『基本セット2019』リリースノートカード別注釈「は行」
2018年7月5日 リリースノート《墓起こし》(プレインズウォーカーデッキのみ)
{4}{B}{B}
クリーチャー ― 鳥・スピリット
5/5
飛行
{5}{B}{B}:あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをタップ状態で戦場に戻す。
* 《墓起こし》の能力は、それが戦場にある間にのみ起動できる。それは、それ自身をあなたの墓地から戻すことはできない。
《墓場からの復活》
{4}{B}
ソーサリー
墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。そのクリーチャーは、それの他の色やタイプに加えて黒のゾンビでもある。
* 《墓場からの復活》は以前の色やタイプを上書きしない。これは、色1色とサブタイプ1つを追加するものである。
* 通常は無色であるクリーチャーは黒になる。黒であり無色であるということにはならない。
* これよりも後になって生じる、影響を受けるクリーチャーの色を変える効果は、《墓場からの復活》の効果の一部を上書きする。つまり、そのクリーチャーはその新しい色のみになる。影響を受けるクリーチャーのタイプやサブタイプを変更する効果についても同様である。
《破滅の龍、ニコル・ボーラス》
{1}{U}{B}{R}
伝説のクリーチャー ― エルダー・ドラゴン
4/4
飛行
破滅の龍、ニコル・ボーラスが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれカード1枚を捨てる。
{4}{U}{B}{R}:破滅の龍、ニコル・ボーラスを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
/////
《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》
伝説のプレインズウォーカー ― ボーラス
7
+2:カードを2枚引く。
-3:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。覚醒の龍、ニコル・ボーラスはそれに10点のダメージを与える。
-4:墓地からクリーチャーかプレインズウォーカーであるカード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。
-12:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーの一番下以外のカードをすべて追放する。
* 《破滅の龍、ニコル・ボーラス》の戦場に出たときに誘発する能力の解決時には、まずターン順で次の対戦相手(対戦相手のターン中である場合は、その対戦相手自身)が、自分の手札にあるカード1枚を公開することなく選び、続いてターン順に他の各対戦相手も同様に選ぶ。その後、選ばれたカードがすべて同時に捨てられる。
* 《破滅の龍、ニコル・ボーラス》が、それのクリーチャーの面の起動型能力の起動後解決前に戦場を離れたなら、このカードはその移動先の領域に残る。それは追放されず、変身した状態で戻ることもない。
* 多人数戦では、プレイヤーがゲームから除外されたなら、そのプレイヤーがオーナーであるカードもすべて除外される。あなたがゲームから除外されるなら、あなたがコントロールしていて、《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》の3つ目の忠誠度能力によって他のプレイヤーの墓地から戦場に出されたパーマネントは追放される。
《反逆の行動》
{2}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。(このターン、それは攻撃したり{T}したりできる。)
* 《反逆の行動》は、アンタップ状態のものやあなたがすでにコントロールしているものも含め、どのクリーチャーでも対象とすることができる。
* クリーチャーのコントロールを得たとしても、それにつけられているオーラや装備品のコントロールは得られない。
《秘儀術師の檻》
{3}{W}
エンチャント
秘儀術師の檻が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。秘儀術師の檻が戦場を離れるまでそれを追放する。
* 《秘儀術師の檻》が、その誘発型能力が解決される前に戦場を離れたなら、対象としたパーマネントは追放されない。
* 追放されるパーマネントにつけられていたオーラは、オーナーの墓地に置かれる。装備品は、はずれて戦場に残る。追放されたパーマネントの上に置かれていたカウンターは消滅する。
* これによりトークンが追放されたなら、それは消滅し戦場に戻らない。
《火の血脈、サルカン》
{1}{R}{R}
伝説のプレインズウォーカー ― サルカン
3
+1:あなたはカード1枚を捨ててもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。
+1:望む色の組み合わせのマナ2点を加える。このマナは、ドラゴン・呪文を唱えるためにのみ使用できる。
-7:飛行を持つ赤の5/5のドラゴン・クリーチャー・トークンを4体生成する。
* 《火の血脈、サルカン》の2つ目の能力は忠誠度能力なので、マナ能力ではない。これはあなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。それはスタックを使うため、対応することができる。
* 「ドラゴン・呪文」とは、ドラゴンというサブタイプを持つ呪文のみを参照する。その呪文の名前は関係ない。たとえば、《ドラゴンの財宝》はドラゴン・呪文ではない。
《秘紋のアルマサウルス》
{1}{G}{G}
クリーチャー ― 恐竜
2/5
対戦相手がクリーチャーか土地の、マナ能力でない能力を起動するたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
* 起動型能力とはコロン(:)を含むものである。それは通常「[コスト]:[効果]」の形で書かれている。起動型能力を表すキーワード能力もある。それらは注釈文にコロンを含む。起動型マナ能力とは、解決時にマナを生み出す起動型能力である。起動コストがマナである能力のことではない。
* 《秘紋のアルマサウルス》の能力は、対戦相手が、手札にあるカードの能力(たとえば、『アモンケット』ブロックのサイクリング能力)や、墓地にあるカードの能力(たとえば、《骨ドラゴン》の能力)を起動しても誘発しない。それによりカードが戦場に出るとしても誘発しない。
* 《秘紋のアルマサウルス》の能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。誘発型能力の解決後、それを誘発させた起動型能力の解決前というタイミングで、プレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりできる。
《ビビアンの召致》
{5}{G}{G}
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを7枚見る。あなたはその中からクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。これによりクリーチャーが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。その戦場に出たクリーチャーは自身のパワーに等しい点数のダメージをその対象としたクリーチャーに与える。
* 《ビビアンの召致》を唱える際には、あなたは対象を選ばない。その呪文の解決中に、あなたはあなたが見たカードの中からクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。そうしたとき、別の能力が誘発する。あなたは、ダメージを与えるための、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象として選ぶ。
* ダメージが与えられる前にあなたが戦場に出したクリーチャーが戦場を離れたなら、戦場にあった最後の時点の情報を用いて、それが対象としたクリーチャーに与えるダメージの点数を決める。
《ビビアンのジャガー》(プレインズウォーカーデッキのみ)
{2}{G}
クリーチャー ― 猫・スピリット
3/2
到達(このクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる。)
{2}{G}:あなたの墓地からビビアンのジャガーをあなたの手札に戻す。この能力は、あなたがビビアン・プレインズウォーカーをコントロールしているときにのみ起動できる。
* ビビアン・プレインズウォーカーと《ビビアンのジャガー》に同時に致死ダメージが与えられた場合(たとえば、戦闘ダメージが与えられた場合)、それらは同時にオーナーの墓地に置かれる。ビビアンが戦場を離れる前に《ビビアンのジャガー》の最後の能力を起動することはできない。
《風景の変容》
{2}{G}{G}
ソーサリー
望む数の土地を生け贄に捧げる。あなたのライブラリーから、その数以下の枚数の土地・カードを探してタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
* あなたは《風景の変容》の解決の一部として土地を生け贄に捧げる。これは追加コストではない。《風景の変容》が打ち消されたなら、あなたは土地を生け贄に捧げない。
《変遷の龍、クロミウム》
{4}{W}{U}{B}
伝説のクリーチャー ― エルダー・ドラゴン
7/7
瞬速
この呪文は打ち消されない。
飛行
カード1枚を捨てる:ターン終了時まで、変遷の龍、クロミウムは基本のパワーとタフネスが1/1の人間になり、すべての能力を失い、呪禁を得る。このターン、これはブロックされない。
* 《変遷の龍、クロミウム》の最後の能力が解決された後では、そのターン中は、これはエルダー・ドラゴンではなくなる。ただしこれは依然として、「変遷の龍、クロミウム」という名前の伝説のクリーチャーである。
* 《変遷の龍、クロミウム》の起動型能力は、これの基本のパワーとタフネスを特定の値に設定するような、それ以前の効果をすべて上書きする。この能力の解決後に適用され始める、パワーやタフネスを特定の値に設定する効果は、この効果を上書きする。
* クリーチャーのパワーやタフネスを増やしたり減らしたりする効果(たとえば《剛力化》の効果)は、それがいつ効果を発揮し始めたかに関係なく、このクリーチャーに適用される。これは、パワーやタフネスを修整するカウンターや、パワーとタフネスを入れ替える効果についても同様である。
* 《変遷の龍、クロミウム》が、これの起動型能力の解決後に能力を得たなら、これはその能力を持ち続ける。
* 《変遷の龍、クロミウム》がブロックされた後で、これの最後の能力を起動しても、ブロックされていない状態にはならない。
《変態変異》
{1}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
変態変異が戦場に出るに際し、クリーチャー1体を選ぶ。
エンチャントされているクリーチャーは、その選ばれたクリーチャーのコピーになる。
* あなたはすでに戦場に出ているクリーチャーしか選べない。
* 《変態変異》は選ばれたクリーチャーに書かれていることをそのままコピーする(クリーチャーが別の何かをコピーしていたり、トークンであったりする場合を除く)。それはそのクリーチャーがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラや装備品がつけられているかどうかをコピーしない。また、パワー、タフネス、タイプ、色などを変える、コピー効果でない効果もコピーしない。
* コピーされる特性は《変態変異》の効果が最初に適用され始めたときに決まる。後になって選ばれたクリーチャーのコピー可能な値が変わったり、そのクリーチャーが戦場を離れたりしても、エンチャントされているクリーチャーの特性には影響しない。
* 選ばれたクリーチャーが他の何かをコピーしている場合(たとえば、選ばれたクリーチャーが他の《変態変異》にエンチャントされている場合)には、エンチャントされているクリーチャーは選ばれたクリーチャーがコピーしているもののコピーになる。
* 選ばれたクリーチャーがトークンであるなら、《変態変異》はそのトークンを戦場に出した効果に記されている元の特性をコピーする。この場合、エンチャントされているクリーチャーはトークンにはならない。
* エンチャントされているクリーチャーは、それが死亡する際も選ばれたクリーチャーのコピーなので、コピー効果により得た「このクリーチャーが死亡したとき」に誘発する能力は誘発する。それが通常持っている「このクリーチャーが死亡したとき」に誘発する能力は誘発しない。
* 何らかの理由によって《変態変異》が他のクリーチャーと同時に戦場に出たなら、エンチャントされているクリーチャーをそのクリーチャーのコピーにすることはできない。あなたはすでに戦場に出ていたクリーチャーしか選べない。
《包囲破りの巨人》
{3}{R}{R}
クリーチャー ― 巨人・戦士
6/3
トランプル(このクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
{3}{R}:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
* クリーチャーがブロックした後で《包囲破りの巨人》の最後の能力を起動しても、そのブロック・クリーチャーが戦闘から取り除かれたり、それがブロックしていたクリーチャーがブロックされていない状態になるわけではない。
《骨を灰に》
{2}{U}{U}
インスタント
クリーチャー・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
カードを1枚引く。
* 打ち消されないクリーチャー・呪文も、《骨を灰に》の適正な対象である。《骨を灰に》の解決時に、そのクリーチャー・呪文は打ち消されないが、あなたはカードを1枚引く。
《暴虐の龍、アスマディ》
{3}{B}{R}{G}
伝説のクリーチャー ― エルダー・ドラゴン
6/6
飛行
暴虐の龍、アスマディが攻撃するたび、プレイヤー1人につき、そのプレイヤーがコントロールしているパーマネント1つを対象とする。それらのプレイヤーはそれらのパーマネントを生け贄に捧げる。これによりパーマネントを生け贄に捧げた各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーの一番上のカードを公開し、その後それがパーマネント・カードであるならそれを戦場に出す。
* あなたは、生け贄に捧げる対象として、あなたのパーマネントも1つ選ばなければならない。
* 《暴虐の龍、アスマディ》の誘発型能力は、攻撃クリーチャー指定ステップ中に、ブロック・クリーチャーが選ばれる前に解決される。この能力の対象となったクリーチャーはブロックする時点では残っていないので、それではブロックできないが、この能力によって戦場に出たクリーチャーではブロックできる可能性がある。
* 対象としたパーマネントの中に生け贄に捧げられなかったものがあった場合(たとえば、そのうち1つが呪禁を得て不適正な対象になった場合)は、そのパーマネントのコントローラーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開したり戦場に出したりしない。
* パーマネントをコントロールしていないプレイヤーがいたなら、《暴虐の龍、アスマディ》の能力は適正な対象を取れないことになるので、スタックから取り除かれ、何の効果もない。
《暴君への敵対者、アジャニ》
{2}{W}{W}
伝説のプレインズウォーカー ― アジャニ
4
+1:クリーチャー最大2体を対象とし、それらの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。
-2:あなたの墓地から点数で見たマナ・コストが2以下のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
-7:あなたは「あなたの終了ステップの開始時に、絆魂を持つ白の1/1の猫・クリーチャー・トークンを3体生成する。」を持つ紋章を得る。
* 墓地にあるカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《冒涜された墓所》
{3}
アーティファクト
クリーチャー・カードが1枚以上あなたの墓地を離れるたび、飛行を持つ黒の1/1のコウモリ・クリーチャー・トークンを1体生成する。
* 《冒涜された墓所》の能力が1回誘発するたびに、あなたはコウモリ・トークンを1体生成する。あなたの墓地を離れたカードの枚数には関係ない。
《墓地解放》
{3}{B}{B}
エンチャント
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体生成する。
* あなたがコントロールしている他のクリーチャーが、《墓地解放》が戦場を離れるのと同時に死亡したなら、あなたはゾンビ・トークンを得る。
《ぼろぼろのミイラ》(プレインズウォーカーデッキのみ)
{1}{B}
クリーチャー ― ゾンビ・ジャッカル
1/2
ぼろぼろのミイラが死亡したとき、各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失う。
* 《ぼろぼろのミイラ》に致死ダメージが与えられるのと同時にあなたのライフ総量が0以下になったなら、それの誘発型能力がスタックに置かれる前にあなたはこのゲームに敗北する。
* 双頭巨人戦では、《ぼろぼろのミイラ》の誘発型能力により、対戦相手チームは4点のライフを失うことになる。
{4}{B}{B}
クリーチャー ― 鳥・スピリット
5/5
飛行
{5}{B}{B}:あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをタップ状態で戦場に戻す。
* 《墓起こし》の能力は、それが戦場にある間にのみ起動できる。それは、それ自身をあなたの墓地から戻すことはできない。
《墓場からの復活》
{4}{B}
ソーサリー
墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。そのクリーチャーは、それの他の色やタイプに加えて黒のゾンビでもある。
* 《墓場からの復活》は以前の色やタイプを上書きしない。これは、色1色とサブタイプ1つを追加するものである。
* 通常は無色であるクリーチャーは黒になる。黒であり無色であるということにはならない。
* これよりも後になって生じる、影響を受けるクリーチャーの色を変える効果は、《墓場からの復活》の効果の一部を上書きする。つまり、そのクリーチャーはその新しい色のみになる。影響を受けるクリーチャーのタイプやサブタイプを変更する効果についても同様である。
《破滅の龍、ニコル・ボーラス》
{1}{U}{B}{R}
伝説のクリーチャー ― エルダー・ドラゴン
4/4
飛行
破滅の龍、ニコル・ボーラスが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれカード1枚を捨てる。
{4}{U}{B}{R}:破滅の龍、ニコル・ボーラスを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
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《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》
伝説のプレインズウォーカー ― ボーラス
7
+2:カードを2枚引く。
-3:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。覚醒の龍、ニコル・ボーラスはそれに10点のダメージを与える。
-4:墓地からクリーチャーかプレインズウォーカーであるカード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。
-12:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーの一番下以外のカードをすべて追放する。
* 《破滅の龍、ニコル・ボーラス》の戦場に出たときに誘発する能力の解決時には、まずターン順で次の対戦相手(対戦相手のターン中である場合は、その対戦相手自身)が、自分の手札にあるカード1枚を公開することなく選び、続いてターン順に他の各対戦相手も同様に選ぶ。その後、選ばれたカードがすべて同時に捨てられる。
* 《破滅の龍、ニコル・ボーラス》が、それのクリーチャーの面の起動型能力の起動後解決前に戦場を離れたなら、このカードはその移動先の領域に残る。それは追放されず、変身した状態で戻ることもない。
* 多人数戦では、プレイヤーがゲームから除外されたなら、そのプレイヤーがオーナーであるカードもすべて除外される。あなたがゲームから除外されるなら、あなたがコントロールしていて、《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》の3つ目の忠誠度能力によって他のプレイヤーの墓地から戦場に出されたパーマネントは追放される。
《反逆の行動》
{2}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。(このターン、それは攻撃したり{T}したりできる。)
* 《反逆の行動》は、アンタップ状態のものやあなたがすでにコントロールしているものも含め、どのクリーチャーでも対象とすることができる。
* クリーチャーのコントロールを得たとしても、それにつけられているオーラや装備品のコントロールは得られない。
《秘儀術師の檻》
{3}{W}
エンチャント
秘儀術師の檻が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。秘儀術師の檻が戦場を離れるまでそれを追放する。
* 《秘儀術師の檻》が、その誘発型能力が解決される前に戦場を離れたなら、対象としたパーマネントは追放されない。
* 追放されるパーマネントにつけられていたオーラは、オーナーの墓地に置かれる。装備品は、はずれて戦場に残る。追放されたパーマネントの上に置かれていたカウンターは消滅する。
* これによりトークンが追放されたなら、それは消滅し戦場に戻らない。
《火の血脈、サルカン》
{1}{R}{R}
伝説のプレインズウォーカー ― サルカン
3
+1:あなたはカード1枚を捨ててもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。
+1:望む色の組み合わせのマナ2点を加える。このマナは、ドラゴン・呪文を唱えるためにのみ使用できる。
-7:飛行を持つ赤の5/5のドラゴン・クリーチャー・トークンを4体生成する。
* 《火の血脈、サルカン》の2つ目の能力は忠誠度能力なので、マナ能力ではない。これはあなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。それはスタックを使うため、対応することができる。
* 「ドラゴン・呪文」とは、ドラゴンというサブタイプを持つ呪文のみを参照する。その呪文の名前は関係ない。たとえば、《ドラゴンの財宝》はドラゴン・呪文ではない。
《秘紋のアルマサウルス》
{1}{G}{G}
クリーチャー ― 恐竜
2/5
対戦相手がクリーチャーか土地の、マナ能力でない能力を起動するたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
* 起動型能力とはコロン(:)を含むものである。それは通常「[コスト]:[効果]」の形で書かれている。起動型能力を表すキーワード能力もある。それらは注釈文にコロンを含む。起動型マナ能力とは、解決時にマナを生み出す起動型能力である。起動コストがマナである能力のことではない。
* 《秘紋のアルマサウルス》の能力は、対戦相手が、手札にあるカードの能力(たとえば、『アモンケット』ブロックのサイクリング能力)や、墓地にあるカードの能力(たとえば、《骨ドラゴン》の能力)を起動しても誘発しない。それによりカードが戦場に出るとしても誘発しない。
* 《秘紋のアルマサウルス》の能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。誘発型能力の解決後、それを誘発させた起動型能力の解決前というタイミングで、プレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりできる。
《ビビアンの召致》
{5}{G}{G}
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを7枚見る。あなたはその中からクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。これによりクリーチャーが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。その戦場に出たクリーチャーは自身のパワーに等しい点数のダメージをその対象としたクリーチャーに与える。
* 《ビビアンの召致》を唱える際には、あなたは対象を選ばない。その呪文の解決中に、あなたはあなたが見たカードの中からクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。そうしたとき、別の能力が誘発する。あなたは、ダメージを与えるための、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象として選ぶ。
* ダメージが与えられる前にあなたが戦場に出したクリーチャーが戦場を離れたなら、戦場にあった最後の時点の情報を用いて、それが対象としたクリーチャーに与えるダメージの点数を決める。
《ビビアンのジャガー》(プレインズウォーカーデッキのみ)
{2}{G}
クリーチャー ― 猫・スピリット
3/2
到達(このクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる。)
{2}{G}:あなたの墓地からビビアンのジャガーをあなたの手札に戻す。この能力は、あなたがビビアン・プレインズウォーカーをコントロールしているときにのみ起動できる。
* ビビアン・プレインズウォーカーと《ビビアンのジャガー》に同時に致死ダメージが与えられた場合(たとえば、戦闘ダメージが与えられた場合)、それらは同時にオーナーの墓地に置かれる。ビビアンが戦場を離れる前に《ビビアンのジャガー》の最後の能力を起動することはできない。
《風景の変容》
{2}{G}{G}
ソーサリー
望む数の土地を生け贄に捧げる。あなたのライブラリーから、その数以下の枚数の土地・カードを探してタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
* あなたは《風景の変容》の解決の一部として土地を生け贄に捧げる。これは追加コストではない。《風景の変容》が打ち消されたなら、あなたは土地を生け贄に捧げない。
《変遷の龍、クロミウム》
{4}{W}{U}{B}
伝説のクリーチャー ― エルダー・ドラゴン
7/7
瞬速
この呪文は打ち消されない。
飛行
カード1枚を捨てる:ターン終了時まで、変遷の龍、クロミウムは基本のパワーとタフネスが1/1の人間になり、すべての能力を失い、呪禁を得る。このターン、これはブロックされない。
* 《変遷の龍、クロミウム》の最後の能力が解決された後では、そのターン中は、これはエルダー・ドラゴンではなくなる。ただしこれは依然として、「変遷の龍、クロミウム」という名前の伝説のクリーチャーである。
* 《変遷の龍、クロミウム》の起動型能力は、これの基本のパワーとタフネスを特定の値に設定するような、それ以前の効果をすべて上書きする。この能力の解決後に適用され始める、パワーやタフネスを特定の値に設定する効果は、この効果を上書きする。
* クリーチャーのパワーやタフネスを増やしたり減らしたりする効果(たとえば《剛力化》の効果)は、それがいつ効果を発揮し始めたかに関係なく、このクリーチャーに適用される。これは、パワーやタフネスを修整するカウンターや、パワーとタフネスを入れ替える効果についても同様である。
* 《変遷の龍、クロミウム》が、これの起動型能力の解決後に能力を得たなら、これはその能力を持ち続ける。
* 《変遷の龍、クロミウム》がブロックされた後で、これの最後の能力を起動しても、ブロックされていない状態にはならない。
《変態変異》
{1}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
変態変異が戦場に出るに際し、クリーチャー1体を選ぶ。
エンチャントされているクリーチャーは、その選ばれたクリーチャーのコピーになる。
* あなたはすでに戦場に出ているクリーチャーしか選べない。
* 《変態変異》は選ばれたクリーチャーに書かれていることをそのままコピーする(クリーチャーが別の何かをコピーしていたり、トークンであったりする場合を除く)。それはそのクリーチャーがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラや装備品がつけられているかどうかをコピーしない。また、パワー、タフネス、タイプ、色などを変える、コピー効果でない効果もコピーしない。
* コピーされる特性は《変態変異》の効果が最初に適用され始めたときに決まる。後になって選ばれたクリーチャーのコピー可能な値が変わったり、そのクリーチャーが戦場を離れたりしても、エンチャントされているクリーチャーの特性には影響しない。
* 選ばれたクリーチャーが他の何かをコピーしている場合(たとえば、選ばれたクリーチャーが他の《変態変異》にエンチャントされている場合)には、エンチャントされているクリーチャーは選ばれたクリーチャーがコピーしているもののコピーになる。
* 選ばれたクリーチャーがトークンであるなら、《変態変異》はそのトークンを戦場に出した効果に記されている元の特性をコピーする。この場合、エンチャントされているクリーチャーはトークンにはならない。
* エンチャントされているクリーチャーは、それが死亡する際も選ばれたクリーチャーのコピーなので、コピー効果により得た「このクリーチャーが死亡したとき」に誘発する能力は誘発する。それが通常持っている「このクリーチャーが死亡したとき」に誘発する能力は誘発しない。
* 何らかの理由によって《変態変異》が他のクリーチャーと同時に戦場に出たなら、エンチャントされているクリーチャーをそのクリーチャーのコピーにすることはできない。あなたはすでに戦場に出ていたクリーチャーしか選べない。
《包囲破りの巨人》
{3}{R}{R}
クリーチャー ― 巨人・戦士
6/3
トランプル(このクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
{3}{R}:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
* クリーチャーがブロックした後で《包囲破りの巨人》の最後の能力を起動しても、そのブロック・クリーチャーが戦闘から取り除かれたり、それがブロックしていたクリーチャーがブロックされていない状態になるわけではない。
《骨を灰に》
{2}{U}{U}
インスタント
クリーチャー・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
カードを1枚引く。
* 打ち消されないクリーチャー・呪文も、《骨を灰に》の適正な対象である。《骨を灰に》の解決時に、そのクリーチャー・呪文は打ち消されないが、あなたはカードを1枚引く。
《暴虐の龍、アスマディ》
{3}{B}{R}{G}
伝説のクリーチャー ― エルダー・ドラゴン
6/6
飛行
暴虐の龍、アスマディが攻撃するたび、プレイヤー1人につき、そのプレイヤーがコントロールしているパーマネント1つを対象とする。それらのプレイヤーはそれらのパーマネントを生け贄に捧げる。これによりパーマネントを生け贄に捧げた各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーの一番上のカードを公開し、その後それがパーマネント・カードであるならそれを戦場に出す。
* あなたは、生け贄に捧げる対象として、あなたのパーマネントも1つ選ばなければならない。
* 《暴虐の龍、アスマディ》の誘発型能力は、攻撃クリーチャー指定ステップ中に、ブロック・クリーチャーが選ばれる前に解決される。この能力の対象となったクリーチャーはブロックする時点では残っていないので、それではブロックできないが、この能力によって戦場に出たクリーチャーではブロックできる可能性がある。
* 対象としたパーマネントの中に生け贄に捧げられなかったものがあった場合(たとえば、そのうち1つが呪禁を得て不適正な対象になった場合)は、そのパーマネントのコントローラーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開したり戦場に出したりしない。
* パーマネントをコントロールしていないプレイヤーがいたなら、《暴虐の龍、アスマディ》の能力は適正な対象を取れないことになるので、スタックから取り除かれ、何の効果もない。
《暴君への敵対者、アジャニ》
{2}{W}{W}
伝説のプレインズウォーカー ― アジャニ
4
+1:クリーチャー最大2体を対象とし、それらの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。
-2:あなたの墓地から点数で見たマナ・コストが2以下のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
-7:あなたは「あなたの終了ステップの開始時に、絆魂を持つ白の1/1の猫・クリーチャー・トークンを3体生成する。」を持つ紋章を得る。
* 墓地にあるカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《冒涜された墓所》
{3}
アーティファクト
クリーチャー・カードが1枚以上あなたの墓地を離れるたび、飛行を持つ黒の1/1のコウモリ・クリーチャー・トークンを1体生成する。
* 《冒涜された墓所》の能力が1回誘発するたびに、あなたはコウモリ・トークンを1体生成する。あなたの墓地を離れたカードの枚数には関係ない。
《墓地解放》
{3}{B}{B}
エンチャント
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体生成する。
* あなたがコントロールしている他のクリーチャーが、《墓地解放》が戦場を離れるのと同時に死亡したなら、あなたはゾンビ・トークンを得る。
《ぼろぼろのミイラ》(プレインズウォーカーデッキのみ)
{1}{B}
クリーチャー ― ゾンビ・ジャッカル
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ぼろぼろのミイラが死亡したとき、各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失う。
* 《ぼろぼろのミイラ》に致死ダメージが与えられるのと同時にあなたのライフ総量が0以下になったなら、それの誘発型能力がスタックに置かれる前にあなたはこのゲームに敗北する。
* 双頭巨人戦では、《ぼろぼろのミイラ》の誘発型能力により、対戦相手チームは4点のライフを失うことになる。
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