それらの土地のマナ能力を起動することもできない。
* 基本土地タイプの中に存在しないものがあったなら、そのタイプの土地は選ばない。あるタイプの土地が、あなたがコントロールしているもの1つのみであったなら、その土地を選ばなければならない。
* 土地1つに基本土地タイプが2つ以上あったなら、その土地を2回以上選ぶことができる。
-----
《火想者ニヴ=ミゼット》
{2}{U}{U}{R}{R}
伝説のクリーチャー ― ドラゴン・ウィザード
4/4
飛行
あなたがカードを1枚引くたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火想者ニヴ=ミゼットはそれに1点のダメージを与える。
{T}:カードを1枚引く。
* 呪文か能力が、あなたにカードを複数枚引くように指示したなら、《火想者ニヴ=ミゼット》の能力はその枚数の分誘発する。
* クリーチャーやプレイヤーにダメージを与えるたびにあなたがカードを引くという状況、たとえば《火想者ニヴ=ミゼット》が《好奇心》にエンチャントされている状況では、これはループになる。この繰り返しは、たとえばプレイヤーがゲームに敗北するなどするまで続く。
-----
《カラスの群れ》
{3}{U}{U}
クリーチャー ― 鳥
4/4
飛行
他のクリーチャーが1体死亡するたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。そうしたなら、カード1枚を捨てる。
* 他のクリーチャーが《カラスの群れ》と同時に死亡したなら、これの最後の能力は誘発する。
* カードを引いてからカードを捨てるまでの間には、何もすることはできない。あなたが引いたそのカードを唱えたりサイクリングしたりもできない。
-----
《カローナの盲信者》
{4}{W}
クリーチャー ― 人間・クレリック
2/5
変異{3}{W}{W}(あなたはこのカードを、{3}で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。)
カローナの盲信者が表向きになったとき、クリーチャー1体を対象とする。このターン、これに与えられるダメージは、代わりにそれに与えられる。
* 対象としたクリーチャーが、ダメージが与えられる前に、戦場を離れたりクリーチャーでなくなったりした場合は、そのダメージは移し替えられない。たとえば、あなたが1/1のクリーチャーを選び、その後《カローナの盲信者》に3点のダメージが与えられるなら、3点すべてのダメージがその1/1のクリーチャーに与えられ、そのクリーチャーは死亡する。そのターン、後になって再び《カローナの盲信者》に3点のダメージが与えられるなら、その1/1のクリーチャーはすでに戦場にないため、ダメージは移し替えられない。
* 複数の置換効果がダメージの与え方に影響を及ぼす場合、ダメージを与えられるプレイヤー(または、ダメージを与えられるパーマネントのコントローラー)がそれらの効果の適用順を決める。
-----
《カヴーの捕食者》
{1}{G}
クリーチャー ― カヴー
2/2
トランプル
対戦相手1人がライフを得るたび、その点数に等しい数の+1/+1カウンターをカヴーの捕食者の上に置く。
* 《カヴーの捕食者》の最後の能力は、ライフを得るイベント1回につき1回のみ誘発する。それが《コーの火歩き》による1点のライフであっても、《新たな信仰》による6点のライフであっても関係ない。
* 絆魂を持つクリーチャー1体が戦闘ダメージを与えることは、単一のライフを得るイベントである。たとえば、対戦相手がコントロールしていて絆魂を持つクリーチャー2体が同時に戦闘ダメージを与えたなら、《カヴーの捕食者》の能力は2回誘発する。しかし、対戦相手がコントロールしていて絆魂を持つクリーチャー1体が複数のクリーチャーやプレイヤーやプレインズウォーカーに同時に戦闘ダメージを与えた場合(たとえば、トランプルを持っていた場合や、2体以上のクリーチャーにブロックされた場合)には、この能力は1回のみ誘発する。
* 対戦相手が「1体につき」のような形で(たとえば、《集い》によって)ある点数のライフを得る場合、そのライフは単一のイベントとして得られ、《カヴーの捕食者》の能力は1回のみ誘発する。
-----
《カーの空奪い、プローシュ》
{3}{B}{R}{G}
伝説のクリーチャー ― ドラゴン
5/5
飛行
あなたがカーの空奪い、プローシュを唱えたとき、「カー砦のコボルド」という名前の赤の0/1のコボルド・クリーチャー・トークンをX体生成する。Xはカーの空奪い、プローシュを唱えるために支払われたマナの点数に等しい。
他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:ターン終了時まで、カーの空奪い、プローシュは+1/+0の修整を受ける。
* 《カーの空奪い、プローシュ》を唱えるために支払われたマナの点数は、普通はその点数で見たマナ・コストと同じである。しかし、何らかのコスト減少や追加コストの支払いがあれば、それも含める。たとえば統率者戦では、統率領域からあなたの統率者を唱える際に負担するコストを含める。
* 何らかの指示がないかぎり、クリーチャー・呪文を唱える際に余分なマナを支払うことを選択するようなことはできない。
* 《カーの空奪い、プローシュ》の1つ目の能力は、それを唱えたときに誘発し、それが戦場に出る前に解決される。その能力は、《カーの空奪い、プローシュ》が打ち消されたとしても解決される。
-----
《骸骨化》
{4}{R}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。骸骨化はそれに3点のダメージを与える。このターン、これによりダメージを与えられたクリーチャーが死亡したとき、「{B}:このクリーチャーを再生する。」を持つ黒の1/1のスケルトン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
* 《骸骨化》の遅延誘発型能力によって生成されるトークンは、死亡したクリーチャーのコントローラーに関係なく、あなたが得る。
-----
《概念泥棒》
{2}{U}{B}
クリーチャー ― 人間・ならず者
3/1
瞬速
対戦相手が、そのプレイヤーの各ドロー・ステップ中に最初に引くカード以外にカードを1枚引くなら、代わりに、そのプレイヤーはそれを飛ばし、あなたはカードを1枚引く。
* 対戦相手が、カードを1枚引いてカード1枚を捨てるように指示され、《概念泥棒》によって代わりにあなたがカードを1枚引くとしても、その対戦相手は依然としてカード1枚を捨てる。対戦相手が指示された他のいかなる処理についても同様である。
* 2人以上のプレイヤーがそれぞれ《概念泥棒》を1体ずつコントロールしていて、あるプレイヤーが自分のドロー・ステップに最初のカード以外のカードを引くなら、そのプレイヤーは、適用可能な《概念泥棒》の効果のうち1つを選ぶ。その後、選ばれた《概念泥棒》をコントロールしているプレイヤーが、残りの《概念泥棒》の効果の中から同様に選ぶ。以下同様に、それ以上適用可能な効果がなくなるまで続ける。これにより、各効果はカードを1枚引くことに対して、それぞれ1回のみ適用し得る。
* 上記の手順に従う結果、2人対戦で両方のプレイヤーが《概念泥棒》を1体ずつコントロールしていて、一方のプレイヤーがカードを引くなら、そのプレイヤーが実際にカードを引くことになる。
-----
《キイェルドーの王、ダリアン》
{4}{W}{W}
伝説のクリーチャー ― 人間・兵士
3/3
あなたにダメージが与えられるたび、あなたはその点数に等しい数の、白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを生成してもよい。
* あなたにダメージが与えられて、そのダメージによってあなたのライフ総量が0点以下になるなら、トークンを生成する前にあなたはゲームに敗北する。
-----
《危険なマイア》
{2}
アーティファクト・クリーチャー ― マイア
1/1
危険なマイアが死亡したとき、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。危険なマイアはそれに2点のダメージを与える。
* 《危険なマイア》に致死ダメージが与えられるのと同時にあなたのライフ総量が0点以下になったなら、その誘発型能力が解決される前に、あなたはゲームに敗北する。
-----
《吸血鬼の裂断者》
{B}
クリーチャー ― 吸血鬼・戦士
2/2
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人のライフが10点以下でないかぎり、あなたは1点のライフを失う。
* 対戦相手1人のライフが10点以下であるかどうかは、《吸血鬼の裂断者》の能力の解決時にのみ見る。
-----
《宮廷の軽騎兵》
{2}{U}
クリーチャー ― ヴィダルケン・騎士
1/3
警戒
宮廷の軽騎兵が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚見て、そのうち1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
宮廷の軽騎兵が戦場に出たとき、これを唱えるために{W}が支払われていないかぎり、これを生け贄に捧げる。
* 《宮廷の軽騎兵》が、呪文として唱えられる以外の方法で戦場に出たなら、それを唱えるために{W}が支払われていないため、あなたはそれを生け贄に捧げなければならない。
-----
《虚無の呪文爆弾》
{1}
アーティファクト
{T}, 虚無の呪文爆弾を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの墓地からカードをすべて追放する。
虚無の呪文爆弾が戦場から墓地に置かれたとき、あなたは{B}を支払ってもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。
* あなたは《虚無の呪文爆弾》の1つ目の能力を、あなたが望むプレイヤーを対象として起動できる。そのプレイヤーの墓地にカードがなくても構わない。
-----
《組立作業員》
{3}
アーティファクト・クリーチャー ― 組立作業員
2/2
{T}:組立作業員・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+1の修整を受ける。
* 《組立作業員》の能力は、組立作業員というサブタイプを持つクリーチャーであればどれでも対象にできる。「組立作業員」という名前を持つクリーチャーのみではない。
-----
《雲隠れ》
{W}
インスタント
あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
* 追放されたパーマネントが戻った後は、それは以前のオブジェクトとは関係ない新しいオブジェクトとなる。追放されたパーマネントにつけられていたオーラは、オーナーの墓地に置かれる。追放されたパーマネントにつけられていた装備品は、はずれて戦場に残る。追放されたパーマネントの上に置かれていたカウンターは消滅する。
* 戻されたカードは、以前それを対象としていた呪文や能力の対象ではない。それを対象としない呪文、たとえば《アクローマの復讐》のような呪文は、依然としてそれに影響し得る。
* これによりトークンが追放されたなら、それは消滅し戦場に戻らない。
* 追放されたカードを「あなたのコントロール下で」戻す効果では、あなたはそれをそれ以降永続的にコントロールする。多人数戦では、プレイヤーがゲームから除外されたなら、そのプレイヤーがオーナーであるカードもすべて除外される。あなたがゲームから除外されたなら、《雲隠れ》の効果によってあなたがコントロールしていたクリーチャーはすべて追放される。
-----
《クルフィックスの狩猟者》
{1}{G}{G}
クリーチャー・エンチャント ― ケンタウルス
2/4
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。
あなたのライブラリーの一番上のカードが土地・カードであるなら、あなたはそれをプレイしてもよい。
土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得る。
* ライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイしている間に、あなたがカードを複数引くなら、カードを1枚引くごとにカードを公開する。ライブラリーの一番上に一度に複数のカードを置くなら、新たな一番上のカードのみを公開する。
* 呪文を唱えたり能力を起動したりしている間にライブラリーの一番上のカードが変わったなら、その呪文を唱え終わるか能力を起動し終わるまで、新たな一番上のカードを公開しない。
* 《クルフィックスの狩猟者》はあなたが土地をプレイできるタイミングを変えるものではない。土地をプレイできるのはあなたのメイン・フェイズの間で、あなたが優先権を持ち、スタックが空のときのみである。
* ライブラリーの一番上から土地をプレイすることは、そのターンの土地プレイの数に入れる。あなたのターンの間に土地を1つプレイした後では、他の効果(たとえば、《迷える探求者、梓》の効果)によって可能とならないかぎり、ライブラリーの一番上から追加の土地をプレイすることはできない。
-----
《謙虚な離反者》
{1}{R}
クリーチャー ― 人間・ならず者
2/1
{T}:対戦相手1人を対象とする。カードを2枚引く。そのプレイヤーは謙虚な離反者のコントロールを得る。この能力は、あなたのターンの間にのみ起動できる。
* 《謙虚な離反者》の能力は、あなたのターン中はいつでも起動できる。呪文や能力に対応して起動することもできる。
* 《謙虚な離反者》の能力が解決される際にそれが戦場になくても、対象としたプレイヤーが依然として適正な対象であれば、その能力は解決される。対象としたプレイヤーは《謙虚な離反者》のコントロールを得ないが、あなたはカードを2枚引く。
* 《謙虚な離反者》がオーナー以外のプレイヤーにコントロールされていて、そのプレイヤーがゲームから除外された場合、そのプレイヤーに《謙虚な離反者》のコントロールを与えていた効果は終了する。《謙虚な離反者》は、まだゲームに残っているプレイヤーのうちそれを最後にコントロールしていたプレイヤーのコントロール下に戻る。
* 《謙虚な離反者》のオーナーがゲームから除外された場合、《謙虚な離反者》はそのプレイヤーとともに、謙虚にゲームから除外される。
-----
《激情のゴブリン》
{R}
クリーチャー ― ゴブリン・狂戦士
1/1
激情のゴブリンが攻撃するたび、クリーチャー1体を対象とする。あなたは{R}を支払ってもよい。そうしたなら、このターン、それではブロックできない。
* 《激情のゴブリン》の能力の対象は1つのみである。あなたは、{R}を複数回支払って、複数のクリーチャーをブロックできないようにすることはできない。
-----
《激憤の巫師》
{1}{R}
クリーチャー ― オーク・シャーマン
2/1
威迫
大変異{R}(あなたはこのカードを、{3}で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの大変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。そうしたなら、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
激憤の巫師が表向きになったとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
* 裏向きの《激憤の巫師》が攻撃してそれがクリーチャー1体によってブロックされた場合、それを表向きにしても、それはブロックされていない状態にはならない。
* 《激憤の巫師》の最後の能力によって追放するカードは表向きに追放する。
* 《激憤の巫師》の最後の能力によって追放したカードをプレイする場合、そのカードをプレイすることに関する通常のルールに従う。コストを支払わなければならないし、該当するタイミングのルールを守らなければならない。たとえば、そのカードがクリーチャー・カードであったなら、あなたはそれをあなたのメイン・フェイズ中で、スタックが空であるときにしか唱えられない。
* 通常、《激憤の巫師》によって追放された土地・カードは、あなたがそのターン中にまだ土地をプレイしない場合にのみプレイできる。
* そのカードをプレイしなかった場合、それは追放されたままとなる。
-----
《激励》
{2}{G}
インスタント
あなたが森をコントロールしているなら、あなたは激励のマナ・コストを支払うのではなく、「対戦相手1人は3点のライフを得る。」を選んでもよい。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+4/+4の修整を受ける。
* 対戦相手に「ライフを得ることができない」という効果が作用している場合は、あなたは、《激励》の代替コストを支払うために「対戦相手1人は3点のライフを得る。」を選ぶことはできない。何らかの効果(たとえば、《硫黄の渦》の効果)によってライフを得ることが置換されるとしても、あなたは代替コストの支払いを選べる。その支払いの処理が置換されて何も起きないとしても、そうできる。
-----
《月皇の外套》
{1}{W}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに「{1}, パーマネント1つを生け贄に捧げる:ターン終了時まで、このクリーチャーは飛行を得る。」を持つ。
* エンチャントされているクリーチャーをコントロールしているプレイヤーのみが、《月皇の外套》による能力を起動できる。これは、《月皇の外套》のコントローラーとは異なる場合がある。
* 《月皇の外套》が、エンチャントされているあなたのクリーチャーに与える能力は、あなたがコントロールしているパーマネントであればどれでも生け贄に捧げて起動できる。《月皇の外套》や、エンチャントされているクリーチャー自身でもよい。これによりあなたが《月皇の外套》を生け贄に捧げた場合も、依然として、それまでこれにエンチャントされていたクリーチャーは飛行を得る。
-----
《幻影の熊》
{U}
クリーチャー ― 熊・イリュージョン
2/2
幻影の熊が呪文や能力の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。
* 《幻影の熊》が呪文や能力の対象になったなら、それの能力が誘発し、スタック上でその呪文や能力の上に置かれ、この能力の方が先に解決される(その結果、《幻影の熊》は生け贄に捧げられる)。その呪文や能力に他の対象がないかぎり、それは、解決時に適正な対象がないことになるので打ち消される。
-----
《原初の土》
{4}
アーティファクト・クリーチャー ― 多相の戦士
*/*
原初の土が戦場に出るに際し、これは自身の他のタイプに加えて、3/3のアーティファクト・クリーチャーか、飛行を持つ2/2のアーティファクト・クリーチャーか、防衛を持つ1/6の壁・アーティファクト・クリーチャーのうちあなたが選んだ1つになる。
* 戦場以外の領域では、《原初の土》は0/0である。
* 他のパーマネントが《原初の土》のコピーとして戦場に出る場合、そのパーマネントのコントローラーは新たに選択を行うことになる。そのコピーは元の《原初の土》と同じパワーやタフネスや能力を持つ必要はない。
* すでに戦場にあるクリーチャーが《原初の土》のコピーになる場合は、それは《原初の土》が戦場に出たときに選んだパワーとタフネスと能力をコピーする。
-----
《現実からの遊離》
{2}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
{U}:エンチャントされているクリーチャーをタップする。
{U}:エンチャントされているクリーチャーをアンタップする。
* 《現実からの遊離》をコントロールしているプレイヤーのみがこの能力を起動できる。これは、エンチャントされているクリーチャーのコントローラーとは異なる場合がある。
-----
《光輝王の昇天》
{1}{W}
エンチャント
各対戦相手の終了ステップの開始時に、あなたがこのターンにライフを失っていない場合、あなたは光輝王の昇天の上に探索カウンターを1個置いてもよい。
{1}{W}:飛行を持つ白の4/4の天使・クリーチャー・トークンを1体生成する。この能力は、光輝王の昇天の上に探索カウンターが4個以上置かれているときにのみ起動できる。
* 《光輝王の昇天》の1つ目の能力は対戦相手の終了ステップの開始前にあなたがライフを失っていた場合は誘発しない。この能力が誘発したがその解決前にあなたがライフを失った場合は、何も起きない。あなたは《光輝王の昇天》の上に探索カウンターを置かない。
* 《光輝王の昇天》の1つ目の能力は、そのターンにあなたがライフを失っていたかどうかのみを見る。あなたがライフを失った時点で《光輝王の昇天》が戦場になかったとしても構わない。あなたが失ったライフの点数や、あなたがライフを得たかどうかも関係ない。そのターンにあなたが失ったライフよりも多くのライフを得ていても構わない。
* 《光輝王の昇天》の最後の能力は、これに4個目の探索カウンターが置かれた終了ステップ中にも起動できる。
* 双頭巨人戦では、《光輝王の昇天》の1つ目の能力は、対戦相手チームの終了ステップの開始時に、あなたがそのターンにライフを失っていない場合2回誘発する。あなたのチームメイトがライフを失ったかどうかは関係ない。
-----
《好奇心》
{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーが対戦相手1人にダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
* エンチャントされているクリーチャーが対戦相手1人にダメージを与えるたびに、あなたはカードを1枚引く。与えたダメージの点数や、それが戦闘中に与えられたのかどうかは関係ない。
* 《好奇心》が対戦相手のクリーチャーをエンチャントしているなら、そのクリーチャーがあなたにダメージを与えてもあなたはカードを引かない。そのクリーチャーがあなたの対戦相手のうち1人にダメージを与えたときにのみ、《好奇心》の能力が誘発する。
-----
《虚空の杯》
{X}{X}
アーティファクト
虚空の杯は、蓄積カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、点数で見たマナ・コストが虚空の杯の上に置かれている蓄積カウンターの個数に等しい呪文を唱えるたび、その呪文を打ち消す。
* {X}{X}というマナ・コストはXの2倍の点数のマナを支払うことを意味する。Xの値を3にするなら、あなたは《虚空の杯》を唱えるために{6}を支払う。
* 《虚空の杯》の上に置かれているカウンターの数は、呪文を唱える際にのみ関係する。呪文を唱え終わった後に《虚空の杯》の上に置かれている蓄積カウンターの数が変わっても、この能力がその呪文を打ち消すかどうかは変わらない。
* 《虚空の杯》の上に置かれている蓄積カウンターの数が0であるなら、それは点数で見たマナ・コストが0である各呪文を打ち消す。これには、変異の代替コストで唱えた裏向きのクリーチャー・呪文も含まれる。
* 呪文を唱え終わった時点で《虚空の杯》が戦場にあった場合にのみ、これの能力が誘発する。呪文を唱えるためのコストとして《虚空の杯》を生け贄に捧げた場合には、これの能力は誘発しない。ただし、これの能力が誘発した後にこれが戦場を離れた場合は、これの能力は依然としてその呪文を打ち消す。
-----
《コーの火歩き》
{W}{W}
クリーチャー ― コー・兵士
2/2
プロテクション(赤)
プレイヤーが赤の呪文を唱えるたび、あなたは1点のライフを得てもよい。
* 《コーの火歩き》の誘発型能力は、それを誘発させた赤の呪文よりも先に解決される。
-----
《豪腕のブライオン》
{2}{R}{W}
伝説のクリーチャー ― 巨人・戦士
4/4
絆魂
{R}, {T}, 他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。豪腕のブライオンはそのプレイヤーに、その生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。
* 《豪腕のブライオン》が、その能力の起動後解決前に戦場を離れた場合は、それの最後の情報を用いて、それが絆魂を持っていたかどうか、つまりあなたがそれが与えるダメージに等しい点数のライフを得るかどうかを決定する。
-----
{3}{G}
クリーチャー ― 植物
0/13
防衛
{T}:あなたのライフ総量と解放の樹のタフネスを交換する。
* 《解放の樹》が、その起動型能力の解決時に戦場になかったなら、交換は起こらず、この能力は何もしない。
* 《解放の樹》は、その起動型能力の解決時に、タフネスがその直前のあなたのライフ総量になり、あなたはあなたのライフ総量が《解放の樹》のその直前のタフネスと同じになるために必要な点数のライフを得るか失うかする。ライフを得たり失ったりすることを見る他の効果は、この効果にも関連する。
* タフネスを修整する効果やカウンターやオーラや装備品は、タフネスがあなたのその直前のライフ総量に設定された後で適用される。たとえば、《解放の樹》が《月皇の外套》にエンチャントされていて(それにより、《解放の樹》が2/15になっていて)、あなたのライフ総量が7点であったとする。交換後には、《解放の樹》は2/9クリーチャー(タフネスが7になり、その後《月皇の外套》による修整を受ける)になり、あなたのライフ総量は15点になる。
-----
《隔離するタイタン》
{8}
アーティファクト・クリーチャー ― ゴーレム
7/10
隔離するタイタンが戦場に出たか戦場を離れたとき、各基本土地・タイプの土地を1つずつ選び、その後それらの土地を破壊する。
* 《隔離するタイタン》の能力は対象を取らない。能力の解決時に、《隔離するタイタン》のコントローラーは、各基本土地タイプ(平地、島、沼、山、森)につき土地を1つずつ選ばなければならない。その後、それらを同時に破壊する。
* あなたがそれらの土地を選んでからそれらを破壊するまでの間には、どのプレイヤーも処理を行うことはできない。特に、それらの土地のマナ能力を起動することもできない。
* 基本土地タイプの中に存在しないものがあったなら、そのタイプの土地は選ばない。あるタイプの土地が、あなたがコントロールしているもの1つのみであったなら、その土地を選ばなければならない。
* 土地1つに基本土地タイプが2つ以上あったなら、その土地を2回以上選ぶことができる。
-----
《火想者ニヴ=ミゼット》
{2}{U}{U}{R}{R}
伝説のクリーチャー ― ドラゴン・ウィザード
4/4
飛行
あなたがカードを1枚引くたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火想者ニヴ=ミゼットはそれに1点のダメージを与える。
{T}:カードを1枚引く。
* 呪文か能力が、あなたにカードを複数枚引くように指示したなら、《火想者ニヴ=ミゼット》の能力はその枚数の分誘発する。
* クリーチャーやプレイヤーにダメージを与えるたびにあなたがカードを引くという状況、たとえば《火想者ニヴ=ミゼット》が《好奇心》にエンチャントされている状況では、これはループになる。この繰り返しは、たとえばプレイヤーがゲームに敗北するなどするまで続く。
-----
《カラスの群れ》
{3}{U}{U}
クリーチャー ― 鳥
4/4
飛行
他のクリーチャーが1体死亡するたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。そうしたなら、カード1枚を捨てる。
* 他のクリーチャーが《カラスの群れ》と同時に死亡したなら、これの最後の能力は誘発する。
* カードを引いてからカードを捨てるまでの間には、何もすることはできない。あなたが引いたそのカードを唱えたりサイクリングしたりもできない。
-----
《カローナの盲信者》
{4}{W}
クリーチャー ― 人間・クレリック
2/5
変異{3}{W}{W}(あなたはこのカードを、{3}で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。)
カローナの盲信者が表向きになったとき、クリーチャー1体を対象とする。このターン、これに与えられるダメージは、代わりにそれに与えられる。
* 対象としたクリーチャーが、ダメージが与えられる前に、戦場を離れたりクリーチャーでなくなったりした場合は、そのダメージは移し替えられない。たとえば、あなたが1/1のクリーチャーを選び、その後《カローナの盲信者》に3点のダメージが与えられるなら、3点すべてのダメージがその1/1のクリーチャーに与えられ、そのクリーチャーは死亡する。そのターン、後になって再び《カローナの盲信者》に3点のダメージが与えられるなら、その1/1のクリーチャーはすでに戦場にないため、ダメージは移し替えられない。
* 複数の置換効果がダメージの与え方に影響を及ぼす場合、ダメージを与えられるプレイヤー(または、ダメージを与えられるパーマネントのコントローラー)がそれらの効果の適用順を決める。
-----
《カヴーの捕食者》
{1}{G}
クリーチャー ― カヴー
2/2
トランプル
対戦相手1人がライフを得るたび、その点数に等しい数の+1/+1カウンターをカヴーの捕食者の上に置く。
* 《カヴーの捕食者》の最後の能力は、ライフを得るイベント1回につき1回のみ誘発する。それが《コーの火歩き》による1点のライフであっても、《新たな信仰》による6点のライフであっても関係ない。
* 絆魂を持つクリーチャー1体が戦闘ダメージを与えることは、単一のライフを得るイベントである。たとえば、対戦相手がコントロールしていて絆魂を持つクリーチャー2体が同時に戦闘ダメージを与えたなら、《カヴーの捕食者》の能力は2回誘発する。しかし、対戦相手がコントロールしていて絆魂を持つクリーチャー1体が複数のクリーチャーやプレイヤーやプレインズウォーカーに同時に戦闘ダメージを与えた場合(たとえば、トランプルを持っていた場合や、2体以上のクリーチャーにブロックされた場合)には、この能力は1回のみ誘発する。
* 対戦相手が「1体につき」のような形で(たとえば、《集い》によって)ある点数のライフを得る場合、そのライフは単一のイベントとして得られ、《カヴーの捕食者》の能力は1回のみ誘発する。
-----
《カーの空奪い、プローシュ》
{3}{B}{R}{G}
伝説のクリーチャー ― ドラゴン
5/5
飛行
あなたがカーの空奪い、プローシュを唱えたとき、「カー砦のコボルド」という名前の赤の0/1のコボルド・クリーチャー・トークンをX体生成する。Xはカーの空奪い、プローシュを唱えるために支払われたマナの点数に等しい。
他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:ターン終了時まで、カーの空奪い、プローシュは+1/+0の修整を受ける。
* 《カーの空奪い、プローシュ》を唱えるために支払われたマナの点数は、普通はその点数で見たマナ・コストと同じである。しかし、何らかのコスト減少や追加コストの支払いがあれば、それも含める。たとえば統率者戦では、統率領域からあなたの統率者を唱える際に負担するコストを含める。
* 何らかの指示がないかぎり、クリーチャー・呪文を唱える際に余分なマナを支払うことを選択するようなことはできない。
* 《カーの空奪い、プローシュ》の1つ目の能力は、それを唱えたときに誘発し、それが戦場に出る前に解決される。その能力は、《カーの空奪い、プローシュ》が打ち消されたとしても解決される。
-----
《骸骨化》
{4}{R}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。骸骨化はそれに3点のダメージを与える。このターン、これによりダメージを与えられたクリーチャーが死亡したとき、「{B}:このクリーチャーを再生する。」を持つ黒の1/1のスケルトン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
* 《骸骨化》の遅延誘発型能力によって生成されるトークンは、死亡したクリーチャーのコントローラーに関係なく、あなたが得る。
-----
《概念泥棒》
{2}{U}{B}
クリーチャー ― 人間・ならず者
3/1
瞬速
対戦相手が、そのプレイヤーの各ドロー・ステップ中に最初に引くカード以外にカードを1枚引くなら、代わりに、そのプレイヤーはそれを飛ばし、あなたはカードを1枚引く。
* 対戦相手が、カードを1枚引いてカード1枚を捨てるように指示され、《概念泥棒》によって代わりにあなたがカードを1枚引くとしても、その対戦相手は依然としてカード1枚を捨てる。対戦相手が指示された他のいかなる処理についても同様である。
* 2人以上のプレイヤーがそれぞれ《概念泥棒》を1体ずつコントロールしていて、あるプレイヤーが自分のドロー・ステップに最初のカード以外のカードを引くなら、そのプレイヤーは、適用可能な《概念泥棒》の効果のうち1つを選ぶ。その後、選ばれた《概念泥棒》をコントロールしているプレイヤーが、残りの《概念泥棒》の効果の中から同様に選ぶ。以下同様に、それ以上適用可能な効果がなくなるまで続ける。これにより、各効果はカードを1枚引くことに対して、それぞれ1回のみ適用し得る。
* 上記の手順に従う結果、2人対戦で両方のプレイヤーが《概念泥棒》を1体ずつコントロールしていて、一方のプレイヤーがカードを引くなら、そのプレイヤーが実際にカードを引くことになる。
-----
《キイェルドーの王、ダリアン》
{4}{W}{W}
伝説のクリーチャー ― 人間・兵士
3/3
あなたにダメージが与えられるたび、あなたはその点数に等しい数の、白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを生成してもよい。
* あなたにダメージが与えられて、そのダメージによってあなたのライフ総量が0点以下になるなら、トークンを生成する前にあなたはゲームに敗北する。
-----
《危険なマイア》
{2}
アーティファクト・クリーチャー ― マイア
1/1
危険なマイアが死亡したとき、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。危険なマイアはそれに2点のダメージを与える。
* 《危険なマイア》に致死ダメージが与えられるのと同時にあなたのライフ総量が0点以下になったなら、その誘発型能力が解決される前に、あなたはゲームに敗北する。
-----
《吸血鬼の裂断者》
{B}
クリーチャー ― 吸血鬼・戦士
2/2
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人のライフが10点以下でないかぎり、あなたは1点のライフを失う。
* 対戦相手1人のライフが10点以下であるかどうかは、《吸血鬼の裂断者》の能力の解決時にのみ見る。
-----
《宮廷の軽騎兵》
{2}{U}
クリーチャー ― ヴィダルケン・騎士
1/3
警戒
宮廷の軽騎兵が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚見て、そのうち1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
宮廷の軽騎兵が戦場に出たとき、これを唱えるために{W}が支払われていないかぎり、これを生け贄に捧げる。
* 《宮廷の軽騎兵》が、呪文として唱えられる以外の方法で戦場に出たなら、それを唱えるために{W}が支払われていないため、あなたはそれを生け贄に捧げなければならない。
-----
《虚無の呪文爆弾》
{1}
アーティファクト
{T}, 虚無の呪文爆弾を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの墓地からカードをすべて追放する。
虚無の呪文爆弾が戦場から墓地に置かれたとき、あなたは{B}を支払ってもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。
* あなたは《虚無の呪文爆弾》の1つ目の能力を、あなたが望むプレイヤーを対象として起動できる。そのプレイヤーの墓地にカードがなくても構わない。
-----
《組立作業員》
{3}
アーティファクト・クリーチャー ― 組立作業員
2/2
{T}:組立作業員・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+1の修整を受ける。
* 《組立作業員》の能力は、組立作業員というサブタイプを持つクリーチャーであればどれでも対象にできる。「組立作業員」という名前を持つクリーチャーのみではない。
-----
《雲隠れ》
{W}
インスタント
あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
* 追放されたパーマネントが戻った後は、それは以前のオブジェクトとは関係ない新しいオブジェクトとなる。追放されたパーマネントにつけられていたオーラは、オーナーの墓地に置かれる。追放されたパーマネントにつけられていた装備品は、はずれて戦場に残る。追放されたパーマネントの上に置かれていたカウンターは消滅する。
* 戻されたカードは、以前それを対象としていた呪文や能力の対象ではない。それを対象としない呪文、たとえば《アクローマの復讐》のような呪文は、依然としてそれに影響し得る。
* これによりトークンが追放されたなら、それは消滅し戦場に戻らない。
* 追放されたカードを「あなたのコントロール下で」戻す効果では、あなたはそれをそれ以降永続的にコントロールする。多人数戦では、プレイヤーがゲームから除外されたなら、そのプレイヤーがオーナーであるカードもすべて除外される。あなたがゲームから除外されたなら、《雲隠れ》の効果によってあなたがコントロールしていたクリーチャーはすべて追放される。
-----
《クルフィックスの狩猟者》
{1}{G}{G}
クリーチャー・エンチャント ― ケンタウルス
2/4
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。
あなたのライブラリーの一番上のカードが土地・カードであるなら、あなたはそれをプレイしてもよい。
土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得る。
* ライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイしている間に、あなたがカードを複数引くなら、カードを1枚引くごとにカードを公開する。ライブラリーの一番上に一度に複数のカードを置くなら、新たな一番上のカードのみを公開する。
* 呪文を唱えたり能力を起動したりしている間にライブラリーの一番上のカードが変わったなら、その呪文を唱え終わるか能力を起動し終わるまで、新たな一番上のカードを公開しない。
* 《クルフィックスの狩猟者》はあなたが土地をプレイできるタイミングを変えるものではない。土地をプレイできるのはあなたのメイン・フェイズの間で、あなたが優先権を持ち、スタックが空のときのみである。
* ライブラリーの一番上から土地をプレイすることは、そのターンの土地プレイの数に入れる。あなたのターンの間に土地を1つプレイした後では、他の効果(たとえば、《迷える探求者、梓》の効果)によって可能とならないかぎり、ライブラリーの一番上から追加の土地をプレイすることはできない。
-----
《謙虚な離反者》
{1}{R}
クリーチャー ― 人間・ならず者
2/1
{T}:対戦相手1人を対象とする。カードを2枚引く。そのプレイヤーは謙虚な離反者のコントロールを得る。この能力は、あなたのターンの間にのみ起動できる。
* 《謙虚な離反者》の能力は、あなたのターン中はいつでも起動できる。呪文や能力に対応して起動することもできる。
* 《謙虚な離反者》の能力が解決される際にそれが戦場になくても、対象としたプレイヤーが依然として適正な対象であれば、その能力は解決される。対象としたプレイヤーは《謙虚な離反者》のコントロールを得ないが、あなたはカードを2枚引く。
* 《謙虚な離反者》がオーナー以外のプレイヤーにコントロールされていて、そのプレイヤーがゲームから除外された場合、そのプレイヤーに《謙虚な離反者》のコントロールを与えていた効果は終了する。《謙虚な離反者》は、まだゲームに残っているプレイヤーのうちそれを最後にコントロールしていたプレイヤーのコントロール下に戻る。
* 《謙虚な離反者》のオーナーがゲームから除外された場合、《謙虚な離反者》はそのプレイヤーとともに、謙虚にゲームから除外される。
-----
《激情のゴブリン》
{R}
クリーチャー ― ゴブリン・狂戦士
1/1
激情のゴブリンが攻撃するたび、クリーチャー1体を対象とする。あなたは{R}を支払ってもよい。そうしたなら、このターン、それではブロックできない。
* 《激情のゴブリン》の能力の対象は1つのみである。あなたは、{R}を複数回支払って、複数のクリーチャーをブロックできないようにすることはできない。
-----
《激憤の巫師》
{1}{R}
クリーチャー ― オーク・シャーマン
2/1
威迫
大変異{R}(あなたはこのカードを、{3}で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの大変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。そうしたなら、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
激憤の巫師が表向きになったとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
* 裏向きの《激憤の巫師》が攻撃してそれがクリーチャー1体によってブロックされた場合、それを表向きにしても、それはブロックされていない状態にはならない。
* 《激憤の巫師》の最後の能力によって追放するカードは表向きに追放する。
* 《激憤の巫師》の最後の能力によって追放したカードをプレイする場合、そのカードをプレイすることに関する通常のルールに従う。コストを支払わなければならないし、該当するタイミングのルールを守らなければならない。たとえば、そのカードがクリーチャー・カードであったなら、あなたはそれをあなたのメイン・フェイズ中で、スタックが空であるときにしか唱えられない。
* 通常、《激憤の巫師》によって追放された土地・カードは、あなたがそのターン中にまだ土地をプレイしない場合にのみプレイできる。
* そのカードをプレイしなかった場合、それは追放されたままとなる。
-----
《激励》
{2}{G}
インスタント
あなたが森をコントロールしているなら、あなたは激励のマナ・コストを支払うのではなく、「対戦相手1人は3点のライフを得る。」を選んでもよい。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+4/+4の修整を受ける。
* 対戦相手に「ライフを得ることができない」という効果が作用している場合は、あなたは、《激励》の代替コストを支払うために「対戦相手1人は3点のライフを得る。」を選ぶことはできない。何らかの効果(たとえば、《硫黄の渦》の効果)によってライフを得ることが置換されるとしても、あなたは代替コストの支払いを選べる。その支払いの処理が置換されて何も起きないとしても、そうできる。
-----
《月皇の外套》
{1}{W}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに「{1}, パーマネント1つを生け贄に捧げる:ターン終了時まで、このクリーチャーは飛行を得る。」を持つ。
* エンチャントされているクリーチャーをコントロールしているプレイヤーのみが、《月皇の外套》による能力を起動できる。これは、《月皇の外套》のコントローラーとは異なる場合がある。
* 《月皇の外套》が、エンチャントされているあなたのクリーチャーに与える能力は、あなたがコントロールしているパーマネントであればどれでも生け贄に捧げて起動できる。《月皇の外套》や、エンチャントされているクリーチャー自身でもよい。これによりあなたが《月皇の外套》を生け贄に捧げた場合も、依然として、それまでこれにエンチャントされていたクリーチャーは飛行を得る。
-----
《幻影の熊》
{U}
クリーチャー ― 熊・イリュージョン
2/2
幻影の熊が呪文や能力の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。
* 《幻影の熊》が呪文や能力の対象になったなら、それの能力が誘発し、スタック上でその呪文や能力の上に置かれ、この能力の方が先に解決される(その結果、《幻影の熊》は生け贄に捧げられる)。その呪文や能力に他の対象がないかぎり、それは、解決時に適正な対象がないことになるので打ち消される。
-----
《原初の土》
{4}
アーティファクト・クリーチャー ― 多相の戦士
*/*
原初の土が戦場に出るに際し、これは自身の他のタイプに加えて、3/3のアーティファクト・クリーチャーか、飛行を持つ2/2のアーティファクト・クリーチャーか、防衛を持つ1/6の壁・アーティファクト・クリーチャーのうちあなたが選んだ1つになる。
* 戦場以外の領域では、《原初の土》は0/0である。
* 他のパーマネントが《原初の土》のコピーとして戦場に出る場合、そのパーマネントのコントローラーは新たに選択を行うことになる。そのコピーは元の《原初の土》と同じパワーやタフネスや能力を持つ必要はない。
* すでに戦場にあるクリーチャーが《原初の土》のコピーになる場合は、それは《原初の土》が戦場に出たときに選んだパワーとタフネスと能力をコピーする。
-----
《現実からの遊離》
{2}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
{U}:エンチャントされているクリーチャーをタップする。
{U}:エンチャントされているクリーチャーをアンタップする。
* 《現実からの遊離》をコントロールしているプレイヤーのみがこの能力を起動できる。これは、エンチャントされているクリーチャーのコントローラーとは異なる場合がある。
-----
《光輝王の昇天》
{1}{W}
エンチャント
各対戦相手の終了ステップの開始時に、あなたがこのターンにライフを失っていない場合、あなたは光輝王の昇天の上に探索カウンターを1個置いてもよい。
{1}{W}:飛行を持つ白の4/4の天使・クリーチャー・トークンを1体生成する。この能力は、光輝王の昇天の上に探索カウンターが4個以上置かれているときにのみ起動できる。
* 《光輝王の昇天》の1つ目の能力は対戦相手の終了ステップの開始前にあなたがライフを失っていた場合は誘発しない。この能力が誘発したがその解決前にあなたがライフを失った場合は、何も起きない。あなたは《光輝王の昇天》の上に探索カウンターを置かない。
* 《光輝王の昇天》の1つ目の能力は、そのターンにあなたがライフを失っていたかどうかのみを見る。あなたがライフを失った時点で《光輝王の昇天》が戦場になかったとしても構わない。あなたが失ったライフの点数や、あなたがライフを得たかどうかも関係ない。そのターンにあなたが失ったライフよりも多くのライフを得ていても構わない。
* 《光輝王の昇天》の最後の能力は、これに4個目の探索カウンターが置かれた終了ステップ中にも起動できる。
* 双頭巨人戦では、《光輝王の昇天》の1つ目の能力は、対戦相手チームの終了ステップの開始時に、あなたがそのターンにライフを失っていない場合2回誘発する。あなたのチームメイトがライフを失ったかどうかは関係ない。
-----
《好奇心》
{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーが対戦相手1人にダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
* エンチャントされているクリーチャーが対戦相手1人にダメージを与えるたびに、あなたはカードを1枚引く。与えたダメージの点数や、それが戦闘中に与えられたのかどうかは関係ない。
* 《好奇心》が対戦相手のクリーチャーをエンチャントしているなら、そのクリーチャーがあなたにダメージを与えてもあなたはカードを引かない。そのクリーチャーがあなたの対戦相手のうち1人にダメージを与えたときにのみ、《好奇心》の能力が誘発する。
-----
《虚空の杯》
{X}{X}
アーティファクト
虚空の杯は、蓄積カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、点数で見たマナ・コストが虚空の杯の上に置かれている蓄積カウンターの個数に等しい呪文を唱えるたび、その呪文を打ち消す。
* {X}{X}というマナ・コストはXの2倍の点数のマナを支払うことを意味する。Xの値を3にするなら、あなたは《虚空の杯》を唱えるために{6}を支払う。
* 《虚空の杯》の上に置かれているカウンターの数は、呪文を唱える際にのみ関係する。呪文を唱え終わった後に《虚空の杯》の上に置かれている蓄積カウンターの数が変わっても、この能力がその呪文を打ち消すかどうかは変わらない。
* 《虚空の杯》の上に置かれている蓄積カウンターの数が0であるなら、それは点数で見たマナ・コストが0である各呪文を打ち消す。これには、変異の代替コストで唱えた裏向きのクリーチャー・呪文も含まれる。
* 呪文を唱え終わった時点で《虚空の杯》が戦場にあった場合にのみ、これの能力が誘発する。呪文を唱えるためのコストとして《虚空の杯》を生け贄に捧げた場合には、これの能力は誘発しない。ただし、これの能力が誘発した後にこれが戦場を離れた場合は、これの能力は依然としてその呪文を打ち消す。
-----
《コーの火歩き》
{W}{W}
クリーチャー ― コー・兵士
2/2
プロテクション(赤)
プレイヤーが赤の呪文を唱えるたび、あなたは1点のライフを得てもよい。
* 《コーの火歩き》の誘発型能力は、それを誘発させた赤の呪文よりも先に解決される。
-----
《豪腕のブライオン》
{2}{R}{W}
伝説のクリーチャー ― 巨人・戦士
4/4
絆魂
{R}, {T}, 他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。豪腕のブライオンはそのプレイヤーに、その生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。
* 《豪腕のブライオン》が、その能力の起動後解決前に戦場を離れた場合は、それの最後の情報を用いて、それが絆魂を持っていたかどうか、つまりあなたがそれが与えるダメージに等しい点数のライフを得るかどうかを決定する。
-----
コメント