《悪魔の職工》
{b/g}{b/g}
クリーチャー ― ナイトメア
1/1
悪魔の職工は、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき+1/+1の修整を受ける。
{X}{b/g}, {T}, 他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから、点数で見たマナ・コストがX以下のクリーチャー・カード1枚を探し、戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
《悪魔の職工》の1つ目の能力は、それが戦場にある間にのみ機能する。
ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、そのターン中にクリーチャー・カードがあなたの墓地を離れたなら、《悪魔の職工》が受けていた致死でないダメージが致死ダメージになることがある。
ライブラリーにあるカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《集めるもの、ウモーリ》
{2}{b/g}{b/g}
伝説のクリーチャー ― ウーズ
4/5
相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っていて土地でない各カードが、すべて共通のカード・タイプを持っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、あなたは1回のみゲームの外部からこれを唱えてもよい。)
集めるもの、ウモーリが戦場に出るに際し、カード・タイプ1つを選ぶ。
あなたがその選ばれたタイプの呪文を唱えるためのコストは{1}少なくなる。
「アーティファクト」「クリーチャー」「エンチャント」「インスタント」「プレインズウォーカー」「ソーサリー」などがカード・タイプである。特殊タイプ(たとえば「伝説の」)やサブタイプ(たとえば「ウーズ」)はカード・タイプではない。
《集めるもの、ウモーリ》の相棒の条件を満たすためには、あなたの開始時のデッキに入っている土地でないカードすべてが持つカード・タイプが1つ存在しなければならない。たとえば、土地でない各カードがそれぞれ、アーティファクト・クリーチャーかクリーチャー・エンチャントかクリーチャーのいずれかであるなら、この条件は満たされる。しかし、アーティファクト・クリーチャーとアーティファクトとクリーチャーが入っているなら、条件を満たさない。
デッキに入っている土地・カードは、他のカードと共通していようといまいと、土地以外のタイプをどれだけ持っていてもよい。
呪文の不特定マナのコストを減らす効果(たとえば、《集めるもの、ウモーリ》の効果)は、その呪文が必要とする色マナを減らすことはできない。
《安全維持》
{1}{U}
インスタント
あなたがコントロールしているパーマネントを対象としている呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
カードを1枚引く。
打ち消されない呪文も《安全維持》の適正な対象である。《安全維持》の解決時に、その呪文は打ち消されないが、あなたはカードを1枚引く。
《安全維持》は、少なくとも1つの対象があなたがコントロールしているパーマネントであるかぎり、複数の対象を持つ呪文を対象とすることができる。
対象とした呪文の対象であった、あなたがコントロールしているパーマネントが戦場を離れたなら、その呪文は《安全維持》の適正な対象ではなくなる。他方、その対象であったパーマネントがその対象の呪文の対象として不適正になったとしてもあなたのコントロール下で戦場に残っているなら、その対象の呪文は《安全維持》の適正な対象である。
《安堵の再会》
{1}{R}
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、カード2枚を捨てる。
カードを3枚引く。
カードを2枚捨てることは追加コストなので、手札に他のカードが少なくとも2枚なければ《安堵の再会》を唱えることはできない。
《息詰まる噴煙》
{2}{B}
インスタント
ターン終了時まで、対戦相手がコントロールしているクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
サイクリング{2}({2}, このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
《息詰まる噴煙》は、その解決時に対戦相手がコントロールしているクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってそのプレイヤーがコントロールし始めたクリーチャーは-1/-1の修整を受けない。
《威厳あるレオサウルス》
{R}{W}
クリーチャー ― 恐竜・猫
2/2
変容{1}{r/w}{r/w}(あなたがこの呪文をこれの変容コストで唱えるなら、あなたがオーナーであり人間でないクリーチャー1体を対象とし、これをそれの上か下に置く。これらは、一番上のクリーチャーに、その下にある能力すべてを加えたものに変容する。)
このクリーチャーが変容するたび、ターン終了時まで、他の、あなたがコントロールしているクリーチャーは+2/+1の修整を受ける。
《威厳あるレオサウルス》の最後の能力は、それの解決時にあなたがコントロールしていた他のクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってあなたがコントロールし始めたクリーチャーは+2/+1の修整を受けない。
《一時的な連帯》
{3}{R}
ソーサリー
あなたが威迫を持つクリーチャーをコントロールしているなら、この呪文を唱えるためのコストは{3}少なくなる。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
呪文の総コストを決定するには、あなたが支払うマナ・コストか代替コストにコストの増加を加え、その後コストの減少(たとえば、《一時的な連帯》によるもの)を適用する。その呪文を唱えるための総コストがどうなっても、それの点数で見たマナ・コストは変わらない。
あなたが《一時的な連帯》を唱えると宣言してからその呪文のコストを支払い終えるまでは、どのプレイヤーも他の処理を行うことはできない。特に、あなたが威迫を持つクリーチャーをコントロールしているかどうかを、対戦相手が変更しようとすることはできない。
《一時的な連帯》は、あなたがそれを唱え終えた後では、あなたが威迫を持つクリーチャーをコントロールしなくなっても影響を受けない。追加で{3}を支払う必要はない。
《一時的な連帯》はクリーチャーであればどれでも対象にできる。すでにあなたがコントロールしているものやアンタップ状態のものでもよい。
《イルーナの神話》
{2}{U}{U}
ソーサリー
パーマネント1つを対象とし、それのコピーであるトークンを1つ生成する。この呪文を唱えるために{R}{G}が支払われていたなら、代わりに、「このパーマネントが戦場に出たとき、これがクリーチャーである場合、あなたがコントロールしていないクリーチャー最大1体を対象とする。これはそれと格闘を行う。」を持つことを除きそのパーマネントのコピーであるトークンを1つ生成する。
そのトークンはコピー元のパーマネントに書かれていることをそのままコピーするが、それ以外のことはコピーしない(そのパーマネントが別の何かをコピーしていたりトークンであったりする場合を除く。その場合については後述)。それはそのパーマネントがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラや装備品がつけられているかどうかをコピーしない。また、パワー、タフネス、タイプ、色などを変化させるコピー効果でない効果もコピーしない。
コピー元のパーマネントのマナ・コストに{X}が含まれている場合は、Xは0として扱う。
コピー元のパーマネントが他の何かをコピーしている場合は、トークンはそのパーマネントがコピーしているものとなって戦場に出る。
コピー元のパーマネントがトークンであるなら、《イルーナの神話》によって生成されるトークンは、コピー元のトークンを生成した効果に記されている元の特性をコピーする。
コピー元のパーマネントの戦場に出たときに誘発する能力は、このトークンが戦場に出たときにも誘発する。コピー元のパーマネントが持つ「[このパーマネント]が戦場に出るに際し」や「[このパーマネント]は~状態で戦場に出る」の能力も機能する。
オーラがトークンとして生成される場合のようにオーラが唱えられずに戦場に出たなら、それが戦場に出る際に、そのオーラのコントローラーになるはずのプレイヤーが、それがエンチャントするものを選ぶ。これにより戦場に出るオーラは何も対象としない(よってそのオーラを、たとえば対戦相手の呪禁を持つパーマネントにつけることもできる)が、そのオーラのエンチャント能力により、それをつけられるものが制限される。オーラ・トークンを適正に何かにつけることができなければ、それは生成されない。
この呪文を唱えるために{R}{G}が支払われていたなら、トークンは追加の能力を持つ。後になって、何かがそのトークンをコピーするなら、そのコピーもその能力を持つ。
そのトークンが戦場に出た直後にそれがクリーチャーでなかったなら、それに与えられた能力は誘発しない。それが戦場に出た後で、そのトークンをクリーチャーにするような処理を行うことはできない。
そのトークンの与えられた能力を解決する時に、対象としたクリーチャーが不適正な対象であったり、そのトークンがクリーチャーでなかったりしたなら、その能力は解決されない。その能力の解決時に、対象は適正であってもトークンが戦場になかったなら、その対象としたクリーチャーはダメージを与えも受けもしない。
《永遠獣の突撃》
{2}{G}
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの手札からクリーチャー・カード1枚を公開する。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。永遠獣の突撃はそれに、その公開したカードのパワーに等しい点数のダメージを与える。
《永遠獣の突撃》を唱えるためには、ちょうど1枚のカードを公開する必要がある。カードを公開せずにこの呪文を唱えることはできず、複数枚のカードを公開することもできない。公開したカードは、《永遠獣の突撃》が解決されるまで公開されたままになる。
《永遠獣の突撃》の解決時にその公開したカードがあなたの手札にあるままなら、それはそのカードのパワーに基づいてダメージを与える。そのカードがあなたの手札を離れていたなら、《永遠獣の突撃》はそのカードがあなたの手札を離れる直前のパワーに基づいてダメージを与える。
《永遠の頂点、ブロコス》
{2}{B}{G}{U}
伝説のクリーチャー ― ナイトメア・ビースト・エレメンタル
6/6
変容{2}{(u/b)}{G}{G}(あなたがこの呪文をこれの変容コストで唱えるなら、あなたがオーナーであり人間でないクリーチャー1体を対象とし、これをそれの上か下に置く。これらは、一番上のクリーチャーに、その下にある能力すべてを加えたものに変容する。)
トランプル
あなたは、あなたの墓地から永遠の頂点、ブロコスを、これの変容能力を使って唱えてもよい。
《永遠の頂点、ブロコス》の最後の能力が与える許諾によって、あなたがそれを唱えられるタイミングが変わることはない。
《永遠の頂点、ブロコス》を、それの最後の能力が与える許諾によって唱えるなら、それを唱えるためにそれの変容コストを支払わなければならない。それのマナ・コストや他の代替コストの支払いを選ぶことはできない。
他の効果によって墓地から《永遠の頂点、ブロコス》を唱える許諾を得たなら、その許諾に関連するコストによってそれを唱えてもよい。
《獲物貫き、オボシュ》
{3}{b/r}{b/r}
伝説のクリーチャー ― ヘリオン・ホラー
3/5
相棒 ― あなたの開始時のデッキに、点数で見たマナ・コストが奇数のカードと土地・カードのみが入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、あなたは1回のみゲームの外部からこれを唱えてもよい。)
あなたがコントロールしていて点数で見たマナ・コストが奇数である発生源がパーマネントやプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりに、それはそのパーマネントかプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。
ライブラリーにあるカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
マナ・コストに{X}を含む呪文では、Xとして選ばれた値を用いて、その呪文の点数で見たマナ・コストを決定する。他の領域にあるパーマネントやカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《獲物貫き、オボシュ》をコントロールしている間に、あなたがコントロールしていてトランプルを持つクリーチャーがブロック・クリーチャーに戦闘ダメージを与えるなら、あなたは修整前のダメージを割り振らなければならない。たとえば、トランプルを持つ3/3のクリーチャーが、2/2のクリーチャー1体によってブロックされたなら、防御プレイヤーには1点のダメージを割り振ることができる。その後、ブロック・クリーチャーに4点のダメージを与え、防御プレイヤーに2点のダメージを与えることになる。
《貪欲な巨体獣》の効果など、あなたが複数の対象にダメージを分割する効果では、2倍にしていない修整前のダメージを分割しなければならない。
プレイヤーかパーマネントが受けるダメージを複数の置換効果や軽減効果が変更するなら、そのプレイヤーかそのパーマネントのコントローラーがそれらを適用する順番を選ぶ。
《大いなるサンドワーム》
{5}{G}{G}
クリーチャー ― ワーム
7/7
大いなるサンドワームは、パワーが2以下のクリーチャーによってはブロックされない。
サイクリング{2}({2}, このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
パワーが3以上のクリーチャーが《大いなるサンドワーム》をブロックした後では、そのブロック・クリーチャーのパワーが変わっても、《大いなるサンドワーム》がブロックされていない状態になるわけではない。
《オゾリス》
{1}
伝説のアーティファクト
あなたがコントロールしているクリーチャーが1体戦場を離れるたび、それの上にカウンターが置かれていた場合、オゾリスの上にそれらのカウンターを置く。
あなたのターンの戦闘の開始時に、オゾリスの上にカウンターが置かれていた場合、クリーチャー1体を対象とする。あなたはオゾリスの上からすべてのカウンターをそれの上に移動してもよい。
《オゾリス》の1つ目の能力は、戦場を離れたクリーチャーの上からカウンターを取り除いて移動するわけではない。そのクリーチャーの上に置かれていた各種類のカウンターをそれぞれそれと同数《オゾリス》の上に置くのである。特に、何らかの方法であなたが《オゾリス》を2つコントロールしていたなら、それらの両方が、戦場を離れたクリーチャーの上に置かれていたものと同じ種類同じ個数のカウンターを、それぞれ得ることになる。同様に、そのクリーチャーに、それが戦場を離れたときに誘発するそれの上に置かれていたカウンターの個数を参照する能力があったなら、その能力は、その能力よりも《オゾリス》の1つ目の能力の方が先に解決された場合にも、そのパーマネントの上に置かれていたカウンターの個数を使用することになる。
《オゾリス》の上に+1/+1カウンターが置かれても、それがクリーチャーにならないかぎり効果はない。《オゾリス》の上にキーワード・カウンターが置かれたなら、それはキーワードを得るが、実質的な効果はないかもしれない。たとえば、クリーチャーでないアーティファクトに飛行があっても不釣り合いなだけである。しかしクリーチャーでないアーティファクトの呪禁は完全に有用である。
《オゾリス》の最後の能力の解決時に、あなたはカウンターを移動するかどうかを選ぶ。
対象としたクリーチャーの上に《オゾリス》から一部のカウンターのみを移動することはできない。
《オゾリス》の最後の能力を解決する時までに、対象としたクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、その能力は解決されず、《オゾリス》の上からカウンターを取り除かない。
《オゾリス》が、それの最後の能力の誘発後解決前というタイミングで戦場を離れたなら、それの上からカウンターを対象としたクリーチャーの上へ移動することはできない。
《驚くべき発育》
{1}{U}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは基本のパワーとタフネスが4/4の青の海蛇になる。
サイクリング{1}({1}, このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
《驚くべき発育》は、影響を受けるクリーチャーの色やクリーチャー・タイプやパワーやタフネスを特定の値に設定するそれ以前の効果をすべて上書きする。《驚くべき発育》の解決後に適用が開始される、それらの特性を特定の値に設定する他の効果は、この効果を上書きする。
影響を受けるクリーチャーのパワーやタフネスを設定するのではなく修整する効果は、それがいつ効果を発揮し始めたかに関係なく適用される。クリーチャーのパワーやタフネスを修整するカウンターも同様である。
影響を受けるクリーチャーは、それが海蛇になったときにも能力を失わない。
ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、基本のタフネスが4になることにより、対象としたクリーチャーが受けていた致死でないダメージが致死ダメージになることがある。
{b/g}{b/g}
クリーチャー ― ナイトメア
1/1
悪魔の職工は、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき+1/+1の修整を受ける。
{X}{b/g}, {T}, 他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから、点数で見たマナ・コストがX以下のクリーチャー・カード1枚を探し、戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
《悪魔の職工》の1つ目の能力は、それが戦場にある間にのみ機能する。
ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、そのターン中にクリーチャー・カードがあなたの墓地を離れたなら、《悪魔の職工》が受けていた致死でないダメージが致死ダメージになることがある。
ライブラリーにあるカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《集めるもの、ウモーリ》
{2}{b/g}{b/g}
伝説のクリーチャー ― ウーズ
4/5
相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っていて土地でない各カードが、すべて共通のカード・タイプを持っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、あなたは1回のみゲームの外部からこれを唱えてもよい。)
集めるもの、ウモーリが戦場に出るに際し、カード・タイプ1つを選ぶ。
あなたがその選ばれたタイプの呪文を唱えるためのコストは{1}少なくなる。
「アーティファクト」「クリーチャー」「エンチャント」「インスタント」「プレインズウォーカー」「ソーサリー」などがカード・タイプである。特殊タイプ(たとえば「伝説の」)やサブタイプ(たとえば「ウーズ」)はカード・タイプではない。
《集めるもの、ウモーリ》の相棒の条件を満たすためには、あなたの開始時のデッキに入っている土地でないカードすべてが持つカード・タイプが1つ存在しなければならない。たとえば、土地でない各カードがそれぞれ、アーティファクト・クリーチャーかクリーチャー・エンチャントかクリーチャーのいずれかであるなら、この条件は満たされる。しかし、アーティファクト・クリーチャーとアーティファクトとクリーチャーが入っているなら、条件を満たさない。
デッキに入っている土地・カードは、他のカードと共通していようといまいと、土地以外のタイプをどれだけ持っていてもよい。
呪文の不特定マナのコストを減らす効果(たとえば、《集めるもの、ウモーリ》の効果)は、その呪文が必要とする色マナを減らすことはできない。
《安全維持》
{1}{U}
インスタント
あなたがコントロールしているパーマネントを対象としている呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
カードを1枚引く。
打ち消されない呪文も《安全維持》の適正な対象である。《安全維持》の解決時に、その呪文は打ち消されないが、あなたはカードを1枚引く。
《安全維持》は、少なくとも1つの対象があなたがコントロールしているパーマネントであるかぎり、複数の対象を持つ呪文を対象とすることができる。
対象とした呪文の対象であった、あなたがコントロールしているパーマネントが戦場を離れたなら、その呪文は《安全維持》の適正な対象ではなくなる。他方、その対象であったパーマネントがその対象の呪文の対象として不適正になったとしてもあなたのコントロール下で戦場に残っているなら、その対象の呪文は《安全維持》の適正な対象である。
《安堵の再会》
{1}{R}
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、カード2枚を捨てる。
カードを3枚引く。
カードを2枚捨てることは追加コストなので、手札に他のカードが少なくとも2枚なければ《安堵の再会》を唱えることはできない。
《息詰まる噴煙》
{2}{B}
インスタント
ターン終了時まで、対戦相手がコントロールしているクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
サイクリング{2}({2}, このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
《息詰まる噴煙》は、その解決時に対戦相手がコントロールしているクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってそのプレイヤーがコントロールし始めたクリーチャーは-1/-1の修整を受けない。
《威厳あるレオサウルス》
{R}{W}
クリーチャー ― 恐竜・猫
2/2
変容{1}{r/w}{r/w}(あなたがこの呪文をこれの変容コストで唱えるなら、あなたがオーナーであり人間でないクリーチャー1体を対象とし、これをそれの上か下に置く。これらは、一番上のクリーチャーに、その下にある能力すべてを加えたものに変容する。)
このクリーチャーが変容するたび、ターン終了時まで、他の、あなたがコントロールしているクリーチャーは+2/+1の修整を受ける。
《威厳あるレオサウルス》の最後の能力は、それの解決時にあなたがコントロールしていた他のクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってあなたがコントロールし始めたクリーチャーは+2/+1の修整を受けない。
《一時的な連帯》
{3}{R}
ソーサリー
あなたが威迫を持つクリーチャーをコントロールしているなら、この呪文を唱えるためのコストは{3}少なくなる。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
呪文の総コストを決定するには、あなたが支払うマナ・コストか代替コストにコストの増加を加え、その後コストの減少(たとえば、《一時的な連帯》によるもの)を適用する。その呪文を唱えるための総コストがどうなっても、それの点数で見たマナ・コストは変わらない。
あなたが《一時的な連帯》を唱えると宣言してからその呪文のコストを支払い終えるまでは、どのプレイヤーも他の処理を行うことはできない。特に、あなたが威迫を持つクリーチャーをコントロールしているかどうかを、対戦相手が変更しようとすることはできない。
《一時的な連帯》は、あなたがそれを唱え終えた後では、あなたが威迫を持つクリーチャーをコントロールしなくなっても影響を受けない。追加で{3}を支払う必要はない。
《一時的な連帯》はクリーチャーであればどれでも対象にできる。すでにあなたがコントロールしているものやアンタップ状態のものでもよい。
《イルーナの神話》
{2}{U}{U}
ソーサリー
パーマネント1つを対象とし、それのコピーであるトークンを1つ生成する。この呪文を唱えるために{R}{G}が支払われていたなら、代わりに、「このパーマネントが戦場に出たとき、これがクリーチャーである場合、あなたがコントロールしていないクリーチャー最大1体を対象とする。これはそれと格闘を行う。」を持つことを除きそのパーマネントのコピーであるトークンを1つ生成する。
そのトークンはコピー元のパーマネントに書かれていることをそのままコピーするが、それ以外のことはコピーしない(そのパーマネントが別の何かをコピーしていたりトークンであったりする場合を除く。その場合については後述)。それはそのパーマネントがタップ状態であるかアンタップ状態であるか、その上にカウンターが置かれているかどうか、オーラや装備品がつけられているかどうかをコピーしない。また、パワー、タフネス、タイプ、色などを変化させるコピー効果でない効果もコピーしない。
コピー元のパーマネントのマナ・コストに{X}が含まれている場合は、Xは0として扱う。
コピー元のパーマネントが他の何かをコピーしている場合は、トークンはそのパーマネントがコピーしているものとなって戦場に出る。
コピー元のパーマネントがトークンであるなら、《イルーナの神話》によって生成されるトークンは、コピー元のトークンを生成した効果に記されている元の特性をコピーする。
コピー元のパーマネントの戦場に出たときに誘発する能力は、このトークンが戦場に出たときにも誘発する。コピー元のパーマネントが持つ「[このパーマネント]が戦場に出るに際し」や「[このパーマネント]は~状態で戦場に出る」の能力も機能する。
オーラがトークンとして生成される場合のようにオーラが唱えられずに戦場に出たなら、それが戦場に出る際に、そのオーラのコントローラーになるはずのプレイヤーが、それがエンチャントするものを選ぶ。これにより戦場に出るオーラは何も対象としない(よってそのオーラを、たとえば対戦相手の呪禁を持つパーマネントにつけることもできる)が、そのオーラのエンチャント能力により、それをつけられるものが制限される。オーラ・トークンを適正に何かにつけることができなければ、それは生成されない。
この呪文を唱えるために{R}{G}が支払われていたなら、トークンは追加の能力を持つ。後になって、何かがそのトークンをコピーするなら、そのコピーもその能力を持つ。
そのトークンが戦場に出た直後にそれがクリーチャーでなかったなら、それに与えられた能力は誘発しない。それが戦場に出た後で、そのトークンをクリーチャーにするような処理を行うことはできない。
そのトークンの与えられた能力を解決する時に、対象としたクリーチャーが不適正な対象であったり、そのトークンがクリーチャーでなかったりしたなら、その能力は解決されない。その能力の解決時に、対象は適正であってもトークンが戦場になかったなら、その対象としたクリーチャーはダメージを与えも受けもしない。
《永遠獣の突撃》
{2}{G}
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの手札からクリーチャー・カード1枚を公開する。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。永遠獣の突撃はそれに、その公開したカードのパワーに等しい点数のダメージを与える。
《永遠獣の突撃》を唱えるためには、ちょうど1枚のカードを公開する必要がある。カードを公開せずにこの呪文を唱えることはできず、複数枚のカードを公開することもできない。公開したカードは、《永遠獣の突撃》が解決されるまで公開されたままになる。
《永遠獣の突撃》の解決時にその公開したカードがあなたの手札にあるままなら、それはそのカードのパワーに基づいてダメージを与える。そのカードがあなたの手札を離れていたなら、《永遠獣の突撃》はそのカードがあなたの手札を離れる直前のパワーに基づいてダメージを与える。
《永遠の頂点、ブロコス》
{2}{B}{G}{U}
伝説のクリーチャー ― ナイトメア・ビースト・エレメンタル
6/6
変容{2}{(u/b)}{G}{G}(あなたがこの呪文をこれの変容コストで唱えるなら、あなたがオーナーであり人間でないクリーチャー1体を対象とし、これをそれの上か下に置く。これらは、一番上のクリーチャーに、その下にある能力すべてを加えたものに変容する。)
トランプル
あなたは、あなたの墓地から永遠の頂点、ブロコスを、これの変容能力を使って唱えてもよい。
《永遠の頂点、ブロコス》の最後の能力が与える許諾によって、あなたがそれを唱えられるタイミングが変わることはない。
《永遠の頂点、ブロコス》を、それの最後の能力が与える許諾によって唱えるなら、それを唱えるためにそれの変容コストを支払わなければならない。それのマナ・コストや他の代替コストの支払いを選ぶことはできない。
他の効果によって墓地から《永遠の頂点、ブロコス》を唱える許諾を得たなら、その許諾に関連するコストによってそれを唱えてもよい。
《獲物貫き、オボシュ》
{3}{b/r}{b/r}
伝説のクリーチャー ― ヘリオン・ホラー
3/5
相棒 ― あなたの開始時のデッキに、点数で見たマナ・コストが奇数のカードと土地・カードのみが入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、あなたは1回のみゲームの外部からこれを唱えてもよい。)
あなたがコントロールしていて点数で見たマナ・コストが奇数である発生源がパーマネントやプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりに、それはそのパーマネントかプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。
ライブラリーにあるカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
マナ・コストに{X}を含む呪文では、Xとして選ばれた値を用いて、その呪文の点数で見たマナ・コストを決定する。他の領域にあるパーマネントやカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《獲物貫き、オボシュ》をコントロールしている間に、あなたがコントロールしていてトランプルを持つクリーチャーがブロック・クリーチャーに戦闘ダメージを与えるなら、あなたは修整前のダメージを割り振らなければならない。たとえば、トランプルを持つ3/3のクリーチャーが、2/2のクリーチャー1体によってブロックされたなら、防御プレイヤーには1点のダメージを割り振ることができる。その後、ブロック・クリーチャーに4点のダメージを与え、防御プレイヤーに2点のダメージを与えることになる。
《貪欲な巨体獣》の効果など、あなたが複数の対象にダメージを分割する効果では、2倍にしていない修整前のダメージを分割しなければならない。
プレイヤーかパーマネントが受けるダメージを複数の置換効果や軽減効果が変更するなら、そのプレイヤーかそのパーマネントのコントローラーがそれらを適用する順番を選ぶ。
《大いなるサンドワーム》
{5}{G}{G}
クリーチャー ― ワーム
7/7
大いなるサンドワームは、パワーが2以下のクリーチャーによってはブロックされない。
サイクリング{2}({2}, このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
パワーが3以上のクリーチャーが《大いなるサンドワーム》をブロックした後では、そのブロック・クリーチャーのパワーが変わっても、《大いなるサンドワーム》がブロックされていない状態になるわけではない。
《オゾリス》
{1}
伝説のアーティファクト
あなたがコントロールしているクリーチャーが1体戦場を離れるたび、それの上にカウンターが置かれていた場合、オゾリスの上にそれらのカウンターを置く。
あなたのターンの戦闘の開始時に、オゾリスの上にカウンターが置かれていた場合、クリーチャー1体を対象とする。あなたはオゾリスの上からすべてのカウンターをそれの上に移動してもよい。
《オゾリス》の1つ目の能力は、戦場を離れたクリーチャーの上からカウンターを取り除いて移動するわけではない。そのクリーチャーの上に置かれていた各種類のカウンターをそれぞれそれと同数《オゾリス》の上に置くのである。特に、何らかの方法であなたが《オゾリス》を2つコントロールしていたなら、それらの両方が、戦場を離れたクリーチャーの上に置かれていたものと同じ種類同じ個数のカウンターを、それぞれ得ることになる。同様に、そのクリーチャーに、それが戦場を離れたときに誘発するそれの上に置かれていたカウンターの個数を参照する能力があったなら、その能力は、その能力よりも《オゾリス》の1つ目の能力の方が先に解決された場合にも、そのパーマネントの上に置かれていたカウンターの個数を使用することになる。
《オゾリス》の上に+1/+1カウンターが置かれても、それがクリーチャーにならないかぎり効果はない。《オゾリス》の上にキーワード・カウンターが置かれたなら、それはキーワードを得るが、実質的な効果はないかもしれない。たとえば、クリーチャーでないアーティファクトに飛行があっても不釣り合いなだけである。しかしクリーチャーでないアーティファクトの呪禁は完全に有用である。
《オゾリス》の最後の能力の解決時に、あなたはカウンターを移動するかどうかを選ぶ。
対象としたクリーチャーの上に《オゾリス》から一部のカウンターのみを移動することはできない。
《オゾリス》の最後の能力を解決する時までに、対象としたクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、その能力は解決されず、《オゾリス》の上からカウンターを取り除かない。
《オゾリス》が、それの最後の能力の誘発後解決前というタイミングで戦場を離れたなら、それの上からカウンターを対象としたクリーチャーの上へ移動することはできない。
《驚くべき発育》
{1}{U}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは基本のパワーとタフネスが4/4の青の海蛇になる。
サイクリング{1}({1}, このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
《驚くべき発育》は、影響を受けるクリーチャーの色やクリーチャー・タイプやパワーやタフネスを特定の値に設定するそれ以前の効果をすべて上書きする。《驚くべき発育》の解決後に適用が開始される、それらの特性を特定の値に設定する他の効果は、この効果を上書きする。
影響を受けるクリーチャーのパワーやタフネスを設定するのではなく修整する効果は、それがいつ効果を発揮し始めたかに関係なく適用される。クリーチャーのパワーやタフネスを修整するカウンターも同様である。
影響を受けるクリーチャーは、それが海蛇になったときにも能力を失わない。
ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、基本のタフネスが4になることにより、対象としたクリーチャーが受けていた致死でないダメージが致死ダメージになることがある。
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