《白金の帝像》
{8}
アーティファクト・クリーチャー ― ゴーレム8/8
あなたのライフ総量は変化できない。

・《白金の帝像》の能力はダメージを軽減するわけではない。これは、ダメージの結果を変更するものである。たとえば、絆魂を持つクリーチャーがあなたにダメージを与えるなら、あなたはライフを失わないが、それのコントローラーはその点数分のライフを得る。同様に、あなたがコントロールしていて絆魂を持つクリーチャーが他のプレイヤーにダメージを与えるなら、そのプレイヤーはライフを失うが、あなたはライフを得ない。
・あなたにダメージが与えられるたびに誘発する能力は誘発する。なぜなら、結果としてあなたのライフ総量は変化していないが、そのダメージは与えられているからである。
・通常ならあなたがライフを得たり失ったりする呪文や能力も、解決される。しかし、ライフを得たりライフを失ったりするという部分には効果がないだけである。
・あなたは、0点以外の点数のライフの支払いを含むコストを支払うことはできない。ただし、あなたは、あなたがダメージを与えられることを選択することはできる。そのダメージによってあなたのライフ総量は変化しないが、それを選択できる。
・あなたがライフを得ることを含むコスト(たとえば、対戦相手の《激励》の代替コスト)は、支払うことはできない。
・あなたがライフを得ることを何らかの他のイベントに置換する効果は適用されない。なぜなら、あなたがライフを得ることは不可能だからである。
・何らかのイベントをあなたがライフを得ることに置換する効果(たとえば、《崇拝の言葉》)やあなたがライフを失うことに置換する効果は、結果として該当するイベントを何もしないことに置換する。
・何らかの効果によって、あなたのライフ総量が一定の点数になるなら、効果のその部分は何もしない。
・何らかの効果によって、あなたが他のプレイヤーとライフ総量を交換するなら、その交換は起きない。どちらのプレイヤーのライフ総量も変わらない。
・統率者戦で、統率者によってあなたに与えられたダメージも数に入れる。そのダメージによってあなたがライフを失わないとしても関係ない。


《発生器の召使い》
{1}{R}
クリーチャー ― エレメンタル2/1
{T}, 発生器の召使いを生け贄に捧げる:{C}{C}を加える。このマナがクリーチャー・呪文のために使用されたなら、ターン終了時まで、それは速攻を得る。

・このマナが異なるクリーチャー・呪文2つのために使用されたなら、ターン終了時まで、それらの呪文(と、結果としてなるクリーチャー)はそれぞれ速攻を得る。
・クリーチャー・呪文の代替コストや追加コストのみに不特定マナが含まれていた場合も、そのクリーチャーは速攻を得る。
・インスタントやソーサリーである呪文はクリーチャー・呪文ではない。その呪文がクリーチャー・トークンを生成するとしても関係ない。
・このマナがクリーチャーでない呪文のために使用され、そのターン、後になってそれがクリーチャーになったとしても、そのクリーチャーは速攻を得ない。


《繁殖力》
{2}{G}
エンチャント
クリーチャーが1体死亡するたび、そのクリーチャーのコントローラーはカードを1枚引いてもよい。

・多人数戦でプレイヤーがゲームに敗北したなら、そのプレイヤーがコントロールしている誘発型能力はスタックから取り除かれ、そのプレイヤーからそれ以上追加されることもない。つまり、対戦相手がコントロールしているクリーチャーが、あなたが《繁殖力》をコントロールしている間に死亡し、かつ、《繁殖力》の誘発型能力の解決前にあなたがゲームに敗北したという場合(たとえば、そのクリーチャーの死亡と同時にあなたがゲームに敗北した場合)には、そのプレイヤーはカードを引かない。


《バザールの大魔術師》
{1}{U}
クリーチャー ― 人間・ウィザード0/1
{T}:カードを2枚引き、その後カード3枚を捨てる。

・対象になったプレイヤーは、カードを2枚引きカード3枚を捨てるということを、この起動型能力の解決中にすべて行う。この2つの手順の間には何も起きず、どのプレイヤーも処理を行うことはできない。


《パッチワーク・ノーム》
{3}
アーティファクト・クリーチャー ― ノーム2/1
カード1枚を捨てる:パッチワーク・ノームを再生する。

・あなたは1ターン中に《パッチワーク・ノーム》の能力を2回以上起動できる。《パッチワーク・ノーム》を破壊しようとしているものがなくても、《パッチワーク・ノーム》がすでにタップされていても起動できる。


《引き裂かれし永劫、エムラクール》
{15}
伝説のクリーチャー ― エルドラージ15/15
この呪文は打ち消されない。
あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
飛行、プロテクション(有色の呪文)、滅殺6
引き裂かれし永劫、エムラクールがいずれかの領域から墓地に置かれたとき、これのオーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。

・《引き裂かれし永劫、エムラクール》の2つ目の能力は、あなたがそれを唱える際に誘発する。その能力は元の呪文自身よりも先に解決される。それは、その呪文が何らかの理由でスタックから取り除かれたとしても解決される。
・《引き裂かれし永劫、エムラクール》は、(《イオン化》のような)呪文を打ち消す呪文の対象となり得る。その呪文は解決されるが、その効果のうち《引き裂かれし永劫、エムラクール》を打ち消すという部分は何もしない。その呪文が持つ他の効果は通常通り作用する。
・「有色の呪文」は「有色のカード」と同義ではない。たとえばクリーチャーは、唱えられるときは呪文であるものの、戦場にあるときは呪文ではないので、《引き裂かれし永劫、エムラクール》をブロックすることができる。また、パーマネントが戦場に出ることによって誘発する誘発型能力(たとえば、《払拭の光》の能力)が、それを対象にできる。
・《引き裂かれし永劫、エムラクール》は、有色のオーラ・呪文の対象にはなれないが、有色のオーラを、《引き裂かれし永劫、エムラクール》をエンチャントしている状態で戦場に出すことはできる。


《火》
{1}{R}インスタント
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー、1つか2つを対象とする。火はそれらに2点のダメージをあなたの望むように分割して与える。
//
《氷》
{1}{U}インスタント
パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
カードを1枚引く。

・分割カードの点数で見たマナ・コストは、その2つの半分が持つマナ・コスト両方を足したものである。つまり、《火+氷》の点数で見たマナ・コストは4である。あなたがそれを唱えた後では、あなたが唱えなかった半分は無視され、結果として生じる呪文の点数で見たマナ・コストは2である。
・分割カードは、単一のカード1枚である。たとえば、あなたが《火+氷》を捨てたなら、あなたはカードを1枚捨てたことになる。2枚ではない。何らかの効果が、あなたの墓地にあるインスタント・カードの枚数を見るなら、《火+氷》で1枚分である。2枚分ではない。
・分割カードは、それぞれ名前を2つ持つ。何らかの効果がカード名1つを選ぶように指示したなら、《火》か《氷》を選ぶことはできるが、両方を選ぶことはできない。
・ダメージの分割は、あなたが《火》を唱える際に行う。解決時ではない。各対象にはそれぞれ少なくとも1点のダメージを割り振らなければならない。つまり、あなたが《火》を唱える際には、対象を1つ選んでそれに2点のダメージを与えるか、対象を2つ選んでそれらにそれぞれ1点のダメージを与えるか、どちらかを選ぶことになる。
・《火》がクリーチャー2体を対象として、その一方が不適正な対象になったなら、残りの対象に1点のダメージを与える。2点ではない。
・《氷》の解決時に、対象としたパーマネントが不適正な対象になっていたなら、この呪文は解決されず、あなたはカードを引かない。


《火翼のフェニックス》
{3}{R}
クリーチャー ― フェニックス4/2飛行
{1}{R}{R}{R}:あなたの墓地から火翼のフェニックスをあなたの手札に戻す。

・《火翼のフェニックス》の能力は、これがあなたの墓地にあるときにのみ起動できる。


《貧民街の刈り取るもの》
{3}{B}
クリーチャー ― ホラー4/2
貧民街の刈り取るものが戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれクリーチャー1体を生け贄に捧げる。

・《貧民街の刈り取るもの》の能力の解決時に、まず現在のターンを進行しているプレイヤーが自分がコントロールしているクリーチャーを選ぶ。その後、他の各プレイヤーもターン順に同じことを行うが、そのとき自分よりも先にされたプレイヤーの選択を知っていることになる。その後、選ばれたクリーチャーがすべて同時に生け贄に捧げられる。
・あるプレイヤーがクリーチャーをコントロールしていなければ、そのプレイヤーは何も生け贄に捧げないだけである。その場合も他の各プレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
・《貧民街の刈り取るもの》のコントローラーは、それの能力によりそれ自身を生け贄に捧げることができる。


《封じ込める僧侶》
{1}{W}
クリーチャー ― 人間・クレリック2/2瞬速
トークンでないクリーチャーが、それが唱えられることなく戦場に出るなら、代わりにそれを追放する。

・《封じ込める僧侶》の最後の能力は、トークンでないクリーチャーであっても唱えられたものには影響しない。これには、墓地などの特殊な領域から唱えられたものも含まれる。
・《封じ込める僧侶》の最後の能力は、クリーチャー・トークンが戦場に出ることを妨げない。すでに戦場に出ているクリーチャーにも影響しない。
・クリーチャーでないカードが、唱えられることなくクリーチャーとして戦場に出る場合(たとえば、《機械の行進》の効果が作用する場合)、それは追放される。同様に、クリーチャー・カードが、唱えられることなくクリーチャーでないパーマネント(たとえば、信心が十分ではない《太陽の神、ヘリオッド》など)として戦場に出る場合、それは追放されない。
・《封じ込める僧侶》が唱えられることなく戦場に出た場合は、それの能力はそれ自身を追放しない。
・《封じ込める僧侶》が、他のクリーチャーと同時に戦場に出る場合は、それの能力はそれらのクリーチャーに影響を与えない。


《復讐蔦》
{2}{G}{G}
クリーチャー ― エレメンタル4/3速攻
あなたが呪文を唱えるたび、それがこのターンにあなたが唱えた2つ目のクリーチャー・呪文である場合、あなたはあなたの墓地から復讐蔦を戦場に戻してもよい。

・あなたが1ターン中に2つ目のクリーチャー・呪文を唱え、《復讐蔦》があなたの墓地にあったなら、《復讐蔦》の2つ目の能力が誘発し、スタック上でその呪文の上に置かれる。能力が解決され、あなたはそのクリーチャー・呪文の解決よりも先に《復讐蔦》を戦場に戻す。その能力は、そのクリーチャー・呪文が打ち消されたとしても解決される。
・《復讐蔦》の誘発型能力は、あなたがそのターン中で2つ目のクリーチャー・呪文を唱え終わった時点で《復讐蔦》がすでに墓地にあり、かつ、その能力が解決されるまで墓地にあり続けていた場合ににみ機能する。
・《復讐蔦》の誘発型能力は、ターン全体の中であなたが呪文を唱えた回数を見る。《復讐蔦》があなたの墓地にある間に唱えられた呪文のみではない。たとえば、あなたがクリーチャー・呪文を唱え、その後で《復讐蔦》が墓地に置かれ、その後であなたが他のクリーチャー・呪文を唱えたなら、《復讐蔦》の能力は誘発する。
・《復讐蔦》の能力は、あなたが1ターン中に唱えた2つ目のクリーチャー・呪文によってのみ誘発する。3つ目、4つ目、それ以降では誘発しない。また、あなたがターン中に唱えたクリーチャーでない呪文は関係ない。この能力はクリーチャー・呪文のみを見る。


《復讐に燃えた再誕》
{4}{R}{G}ソーサリー
あなたの墓地からカード1枚と、プレイヤー1人かクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。その前者をあなたの手札に戻す。これにより土地でないカードをあなたの手札に戻したなら、復讐に燃えた再誕はその後者に、その前者の点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージを与える。
復讐に燃えた再誕を追放する。

・あなたは《復讐に燃えた再誕》により土地・カードを手札に戻してもよい。そうした場合は、対象としたパーマネントかプレイヤーにダメージを与えないだけである。
・対象としたパーマネントかプレイヤーが不適正な対象になっても、対象とした墓地にあるカードが不適正になっていなければ、そのカードは手札に戻る。ただし、ダメージは与えない。その後《復讐に燃えた再誕》は追放される。
・対象とした墓地にあるカードが不適正な対象になり、対象としたパーマネントかプレイヤーは不適正になっていなければ、そのカードは手札に戻らず、ダメージも与えない(なぜなら、「これにより土地でないカードをあなたの手札に戻した」のではないからである)。その後《復讐に燃えた再誕》は追放される。
・両方の対象が不適正になっていたなら、《復讐に燃えた再誕》は解決されず、あなたの墓地に置かれる。


《不浄な飢え》
{3}{B}{B}インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
魔巧 ― あなたの墓地にインスタントやソーサリーであるカードが2枚以上あるなら、あなたは2点のライフを得る。

・墓地にあるインスタントかソーサリーであるカードを数える時点では、《不浄な飢え》はまだスタック上にある。それ自身は数に入れない。


《不浄なる者、ミケウス》
{3}{B}{B}{B}
伝説のクリーチャー ― ゾンビ・クレリック5/5威嚇
人間が1体あなたにダメージを与えるたび、それを破壊する。
あなたがコントロールしていて人間でない他のクリーチャーは、+1/+1の修整を受け不死を持つ。(不死を持つクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていない場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)

・《不浄なる者、ミケウス》の能力は、人間があなたにダメージを与えたならば誘発する。これには、戦闘ダメージでないダメージを与えられた場合も、あなたがコントロールしている人間がダメージを与えた場合も含まれる。
・人間があなたに戦闘ダメージを与えるのと同時に《不浄なる者、ミケウス》に致死ダメージが与えられたなら、《不浄なる者、ミケウス》の誘発型能力は誘発する。《不浄なる者、ミケウス》が戦場を離れたとしても、その人間は破壊される。
・あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれていない人間・クリーチャーと《不浄なる者、ミケウス》が同時に死亡したなら、《不浄なる者、ミケウス》によってそのクリーチャーが得ていた不死能力が誘発し、それは戦場に戻される。
・《不浄なる者、ミケウス》によって他の人間でないクリーチャーが得る+1/+1の修整はカウンターではない。それは不死の誘発を妨げない。


《放浪する勇者》
{1}{W}
クリーチャー ― 人間・モンク3/1
放浪する勇者がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたが青か赤のパーマネントをコントロールしている場合、あなたはカードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。

・《放浪する勇者》の能力は、それがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えた直後にあなたが青か赤のパーマネントをコントロールしていないなら誘発しない。
・あなたがコントロールしている唯一の青か赤のパーマネントがクリーチャーであり、それに致死ダメージが与えられるのと同時に《放浪する勇者》が戦闘ダメージを与えた場合、《放浪する勇者》の能力は誘発する。
・あなたが《放浪する勇者》の能力の解決時に青か赤のパーマネントをコントロールしていない場合、あなたはカードを捨てたり引いたりできない。ただし、あなたが能力の解決時にコントロールしている青か赤のパーマネントは、それの誘発時にコントロールしていたものでなくてもよい。


《捕食》
{G}ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。

・《捕食》の解決時に、一方の対象が不適正な対象であったなら、どちらのクリーチャーもダメージを与えも与えられもしない。


《骨塚のワーム》
{1}{G}
クリーチャー ― ワーム*/*
骨塚のワームのパワーとタフネスは、それぞれあなたの墓地にあるクリーチャー・カードの総数に等しい。

・《骨塚のワーム》のパワーとタフネスを決める能力は、戦場のみでなくすべての領域で機能する。《骨塚のワーム》があなたの墓地にあれば、それ自身も数に入れる。


《亡霊招き》
{W/B}インスタント
墓地からカード1枚を対象とし、それを追放する。飛行を持ち白であり黒である1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを1体生成する。

・《亡霊招き》の解決時に、対象としたカードが不適正な対象になっていたなら、この呪文は解決されず、あなたはトークンを生成しない。

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