《果敢な一撃》
{W}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受ける。
カードを1枚引く。
《果敢な一撃》を解決する時までに、対象のクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、呪文は解決されない。あなたはカードを引かない。
《活性化のうねり》
{2}{G}
インスタント
あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを1個置き、その後、そのクリーチャーの上に置かれている+1/+1カウンターの個数を2倍にする。
クリーチャーの上に置かれている+1/+1カウンターの数を2倍にするとは、それの上にすでに置かれている+1/+1カウンターの数に等しい数のカウンターをそれの上に置くことである。カウンターを置くことに関係する他のカードは、この効果にも関係する。
《金屑化》
{3}{R}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。金屑化はそれに5点のダメージを与える。そのクリーチャーにつけられている装備品をすべて破壊する。
《金屑化》は装備品がつけられていないクリーチャーも対象とできる。
《金屑化》を解決する時までに、対象のクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、呪文は解決されない。あなたは装備品を破壊しない。
《噛み傷への興奮》
{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーは+2/+2の修整を受け、各戦闘で、可能なら攻撃する。
エンチャントしているクリーチャーが何らかの理由で攻撃できない場合(たとえば、タップ状態である場合や、そのターンにそのプレイヤーのコントロール下になった場合)は攻撃しない。それが攻撃するために何らかのコストが必要な場合は、そのコストの支払いが強制されることはないので、やはりそのクリーチャーでは攻撃しなくてもよい。
《狩人の刃》
{3}{G}
ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者の上に+1/+1カウンターを1個置く。その後、その前者はその後者に、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
あなたがコントロールしているクリーチャーとあなたがコントロールしていないクリーチャーの両方の対象を選ばないかぎり、《狩人の刃》を唱えることはできない。
《狩人の刃》を解決する時に、いずれかのクリーチャーが不適正な対象であったなら、あなたがコントロールしているクリーチャーはダメージを与えない。
《狩人の刃》を解決する時に、あなたがコントロールしていないクリーチャーは不適正な対象だが、あなたがコントロールしているクリーチャーは適正な対象であったなら、あなたがコントロールしているクリーチャーの上に+1/+1カウンターを置くことのみを行う。
《冠滅ぼしのガドラク》
{2}{R}
伝説のクリーチャー ― ドラゴン
5/4
飛行
あなたがアーティファクトを4つ以上コントロールしていないかぎり、冠滅ぼしのガドラクでは攻撃できない。
あなたの終了ステップの開始時に、このターンに死亡した、トークンでないクリーチャー1体につき、宝物・トークンを1つ生成する。(それは、「{T}, このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
《冠滅ぼしのガドラク》が攻撃した後で、あなたがアーティファクトを4つ以上コントロールしていなくなったとしても、それは攻撃クリーチャーであり続ける。
《冠滅ぼしのガドラク》の最後の能力は、ターン全体の死亡したクリーチャーの数を数える。《冠滅ぼしのガドラク》が戦場に出る前に死亡したものも考慮する。
《外交官、マンガラ》
{3}{W}
伝説のクリーチャー ― 人間・クレリック
2/4
絆魂
対戦相手1人がクリーチャーで攻撃するたび、それらのクリーチャーのうち2体以上があなたやあなたがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃している場合、カードを1枚引く。
対戦相手1人が各ターンの自分の2つ目の呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。
《外交官、マンガラ》の誘発型能力がスタック上にある間に、攻撃クリーチャーのうちいくつかが戦場を離れたなら、それらが戦場を離れる前に攻撃していたプレイヤーやプレインズウォーカーを用いてあなたがカードを引くかどうかを決定する。しかし、戦場を離れることなく戦闘から取り除かれたなら、それらの現在の状態を用いて決定する。つまり、それらはあなたやあなたがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃していない。
対戦相手がクリーチャー1体であなたを、クリーチャーもう1体であなたのプレインズウォーカーを、それぞれ攻撃したなら、あなたはカードを引く。
あなたはカードを1枚のみ引く。2体を超えて何体のクリーチャーがあなたやあなたのプレインズウォーカーを攻撃していても関係ない。
プレイヤーが呪文を唱えたときに誘発する能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。それは、その呪文が打ち消されたとしても解決される。
プレイヤーは、誘発型能力が解決したあと、それを誘発させた呪文が解決するよりも前に、呪文を唱えたり能力を起動したりできる。
《ガラクの先触れ》
{1}{G}{G}
クリーチャー ― ビースト
4/3
黒からの呪禁
ガラクの先触れがプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上からカードをその点数に等しい枚数見る。あなたはその中から、クリーチャー・カード1枚かガラク・プレインズウォーカー・カード1枚を公開し、あなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
黒からの呪禁は、《ガラクの先触れ》が、対戦相手がコントロールしている黒の呪文や対戦相手がコントロールしている黒の発生源の能力の対象にならないことを意味する。
《ガラクの先触れ》が、プレインズウォーカーにそれの忠誠度よりも大きなダメージを与えたり、プレイヤーにそのプレイヤーのライフ総量よりも大きなダメージを与えたりした場合は、与えたダメージの総点数に等しい枚数のカードを見る。その忠誠度やライフ総量に等しい枚数ではない。
《ガラクの蜂起》
{2}{G}
エンチャント
ガラクの蜂起が戦場に出たとき、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしている場合、カードを1枚引く。
あなたがコントロールしているクリーチャーはトランプルを持つ。(それらは余剰の戦闘ダメージを、それらが攻撃しているプレイヤーやプレインズウォーカーに与えることができる。)
パワーが4以上のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、カードを1枚引く。
《ガラクの蜂起》が戦場に出た直後に、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしていなかったなら、1つ目の能力は誘発しない。能力を解決する時にコントロールしていなかったなら、あなたはカードを引かない。ただし、両時点で同一のクリーチャーである必要はない。
《ガラクの蜂起》の1つ目の能力は、あなたにカードを1枚のみ引かせる。あなたがコントロールしていてパワーが4以上のクリーチャーが何体あっても関係ない。
クリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るなら、それのパワーが4以上であるかどうかを決定するために常在型能力を考慮する。呪文や起動型能力や誘発型能力は、《ガラクの蜂起》の最後の能力を誘発させるためにクリーチャーのパワーを増やしたり、それを誘発させないために減らしたりするために使用することはできない。
《ガラクの蜂起》の最後の能力が誘発した後でクリーチャーのパワーを減らしても、あなたがカードを引くことを妨ぐことはできない。
《気難しいディロフォサウルス》
{3}{G}
クリーチャー ― 恐竜
2/2
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊する。)
気難しいディロフォサウルスが攻撃するたび、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしている場合、ターン終了時まで、気難しいディロフォサウルスは+2/+2の修整を受ける。
《気難しいディロフォサウルス》が攻撃した直後に、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしていなければ、それの能力は誘発しない。その能力の解決時に該当するものをコントロールしていなかったなら、この能力は効果がない。ただし、両方の時点で同じクリーチャーである必要はない。
《気難しいディロフォサウルス》のパワーが増えて4以上になったなら、それが攻撃したときに能力が誘発する。
《気難しいディロフォサウルス》は+2/+2のみの修整を受ける。パワーが4以上のクリーチャーを何体コントロールしていても関係ない。
《気難しいディロフォサウルス》の能力が解決された後であなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしていなくなっても、それはそのターンの終わりまで+2/+2の修整を受け続ける。
《凶兆艦隊の戦争屋》
{1}{B}{R}
クリーチャー ― オーク・海賊
3/3
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたは他のクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、ターン終了時まで、凶兆艦隊の戦争屋は+2/+2の修整を受けトランプルを得る。(これは余剰の戦闘ダメージを、これが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
《凶兆艦隊の戦争屋》の能力の解決中に、複数のクリーチャーを生け贄に捧げることはできない。そうして+2/+2の修整とトランプルを複数得るようなことはできない。
クリーチャーを1体生け贄に捧げるかどうか、どのクリーチャーを生け贄に捧げるかは、《凶兆艦隊の戦争屋》の能力の解決時に選ぶ。選択を行ってからそれが+2/+2の修整を受けトランプルを得るまでの間には、どのプレイヤーも処理を行うことはできない。
《金属複製機》
{5}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
4/4
金属複製機が戦場に出たとき、あなたが、互いに同じ名前を持ち土地でもトークンでもないパーマネントを2つ以上コントロールしている場合、無色の4/4の構築物・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
金属複製機が戦場に出た直後に、あなたが、互いに同じ名前を持ち土地でもトークンでもないパーマネントを2つ以上コントロールしていないなら、それの能力は誘発しない。能力の解決時に2つコントロールしていないなら、あなたはトークンを生成しない。ただし、両時点で同一の2つである必要はない。
《金属複製機》の能力は、構築物を1体のみ生成する。同名のパーマネントの2つ組をあなたが何組コントロールしていても関係ない。
《菌類の再誕》
{2}{G}
インスタント
あなたの墓地からパーマネント・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。このターンにクリーチャーが死亡していたなら、緑の1/1の苗木・クリーチャー・トークンを2体生成する。
「パーマネント・カード」とは、アーティファクトやクリーチャーやエンチャントや土地やプレインズウォーカーであるカードのことである。
このターンにクリーチャーが死亡していたなら、あなたはパーマネント・カードを手札に戻すことに加えて苗木・トークンを得る。
《菌類の再誕》は、クリーチャーが死亡していたかどうかのみを見る。クリーチャーが2体以上死亡していたとしても、苗木・トークンが増えることはない。
《議事会の導師》
{G}{W}
クリーチャー ― ケンタウルス・クレリック
2/2
あなたがコントロールしているクリーチャー1体の上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるなら、代わりにそのクリーチャーの上に、その数に1を足した数の+1/+1カウンターを置く。
議事会の導師が死亡したとき、あなたはそれのパワーに等しい点数のライフを得る。
あなたがコントロールしているクリーチャーが+1/+1カウンターがいくつか置かれた状態で戦場に出るなら、それは代わりに1個多く置かれた状態で戦場に出る。
《議事会の導師》は、何らかの理由により+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るとしても、自身の1つ目の能力は適用されない。
あなたが《議事会の導師》を2体コントロールしているなら、クリーチャーの上に置かれる+1/+1カウンターの数は本来の数に2を足した数になる。《議事会の導師》3体なら3を足した数になる。以下同様である。
あなたがコントロールしているクリーチャーの上に置かれるカウンターの個数を変更する効果が2つ以上あるなら、それらの効果が適用される順番はあなたが選ぶ。それらの効果の発生源を誰がコントロールしていても関係ない。
《議事会の導師》が戦場にあった最後のときのパワーを用いて、あなたが得るライフの量を決定する。
《虐殺のワーム》
{3}{B}{B}{B}
クリーチャー ― ワーム
6/5
虐殺のワームが戦場に出たとき、ターン終了時まで、対戦相手がコントロールしているクリーチャーは-2/-2の修整を受ける。
対戦相手がコントロールしているクリーチャーが死亡するたび、そのプレイヤーは2点のライフを失う。
《虐殺のワーム》の1つ目の能力は、解決時に対戦相手がコントロールしていたクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってそのプレイヤーがコントロールし始めたクリーチャーは-2/-2の修整を受けない。
《虐殺のワーム》の誘発型能力は、対戦相手がコントロールしているクリーチャーが死亡したなら、それがどのような理由であっても、《虐殺のワーム》が戦場に残っているかぎり誘発する。1つ目の能力によってタフネスが減って0になった場合も誘発する。
対戦相手がコントロールしているクリーチャーが、《虐殺のワーム》と同時に死亡するなら、《虐殺のワーム》の最後の能力はそのクリーチャーについて誘発する。
対戦相手がコントロールしているクリーチャーが致死ダメージを受けるのと同時にあなたのライフ総量が0以下になったなら、《虐殺のワーム》の最後の能力がスタックに置かれる前に、あなたはゲームに敗北する。
《銀打ちのグール》
{2}{B}
クリーチャー ― ゾンビ・吸血鬼
3/1
あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたがライフを3点以上得ていた場合、あなたの墓地から銀打ちのグールをタップ状態で戦場に戻す。
{1}{B}, 銀打ちのグールを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
《銀打ちのグール》の1つ目の能力は、そのターンにあなたが得たライフの点数を参照する。それが戦場やあなたの墓地になかったときに得たライフも考慮する。あなたがライフを失ったかどうかは考慮しない。得たライフよりも多くのライフを失っていたとしても構わない。
終了ステップの開始時までに、あなたがライフを3点以上得ていなかったなら、《銀打ちのグール》の1つ目の能力は誘発しない。
終了ステップの開始時に、《銀打ちのグール》があなたの墓地になかったなら、1つ目の能力は誘発しない。
《クウィリーオンのドライアド》
{1}{G}
クリーチャー ― ドライアド
1/1
あなたが白や青や黒や赤である呪文を唱えるたび、クウィリーオンのドライアドの上に+1/+1カウンターを1個置く。
プレイヤーが呪文を唱えたときに誘発する能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。それは、その呪文が打ち消されたとしても解決される。
2色以上の色の呪文を唱えても、《クウィリーオンのドライアド》の能力が誘発するのは1回のみである。
《寓話の小道》
土地
{T}, 寓話の小道を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地・カード1枚を探してタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。その後、あなたが土地を4つ以上コントロールしているなら、その土地をアンタップする。
あなたが戦場に出す土地は、あなたが土地を4つ以上コントロールしているかどうかを判定するときに数に入れるが、《寓話の小道》は数に入れない。
あなたが土地を4つ以上コントロールしている場合であっても、基本土地・カードはアンタップ状態で戦場に出るわけではない。タップ状態で戦場に出て、その後アンタップされるのである。
《グリフィンの高楼》
{1}{W}
エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたがライフを3点以上得ていた場合、飛行を持つ白の2/2のグリフィン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたはグリフィン・トークンを1体のみ生成する。あなたが得ていたライフの点数が3点を超えていても関係ない。
《グリフィンの高楼》の能力は、そのターンにあなたが得たライフの点数を参照する。それが戦場になかったときに得たライフも考慮する。あなたがライフを失ったかどうかは考慮しない。得たライフよりも多くのライフを失っていたとしても構わない。
終了ステップの開始時までに、あなたがライフを3点以上得ていなかったなら、《グリフィンの高楼》の能力は誘発しない。
《ケルドの心胆、ラーダ》
{1}{R}{G}
伝説のクリーチャー ― エルフ・戦士
3/3
あなたのターンであるかぎり、ケルドの心胆、ラーダは先制攻撃を持つ。
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよく、あなたはあなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしてもよい。
{4}{R}{G}:ターン終了時まで、ケルドの心胆、ラーダは+X/+Xの修整を受ける。Xはあなたがコントロールしている土地の総数に等しい。
《ケルドの心胆、ラーダ》は、あなたが追加の土地をプレイすることを許可するわけではない。
《ケルドの心胆、ラーダ》により、あなたが望むならいつでも(ただし後述する制限がある)あなたのライブラリーの一番上のカードを見ることができる。あなたに優先権がないときでもよい。この処理はスタックを用いない。そのカードが何であるかを知ることは、あなたがあなたの手札にあるカードを見ることができるのと同様に、あなたが利用できる情報の一部となる。
あなたのライブラリーの一番上のカードが、呪文を唱えたり土地をプレイしたり能力を起動したりする間に変わるなら、あなたはそれが終わるまで新たな一番上のカードを見ることができない。これは、ライブラリーの一番上から土地をプレイする際に、それの置換効果(たとえば、《寺院の庭》の効果)があなたに何らかの決定を行うように要求するなら、あなたはライブラリーの次のカードを知らずに決定を行わなければならないことを意味する。
Xの値は《ケルドの心胆、ラーダ》の最後の能力の解決時にのみ決定する。そのターン、後になってあなたがコントロールしている土地の総数が変わってもXの値は変わらない。
《剣歯虎のやっかいもの》
{3}{G}
クリーチャー ― 猫
3/3
あなたの終了ステップの開始時に、このターンにクリーチャーが死亡していた場合、剣歯虎のやっかいものの上に+1/+1カウンターを1個置き、これをアンタップする。
あなたの終了ステップが開始する以前にクリーチャーが死亡していなかったなら、《剣歯虎のやっかいもの》の能力は誘発しない。ただし、そのクリーチャーは《剣歯虎のやっかいもの》が戦場に出る前に死亡していたものでもよい。
この誘発型能力は1回のみ誘発する。このターンに何体のクリーチャーが死亡していても関係ない。
《激情の共感者》
{2}{G}
クリーチャー ― エルフ
1/1
激情の共感者が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから点数で見たマナ・コストが6以上のクリーチャー・カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
ライブラリーにあるカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《原初の力》
{X}{G}
ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャー1体とあなたがコントロールしていないクリーチャー最大1体を対象とする。ターン終了時まで、その前者は+X/+Xの修整を受ける。その後、その前者はその後者と格闘を行う。
あなたは、あなたがコントロールしているクリーチャー1体のみを対象として《原初の力》を唱えることができる。
あなたは、Xの値を0として《原初の力》を唱え、対象のクリーチャー2体の格闘のみを行うことができる。
2つの対象を選んだ場合、《原初の力》を解決する時に一方の対象が不適正な対象であったなら、どちらのクリーチャーもダメージを与えも受けもしない。
《原初の力》を解決する時に、あなたがコントロールしているクリーチャーが不適正な対象であったなら、どのクリーチャーも+X/+Xの修整を受けない。そのクリーチャーは適正な対象だがあなたがコントロールしていないクリーチャーはそうではなかったなら、それは+X/+Xの修整を受ける。
《現場保存》
{4}{W}
ソーサリー
土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放する。それのコントローラーは、白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを1体生成する。
《現場保存》を解決する時までに、対象の、土地でないパーマネントが不適正な対象になっていたなら、その呪文は解決されない。どのプレイヤーも兵士・トークンを生成しない。
《高山の犬師》
{R}{W}
クリーチャー ― 人間・戦士
2/2
高山の犬師が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから、『高山の番犬』という名前のカード1枚か、『炎血の野犬』という名前のカード1枚か、その両方を探し、公開し、あなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
高山の犬師が攻撃するたび、ターン終了時まで、これは+X/+0の修整を受ける。Xは他の攻撃クリーチャーの総数に等しい。
Xの値は《高山の犬師》の最後の能力の解決時にのみ決定する。解決後には、そのターン、後になって攻撃クリーチャーの総数が変わってもXの値は変わらない。
《高尚な否定》
{1}{U}
インスタント
呪文1つを対象とする。それのコントローラーが{1}を支払わないかぎり、それを打ち消す。あなたが飛行を持つクリーチャーをコントロールしているなら、代わりに、それのコントローラーが{4}を支払わないかぎり、それを打ち消す。
あなたが飛行を持つクリーチャーを2体以上コントロールしていたとしても、《高尚な否定》は{4}のみを要求する。
《高揚する書物》
{2}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
高揚する書物が戦場に出たとき、カードを2枚引き、その後カード1枚を捨てる。
エンチャントしているクリーチャーは、+1/+1の修整を受け飛行を持つ。
オーラ・呪文を解決する時までに《高揚する書物》がエンチャントするはずのクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、呪文全体が解決されない。それは戦場に出ないので、それの能力も誘発しない。
《九つの命》
{1}{W}{W}
エンチャント
呪禁
発生源1つがあなたにダメージを与えるなら、そのダメージを軽減し、九つの命の上に具現カウンターを1個置く。
九つの命の上に具現カウンターが9個以上あるとき、これを追放する。
九つの命が戦場を離れたとき、あなたはこのゲームに敗北する。
2つ以上の発生源が同時にあなたにダメージを与えたなら、それらのダメージをすべて軽減し、発生源の数に等しい個数の具現カウンターを《九つの命》の上に置く。その結果、《九つの命》の上にある具現カウンターが10個以上になっても問題ない。抜け穴の悪用は猫の得意技だ。
発生源があなたに与えるダメージが軽減できなくても、《九つの命》の上に具現カウンターを置く。
1つ目の誘発型能力がスタックに置かれた後で、それが再び誘発することはない。たとえより多くのダメージが軽減され、より多くの具現カウンターが置かれたとしても誘発しない。
あなたが、1つ目の誘発型能力を打ち消したり他の方法でスタックから取り除いたりした場合、その後でも《九つの命》の上に具現カウンターが9個以上置かれているなら、それはその直後に再び誘発する。
《九つの命》の最後の能力は、それがどのように戦場を離れたとしても誘発する。
《梢の忍び寄り》
{3}{G}
クリーチャー ― 猫
4/2
梢の忍び寄りは、可能ならブロックされなければならない。
梢の忍び寄りが死亡したとき、あなたは、このターンに死亡したクリーチャー1体につき1点のライフを得る。
《梢の忍び寄り》をブロックする必要があるのは、クリーチャー1体のみである。他のクリーチャーは、それをブロックしても、他のクリーチャーをブロックしても、何もブロックしなくてもよい。
《梢の忍び寄り》をブロックするクリーチャーは、あなたではなく防御プレイヤーが選ぶ。
防御プレイヤーがコントロールしているどのクリーチャーも、何らかの理由によりそれではブロックできない(たとえば、タップ状態である)のであれば、《梢の忍び寄り》はブロックされない。《梢の忍び寄り》をブロックするために何らかのコストが必要な場合は、防御プレイヤーはコストの支払いを強制されることはないので、それをブロックしなくてもよい。
《梢の忍び寄り》の誘発型能力は、誘発型能力の解決以前に死亡した他のクリーチャーに加え、それ自身も数に入れる。
《梢の忍び寄り》が致死ダメージを受けるのと同時にあなたのライフ総量が0以下になったなら、最後の能力がスタックに置かれる前に、あなたはゲームに敗北する。
《ゴブリンの魔術》
{3}{R}
インスタント
果敢を持つ赤の1/1のゴブリン・ウィザード・クリーチャー・トークンを2体生成する。(あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、それらは+1/+1の修整を受ける。)
トークンの英語の名前は、生成の際に指定された英語のクリーチャー・タイプを並べたものである。これは、《ゴブリンの魔術》によって生成されるトークンの英語の名前が「Goblin Wizard」になることを意味する。このトークンは、《Goblin Wizard》というカードと同一の英語の名前を持つので、《ルーンの光輪》のようにプレイヤーにカード名を選ばせる効果の影響を受け得る。
{W}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受ける。
カードを1枚引く。
《果敢な一撃》を解決する時までに、対象のクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、呪文は解決されない。あなたはカードを引かない。
《活性化のうねり》
{2}{G}
インスタント
あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを1個置き、その後、そのクリーチャーの上に置かれている+1/+1カウンターの個数を2倍にする。
クリーチャーの上に置かれている+1/+1カウンターの数を2倍にするとは、それの上にすでに置かれている+1/+1カウンターの数に等しい数のカウンターをそれの上に置くことである。カウンターを置くことに関係する他のカードは、この効果にも関係する。
《金屑化》
{3}{R}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。金屑化はそれに5点のダメージを与える。そのクリーチャーにつけられている装備品をすべて破壊する。
《金屑化》は装備品がつけられていないクリーチャーも対象とできる。
《金屑化》を解決する時までに、対象のクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、呪文は解決されない。あなたは装備品を破壊しない。
《噛み傷への興奮》
{R}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーは+2/+2の修整を受け、各戦闘で、可能なら攻撃する。
エンチャントしているクリーチャーが何らかの理由で攻撃できない場合(たとえば、タップ状態である場合や、そのターンにそのプレイヤーのコントロール下になった場合)は攻撃しない。それが攻撃するために何らかのコストが必要な場合は、そのコストの支払いが強制されることはないので、やはりそのクリーチャーでは攻撃しなくてもよい。
《狩人の刃》
{3}{G}
ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者の上に+1/+1カウンターを1個置く。その後、その前者はその後者に、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
あなたがコントロールしているクリーチャーとあなたがコントロールしていないクリーチャーの両方の対象を選ばないかぎり、《狩人の刃》を唱えることはできない。
《狩人の刃》を解決する時に、いずれかのクリーチャーが不適正な対象であったなら、あなたがコントロールしているクリーチャーはダメージを与えない。
《狩人の刃》を解決する時に、あなたがコントロールしていないクリーチャーは不適正な対象だが、あなたがコントロールしているクリーチャーは適正な対象であったなら、あなたがコントロールしているクリーチャーの上に+1/+1カウンターを置くことのみを行う。
《冠滅ぼしのガドラク》
{2}{R}
伝説のクリーチャー ― ドラゴン
5/4
飛行
あなたがアーティファクトを4つ以上コントロールしていないかぎり、冠滅ぼしのガドラクでは攻撃できない。
あなたの終了ステップの開始時に、このターンに死亡した、トークンでないクリーチャー1体につき、宝物・トークンを1つ生成する。(それは、「{T}, このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
《冠滅ぼしのガドラク》が攻撃した後で、あなたがアーティファクトを4つ以上コントロールしていなくなったとしても、それは攻撃クリーチャーであり続ける。
《冠滅ぼしのガドラク》の最後の能力は、ターン全体の死亡したクリーチャーの数を数える。《冠滅ぼしのガドラク》が戦場に出る前に死亡したものも考慮する。
《外交官、マンガラ》
{3}{W}
伝説のクリーチャー ― 人間・クレリック
2/4
絆魂
対戦相手1人がクリーチャーで攻撃するたび、それらのクリーチャーのうち2体以上があなたやあなたがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃している場合、カードを1枚引く。
対戦相手1人が各ターンの自分の2つ目の呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。
《外交官、マンガラ》の誘発型能力がスタック上にある間に、攻撃クリーチャーのうちいくつかが戦場を離れたなら、それらが戦場を離れる前に攻撃していたプレイヤーやプレインズウォーカーを用いてあなたがカードを引くかどうかを決定する。しかし、戦場を離れることなく戦闘から取り除かれたなら、それらの現在の状態を用いて決定する。つまり、それらはあなたやあなたがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃していない。
対戦相手がクリーチャー1体であなたを、クリーチャーもう1体であなたのプレインズウォーカーを、それぞれ攻撃したなら、あなたはカードを引く。
あなたはカードを1枚のみ引く。2体を超えて何体のクリーチャーがあなたやあなたのプレインズウォーカーを攻撃していても関係ない。
プレイヤーが呪文を唱えたときに誘発する能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。それは、その呪文が打ち消されたとしても解決される。
プレイヤーは、誘発型能力が解決したあと、それを誘発させた呪文が解決するよりも前に、呪文を唱えたり能力を起動したりできる。
《ガラクの先触れ》
{1}{G}{G}
クリーチャー ― ビースト
4/3
黒からの呪禁
ガラクの先触れがプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上からカードをその点数に等しい枚数見る。あなたはその中から、クリーチャー・カード1枚かガラク・プレインズウォーカー・カード1枚を公開し、あなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
黒からの呪禁は、《ガラクの先触れ》が、対戦相手がコントロールしている黒の呪文や対戦相手がコントロールしている黒の発生源の能力の対象にならないことを意味する。
《ガラクの先触れ》が、プレインズウォーカーにそれの忠誠度よりも大きなダメージを与えたり、プレイヤーにそのプレイヤーのライフ総量よりも大きなダメージを与えたりした場合は、与えたダメージの総点数に等しい枚数のカードを見る。その忠誠度やライフ総量に等しい枚数ではない。
《ガラクの蜂起》
{2}{G}
エンチャント
ガラクの蜂起が戦場に出たとき、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしている場合、カードを1枚引く。
あなたがコントロールしているクリーチャーはトランプルを持つ。(それらは余剰の戦闘ダメージを、それらが攻撃しているプレイヤーやプレインズウォーカーに与えることができる。)
パワーが4以上のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、カードを1枚引く。
《ガラクの蜂起》が戦場に出た直後に、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしていなかったなら、1つ目の能力は誘発しない。能力を解決する時にコントロールしていなかったなら、あなたはカードを引かない。ただし、両時点で同一のクリーチャーである必要はない。
《ガラクの蜂起》の1つ目の能力は、あなたにカードを1枚のみ引かせる。あなたがコントロールしていてパワーが4以上のクリーチャーが何体あっても関係ない。
クリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るなら、それのパワーが4以上であるかどうかを決定するために常在型能力を考慮する。呪文や起動型能力や誘発型能力は、《ガラクの蜂起》の最後の能力を誘発させるためにクリーチャーのパワーを増やしたり、それを誘発させないために減らしたりするために使用することはできない。
《ガラクの蜂起》の最後の能力が誘発した後でクリーチャーのパワーを減らしても、あなたがカードを引くことを妨ぐことはできない。
《気難しいディロフォサウルス》
{3}{G}
クリーチャー ― 恐竜
2/2
接死(これが何らかのダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊する。)
気難しいディロフォサウルスが攻撃するたび、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしている場合、ターン終了時まで、気難しいディロフォサウルスは+2/+2の修整を受ける。
《気難しいディロフォサウルス》が攻撃した直後に、あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしていなければ、それの能力は誘発しない。その能力の解決時に該当するものをコントロールしていなかったなら、この能力は効果がない。ただし、両方の時点で同じクリーチャーである必要はない。
《気難しいディロフォサウルス》のパワーが増えて4以上になったなら、それが攻撃したときに能力が誘発する。
《気難しいディロフォサウルス》は+2/+2のみの修整を受ける。パワーが4以上のクリーチャーを何体コントロールしていても関係ない。
《気難しいディロフォサウルス》の能力が解決された後であなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしていなくなっても、それはそのターンの終わりまで+2/+2の修整を受け続ける。
《凶兆艦隊の戦争屋》
{1}{B}{R}
クリーチャー ― オーク・海賊
3/3
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたは他のクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、ターン終了時まで、凶兆艦隊の戦争屋は+2/+2の修整を受けトランプルを得る。(これは余剰の戦闘ダメージを、これが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
《凶兆艦隊の戦争屋》の能力の解決中に、複数のクリーチャーを生け贄に捧げることはできない。そうして+2/+2の修整とトランプルを複数得るようなことはできない。
クリーチャーを1体生け贄に捧げるかどうか、どのクリーチャーを生け贄に捧げるかは、《凶兆艦隊の戦争屋》の能力の解決時に選ぶ。選択を行ってからそれが+2/+2の修整を受けトランプルを得るまでの間には、どのプレイヤーも処理を行うことはできない。
《金属複製機》
{5}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
4/4
金属複製機が戦場に出たとき、あなたが、互いに同じ名前を持ち土地でもトークンでもないパーマネントを2つ以上コントロールしている場合、無色の4/4の構築物・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
金属複製機が戦場に出た直後に、あなたが、互いに同じ名前を持ち土地でもトークンでもないパーマネントを2つ以上コントロールしていないなら、それの能力は誘発しない。能力の解決時に2つコントロールしていないなら、あなたはトークンを生成しない。ただし、両時点で同一の2つである必要はない。
《金属複製機》の能力は、構築物を1体のみ生成する。同名のパーマネントの2つ組をあなたが何組コントロールしていても関係ない。
《菌類の再誕》
{2}{G}
インスタント
あなたの墓地からパーマネント・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。このターンにクリーチャーが死亡していたなら、緑の1/1の苗木・クリーチャー・トークンを2体生成する。
「パーマネント・カード」とは、アーティファクトやクリーチャーやエンチャントや土地やプレインズウォーカーであるカードのことである。
このターンにクリーチャーが死亡していたなら、あなたはパーマネント・カードを手札に戻すことに加えて苗木・トークンを得る。
《菌類の再誕》は、クリーチャーが死亡していたかどうかのみを見る。クリーチャーが2体以上死亡していたとしても、苗木・トークンが増えることはない。
《議事会の導師》
{G}{W}
クリーチャー ― ケンタウルス・クレリック
2/2
あなたがコントロールしているクリーチャー1体の上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるなら、代わりにそのクリーチャーの上に、その数に1を足した数の+1/+1カウンターを置く。
議事会の導師が死亡したとき、あなたはそれのパワーに等しい点数のライフを得る。
あなたがコントロールしているクリーチャーが+1/+1カウンターがいくつか置かれた状態で戦場に出るなら、それは代わりに1個多く置かれた状態で戦場に出る。
《議事会の導師》は、何らかの理由により+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るとしても、自身の1つ目の能力は適用されない。
あなたが《議事会の導師》を2体コントロールしているなら、クリーチャーの上に置かれる+1/+1カウンターの数は本来の数に2を足した数になる。《議事会の導師》3体なら3を足した数になる。以下同様である。
あなたがコントロールしているクリーチャーの上に置かれるカウンターの個数を変更する効果が2つ以上あるなら、それらの効果が適用される順番はあなたが選ぶ。それらの効果の発生源を誰がコントロールしていても関係ない。
《議事会の導師》が戦場にあった最後のときのパワーを用いて、あなたが得るライフの量を決定する。
《虐殺のワーム》
{3}{B}{B}{B}
クリーチャー ― ワーム
6/5
虐殺のワームが戦場に出たとき、ターン終了時まで、対戦相手がコントロールしているクリーチャーは-2/-2の修整を受ける。
対戦相手がコントロールしているクリーチャーが死亡するたび、そのプレイヤーは2点のライフを失う。
《虐殺のワーム》の1つ目の能力は、解決時に対戦相手がコントロールしていたクリーチャーにのみ影響する。そのターン、後になってそのプレイヤーがコントロールし始めたクリーチャーは-2/-2の修整を受けない。
《虐殺のワーム》の誘発型能力は、対戦相手がコントロールしているクリーチャーが死亡したなら、それがどのような理由であっても、《虐殺のワーム》が戦場に残っているかぎり誘発する。1つ目の能力によってタフネスが減って0になった場合も誘発する。
対戦相手がコントロールしているクリーチャーが、《虐殺のワーム》と同時に死亡するなら、《虐殺のワーム》の最後の能力はそのクリーチャーについて誘発する。
対戦相手がコントロールしているクリーチャーが致死ダメージを受けるのと同時にあなたのライフ総量が0以下になったなら、《虐殺のワーム》の最後の能力がスタックに置かれる前に、あなたはゲームに敗北する。
《銀打ちのグール》
{2}{B}
クリーチャー ― ゾンビ・吸血鬼
3/1
あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたがライフを3点以上得ていた場合、あなたの墓地から銀打ちのグールをタップ状態で戦場に戻す。
{1}{B}, 銀打ちのグールを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
《銀打ちのグール》の1つ目の能力は、そのターンにあなたが得たライフの点数を参照する。それが戦場やあなたの墓地になかったときに得たライフも考慮する。あなたがライフを失ったかどうかは考慮しない。得たライフよりも多くのライフを失っていたとしても構わない。
終了ステップの開始時までに、あなたがライフを3点以上得ていなかったなら、《銀打ちのグール》の1つ目の能力は誘発しない。
終了ステップの開始時に、《銀打ちのグール》があなたの墓地になかったなら、1つ目の能力は誘発しない。
《クウィリーオンのドライアド》
{1}{G}
クリーチャー ― ドライアド
1/1
あなたが白や青や黒や赤である呪文を唱えるたび、クウィリーオンのドライアドの上に+1/+1カウンターを1個置く。
プレイヤーが呪文を唱えたときに誘発する能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。それは、その呪文が打ち消されたとしても解決される。
2色以上の色の呪文を唱えても、《クウィリーオンのドライアド》の能力が誘発するのは1回のみである。
《寓話の小道》
土地
{T}, 寓話の小道を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地・カード1枚を探してタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。その後、あなたが土地を4つ以上コントロールしているなら、その土地をアンタップする。
あなたが戦場に出す土地は、あなたが土地を4つ以上コントロールしているかどうかを判定するときに数に入れるが、《寓話の小道》は数に入れない。
あなたが土地を4つ以上コントロールしている場合であっても、基本土地・カードはアンタップ状態で戦場に出るわけではない。タップ状態で戦場に出て、その後アンタップされるのである。
《グリフィンの高楼》
{1}{W}
エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたがライフを3点以上得ていた場合、飛行を持つ白の2/2のグリフィン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたはグリフィン・トークンを1体のみ生成する。あなたが得ていたライフの点数が3点を超えていても関係ない。
《グリフィンの高楼》の能力は、そのターンにあなたが得たライフの点数を参照する。それが戦場になかったときに得たライフも考慮する。あなたがライフを失ったかどうかは考慮しない。得たライフよりも多くのライフを失っていたとしても構わない。
終了ステップの開始時までに、あなたがライフを3点以上得ていなかったなら、《グリフィンの高楼》の能力は誘発しない。
《ケルドの心胆、ラーダ》
{1}{R}{G}
伝説のクリーチャー ― エルフ・戦士
3/3
あなたのターンであるかぎり、ケルドの心胆、ラーダは先制攻撃を持つ。
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよく、あなたはあなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしてもよい。
{4}{R}{G}:ターン終了時まで、ケルドの心胆、ラーダは+X/+Xの修整を受ける。Xはあなたがコントロールしている土地の総数に等しい。
《ケルドの心胆、ラーダ》は、あなたが追加の土地をプレイすることを許可するわけではない。
《ケルドの心胆、ラーダ》により、あなたが望むならいつでも(ただし後述する制限がある)あなたのライブラリーの一番上のカードを見ることができる。あなたに優先権がないときでもよい。この処理はスタックを用いない。そのカードが何であるかを知ることは、あなたがあなたの手札にあるカードを見ることができるのと同様に、あなたが利用できる情報の一部となる。
あなたのライブラリーの一番上のカードが、呪文を唱えたり土地をプレイしたり能力を起動したりする間に変わるなら、あなたはそれが終わるまで新たな一番上のカードを見ることができない。これは、ライブラリーの一番上から土地をプレイする際に、それの置換効果(たとえば、《寺院の庭》の効果)があなたに何らかの決定を行うように要求するなら、あなたはライブラリーの次のカードを知らずに決定を行わなければならないことを意味する。
Xの値は《ケルドの心胆、ラーダ》の最後の能力の解決時にのみ決定する。そのターン、後になってあなたがコントロールしている土地の総数が変わってもXの値は変わらない。
《剣歯虎のやっかいもの》
{3}{G}
クリーチャー ― 猫
3/3
あなたの終了ステップの開始時に、このターンにクリーチャーが死亡していた場合、剣歯虎のやっかいものの上に+1/+1カウンターを1個置き、これをアンタップする。
あなたの終了ステップが開始する以前にクリーチャーが死亡していなかったなら、《剣歯虎のやっかいもの》の能力は誘発しない。ただし、そのクリーチャーは《剣歯虎のやっかいもの》が戦場に出る前に死亡していたものでもよい。
この誘発型能力は1回のみ誘発する。このターンに何体のクリーチャーが死亡していても関係ない。
《激情の共感者》
{2}{G}
クリーチャー ― エルフ
1/1
激情の共感者が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから点数で見たマナ・コストが6以上のクリーチャー・カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
ライブラリーにあるカードのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《原初の力》
{X}{G}
ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャー1体とあなたがコントロールしていないクリーチャー最大1体を対象とする。ターン終了時まで、その前者は+X/+Xの修整を受ける。その後、その前者はその後者と格闘を行う。
あなたは、あなたがコントロールしているクリーチャー1体のみを対象として《原初の力》を唱えることができる。
あなたは、Xの値を0として《原初の力》を唱え、対象のクリーチャー2体の格闘のみを行うことができる。
2つの対象を選んだ場合、《原初の力》を解決する時に一方の対象が不適正な対象であったなら、どちらのクリーチャーもダメージを与えも受けもしない。
《原初の力》を解決する時に、あなたがコントロールしているクリーチャーが不適正な対象であったなら、どのクリーチャーも+X/+Xの修整を受けない。そのクリーチャーは適正な対象だがあなたがコントロールしていないクリーチャーはそうではなかったなら、それは+X/+Xの修整を受ける。
《現場保存》
{4}{W}
ソーサリー
土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放する。それのコントローラーは、白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを1体生成する。
《現場保存》を解決する時までに、対象の、土地でないパーマネントが不適正な対象になっていたなら、その呪文は解決されない。どのプレイヤーも兵士・トークンを生成しない。
《高山の犬師》
{R}{W}
クリーチャー ― 人間・戦士
2/2
高山の犬師が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから、『高山の番犬』という名前のカード1枚か、『炎血の野犬』という名前のカード1枚か、その両方を探し、公開し、あなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
高山の犬師が攻撃するたび、ターン終了時まで、これは+X/+0の修整を受ける。Xは他の攻撃クリーチャーの総数に等しい。
Xの値は《高山の犬師》の最後の能力の解決時にのみ決定する。解決後には、そのターン、後になって攻撃クリーチャーの総数が変わってもXの値は変わらない。
《高尚な否定》
{1}{U}
インスタント
呪文1つを対象とする。それのコントローラーが{1}を支払わないかぎり、それを打ち消す。あなたが飛行を持つクリーチャーをコントロールしているなら、代わりに、それのコントローラーが{4}を支払わないかぎり、それを打ち消す。
あなたが飛行を持つクリーチャーを2体以上コントロールしていたとしても、《高尚な否定》は{4}のみを要求する。
《高揚する書物》
{2}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
高揚する書物が戦場に出たとき、カードを2枚引き、その後カード1枚を捨てる。
エンチャントしているクリーチャーは、+1/+1の修整を受け飛行を持つ。
オーラ・呪文を解決する時までに《高揚する書物》がエンチャントするはずのクリーチャーが不適正な対象になっていたなら、呪文全体が解決されない。それは戦場に出ないので、それの能力も誘発しない。
《九つの命》
{1}{W}{W}
エンチャント
呪禁
発生源1つがあなたにダメージを与えるなら、そのダメージを軽減し、九つの命の上に具現カウンターを1個置く。
九つの命の上に具現カウンターが9個以上あるとき、これを追放する。
九つの命が戦場を離れたとき、あなたはこのゲームに敗北する。
2つ以上の発生源が同時にあなたにダメージを与えたなら、それらのダメージをすべて軽減し、発生源の数に等しい個数の具現カウンターを《九つの命》の上に置く。その結果、《九つの命》の上にある具現カウンターが10個以上になっても問題ない。抜け穴の悪用は猫の得意技だ。
発生源があなたに与えるダメージが軽減できなくても、《九つの命》の上に具現カウンターを置く。
1つ目の誘発型能力がスタックに置かれた後で、それが再び誘発することはない。たとえより多くのダメージが軽減され、より多くの具現カウンターが置かれたとしても誘発しない。
あなたが、1つ目の誘発型能力を打ち消したり他の方法でスタックから取り除いたりした場合、その後でも《九つの命》の上に具現カウンターが9個以上置かれているなら、それはその直後に再び誘発する。
《九つの命》の最後の能力は、それがどのように戦場を離れたとしても誘発する。
《梢の忍び寄り》
{3}{G}
クリーチャー ― 猫
4/2
梢の忍び寄りは、可能ならブロックされなければならない。
梢の忍び寄りが死亡したとき、あなたは、このターンに死亡したクリーチャー1体につき1点のライフを得る。
《梢の忍び寄り》をブロックする必要があるのは、クリーチャー1体のみである。他のクリーチャーは、それをブロックしても、他のクリーチャーをブロックしても、何もブロックしなくてもよい。
《梢の忍び寄り》をブロックするクリーチャーは、あなたではなく防御プレイヤーが選ぶ。
防御プレイヤーがコントロールしているどのクリーチャーも、何らかの理由によりそれではブロックできない(たとえば、タップ状態である)のであれば、《梢の忍び寄り》はブロックされない。《梢の忍び寄り》をブロックするために何らかのコストが必要な場合は、防御プレイヤーはコストの支払いを強制されることはないので、それをブロックしなくてもよい。
《梢の忍び寄り》の誘発型能力は、誘発型能力の解決以前に死亡した他のクリーチャーに加え、それ自身も数に入れる。
《梢の忍び寄り》が致死ダメージを受けるのと同時にあなたのライフ総量が0以下になったなら、最後の能力がスタックに置かれる前に、あなたはゲームに敗北する。
《ゴブリンの魔術》
{3}{R}
インスタント
果敢を持つ赤の1/1のゴブリン・ウィザード・クリーチャー・トークンを2体生成する。(あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、それらは+1/+1の修整を受ける。)
トークンの英語の名前は、生成の際に指定された英語のクリーチャー・タイプを並べたものである。これは、《ゴブリンの魔術》によって生成されるトークンの英語の名前が「Goblin Wizard」になることを意味する。このトークンは、《Goblin Wizard》というカードと同一の英語の名前を持つので、《ルーンの光輪》のようにプレイヤーにカード名を選ばせる効果の影響を受け得る。
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