《鏡の盾》
{2}アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは+0/+2の修整を受け、呪禁と「接死を持つクリーチャーが1体、これをブロックするか、これにブロックされた状態になるたび、そのクリーチャーを破壊する。」を持つ。
装備{2}({2}:あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)

《鏡の盾》が与える能力は、戦闘ダメージが与えられる前に誘発し解決される。そのクリーチャーは、装備しているクリーチャーに戦闘ダメージを与えたり、それにダメージを与えられたりしない。
接死を持つクリーチャーが装備しているクリーチャーをブロックし、その後破壊されても、装備しているクリーチャーはブロックされたままである。装備しているクリーチャーは、トランプルを持っていないかぎり、攻撃しているプレイヤーやプレインズウォーカーに戦闘ダメージを与えない。
接死を持たないクリーチャーが、装備しているクリーチャーをブロックするかそれにブロックされた後では、装備しているクリーチャーではない方のクリーチャーが接死を得ても、《鏡の盾》が与えた能力は誘発しない。

《影槍》
{1}伝説のアーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受けトランプルと絆魂を持つ。
{1}:ターン終了時まで、対戦相手がコントロールしているパーマネントは呪禁と破壊不能を失う。
装備{2}

《影槍》の2つ目の能力は、それがクリーチャーに装備されているかどうかに関係なく起動できる。
《影槍》の2つ目の能力の解決後に、呪禁や破壊不能を持つパーマネントが対戦相手のコントロール下で戦場に出るなら、あなたが再び《影槍》の2つ目の能力を起動しないかぎり、それはその能力を失わない。《影槍》の2つ目の能力の解決後に、対戦相手のパーマネントが破壊不能や呪禁を得た場合も同様である。
ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、《影槍》の2つ目の能力が解決したなら、破壊不能を持つクリーチャーがそのターン中に受けていたそれ以前のダメージによって破壊されることがある。

《鍛冶で鍛えられしアナックス》
{1}{R}{R}
伝説のクリーチャー・エンチャント ― 亜神
*/3
鍛冶で鍛えられしアナックスのパワーは、あなたの赤への信心に等しい。(あなたの赤への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる{R}の総数である。)
鍛冶で鍛えられしアナックスか、他の、あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、「このクリーチャーではブロックできない。」を持つ赤の1/1のサテュロス・クリーチャー・トークンを1体生成する。そのクリーチャーのパワーが4以上であったなら、代わりにそのトークンを2体生成する。

《鍛冶で鍛えられしアナックス》のパワーを決める能力は、戦場のみでなくすべての領域で作用する。
《鍛冶で鍛えられしアナックス》が、あなたがコントロールしていてトークンでない他のクリーチャーと同時に死亡したなら、それの能力はそれらそれぞれについて誘発する。
あなたがトークンを2体生成するかどうかを判定するためには、死亡したクリーチャーの、死亡する直前のパワーを見る。
あなたが《鍛冶で鍛えられしアナックス》のコピーであるトークンを生成したなら、そのコピーが死亡したときにも、《鍛冶で鍛えられしアナックス》のコピーであるトークンの最後の能力が誘発する。

《狩りに喚ばれしレナータ》
{2}{G}{G}
伝説のクリーチャー・エンチャント ― 亜神
*/3
狩りに喚ばれしレナータのパワーは、あなたの緑への信心に等しい。(あなたの緑への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる{G}の総数である。)
他の、あなたがコントロールしている各クリーチャーは、それぞれ+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。

《狩りに喚ばれしレナータ》のパワーを決める能力は、戦場のみでなくすべての領域で作用する。
あなたがコントロールしているクリーチャーが、通常は+1/+1カウンターが置かれていない状態で戦場に出るなら、《狩りに喚ばれしレナータ》の2つ目の能力によって、それは+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出るようになる。
クリーチャーが《狩りに喚ばれしレナータ》と同時に戦場に出るなら、それは追加の+1/+1カウンターを得ない。

《枯れ息吹のカトブレパス》
{4}{B}{B}
クリーチャー ― ビースト
3/2
枯れ息吹のカトブレパスが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。Xはあなたの黒への信心に等しい。(あなたの黒への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる{B}の総数である。)

Xの値は、誘発型能力の解決時にのみ決定する。その後であなたの黒への信心が変化したとしても、そのターン、後になってXの値が変化することはない。
《記憶からの束縛》
{U}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-4/-0の修整を受ける。占術2を行う。
《記憶からの束縛》を解決する時に、対象としたクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、この呪文は解決されず、あなたは占術2を行わない。

《記憶を飲み込むもの》
{U}{B}
クリーチャー ― ナイトメア
2/1
カードが1枚以上あなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれるたび、ターン終了時まで、記憶を飲み込むものは+1/+1の修整を受け、このターン、これはブロックされない。
{1}{U}{B}あなたのライブラリーの一番上のカードをあなたの墓地に置く。

《記憶を飲み込むもの》の誘発型能力は、カードがあなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれた回数1回につき+1/+1のみの修整を受ける。同時に何枚のカードが墓地に置かれても関係ない。
《記憶を飲み込むもの》がブロックされた後では、(たとえば、それの起動型能力を起動したことにより)それの誘発型能力が解決されたとしても、ブロックが変更されたり解除されたりしない。

《キオーラ、海神を打ち倒す》
{5}{U}{U}
エンチャント ― 英雄譚
(この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 呪禁を持つ青の8/8のクラーケン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
II ― 対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールしていて土地でないパーマネントをすべてタップする。それらは、そのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
III ― 対戦相手がコントロールしているパーマネント1つを対象とし、それのコントロールを得る。それをアンタップする。

対象とした対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネントのうち2つ目の章能力の解決時にすでにタップ状態であったものは、再びタップされることはないが、それのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
2つ目の章能力では、《キオーラ、海神を打ち倒す》がそのプレイヤーの次のアンタップ・ステップよりも前に戦場を離れたとしても、該当するパーマネントはタップ状態のままになる。
2つ目の章能力の解決後に、対象としたプレイヤーのコントロール下になった土地でないパーマネントは、通常通りアンタップする。
2つ目の章能力はプレイヤーを対象とする。パーマネントではない。これにより、呪禁を持つパーマネントもタップされ得る。
3つ目の章能力のコントロール変更効果は永続する。クリンナップ・ステップ中に終わらない。ただし多人数戦では、あなたがゲームから除外されるとこの効果は消滅する。

《奇怪な具現》
{2}{G}{U}エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、あなたは他のエンチャント1つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーから点数で見たマナ・コストがその生け贄に捧げたエンチャントの点数で見たマナ・コストに1を足した値に等しいクリーチャー・カード1枚を探し、戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。

《奇怪な具現》の能力の解決時に、複数のエンチャントを生け贄に捧げることはできない。それにより複数のクリーチャーを得るということはできない。
戦場にあるエンチャントやライブラリーにあるクリーチャー・カードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。

《急嵐のトリクス》
{3}{U}{U}
伝説のクリーチャー ― エレメンタル・巨人
4/5瞬速飛行
あなたが、点数で見たマナ・コストが5以上の呪文を唱えるコストは{1}少なくなり、その呪文は打ち消されない。

呪文の総コストを決定するには、あなたが支払うマナ・コストか代替コストにコストの増加を加え、その後コストの減少(たとえば、《急嵐のトリクス》によるもの)を適用する。その呪文を唱えるための総コストがどうなっても、それの点数で見たマナ・コストは変わらない。
マナ・コストに{X}を含む呪文では、Xとして選ばれた値を用いて、その呪文の点数で見たマナ・コストを決定する。
《急嵐のトリクス》の最後の能力は、それが呪文である間は、それ自身には適用されない。
呪文を打ち消す呪文や能力で、あなたがコントロールしていて点数で見たマナ・コストが5以上の呪文を対象することはできる。その呪文や能力の解決時に、あなたの呪文は打ち消されないが、その呪文や能力が持つ追加の効果は生じる。
あなたが唱えた点数で見たマナ・コストが5以上の呪文がスタック上にある間に《急嵐のトリクス》が戦場に出た場合、その呪文は打ち消されないが、唱えるコストは{1}少なくならない。
プレイヤーは、《急嵐のトリクス》を除去してあなたが唱える呪文のコストを増やすことはできないが、《急嵐のトリクス》を除去して自分の呪文や能力であなたの呪文を打ち消せるようにすることはできる。

《驚異の造り手、ダラコス》
{1}{U}{R}
伝説のクリーチャー ― マーフォーク・工匠2/4
{T}:{C}{C}を加える。このマナは、アーティファクト・呪文を唱えるためか、アーティファクトの能力を起動するためにのみ使用できる。
あなたがコントロールしていて装備しているクリーチャーは飛行と速攻を持つ。

《驚異の造り手、ダラコス》の1つ目の能力が生み出したマナは、戦場にないアーティファクト・カードの能力を起動したり、アーティファクトの誘発型能力のコストを支払ったりするために使用することはできない。
「装備しているクリーチャー」とは、装備品が1つ以上つけられているクリーチャーを意味する。装備品でもあるクリーチャーは、装備しているクリーチャーではない。

《恐怖を彫る者、アショク》(プレインズウォーカーデッキのカード)
{4}{U}{B}
伝説のプレインズウォーカー ― アショク4
+2:カードを1枚引く。各プレイヤーは、自分のライブラリーの一番上からカードを2枚自分の墓地に置く。
-5:墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。
-11:対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャーすべてのコントロールを得る。

《恐怖を彫る者、アショク》の最後の能力の効果は永続する。ターンの終了時や、《恐怖を彫る者、アショク》が戦場を離れたときにも、消滅しない。
多人数戦で、プレイヤーがゲームから除外されたなら、そのプレイヤーがオーナーであるカードもすべて除外される。あなたがゲームから除外されたなら、《恐怖を彫る者、アショク》の2つ目の能力によってあなたがコントロールしていたパーマネントは追放され、《恐怖を彫る者、アショク》の最後の能力のコントロール効果は終了する。

《魚態形成》
{2}{U}エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーはすべての能力を失い、基本のパワーとタフネスが0/1の青の魚である。

影響を受けるクリーチャーが、《魚態形成》がつけられた後で能力を得たなら、それはその能力を持ち続ける。
《魚態形成》は、エンチャントしているクリーチャーが持つ色とクリーチャー・タイプをすべて上書きする。それはただの青の魚になる。そのクリーチャーに特殊タイプ(たとえば、「伝説の」)があれば、それは保持する。他のカード・タイプ(たとえば、「エンチャント」)があれば、それも保持する。
《魚態形成》の能力は、そのクリーチャーの基本のパワーとタフネスを特定の値に設定するそれ以前の効果をすべて上書きする。《魚態形成》がクリーチャーにつけられた後で効果が適用され始める、パワーやタフネスを特定の値に設定する効果は、この効果を上書きする。
クリーチャーのパワーやタフネスを修整する効果は、それがいつ効果を発揮し始めたかに関係なく、そのクリーチャーに適用される。パワーやタフネスを修整するカウンターについても同様である。
《魚態形成》は、一時的にクリーチャーになっているパーマネント(たとえば、機体)をエンチャントしてもよい。この場合には、そのクリーチャーがクリーチャーでなくなると、状況起因処理によって、《魚態形成》はオーナーの墓地に置かれる。
ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、《魚態形成》がクリーチャーにつけられた状態になったなら、そのターン中にそれが受けていた致死でないダメージが致死ダメージになることがある。

《鎖巣網のアラクニル》
{G}クリーチャー ― 蜘蛛
1/2到達
鎖巣網のアラクニルが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて飛行を持つクリーチャー1体を対象とする。これはそれに、これのパワーに等しい点数のダメージを与える。
脱出―{3}{G}{G}, あなたの墓地から他のカード4枚を追放する。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれの脱出コストで唱えてもよい。)
鎖巣網のアラクニルは+1/+1カウンターが3個置かれた状態で脱出する。

《鎖巣網のアラクニル》が、それの誘発型能力の解決前に戦場を離れたなら、それが戦場にあった最後のときのパワーを用いてダメージの点数を決定する。

《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》
{2}{B}{G}
伝説のクリーチャー ― ゾンビ・ハイドラ0/0
鎖を解かれしもの、ポルクラノスは+1/+1カウンターが6個置かれた状態で戦場に出る。これは+1/+1カウンターが代わりに12個置かれた状態で脱出する。
鎖を解かれしもの、ポルクラノスの上に+1/+1カウンターが置かれている間にこれがダメージを受けるなら、そのダメージを軽減し、これの上からそれに等しい数の+1/+1カウンターを取り除く。
{1}{B}{G}:他のクリーチャー1体を対象とする。鎖を解かれしもの、ポルクラノスはそれと格闘を行う。
脱出―{4}{B}{G}, あなたの墓地から他のカード6枚を追放する。

《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》の上に置かれている+1/+1カウンターの数よりも大きいダメージが《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》に与えられるなら、そのダメージをすべて軽減し、それらのカウンターをすべて取り除く。ほとんどの場合、これにより《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》のタフネスは0になるので、これはオーナーの墓地に置かれる。
《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》が軽減できないダメージを受けた場合は、そのダメージは与えられ、同時にあなたはそれの上からその点数に等しい数の+1/+1カウンターを取り除く。これらはすべて、《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》に致死ダメージが与えられたかどうかを見る前に行われる。
《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》の起動型能力を解決する時に、対象としたクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、この能力は解決されない。《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》が戦場になかったなら、対象としたクリーチャーはダメージを与えも受けもしない。

《苦悶の悔恨》
{1}{B}ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたは、その中から土地でないカード1枚か、そのプレイヤーの墓地からカード1枚を選ぶ。そのカードを追放する。あなたは1点のライフを失う。
あなたが対戦相手の墓地からカードを選ぶなら、土地・カードを選んでもよい。

あなたは、可能なら追放するカードを選ばなければならない。対戦相手の手札に土地でないカードがなければ、あなたはそのプレイヤーの墓地からカードを追放しなければならない。逆も同様である。
あなたがカードを選んでからそれを追放するまでの間には、どのプレイヤーも処理を行えない。
対戦相手の手札に土地でないカードがなく、そのプレイヤーの墓地にカードが1枚もないなら、あなたは単に1点のライフを失う。

《苦悶の侍祭》
{2}{B}{G}
クリーチャー ― 人間・クレリック2/3
苦悶の侍祭が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを2枚あなたの墓地に置く。その後、あなたはあなたの墓地からパーマネント・カード1枚をあなたの手札に戻してもよい。

「パーマネント・カード」とは、アーティファクトやクリーチャーやエンチャントや土地やプレインズウォーカーであるカードのことである。
《苦悶の侍祭》の能力により戻すカードは、それの能力により墓地に置いたばかりのカードでもよい。なぜなら、この能力は、戻すカードを対象としないからである。

《食らいつくし》
{3}{B}インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを追放する。あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたの墓地に置いてもよい。
《食らいつくし》を解決する時に、対象としたクリーチャーやプレインズウォーカーが不適正な対象になっていたなら、この呪文は解決されない。あなたは、ライブラリーの一番上のカードを見ることも移動させることもない。
ライブラリーの一番上のカードを墓地に置かなければ、それはライブラリーの一番上に残る。

《クローティスの企図》
{5}{G}ソーサリー
ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャーは+X/+Xの修整を受ける。Xはあなたの緑への信心に等しい。(あなたの緑への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる{G}の総数である。)

Xの値は《クローティスの企図》の解決時に決定する。その後であなたの緑への信心が変化したとしても、そのターン、後になってXの値が変化することはない。
《クローティスの企図》は、それの解決時にあなたがコントロールしていたクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってあなたがコントロールし始めたクリーチャーは+X/+Xの修整を受けない。

《敬虔な旅人》
{W}クリーチャー ― 人間・スカウト1/2
星座 ― エンチャントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+1の修整を受ける。

クリーチャー・エンチャントがあなたのコントロール下で戦場に出たときには、《敬虔な旅人》の能力はそれを対象にできる。

《啓蒙の敵》
{5}{B}
クリーチャー・エンチャント ― デーモン
5/5飛行
啓蒙の敵は、すべての対戦相手の手札にあるカード1枚につき-1/-1の修整を受ける。
あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーはそれぞれカード1枚を捨てる。

《啓蒙の敵》のパワーとタフネスを修整する能力は、それが戦場にある間にのみ適用される。
呪文や能力により対戦相手がカードを1枚以上引くなら、その呪文や能力が解決され終わるのを待ち、その後で《啓蒙の敵》のタフネスが0になっていて死亡するかどうかを判定する。その呪文か能力に、そのプレイヤーの手札のカードを減らす効果もあるなら、《啓蒙の敵》が一時的に0/0クリーチャーになっても死亡しないことがある。
最後の能力の解決時には、まずあなたが手札にあるカードを公開することなく選び、続いて他の各プレイヤーがターン順にそれぞれ同じように選ぶ。その後、選ばれたカードがすべて同時に捨てられる。
カードを捨てることができないプレイヤーがいれば、そのプレイヤーは飛ばし、他のプレイヤーはカードを捨てる。

《ケイラメトラの恩恵》
{W}インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受ける。それが、クリーチャー・エンチャントやエンチャントされているクリーチャーであるなら、ターン終了時まで、加えてそれは呪禁と破壊不能を得る。(それは対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象にならない。ダメージや「破壊」と書かれた効果では、それは破壊されない。)

対象としたクリーチャーがエンチャントされているかどうか、それがエンチャントであるかどうかは、《ケイラメトラの恩恵》の解決中にのみ見る。後になって、それがエンチャントされたりエンチャントされていない状態になったりしても(または希に、後になってエンチャントでなくなったとしても)、それは呪禁や破壊不能を得たり失ったりしない。

《嫌悪の悪魔》(Theme Boosterのカード)
{5}{B}{B}
クリーチャー ― デーモン
7/7飛行、トランプル
嫌悪の悪魔がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
クリーチャーに致死ダメージが与えられるのと同時に、《嫌悪の悪魔》がそのクリーチャーのコントローラーに戦闘ダメージを与えたなら、そのプレイヤーはそのクリーチャーを生け贄に捧げることはできない。

《下僕の復活》
{2}{B}エンチャント ― オーラ瞬速
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーが死亡したとき、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。

《下僕の復活》がトークン・クリーチャーをエンチャントしていたなら、そのクリーチャーは死亡したときに戦場に戻らない。下僕はよく考えて選ぶ必要がある。
多人数戦で、プレイヤーがゲームから除外されたなら、そのプレイヤーがオーナーであるカードもすべて除外される。あなたがゲームから除外されたなら、《下僕の復活》によってあなたがコントロールしていたクリーチャーは追放される。

《幻惑する竪琴》
{3}アーティファクト
あなたは、あなたのアンタップ・ステップに幻惑する竪琴をアンタップしないことを選んでもよい。
{X}, {T}:パワーがX以下のクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。幻惑する竪琴がタップ状態であり続けているかぎり、それはそれのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。

《幻惑する竪琴》の起動型能力は、すでにタップ状態のクリーチャーも対象にできる。《幻惑する竪琴》がタップ状態であり続けているかぎり、そのクリーチャーはアンタップしない。
《幻惑する竪琴》が戦場を離れたなら、それはタップ状態ではなくなるので、そのクリーチャーは通常通りアンタップできる。
《幻惑する竪琴》が、それの起動型能力の解決前にアンタップ状態になったなら、対象としたクリーチャーはタップされるが、それは通常通りアンタップできる。起動型能力の解決前に《幻惑する竪琴》が再びタップ状態になったとしても、その点は変わらない。
《幻惑する竪琴》の能力を解決する時に、対象としたクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、この能力は解決されない。そのクリーチャーはタップされず、通常通りアンタップできる。
《幻惑する竪琴》の能力の解決後に対象としたクリーチャーのパワーが増加しても、それには効果が適用され続け、通常通りにアンタップすることはない。
《幻惑する竪琴》がタップ状態でなくなった後でも、そのクリーチャーは即座にアンタップ状態になるわけではない。

《荒涼とした心のエレボス》
{3}{B}
伝説のクリーチャー・エンチャント ― 神
5/6破壊不能
あなたの黒への信心が5未満であるかぎり、荒涼とした心のエレボスはクリーチャーではない。
他の、あなたがコントロールしているクリーチャーが1体死亡するたび、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。
{1}{B}, 他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-2/-1の修整を受ける。

《荒涼とした心のエレボス》の誘発型能力の解決中に、ライフを3点以上支払うことはできない。そうしてカードを2枚以上引くようなことはできない。
あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーが死亡するのと同時に《荒涼とした心のエレボス》が死亡したなら、それの誘発型能力が、それらのクリーチャー1体につき1回誘発する。
《荒涼とした心のエレボス》の最後の能力は、それのコストを支払うために生け贄に捧げるクリーチャーを対象にできる。その場合、その能力は解決されないが、《荒涼とした心のエレボス》の誘発型能力が誘発する。

《混乱したサイクロプス》
{3}{R}
クリーチャー ― サイクロプス
4/4到達
対戦相手がコントロールしているクリーチャーが2体以上攻撃するたび、この戦闘で、混乱したサイクロプスではブロックできない。

対戦相手がコントロールしているクリーチャー2体以上が攻撃した後では、《混乱したサイクロプス》の誘発型能力の解決前にそれらの攻撃クリーチャーが1体を除いてすべて戦場を離れたとしても、《混乱したサイクロプス》ではブロックできない。
「共有チーム・ターン」選択ルールを用いるゲーム(たとえば、双頭巨人戦)では、《混乱したサイクロプス》の能力は、2人以上のプレイヤーがそれぞれ1体のみのクリーチャーで攻撃した場合にも誘発する。

《傲慢の翼》
{2}アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは飛行を持つ。
傲慢の翼を生け贄に捧げる:このターン、装備しているクリーチャーはブロックされない。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。
装備{1}({1}:あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)

《傲慢の翼》が、あなたがコントロールしていないクリーチャーにつけられているなら、そのクリーチャーがブロックされないという能力を起動することはできるが、次の終了ステップの開始時にそのクリーチャーを生け贄に捧げることはできない。
あなたが「ターン終了時まで」クリーチャーのコントロールを得たなら、あなたの終了ステップの間にそれをコントロールしているのはあなたである。《傲慢の翼》を使ってそのクリーチャーを太陽のすぐ近くまで飛んでいかせたなら、あなたはそれを生け贄に捧げる。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索