『基本セット2019』リリースノート
2018年7月4日 リリースノート一般注釈
製品情報
『基本セット2019』は、ブースターパックに入る280枚のカード(基本土地20枚、コモン111枚、アンコモン80枚、レア53枚、神話レア16枚)に加えて、『基本セット2019』プレインズウォーカーデッキの一部としてのみ提供される25枚のカードとキャンペーン限定カード1枚(『基本セット2019』ボックス購入キャンペーンによってのみ入手可能)からなる。さらに、『イクサラン』、『イクサランの相克』、『ドミナリア』セットのコモンとアンコモンから8枚のカードが、『基本セット2019』のエキスパンション・シンボル付きでウェルカム・デッキに再録される。
マジック初心者体験会:2018年6月30日~7月1日
プレリリース・ウィークエンド:2018年7月7日~8日
ドラフト・ウィークエンド:2018年7月14日~15日
ストアチャンピオンシップ:2018年9月15日~16日
『基本セット2019』は、その公式発売日から認定構築イベントで使用することができる。その発売日とは、2018年7月13日(金)である。その時点で、スタンダード・フォーマットで使用可能なカード・セットは次の通り:『カラデシュ』、『霊気紛争』、『アモンケット』、『破滅の刻』、『イクサラン』、『イクサランの相克』、『ドミナリア』、『基本セット2019』。昨年のウェルカム・デッキ(などの関連商品)のカードのうち、「W17」というセット識別コードを持つものもスタンダード・フォーマットで使用できる。
Magic.Wizards.com/Rulesから、フォーマット、使用可能なカード・セット、禁止カードの一覧を確認できる。
https://mtg-jp.com/events/search/を用いて近くのイベントを、https://mtg-jp.com/shop/を用いて近くの店舗を検索できる。
再録メカニズム:両面カード
誰もに知られているかぎりでは、ニコル・ボーラスが多元宇宙最古のプレインズウォーカーである。有史以前から、ボーラスは複数の次元にまたがる帝国を築き上げ、数えきれないほどの秘密と財宝を集め、悪魔のリバイアサンから他の古代のドラゴンまでライバルになり得る存在を打ち負かしていた。『基本セット2019』のカードのうち1枚は、ボーラスの、プレインズウォーカーの灯が目覚める直前の姿と、その後のとてつもない力の一部を表現している。このセットには両面カードのメカニズムが再録されているが、該当するカードはただ1枚、《破滅の龍、ニコル・ボーラス》のみである。
《破滅の龍、ニコル・ボーラス》
{1}{U}{B}{R}
伝説のクリーチャー ― エルダー・ドラゴン
4/4
飛行
破滅の龍、ニコル・ボーラスが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれカード1枚を捨てる。
{4}{U}{B}{R}:破滅の龍、ニコル・ボーラスを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
/////
《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》
伝説のプレインズウォーカー ― ボーラス
7
+2:カードを2枚引く。
-3:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。覚醒の龍、ニコル・ボーラスはそれに10点のダメージを与える。
-4:墓地からクリーチャーかプレインズウォーカーであるカード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。
-12:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーの一番下以外のカードをすべて追放する。
両面カードのルールは、前回の『イクサラン』ブロックでの登場時から変わっていない。
* 両面カードの各面は、それ自体の特性、つまり名前、タイプ、サブタイプ、能力などを持つ。両面カードが戦場にある間は、その時点で表になっている面の特性のみを考慮する。他の面の特性は無視する。
* 両面カードが戦場にない間は、第1面の特性のみを考慮する。たとえば、《破滅の龍、ニコル・ボーラス》であり《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》でもあるカードが墓地にある間は、それのクリーチャーである面の特性を持つ。それが墓地に置かれる前に、プレインズウォーカーとして戦場にあったとしても、そうである。
* 両面カードの点数で見たマナ・コストは第1面の点数で見たマナ・コストである。これは、このカードが第2面を表にして戦場にある場合でもそうである。たとえば、《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》の点数で見たマナ・コストは4である。
* 《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》のタイプ行には色指標がある。この色指標は、これが青であり黒であり赤であるパーマネントであることを示す。
* 両面カードは、通常は第1面を表にして戦場に出る。呪文や能力がそれを「変身させた状態で戦場に出す」ように指示したなら、それは第2面を表にして戦場に出る。両面カードの第2面をプレイすることはできない。
* 希に、《破滅の龍、ニコル・ボーラス》がクリーチャーとして戦場にある間に、呪文や能力によってそれが変身することがある。これが起きると、その結果としてなったプレインズウォーカーの上には忠誠カウンターが置かれていない状態になり、間もなくオーナーの墓地に置かれることになる。
* プレインズウォーカーの忠誠度能力は、それが戦場に出たターンに起動できる。
* 両面カードではないパーマネント(たとえば、《鏡像》)が《破滅の龍、ニコル・ボーラス》のコピーになり、それを追放して変身させた状態で戻すという能力を起動したなら、追放するだけになる。それが戦場に戻ることはない。
ゲーム用物品:チェックリスト・カード
デッキの中にあるカードが、互いに区別できないことは重要である。両面カードでそれを実現するために、チェックリスト・カードを用いることができる。チェックリスト・カードは対応するセットのブースターパックに入っていることがある。チェックリスト・カードは、両面カードが非公開領域にあるときやその正体を隠すとき(たとえば、裏向きに追放されて追放領域にあるとき)に、両面カードの代わりに使われる。チェックリスト・カードは使用してもしなくてもよい。しかしイベントでは、両面カードを使うプレイヤーはチェックリスト・カードか不透明スリーブ(またはその両方)を使用する必要がある。
* 『基本セット2019』ブースターパックに含まれるチェックリスト・カードが表すことができるのはただ一つのカード、すなわち《破滅の龍、ニコル・ボーラス》のみである。このカードにはリストもなければチェックする場所もないが、しかしゲーム上やイベント規定上はチェックリスト・カードとして扱う。
* チェックリスト・カードで両面カードを示すときには、それが示す実際の両面カードを持っていなければならない。その両面カードはデッキやサイドボードの他のカードとは別に置いておくべきである。
* チェックリスト・カードは、両面カードを示すとき以外はデッキに入れてはならない。
* ゲームの間、チェックリスト・カードはそれが示す両面カードとして扱う。
* チェックリスト・カードが公開領域(戦場、墓地、スタック、追放領域)に(表向きに)置かれるなら、即座に実際の両面カードと置き換え、チェックリスト・カードを脇に置く。両面カードが非公開領域(手札やライブラリー)に置かれるなら、再びチェックリスト・カードを用いる。
* 両面カードが裏向きに追放されたり、裏向きに戦場に出たりするなら、裏向きのチェックリスト・カードか不透明スリーブ(またはその両方)を使用して正体を隠し続ける。
製品情報
『基本セット2019』は、ブースターパックに入る280枚のカード(基本土地20枚、コモン111枚、アンコモン80枚、レア53枚、神話レア16枚)に加えて、『基本セット2019』プレインズウォーカーデッキの一部としてのみ提供される25枚のカードとキャンペーン限定カード1枚(『基本セット2019』ボックス購入キャンペーンによってのみ入手可能)からなる。さらに、『イクサラン』、『イクサランの相克』、『ドミナリア』セットのコモンとアンコモンから8枚のカードが、『基本セット2019』のエキスパンション・シンボル付きでウェルカム・デッキに再録される。
マジック初心者体験会:2018年6月30日~7月1日
プレリリース・ウィークエンド:2018年7月7日~8日
ドラフト・ウィークエンド:2018年7月14日~15日
ストアチャンピオンシップ:2018年9月15日~16日
『基本セット2019』は、その公式発売日から認定構築イベントで使用することができる。その発売日とは、2018年7月13日(金)である。その時点で、スタンダード・フォーマットで使用可能なカード・セットは次の通り:『カラデシュ』、『霊気紛争』、『アモンケット』、『破滅の刻』、『イクサラン』、『イクサランの相克』、『ドミナリア』、『基本セット2019』。昨年のウェルカム・デッキ(などの関連商品)のカードのうち、「W17」というセット識別コードを持つものもスタンダード・フォーマットで使用できる。
Magic.Wizards.com/Rulesから、フォーマット、使用可能なカード・セット、禁止カードの一覧を確認できる。
https://mtg-jp.com/events/search/を用いて近くのイベントを、https://mtg-jp.com/shop/を用いて近くの店舗を検索できる。
再録メカニズム:両面カード
誰もに知られているかぎりでは、ニコル・ボーラスが多元宇宙最古のプレインズウォーカーである。有史以前から、ボーラスは複数の次元にまたがる帝国を築き上げ、数えきれないほどの秘密と財宝を集め、悪魔のリバイアサンから他の古代のドラゴンまでライバルになり得る存在を打ち負かしていた。『基本セット2019』のカードのうち1枚は、ボーラスの、プレインズウォーカーの灯が目覚める直前の姿と、その後のとてつもない力の一部を表現している。このセットには両面カードのメカニズムが再録されているが、該当するカードはただ1枚、《破滅の龍、ニコル・ボーラス》のみである。
《破滅の龍、ニコル・ボーラス》
{1}{U}{B}{R}
伝説のクリーチャー ― エルダー・ドラゴン
4/4
飛行
破滅の龍、ニコル・ボーラスが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれカード1枚を捨てる。
{4}{U}{B}{R}:破滅の龍、ニコル・ボーラスを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
/////
《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》
伝説のプレインズウォーカー ― ボーラス
7
+2:カードを2枚引く。
-3:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。覚醒の龍、ニコル・ボーラスはそれに10点のダメージを与える。
-4:墓地からクリーチャーかプレインズウォーカーであるカード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。
-12:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーの一番下以外のカードをすべて追放する。
両面カードのルールは、前回の『イクサラン』ブロックでの登場時から変わっていない。
* 両面カードの各面は、それ自体の特性、つまり名前、タイプ、サブタイプ、能力などを持つ。両面カードが戦場にある間は、その時点で表になっている面の特性のみを考慮する。他の面の特性は無視する。
* 両面カードが戦場にない間は、第1面の特性のみを考慮する。たとえば、《破滅の龍、ニコル・ボーラス》であり《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》でもあるカードが墓地にある間は、それのクリーチャーである面の特性を持つ。それが墓地に置かれる前に、プレインズウォーカーとして戦場にあったとしても、そうである。
* 両面カードの点数で見たマナ・コストは第1面の点数で見たマナ・コストである。これは、このカードが第2面を表にして戦場にある場合でもそうである。たとえば、《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》の点数で見たマナ・コストは4である。
* 《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》のタイプ行には色指標がある。この色指標は、これが青であり黒であり赤であるパーマネントであることを示す。
* 両面カードは、通常は第1面を表にして戦場に出る。呪文や能力がそれを「変身させた状態で戦場に出す」ように指示したなら、それは第2面を表にして戦場に出る。両面カードの第2面をプレイすることはできない。
* 希に、《破滅の龍、ニコル・ボーラス》がクリーチャーとして戦場にある間に、呪文や能力によってそれが変身することがある。これが起きると、その結果としてなったプレインズウォーカーの上には忠誠カウンターが置かれていない状態になり、間もなくオーナーの墓地に置かれることになる。
* プレインズウォーカーの忠誠度能力は、それが戦場に出たターンに起動できる。
* 両面カードではないパーマネント(たとえば、《鏡像》)が《破滅の龍、ニコル・ボーラス》のコピーになり、それを追放して変身させた状態で戻すという能力を起動したなら、追放するだけになる。それが戦場に戻ることはない。
ゲーム用物品:チェックリスト・カード
デッキの中にあるカードが、互いに区別できないことは重要である。両面カードでそれを実現するために、チェックリスト・カードを用いることができる。チェックリスト・カードは対応するセットのブースターパックに入っていることがある。チェックリスト・カードは、両面カードが非公開領域にあるときやその正体を隠すとき(たとえば、裏向きに追放されて追放領域にあるとき)に、両面カードの代わりに使われる。チェックリスト・カードは使用してもしなくてもよい。しかしイベントでは、両面カードを使うプレイヤーはチェックリスト・カードか不透明スリーブ(またはその両方)を使用する必要がある。
* 『基本セット2019』ブースターパックに含まれるチェックリスト・カードが表すことができるのはただ一つのカード、すなわち《破滅の龍、ニコル・ボーラス》のみである。このカードにはリストもなければチェックする場所もないが、しかしゲーム上やイベント規定上はチェックリスト・カードとして扱う。
* チェックリスト・カードで両面カードを示すときには、それが示す実際の両面カードを持っていなければならない。その両面カードはデッキやサイドボードの他のカードとは別に置いておくべきである。
* チェックリスト・カードは、両面カードを示すとき以外はデッキに入れてはならない。
* ゲームの間、チェックリスト・カードはそれが示す両面カードとして扱う。
* チェックリスト・カードが公開領域(戦場、墓地、スタック、追放領域)に(表向きに)置かれるなら、即座に実際の両面カードと置き換え、チェックリスト・カードを脇に置く。両面カードが非公開領域(手札やライブラリー)に置かれるなら、再びチェックリスト・カードを用いる。
* 両面カードが裏向きに追放されたり、裏向きに戦場に出たりするなら、裏向きのチェックリスト・カードか不透明スリーブ(またはその両方)を使用して正体を隠し続ける。
コメント