『基本セット2019』リリースノートカード別注釈「か行」
2018年7月5日 リリースノート《輝かしい天使》
{1}{W}{W}
クリーチャー ― 天使
3/3
飛行
各終了ステップの開始時に、このターンあなたが5点以上のライフを得ていた場合、飛行と警戒を持つ白の4/4の天使・クリーチャー・トークンを1体生成する。
{3}{W}{W}{W}:ターン終了時まで、輝かしい天使は+2/+2の修整を受け、絆魂を得る。
* 《輝かしい天使》の誘発型能力は、そのターン中にあなたが5点以上のライフを得ていたかどうかを見る。あなたがライフを失ってもいたとしても関係ない。あなたのライフ総量がターンの開始時よりも増えているかどうかも関係ない。それぞれのライフを得た時点で《輝かしい天使》が戦場にあったかどうかも関係ない。
* 《輝かしい天使》の誘発型能力の条件を満たすために、5点のライフを一度に得る必要はない。
* そのターンの終了ステップが始まる以前にあなたがライフを得ていなかった場合には、《輝かしい天使》の誘発型能力は一切誘発しない。終了ステップ中にライフを得ても、この能力は誘発しない。
* あなたは天使・トークンを1つのみ生成する。あなたが5点以上のライフを何回得ていても関係ない。
* 双頭巨人戦であなたのチームメイトがライフを得たときには、それによってあなたのチームのライフの総量が増加することになるが、それによって《輝かしい天使》の誘発型能力の条件は満たされない。
《風読みのスフィンクス》
{5}{U}{U}
クリーチャー ― スフィンクス
3/7
飛行
飛行を持つクリーチャーが1体攻撃するたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
* 飛行を持つクリーチャーのコントローラーが誰であるか、またそのクリーチャーがどのプレイヤーやプレインズウォーカーを攻撃するかは関係ない。カードを1枚引いてもよいプレイヤーは、《風読みのスフィンクス》のコントローラーである。
* 《風読みのスフィンクス》の能力は、それ自身が攻撃した場合も誘発する。
* 《風読みのスフィンクス》の能力が誘発するには、そのクリーチャーが攻撃クリーチャーとして指定された直後に飛行を持っている必要がある。たとえば、《帆凧の海賊》で攻撃した場合、この能力は誘発する。《ペガサスの駿馬》と飛行を持たないクリーチャーで攻撃した場合、この能力は1回のみ誘発する。飛行を持つクリーチャー2体で攻撃した場合、この能力は2回誘発する。
《カル・シスマの恐怖、殺し爪》
{3}{G}
伝説のクリーチャー ― 熊
4/3
あなたがパワーが4以上のクリーチャー・呪文を唱えるためのコストは{2}少なくなる。
カル・シスマの恐怖、殺し爪が攻撃するたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールしていてパワーが4以上の各クリーチャーはそれぞれ+1/+1の修整を受け、トランプルを得る。
* あなたが、+1/+1カウンターがいくつか置かれた状態で戦場に出るクリーチャー・呪文(たとえば、《飢餓ハイドラ》)を唱えるなら、《カル・シスマの恐怖、殺し爪》によって呪文のコストが減るかどうかを判定するときには、それらのカウンターは考慮しない。同様に、戦場に出た後でクリーチャーのパワーを増やす効果も適用しない。
* 他のクリーチャーに、それが攻撃したときにパワーを変更するような能力(たとえば《殴りつけるオーガ》の能力)があったなら、あなたはその能力を《カル・シスマの恐怖、殺し爪》の最後の能力よりも先に解決してもよい。
* 《カル・シスマの恐怖、殺し爪》の最後の能力は、それの解決時にあなたがコントロールしていて適切なパワーを持っていたクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってあなたがコントロールし始めたクリーチャーはいかなる修整も受けない。そのターン、後になってあなたがコントロールしているクリーチャーのパワーが減っても、それが受ける修整は変わらない。
《感染性の恐怖》
{3}{B}
クリーチャー ― ゾンビ・ホラー
2/2
感染性の恐怖が攻撃するたび、各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失う。
* 双頭巨人戦では、《感染性の恐怖》の能力によって対戦相手チームは4点のライフを失う。
《機械と共に》
{3}{U}
ソーサリー
あなたがコントロールしているアーティファクトの点数で見たマナ・コストのうちで最も大きいものに等しい枚数のカードを引く。
* パーマネントのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《奇怪なドレイク》
{1}{U}{R}
クリーチャー ― ドレイク
*/4
飛行
奇怪なドレイクのパワーは、あなたの墓地にあるインスタントかソーサリーであるカードの総数に等しい。
* (『アモンケット』ブロックにあるような)分割カードは、《奇怪なドレイク》の能力では1枚分として扱う。それがインスタントでありソーサリーでもあるとしても1枚である。
* 《奇怪なドレイク》のパワーを決める能力は、すべての領域で機能する。
《騎士の勇気》
{4}{W}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
騎士の勇気が戦場に出たとき、警戒を持つ白の2/2の騎士・クリーチャー・トークンを1体生成する。(それは攻撃してもタップしない。)
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受け、警戒を持つ。
* 《騎士の勇気》を唱えるには、対象とするクリーチャーが1体必要になる。《騎士の勇気》を、それが生成する騎士・トークンにつけられた状態で戦場に出すことはできない。
* 《騎士の勇気》の解決時までにこのオーラがエンチャントするクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、このオーラ・呪文は解決されない。これが戦場に出ることはなく、これの能力が誘発することもない。
《吸血鬼の新生子》
{B}
クリーチャー ― 吸血鬼
0/3
{2}, {T}:各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
* 双頭巨人戦では、《吸血鬼の新生子》の能力により、対戦相手チームは2点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
《宮廷の僧侶》(プレインズウォーカーデッキのみ)
{W}
クリーチャー ― 人間・クレリック
1/1
絆魂(このクリーチャーがダメージを与えると、さらにあなたはその点数分のライフを得る。)
あなたがアジャニ・プレインズウォーカーをコントロールしているかぎり、宮廷の僧侶は+1/+1の修整を受ける。
* ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、そのターン中にあなたがアジャニ・プレインズウォーカーのコントロールを失ったなら、《宮廷の僧侶》に与えられた致死でないダメージが致死ダメージになることがある。
《狂気の一咬み》
{1}{G}
ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者に、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
* 《狂気の一咬み》の解決時に、いずれかのクリーチャーが不適正な対象であったなら、あなたがコントロールしているクリーチャーはダメージを与えない。
《鏡像》
{2}{U}
クリーチャー ― 多相の戦士
0/0
あなたは鏡像を、あなたがコントロールしているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出してもよい。
* 《鏡像》はコピー元のクリーチャーに書かれていることをそのままコピーする(クリーチャーが別の何かをコピーしていたり、トークンであったりする場合を除く)。それはそのクリーチャーがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラや装備品がつけられているかどうかをコピーしない。また、パワー、タフネス、タイプ、色などを変える、コピー効果でない効果もコピーしない。
* コピー元のクリーチャーのマナ・コストに{X}が含まれているなら、Xは0として扱う。
* 選ばれたクリーチャーが他の何かをコピーしている(たとえば、選ばれたクリーチャーが他の《鏡像》である)なら、この《鏡像》は選ばれたクリーチャーがコピーしているものとして戦場に出る。
* 選ばれたクリーチャーがトークンであるなら、《鏡像》はそのトークンを戦場に出した効果に記されている元の特性をコピーする。この場合、《鏡像》はトークンにはならない。
* コピー元のクリーチャーの戦場に出たときに誘発する能力は、《鏡像》が戦場に出たときにも誘発する。選ばれたクリーチャーが持つ「[このクリーチャー]が戦場に出るに際し」や「[このクリーチャー]は~状態で戦場に出る」の能力も機能する。
* 何らかの理由によって《鏡像》が他のクリーチャーと同時に戦場に出たなら、《鏡像》はそのクリーチャーのコピーになれない。あなたはすでに戦場に出ていたクリーチャーしか選べない。
《巨大な威厳》
{2}{G}
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしている場合、カードを1枚引く。
* あなたのアップキープの開始時に、パワーが4以上であるクリーチャーをあなたがコントロールしていないなら、《巨大な威厳》の能力は誘発しない。あなたは、あなたのターン中のアップキープの開始以前に、何らかの処理を行うことはできない。
* あなたが、《巨大な威厳》の能力の解決時にパワーが4以上であるクリーチャーをコントロールしていないなら、あなたはカードを引かない。
* 《巨大な威厳》の能力の解決時にあなたがコントロールしているパワーが4以上のクリーチャーは、この能力の誘発時にあなたのコントロール下にあったパワーが4以上のクリーチャーと同一のものでなくてもよい。
* パワーが4以上のクリーチャーをあなたが何体コントロールしていたとしても、あなたはカードを1枚のみ引く。
《霧の呼び手》
{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ウィザード
1/1
霧の呼び手を生け贄に捧げる:ターン終了時まで、トークンでないクリーチャーが、それが唱えられることなく戦場に出るなら、代わりにそれを追放する。
* 《霧の呼び手》の能力は、トークンでないクリーチャーであっても唱えられたものには影響しない。これには、墓地などの特殊な領域から唱えられたものも含まれる。
* 《霧の呼び手》の能力は、クリーチャー・トークンが戦場に出ることを妨げない。すでに戦場に出ているクリーチャーにも影響しない。
* 《霧の呼び手》が、他のクリーチャーと同時に戦場に出る場合、その能力をそれらのクリーチャーに影響を与えるのに間に合うように起動することはできない。
《ギラプールの案内人》
{2}{G}
クリーチャー ― エルフ・スカウト
3/2
{2}{G}:あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。このターン、それはパワーが2以下のクリーチャーによってはブロックされない。
* パワーが2以下のクリーチャーがクリーチャーをブロックした後で《ギラプールの案内人》の能力を起動しても、ブロックは変更されたり解除されたりしない。
* パワーが3以上のクリーチャーが対象としたクリーチャーをブロックした後でそのブロック・クリーチャーのパワーが変わっても、ブロックは変更されたり解除されたりしない。
《技量ある活性師》
{2}{U}
クリーチャー ― 人間・工匠
1/3
技量ある活性師が戦場に出たとき、あなたがコントロールしているアーティファクト1つを対象とする。技量ある活性師が戦場に残り続けているかぎり、それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
* 《技量ある活性師》は対象としたアーティファクトが持っているいかなる能力も取り除かない。
* そのアーティファクトは、それが持っているタイプやサブタイプや特殊タイプを引き続き持ち続ける。特に、装備品がアーティファクト・クリーチャーになったなら、それを別のクリーチャーにつけることはできない。それがクリーチャーにつけられていた場合、それは外れる。
* そのアーティファクトがすでにクリーチャーであった場合、それの基本のパワーとタフネスはそれぞれ5になる。これは、そのクリーチャーの基本のパワーとタフネスを特定の値に設定するそれ以前の効果すべてを上書きする。《技量ある活性師》の能力の解決後に適用され始める、パワーやタフネスを特定の値に設定する効果は、この効果を上書きする。
* クリーチャーのパワーやタフネスを修整する効果(たとえば、《剛力化》や+1/+1カウンターなどにより生成される効果)は、それがいつ効果を発揮し始めたかに関係なく、そのクリーチャーに適用される。これは、パワーやタフネスを修整するカウンターや、パワーとタフネスを入れ替える効果についても同様である。
* この結果としてなったアーティファクト・クリーチャーは、あなたのターンの開始時から続けてあなたのコントロール下にあるなら、そのターンに攻撃できる。それがいつからクリーチャーであったのかには関係ない。それがいつから戦場にあったのかのみが考慮される。
《苦悩火》
{X}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。苦悩火はそれにX点のダメージを与える。
Xが5以上であるなら、この呪文は打ち消されず、そのダメージは軽減できない。
* この呪文が打ち消せるかどうか、これのダメージを軽減できるかどうかを決定するために、《苦悩火》はあなたが選んだXの値を参照する。あなたが実際に支払ったマナの点数や、これが実際に与えるダメージの点数を見るわけではない。
* 《苦悩火》は、Xの値に関係なく、呪文を対象としてそれを打ち消すような呪文の対象になり得る。Xが5以上の場合、それらの呪文は解決されるが、《苦悩火》を打ち消すという効果は何もしない。その呪文が持つ他の効果は通常通り作用する。
* 《苦悩火》の解決以前にこれの対象が不適正になったなら、この呪文は打ち消されないが解決もされない。対象はダメージを与えられない。
《苦しめる声》
{1}{R}
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、カード1枚を捨てる。
カードを2枚引く。
* 《苦しめる声》を唱えるためには、ちょうど1枚のカードを捨てる必要がある。カードを捨てずにこの呪文を唱えることはできず、追加のカードを捨てることもできない。
《賢明な助言者、アジャニ》(プレインズウォーカーデッキのみ)
{3}{W}{W}
伝説のプレインズウォーカー ― アジャニ
5
+2:あなたは、あなたがコントロールしているクリーチャー1体につき1点のライフを得る。
-3:ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
-9:クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xはあなたのライフ総量に等しい。
* 《賢明な助言者、アジャニ》の2つ目の能力は、それの解決時にあなたがコントロールしていたクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってあなたがコントロールし始めたクリーチャーは+2/+2の修整を受けない。
* Xの値は《賢明な助言者、アジャニ》の3つ目の能力の解決時にのみ決定する。後になってあなたのライフ総量が変化しても、そのクリーチャーは+1/+1カウンターを得たり失ったりしない。
《高山の月》
{R}
エンチャント
高山の月が戦場に出るに際し、基本でない土地・カードのカード名1つを選ぶ。
対戦相手がコントロールしていてその選ばれた名前を持つ土地はすべての土地タイプと能力を失い、「{T}:好きな色1色のマナ1点を加える。」を得る。
* 《高山の月》の効果は特殊タイプや他のカード・タイプには影響しない。アーティファクト・土地からアーティファクトのカード・タイプを取り除いたり、伝説の土地から伝説という特殊タイプを取り除いたりしない。
* 影響を受ける土地に「戦場に出たとき」に誘発する能力があるなら、それはその能力が誘発する前にその能力を失う。
* 影響を受ける土地に「タップ状態で戦場に出る」という能力があるなら、それはその能力が適用される前にその能力を失う。他の、土地が戦場に出る状態を変更する能力や土地が「戦場に出るに際し」適用される能力も同様である。
《工匠の達人、テゼレット》
{3}{U}{U}
伝説のプレインズウォーカー ― テゼレット
5
+1:飛行を持つ無色の1/1の飛行機械・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
0:カードを1枚引く。あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているなら、代わりにカードを2枚引く。
-9:あなたは「あなたの終了ステップの開始時に、あなたのライブラリーからパーマネント・カード1枚を探し、それを戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を持つ紋章を得る。
* あなたが《工匠の達人、テゼレット》の紋章の能力によってパーマネントを戦場に出した場合、あなたの終了ステップ中に誘発するそのパーマネントの誘発型能力は、その終了ステップ中には誘発しない。
《混沌のワンド》
{3}
アーティファクト
{4}, {T}:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、インスタントかソーサリーであるカードが追放されるまで、自分のライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ追放する。あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その後これにより追放されて唱えられなかったカードをそのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
* 対戦相手は、インスタントかソーサリーであるカードを追放したなら、すぐにカードを追放することをやめる。あなたが、追放をやめるカード・タイプをどちらか1つ選ぶわけではない。
* 対戦相手が、インスタントかソーサリーであるカードを追放することなく、自分のライブラリー全体を追放してしまったなら、そのプレイヤーはカードの追放をやめて、追放したカードを無作為の順番で自分のライブラリーに置く。
* あなたが追放されたインスタントかソーサリーであるカードを唱えなかったなら、そのカードは他のカードとともにライブラリーの一番下に置かれる。
* 追放されたカードを唱えるなら、あなたはそれを、《混沌のワンド》の能力の解決中に唱えなければならない。あなたはそれを、そのターン、後になって唱えることはできない。これによって唱える呪文は、通常はそのタイプの呪文を唱えることができないタイミングであっても唱えることができるが、他の制約(たとえば、「この呪文は戦闘中にのみ唱えられる」のような制約)は適用される。
* 「マナ・コストを支払うことなく」カードを唱えるなら、代替コストの支払いを選択することはできない。しかし、追加コストを支払うことはできる。そのカードに、《苦しめる声》にあるような唱えるために必要な追加コストがあるなら、そのカードを唱えるにはそれを支払わなければならない。
* 追放されたカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、マナ・コストを支払うことなくそれを唱えるときには、Xの値として0を選ばなければならない。
《業火のヘリオン》
{3}{R}
クリーチャー ― ヘリオン
7/3
トランプル(このクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
各終了ステップの開始時に、このターン業火のヘリオンが攻撃したかブロックしていた場合、これのオーナーはこれを自分のライブラリーに加えて切り直す。
* 《業火のヘリオン》が、それの最後の能力の解決時に戦場に出ている場合にのみ、それのオーナーはそれを自分のライブラリーに加えて切り直す。
《ゴブリンの損壊名手》
{2}{R}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・戦士
3/3
あなたがコントロールしている他のゴブリンは+1/+1の修整を受ける。
ゴブリン1体を生け贄に捧げる:アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
* ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、そのターン中に《ゴブリンの損壊名手》が戦場を離れたなら、あなたがコントロールしている他のゴブリンに与えられた致死でないダメージが致死ダメージになることがある。
* 《ゴブリンの損壊名手》の能力のコストを支払うために、これ自身を生け贄に捧げてもよい。
{1}{W}{W}
クリーチャー ― 天使
3/3
飛行
各終了ステップの開始時に、このターンあなたが5点以上のライフを得ていた場合、飛行と警戒を持つ白の4/4の天使・クリーチャー・トークンを1体生成する。
{3}{W}{W}{W}:ターン終了時まで、輝かしい天使は+2/+2の修整を受け、絆魂を得る。
* 《輝かしい天使》の誘発型能力は、そのターン中にあなたが5点以上のライフを得ていたかどうかを見る。あなたがライフを失ってもいたとしても関係ない。あなたのライフ総量がターンの開始時よりも増えているかどうかも関係ない。それぞれのライフを得た時点で《輝かしい天使》が戦場にあったかどうかも関係ない。
* 《輝かしい天使》の誘発型能力の条件を満たすために、5点のライフを一度に得る必要はない。
* そのターンの終了ステップが始まる以前にあなたがライフを得ていなかった場合には、《輝かしい天使》の誘発型能力は一切誘発しない。終了ステップ中にライフを得ても、この能力は誘発しない。
* あなたは天使・トークンを1つのみ生成する。あなたが5点以上のライフを何回得ていても関係ない。
* 双頭巨人戦であなたのチームメイトがライフを得たときには、それによってあなたのチームのライフの総量が増加することになるが、それによって《輝かしい天使》の誘発型能力の条件は満たされない。
《風読みのスフィンクス》
{5}{U}{U}
クリーチャー ― スフィンクス
3/7
飛行
飛行を持つクリーチャーが1体攻撃するたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
* 飛行を持つクリーチャーのコントローラーが誰であるか、またそのクリーチャーがどのプレイヤーやプレインズウォーカーを攻撃するかは関係ない。カードを1枚引いてもよいプレイヤーは、《風読みのスフィンクス》のコントローラーである。
* 《風読みのスフィンクス》の能力は、それ自身が攻撃した場合も誘発する。
* 《風読みのスフィンクス》の能力が誘発するには、そのクリーチャーが攻撃クリーチャーとして指定された直後に飛行を持っている必要がある。たとえば、《帆凧の海賊》で攻撃した場合、この能力は誘発する。《ペガサスの駿馬》と飛行を持たないクリーチャーで攻撃した場合、この能力は1回のみ誘発する。飛行を持つクリーチャー2体で攻撃した場合、この能力は2回誘発する。
《カル・シスマの恐怖、殺し爪》
{3}{G}
伝説のクリーチャー ― 熊
4/3
あなたがパワーが4以上のクリーチャー・呪文を唱えるためのコストは{2}少なくなる。
カル・シスマの恐怖、殺し爪が攻撃するたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールしていてパワーが4以上の各クリーチャーはそれぞれ+1/+1の修整を受け、トランプルを得る。
* あなたが、+1/+1カウンターがいくつか置かれた状態で戦場に出るクリーチャー・呪文(たとえば、《飢餓ハイドラ》)を唱えるなら、《カル・シスマの恐怖、殺し爪》によって呪文のコストが減るかどうかを判定するときには、それらのカウンターは考慮しない。同様に、戦場に出た後でクリーチャーのパワーを増やす効果も適用しない。
* 他のクリーチャーに、それが攻撃したときにパワーを変更するような能力(たとえば《殴りつけるオーガ》の能力)があったなら、あなたはその能力を《カル・シスマの恐怖、殺し爪》の最後の能力よりも先に解決してもよい。
* 《カル・シスマの恐怖、殺し爪》の最後の能力は、それの解決時にあなたがコントロールしていて適切なパワーを持っていたクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってあなたがコントロールし始めたクリーチャーはいかなる修整も受けない。そのターン、後になってあなたがコントロールしているクリーチャーのパワーが減っても、それが受ける修整は変わらない。
《感染性の恐怖》
{3}{B}
クリーチャー ― ゾンビ・ホラー
2/2
感染性の恐怖が攻撃するたび、各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失う。
* 双頭巨人戦では、《感染性の恐怖》の能力によって対戦相手チームは4点のライフを失う。
《機械と共に》
{3}{U}
ソーサリー
あなたがコントロールしているアーティファクトの点数で見たマナ・コストのうちで最も大きいものに等しい枚数のカードを引く。
* パーマネントのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《奇怪なドレイク》
{1}{U}{R}
クリーチャー ― ドレイク
*/4
飛行
奇怪なドレイクのパワーは、あなたの墓地にあるインスタントかソーサリーであるカードの総数に等しい。
* (『アモンケット』ブロックにあるような)分割カードは、《奇怪なドレイク》の能力では1枚分として扱う。それがインスタントでありソーサリーでもあるとしても1枚である。
* 《奇怪なドレイク》のパワーを決める能力は、すべての領域で機能する。
《騎士の勇気》
{4}{W}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
騎士の勇気が戦場に出たとき、警戒を持つ白の2/2の騎士・クリーチャー・トークンを1体生成する。(それは攻撃してもタップしない。)
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受け、警戒を持つ。
* 《騎士の勇気》を唱えるには、対象とするクリーチャーが1体必要になる。《騎士の勇気》を、それが生成する騎士・トークンにつけられた状態で戦場に出すことはできない。
* 《騎士の勇気》の解決時までにこのオーラがエンチャントするクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、このオーラ・呪文は解決されない。これが戦場に出ることはなく、これの能力が誘発することもない。
《吸血鬼の新生子》
{B}
クリーチャー ― 吸血鬼
0/3
{2}, {T}:各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
* 双頭巨人戦では、《吸血鬼の新生子》の能力により、対戦相手チームは2点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
《宮廷の僧侶》(プレインズウォーカーデッキのみ)
{W}
クリーチャー ― 人間・クレリック
1/1
絆魂(このクリーチャーがダメージを与えると、さらにあなたはその点数分のライフを得る。)
あなたがアジャニ・プレインズウォーカーをコントロールしているかぎり、宮廷の僧侶は+1/+1の修整を受ける。
* ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、そのターン中にあなたがアジャニ・プレインズウォーカーのコントロールを失ったなら、《宮廷の僧侶》に与えられた致死でないダメージが致死ダメージになることがある。
《狂気の一咬み》
{1}{G}
ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者に、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
* 《狂気の一咬み》の解決時に、いずれかのクリーチャーが不適正な対象であったなら、あなたがコントロールしているクリーチャーはダメージを与えない。
《鏡像》
{2}{U}
クリーチャー ― 多相の戦士
0/0
あなたは鏡像を、あなたがコントロールしているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出してもよい。
* 《鏡像》はコピー元のクリーチャーに書かれていることをそのままコピーする(クリーチャーが別の何かをコピーしていたり、トークンであったりする場合を除く)。それはそのクリーチャーがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラや装備品がつけられているかどうかをコピーしない。また、パワー、タフネス、タイプ、色などを変える、コピー効果でない効果もコピーしない。
* コピー元のクリーチャーのマナ・コストに{X}が含まれているなら、Xは0として扱う。
* 選ばれたクリーチャーが他の何かをコピーしている(たとえば、選ばれたクリーチャーが他の《鏡像》である)なら、この《鏡像》は選ばれたクリーチャーがコピーしているものとして戦場に出る。
* 選ばれたクリーチャーがトークンであるなら、《鏡像》はそのトークンを戦場に出した効果に記されている元の特性をコピーする。この場合、《鏡像》はトークンにはならない。
* コピー元のクリーチャーの戦場に出たときに誘発する能力は、《鏡像》が戦場に出たときにも誘発する。選ばれたクリーチャーが持つ「[このクリーチャー]が戦場に出るに際し」や「[このクリーチャー]は~状態で戦場に出る」の能力も機能する。
* 何らかの理由によって《鏡像》が他のクリーチャーと同時に戦場に出たなら、《鏡像》はそのクリーチャーのコピーになれない。あなたはすでに戦場に出ていたクリーチャーしか選べない。
《巨大な威厳》
{2}{G}
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしている場合、カードを1枚引く。
* あなたのアップキープの開始時に、パワーが4以上であるクリーチャーをあなたがコントロールしていないなら、《巨大な威厳》の能力は誘発しない。あなたは、あなたのターン中のアップキープの開始以前に、何らかの処理を行うことはできない。
* あなたが、《巨大な威厳》の能力の解決時にパワーが4以上であるクリーチャーをコントロールしていないなら、あなたはカードを引かない。
* 《巨大な威厳》の能力の解決時にあなたがコントロールしているパワーが4以上のクリーチャーは、この能力の誘発時にあなたのコントロール下にあったパワーが4以上のクリーチャーと同一のものでなくてもよい。
* パワーが4以上のクリーチャーをあなたが何体コントロールしていたとしても、あなたはカードを1枚のみ引く。
《霧の呼び手》
{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ウィザード
1/1
霧の呼び手を生け贄に捧げる:ターン終了時まで、トークンでないクリーチャーが、それが唱えられることなく戦場に出るなら、代わりにそれを追放する。
* 《霧の呼び手》の能力は、トークンでないクリーチャーであっても唱えられたものには影響しない。これには、墓地などの特殊な領域から唱えられたものも含まれる。
* 《霧の呼び手》の能力は、クリーチャー・トークンが戦場に出ることを妨げない。すでに戦場に出ているクリーチャーにも影響しない。
* 《霧の呼び手》が、他のクリーチャーと同時に戦場に出る場合、その能力をそれらのクリーチャーに影響を与えるのに間に合うように起動することはできない。
《ギラプールの案内人》
{2}{G}
クリーチャー ― エルフ・スカウト
3/2
{2}{G}:あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。このターン、それはパワーが2以下のクリーチャーによってはブロックされない。
* パワーが2以下のクリーチャーがクリーチャーをブロックした後で《ギラプールの案内人》の能力を起動しても、ブロックは変更されたり解除されたりしない。
* パワーが3以上のクリーチャーが対象としたクリーチャーをブロックした後でそのブロック・クリーチャーのパワーが変わっても、ブロックは変更されたり解除されたりしない。
《技量ある活性師》
{2}{U}
クリーチャー ― 人間・工匠
1/3
技量ある活性師が戦場に出たとき、あなたがコントロールしているアーティファクト1つを対象とする。技量ある活性師が戦場に残り続けているかぎり、それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
* 《技量ある活性師》は対象としたアーティファクトが持っているいかなる能力も取り除かない。
* そのアーティファクトは、それが持っているタイプやサブタイプや特殊タイプを引き続き持ち続ける。特に、装備品がアーティファクト・クリーチャーになったなら、それを別のクリーチャーにつけることはできない。それがクリーチャーにつけられていた場合、それは外れる。
* そのアーティファクトがすでにクリーチャーであった場合、それの基本のパワーとタフネスはそれぞれ5になる。これは、そのクリーチャーの基本のパワーとタフネスを特定の値に設定するそれ以前の効果すべてを上書きする。《技量ある活性師》の能力の解決後に適用され始める、パワーやタフネスを特定の値に設定する効果は、この効果を上書きする。
* クリーチャーのパワーやタフネスを修整する効果(たとえば、《剛力化》や+1/+1カウンターなどにより生成される効果)は、それがいつ効果を発揮し始めたかに関係なく、そのクリーチャーに適用される。これは、パワーやタフネスを修整するカウンターや、パワーとタフネスを入れ替える効果についても同様である。
* この結果としてなったアーティファクト・クリーチャーは、あなたのターンの開始時から続けてあなたのコントロール下にあるなら、そのターンに攻撃できる。それがいつからクリーチャーであったのかには関係ない。それがいつから戦場にあったのかのみが考慮される。
《苦悩火》
{X}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。苦悩火はそれにX点のダメージを与える。
Xが5以上であるなら、この呪文は打ち消されず、そのダメージは軽減できない。
* この呪文が打ち消せるかどうか、これのダメージを軽減できるかどうかを決定するために、《苦悩火》はあなたが選んだXの値を参照する。あなたが実際に支払ったマナの点数や、これが実際に与えるダメージの点数を見るわけではない。
* 《苦悩火》は、Xの値に関係なく、呪文を対象としてそれを打ち消すような呪文の対象になり得る。Xが5以上の場合、それらの呪文は解決されるが、《苦悩火》を打ち消すという効果は何もしない。その呪文が持つ他の効果は通常通り作用する。
* 《苦悩火》の解決以前にこれの対象が不適正になったなら、この呪文は打ち消されないが解決もされない。対象はダメージを与えられない。
《苦しめる声》
{1}{R}
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、カード1枚を捨てる。
カードを2枚引く。
* 《苦しめる声》を唱えるためには、ちょうど1枚のカードを捨てる必要がある。カードを捨てずにこの呪文を唱えることはできず、追加のカードを捨てることもできない。
《賢明な助言者、アジャニ》(プレインズウォーカーデッキのみ)
{3}{W}{W}
伝説のプレインズウォーカー ― アジャニ
5
+2:あなたは、あなたがコントロールしているクリーチャー1体につき1点のライフを得る。
-3:ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
-9:クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xはあなたのライフ総量に等しい。
* 《賢明な助言者、アジャニ》の2つ目の能力は、それの解決時にあなたがコントロールしていたクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってあなたがコントロールし始めたクリーチャーは+2/+2の修整を受けない。
* Xの値は《賢明な助言者、アジャニ》の3つ目の能力の解決時にのみ決定する。後になってあなたのライフ総量が変化しても、そのクリーチャーは+1/+1カウンターを得たり失ったりしない。
《高山の月》
{R}
エンチャント
高山の月が戦場に出るに際し、基本でない土地・カードのカード名1つを選ぶ。
対戦相手がコントロールしていてその選ばれた名前を持つ土地はすべての土地タイプと能力を失い、「{T}:好きな色1色のマナ1点を加える。」を得る。
* 《高山の月》の効果は特殊タイプや他のカード・タイプには影響しない。アーティファクト・土地からアーティファクトのカード・タイプを取り除いたり、伝説の土地から伝説という特殊タイプを取り除いたりしない。
* 影響を受ける土地に「戦場に出たとき」に誘発する能力があるなら、それはその能力が誘発する前にその能力を失う。
* 影響を受ける土地に「タップ状態で戦場に出る」という能力があるなら、それはその能力が適用される前にその能力を失う。他の、土地が戦場に出る状態を変更する能力や土地が「戦場に出るに際し」適用される能力も同様である。
《工匠の達人、テゼレット》
{3}{U}{U}
伝説のプレインズウォーカー ― テゼレット
5
+1:飛行を持つ無色の1/1の飛行機械・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
0:カードを1枚引く。あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているなら、代わりにカードを2枚引く。
-9:あなたは「あなたの終了ステップの開始時に、あなたのライブラリーからパーマネント・カード1枚を探し、それを戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を持つ紋章を得る。
* あなたが《工匠の達人、テゼレット》の紋章の能力によってパーマネントを戦場に出した場合、あなたの終了ステップ中に誘発するそのパーマネントの誘発型能力は、その終了ステップ中には誘発しない。
《混沌のワンド》
{3}
アーティファクト
{4}, {T}:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、インスタントかソーサリーであるカードが追放されるまで、自分のライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ追放する。あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その後これにより追放されて唱えられなかったカードをそのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
* 対戦相手は、インスタントかソーサリーであるカードを追放したなら、すぐにカードを追放することをやめる。あなたが、追放をやめるカード・タイプをどちらか1つ選ぶわけではない。
* 対戦相手が、インスタントかソーサリーであるカードを追放することなく、自分のライブラリー全体を追放してしまったなら、そのプレイヤーはカードの追放をやめて、追放したカードを無作為の順番で自分のライブラリーに置く。
* あなたが追放されたインスタントかソーサリーであるカードを唱えなかったなら、そのカードは他のカードとともにライブラリーの一番下に置かれる。
* 追放されたカードを唱えるなら、あなたはそれを、《混沌のワンド》の能力の解決中に唱えなければならない。あなたはそれを、そのターン、後になって唱えることはできない。これによって唱える呪文は、通常はそのタイプの呪文を唱えることができないタイミングであっても唱えることができるが、他の制約(たとえば、「この呪文は戦闘中にのみ唱えられる」のような制約)は適用される。
* 「マナ・コストを支払うことなく」カードを唱えるなら、代替コストの支払いを選択することはできない。しかし、追加コストを支払うことはできる。そのカードに、《苦しめる声》にあるような唱えるために必要な追加コストがあるなら、そのカードを唱えるにはそれを支払わなければならない。
* 追放されたカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、マナ・コストを支払うことなくそれを唱えるときには、Xの値として0を選ばなければならない。
《業火のヘリオン》
{3}{R}
クリーチャー ― ヘリオン
7/3
トランプル(このクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
各終了ステップの開始時に、このターン業火のヘリオンが攻撃したかブロックしていた場合、これのオーナーはこれを自分のライブラリーに加えて切り直す。
* 《業火のヘリオン》が、それの最後の能力の解決時に戦場に出ている場合にのみ、それのオーナーはそれを自分のライブラリーに加えて切り直す。
《ゴブリンの損壊名手》
{2}{R}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・戦士
3/3
あなたがコントロールしている他のゴブリンは+1/+1の修整を受ける。
ゴブリン1体を生け贄に捧げる:アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
* ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、そのターン中に《ゴブリンの損壊名手》が戦場を離れたなら、あなたがコントロールしている他のゴブリンに与えられた致死でないダメージが致死ダメージになることがある。
* 《ゴブリンの損壊名手》の能力のコストを支払うために、これ自身を生け贄に捧げてもよい。
コメント