『ゼンディカーの夜明け』のカード別注釈 タ行
2020年9月16日 Magic: The Gathering《大群への給餌》
{1}{B}
ソーサリー
対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体かエンチャント1つを対象とする。それを破壊する。あなたは、そのパーマネントの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
•対象にしたパーマネントが《大群への給餌》を解決する時点で不適正な対象になっていたなら、《大群への給餌》は解決されない。あなたはライフを失わない。対象は適正だが破壊されなかった場合(たとえば、それが破壊不能を持っていた場合)は、ライフを失う。
•あなたが失うライフの点数は、そのパーマネントが戦場にあった最後のときのそれの点数で見たマナ・コストによって決まる。
•戦場にあるパーマネントのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《滝の予見者》
{3}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ウィザード
3/3
滝の予見者が戦場に出たとき、占術Xを行う。Xはあなたのパーティーを構成しているクリーチャーの総数に等しい。(あなたのパーティーは、ウィザードとクレリックと戦士とならず者それぞれ最大1体から構成される。)
•《滝の予見者》の能力を解決する時点で、あなたのパーティーを構成するクリーチャーが存在しないなら、あなたは占術を行わない。あなたが占術を行うたびに誘発する能力は誘発しない。
《タジュールの模範》
{1}{G}
クリーチャー ― エルフ
3/2
タジュールの模範はウィザードとクレリックと戦士とならず者でもある。
キッカー{3}
タジュールの模範が戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚公開する。あなたは、その中からこれと共通のクリーチャー・タイプを持つカード1枚をあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
•《タジュールの模範》にクリーチャー・タイプを追加する能力は、戦場のみではなくすべての領域で機能する。
•《タジュールの模範》が、その誘発型能力の解決前に戦場を離れたなら、《タジュールの模範》が戦場にあった最後のときのクリーチャー・タイプを用いてあなたの手札に加えてもよいカードを決定する。
《魂の粉砕》
{2}{B}
インスタント
各対戦相手はそれぞれ、自分がコントロールしているクリーチャーやプレインズウォーカーの中で点数で見たマナ・コストが最も大きい、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を生け贄に捧げる。
•《魂の粉砕》を解決する時点で、まずターンを進行している対戦相手(あなたのターンであれば、ターン順で次の対戦相手)が、自分がコントロールしているクリーチャーとプレインズウォーカーの中で点数で見たマナ・コストが最も大きいクリーチャーかプレインズウォーカーを1体選ぶ。他の各対戦相手がターン順に、自分よりも先に選んだプレイヤーの選択を知っている状態で、同様に選ぶ。その後、選ばれたパーマネントがすべて同時に生け贄に捧げられる。
《玉虫色の角甲虫》
{4}{G}
クリーチャー ― 昆虫
3/4
あなたの終了ステップの開始時に、緑の1/1の昆虫・クリーチャー・トークンを、あなたがこのターンにあなたのコントロール下のクリーチャーの上に置いた+1/+1カウンター1個につき1体生成する。
•《玉虫色の角甲虫》の能力は、あなたがあなたのクリーチャーの上に置いた+1/+1カウンターの数を数える。《玉虫色の角甲虫》が戦場に出る以前に置かれたものも、それらのクリーチャーがすでに戦場になかったりあなたのコントロール下になかったり(さらに、希な場合に、それらのクリーチャーがすでにクリーチャーでなかったり)しているものも含む。
•クリーチャーがあなたのコントロール下で+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るなら、《玉虫色の角甲虫》の能力はそれらのカウンターも数に入れる。
•《玉虫色の角甲虫》が、あなたの終了ステップ以前に戦場を離れるなら、それの能力が誘発することはない。あなたはトークンを生成しない。
《探検隊の占者》
{3}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ウィザード
3/2
飛行
あなたが他のウィザードをコントロールしているかぎり、探検隊の占者は「このクリーチャーが死亡したとき、カードを1枚引く。」を持つ。
•あなたが他のウィザードを複数体コントロールしていても、《探検隊の占者》が持つこの誘発型能力は1つだけである。
•あなたがコントロールしている他のウィザードがすべて戦場を離れるのと同時に《探検隊の占者》が死亡した場合、これの能力が誘発する。たとえば、あなたがコントロールしているクリーチャーが2体の《探検隊の占者》のみであって、両方が同時に死亡したなら、その2体の能力がそれぞれ誘発する。
《探検隊の勇者》
{2}{R}
クリーチャー ― 人間・戦士
2/3
あなたが他の戦士をコントロールしているかぎり、探検隊の勇者は+2/+0の修整を受ける。
•あなたが他の戦士を複数体コントロールしていても、《探検隊の勇者》が得る修整は+2/+0だけである。
《団結の標、タズリ》
{4}{W}
伝説のクリーチャー ― 人間・戦士
4/6
この呪文を唱えるためのコストは、あなたのパーティーを構成しているクリーチャー1体につき{1}少なくなる。
{2/u}{2/b}{2/r}{2/g}:あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたは「その中からウィザードやクレリックや戦士やならず者や同盟者であるカード最大2枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
•《団結の標、タズリ》の起動型能力のコストを決定するには、4つのマナ・シンボルのそれぞれについて支払うつもりのコスト({2}か、該当する色のマナ1点)を選ぶ。それらを加算してコストを合計し、追加コストを適用し、その後コストの減少を適用する。
•《団結の標、タズリ》の起動型能力はあなたに、合計最大2枚のカードを手札に加えさせる。列挙されている各クリーチャー・タイプのカードをそれぞれ2枚ずつではない。
•同盟者は『ゼンディカーの夜明け』セットには登場しないクリーチャー・タイプだが、以前のゼンディカーの次元を舞台にしたセットに含まれていた。
《血の長の渇き》
{B}
ソーサリー
キッカー{2}{B}(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{2}{B}を支払ってもよい。)
点数で見たマナ・コストが2以下の、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。それを破壊する。この呪文がキッカーされていたなら、代わりに、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。それを破壊する。
•戦場にあるクリーチャーやプレインズウォーカーのマナ・コストに{X}が含まれるなら、そのXは0である。
《冷たき深淵の僧侶》
{1}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・クレリック
1/3
冷たき深淵の僧侶がクリーチャーをブロックするたび、そのクリーチャーはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
•ブロックされたクリーチャーは、そのクリーチャーのコントローラーの次のアップキープ以前に《冷たき深淵の僧侶》が戦場を離れたとしてもアンタップしない。
•ブロックされたクリーチャーがアンタップ状態だった場合(たとえば、それが警戒を持っていた場合)、この能力がそれをアンタップするわけではない。
《当惑させる難題》
{1}{U}
エンチャント
当惑させる難題が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
土地が1つ対戦相手のコントロール下で戦場に出るたび、そのプレイヤーがこのターンに自分のコントロール下で他の土地を戦場に出していた場合、そのプレイヤーは自分がコントロールしている土地1つをオーナーの手札に戻す。
•プレイヤーは、自分がコントロールしている土地であればどれをオーナーの手札に戻してもよい。このターンに戦場に出たものに限らない。
•対戦相手が自分のコントロール下で土地を出しておらず、その後2つ以上の土地を同時に戦場に出したなら、《当惑させる難題》の2つ目の能力がそれらの土地のそれぞれについて誘発する。
《遠見の達人》
{2}{W}
クリーチャー ― コー・ウィザード
3/3
遠見の達人が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。あなたとそのプレイヤーはそれぞれカードを1枚引く。
•《遠見の達人》の能力が適正に対戦相手を対象にできない場合や、《遠見の達人》の能力の対象がその能力が解決される時点で不適正になっていた場合は、あなたはカードを引かない。
《トリックスター、ザレス・サン》
{3}{U}{B}
伝説のクリーチャー ― マーフォーク・ならず者
4/4
瞬速
{2}{U}{B}, あなたがコントロールしていて攻撃していてブロックされていないならず者1体をオーナーの手札に戻す:あなたの手札からトリックスター、ザレス・サンをタップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。
トリックスター、ザレス・サンがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーの墓地からパーマネント・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。
#訂正# カードには「あなたは、あなたの手札からトリックスター、ザレス・サンをタップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出してもよい。」と書かれているが、これは誤りである。正しくは上記の通り、起動して解決されたなら必ず戦場に出さなければならない。
•ブロック・クリーチャーが指定される前には、攻撃しているならず者はブロックされている状態でもブロックされていない状態でもないので、《トリックスター、ザレス・サン》の2つ目の能力を起動するためのコストを支払うことはできない。
•《トリックスター、ザレス・サン》の2つ目の能力を起動するには、あなたの手札にある《トリックスター、ザレス・サン》を公開する。その能力が解決されるまで、《トリックスター、ザレス・サン》は公開されたままになる。
•《トリックスター、ザレス・サン》が、《トリックスター、ザレス・サン》の2つ目の能力が解決される以前にあなたの手札を離れたなら、その能力は解決時に何もしない。《トリックスター、ザレス・サン》は新しい領域に残り、あなたが戻したならず者はオーナーの手札に残る。
•《トリックスター、ザレス・サン》が攻撃するプレイヤーかプレインズウォーカーはあなたが選ぶ。それは、戻したならず者が攻撃していたものと同じプレイヤーやプレインズウォーカーを攻撃しなくてもよい。
•《トリックスター、ザレス・サン》は攻撃している状態だが、攻撃クリーチャーとして指定されてはいない(このことはたとえば、クリーチャーが攻撃するたびに誘発する能力に関係する)。
•《トリックスター、ザレス・サン》の1つ目の能力は、ブロック・クリーチャー指定ステップか戦闘ダメージ・ステップか戦闘終了ステップの間に起動され得る。ブロック・クリーチャー指定ステップよりも後まで待ったなら、戦闘ダメージはすべて同時に与えられるので、《トリックスター、ザレス・サン》は通常は戦闘ダメージを与えない。
•戦闘中のクリーチャーの中に先制攻撃が二段攻撃を持つものがあれば、《トリックスター、ザレス・サン》の1つ目の能力を先制攻撃の戦闘ダメージ・ステップの間に起動することができる。この場合、《トリックスター、ザレス・サン》は通常の戦闘ダメージ・ステップに戦闘ダメージを与えることになる。何らかの方法で、これが先制攻撃を得ていたとしても関係ない。
•多人数戦で、プレイヤーがゲームから除外されたなら、そのプレイヤーがオーナーであるカードもすべて除外される。あなたがゲームから除外されたなら、《トリックスター、ザレス・サン》の最後の能力によってあなたがコントロールしていたパーマネントはすべて追放される。
《同期した魔術》
{4}{R}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。同期した魔術はそれに4点のダメージと、そのクリーチャーのコントローラーにX点のダメージを与える。Xはあなたのパーティーを構成しているクリーチャーの総数に等しい。(あなたのパーティーは、ウィザードとクレリックと戦士とならず者それぞれ最大1体から構成される。)
•対象にしたクリーチャーが《同期した魔術》を解決する時点で不適正な対象になっていたなら、《同期した魔術》は解決されない。プレイヤーにダメージが与えられることはない。
《洞察の碑文》
{3}{U}
ソーサリー
キッカー{2}{U}{U}
以下から1つを選ぶ。この呪文がキッカーされていたなら、代わりに以下から望む数だけ選ぶ。
・ クリーチャー最大2体を対象とする。それらをオーナーの手札に戻す。
・ 占術2を行い、その後カードを2枚引く。
・ プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは青のX/Xのイリュージョン・クリーチャー・トークンを1体生成する。Xはそのプレイヤーの手札にあるカードの枚数に等しい。
•《洞察の碑文》をキッカーしても、同一のモードを2回以上選ぶことはできない。
•モードを2つ以上選んだなら、それらを書かれている順番に実行する。ただし、それらの間には何も起きず、どのプレイヤーも処理を行うことはできない。誘発した能力は、呪文が解決され終わった後でスタックに置かれる。
•いずれかの対象が不適正になったとしても、他の対象は該当する影響を受ける。1つ以上の対象が選ばれていて、《洞察の碑文》を解決する時点ですべての対象が不適正になっていたなら、《洞察の碑文》は解決されない。2つ目のモードが選ばれていても、あなたは占術2を行わずカードを2枚引きもしない。
•Xの値は《洞察の碑文》の解決中に3つ目のモードを実行するときにのみ決定する。その後では、プレイヤーの手札にあるカードの枚数が変わってもXの値は変わらない。
《髑髏砕きの一撃》
{X}{R}{R}
ソーサリー
クリーチャーやプレインズウォーカー合わせて最大2体を対象とする。髑髏砕きの一撃はそれらにX点のダメージをあなたの望むように割り振って与える。Xが6以上であったなら、代わりに、髑髏砕きの一撃はそれらにXの2倍の点数のダメージをあなたの望むように割り振って与える。
/////
《鎚の山道、髑髏砕き》
土地
鎚の山道、髑髏砕きが戦場に出るに際し、あなたは3点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る。
{T}:{R}を加える。
•ダメージの割り振りは、あなたが《髑髏砕きの一撃》を唱える際に行う。解決時ではない。あなたが対象を2体選んだなら、各対象にそれぞれ少なくとも1点のダメージを割り振らなければならない。
•Xが6以上なら、あなたはXの2倍の点数のダメージを割り振る。X点のダメージを割り振り、その後その2倍の点数のダメージを与えるわけではない。
•《髑髏砕きの一撃》の対象のうちの1体が不適正になっていたとしても、適正な対象には元のダメージの割り振りを適用するが、不適正な対象が受けるはずだったダメージは何にも与えられない。
《ドラーナの口封じ》
{5}{B}
クリーチャー ― 吸血鬼・ならず者
3/2
ドラーナの口封じが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。Xはあなたのパーティーを構成しているクリーチャーの総数に等しい。(あなたのパーティーは、ウィザードとクレリックと戦士とならず者それぞれ最大1体から構成される。)
•Xの値は《ドラーナの口封じ》の能力を解決する時点でのみ決定する。その後であなたのパーティーを構成しているクリーチャーの総数が変わったとしても、そのターン中にXの値が変わることはない。
《泥棒スカイダイバー》
{1}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ならず者
2/1
キッカー{X}。Xは0にできない。(この呪文を唱えるに際し、あなたは追加で{X}を支払ってもよい。)
飛行
泥棒スカイダイバーが戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、点数で見たマナ・コストがX以下のアーティファクト1つを対象とする。それのコントロールを得る。そのアーティファクトが装備品であれば、それを泥棒スカイダイバーにつける。
•その装備品が《泥棒スカイダイバー》につけられることができない場合(たとえば、《泥棒スカイダイバー》が、それの誘発型能力の解決前に戦場を離れた場合)には、その装備品は、それが現在ついているものについたままになるか、何にもついていないならはずれたままになる。
•《泥棒スカイダイバー》の能力はすでにあなたがコントロールしているアーティファクトも対象にできる。それが装備品であれば、あなたはそれを《泥棒スカイダイバー》につけることになる。
•《泥棒スカイダイバー》のコントロール変更効果は永続する。この効果は、クリンナップ・ステップ中に終わることはなく、《泥棒スカイダイバー》が戦場を離れたとしても消滅しない。多人数戦では、あなたがゲームから除外されるとこの効果は消滅する。
{1}{B}
ソーサリー
対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体かエンチャント1つを対象とする。それを破壊する。あなたは、そのパーマネントの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
•対象にしたパーマネントが《大群への給餌》を解決する時点で不適正な対象になっていたなら、《大群への給餌》は解決されない。あなたはライフを失わない。対象は適正だが破壊されなかった場合(たとえば、それが破壊不能を持っていた場合)は、ライフを失う。
•あなたが失うライフの点数は、そのパーマネントが戦場にあった最後のときのそれの点数で見たマナ・コストによって決まる。
•戦場にあるパーマネントのマナ・コストに{X}が含まれるなら、Xは0として扱う。
《滝の予見者》
{3}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ウィザード
3/3
滝の予見者が戦場に出たとき、占術Xを行う。Xはあなたのパーティーを構成しているクリーチャーの総数に等しい。(あなたのパーティーは、ウィザードとクレリックと戦士とならず者それぞれ最大1体から構成される。)
•《滝の予見者》の能力を解決する時点で、あなたのパーティーを構成するクリーチャーが存在しないなら、あなたは占術を行わない。あなたが占術を行うたびに誘発する能力は誘発しない。
《タジュールの模範》
{1}{G}
クリーチャー ― エルフ
3/2
タジュールの模範はウィザードとクレリックと戦士とならず者でもある。
キッカー{3}
タジュールの模範が戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚公開する。あなたは、その中からこれと共通のクリーチャー・タイプを持つカード1枚をあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
•《タジュールの模範》にクリーチャー・タイプを追加する能力は、戦場のみではなくすべての領域で機能する。
•《タジュールの模範》が、その誘発型能力の解決前に戦場を離れたなら、《タジュールの模範》が戦場にあった最後のときのクリーチャー・タイプを用いてあなたの手札に加えてもよいカードを決定する。
《魂の粉砕》
{2}{B}
インスタント
各対戦相手はそれぞれ、自分がコントロールしているクリーチャーやプレインズウォーカーの中で点数で見たマナ・コストが最も大きい、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を生け贄に捧げる。
•《魂の粉砕》を解決する時点で、まずターンを進行している対戦相手(あなたのターンであれば、ターン順で次の対戦相手)が、自分がコントロールしているクリーチャーとプレインズウォーカーの中で点数で見たマナ・コストが最も大きいクリーチャーかプレインズウォーカーを1体選ぶ。他の各対戦相手がターン順に、自分よりも先に選んだプレイヤーの選択を知っている状態で、同様に選ぶ。その後、選ばれたパーマネントがすべて同時に生け贄に捧げられる。
《玉虫色の角甲虫》
{4}{G}
クリーチャー ― 昆虫
3/4
あなたの終了ステップの開始時に、緑の1/1の昆虫・クリーチャー・トークンを、あなたがこのターンにあなたのコントロール下のクリーチャーの上に置いた+1/+1カウンター1個につき1体生成する。
•《玉虫色の角甲虫》の能力は、あなたがあなたのクリーチャーの上に置いた+1/+1カウンターの数を数える。《玉虫色の角甲虫》が戦場に出る以前に置かれたものも、それらのクリーチャーがすでに戦場になかったりあなたのコントロール下になかったり(さらに、希な場合に、それらのクリーチャーがすでにクリーチャーでなかったり)しているものも含む。
•クリーチャーがあなたのコントロール下で+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るなら、《玉虫色の角甲虫》の能力はそれらのカウンターも数に入れる。
•《玉虫色の角甲虫》が、あなたの終了ステップ以前に戦場を離れるなら、それの能力が誘発することはない。あなたはトークンを生成しない。
《探検隊の占者》
{3}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ウィザード
3/2
飛行
あなたが他のウィザードをコントロールしているかぎり、探検隊の占者は「このクリーチャーが死亡したとき、カードを1枚引く。」を持つ。
•あなたが他のウィザードを複数体コントロールしていても、《探検隊の占者》が持つこの誘発型能力は1つだけである。
•あなたがコントロールしている他のウィザードがすべて戦場を離れるのと同時に《探検隊の占者》が死亡した場合、これの能力が誘発する。たとえば、あなたがコントロールしているクリーチャーが2体の《探検隊の占者》のみであって、両方が同時に死亡したなら、その2体の能力がそれぞれ誘発する。
《探検隊の勇者》
{2}{R}
クリーチャー ― 人間・戦士
2/3
あなたが他の戦士をコントロールしているかぎり、探検隊の勇者は+2/+0の修整を受ける。
•あなたが他の戦士を複数体コントロールしていても、《探検隊の勇者》が得る修整は+2/+0だけである。
《団結の標、タズリ》
{4}{W}
伝説のクリーチャー ― 人間・戦士
4/6
この呪文を唱えるためのコストは、あなたのパーティーを構成しているクリーチャー1体につき{1}少なくなる。
{2/u}{2/b}{2/r}{2/g}:あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたは「その中からウィザードやクレリックや戦士やならず者や同盟者であるカード最大2枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
•《団結の標、タズリ》の起動型能力のコストを決定するには、4つのマナ・シンボルのそれぞれについて支払うつもりのコスト({2}か、該当する色のマナ1点)を選ぶ。それらを加算してコストを合計し、追加コストを適用し、その後コストの減少を適用する。
•《団結の標、タズリ》の起動型能力はあなたに、合計最大2枚のカードを手札に加えさせる。列挙されている各クリーチャー・タイプのカードをそれぞれ2枚ずつではない。
•同盟者は『ゼンディカーの夜明け』セットには登場しないクリーチャー・タイプだが、以前のゼンディカーの次元を舞台にしたセットに含まれていた。
《血の長の渇き》
{B}
ソーサリー
キッカー{2}{B}(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{2}{B}を支払ってもよい。)
点数で見たマナ・コストが2以下の、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。それを破壊する。この呪文がキッカーされていたなら、代わりに、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。それを破壊する。
•戦場にあるクリーチャーやプレインズウォーカーのマナ・コストに{X}が含まれるなら、そのXは0である。
《冷たき深淵の僧侶》
{1}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・クレリック
1/3
冷たき深淵の僧侶がクリーチャーをブロックするたび、そのクリーチャーはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
•ブロックされたクリーチャーは、そのクリーチャーのコントローラーの次のアップキープ以前に《冷たき深淵の僧侶》が戦場を離れたとしてもアンタップしない。
•ブロックされたクリーチャーがアンタップ状態だった場合(たとえば、それが警戒を持っていた場合)、この能力がそれをアンタップするわけではない。
《当惑させる難題》
{1}{U}
エンチャント
当惑させる難題が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
土地が1つ対戦相手のコントロール下で戦場に出るたび、そのプレイヤーがこのターンに自分のコントロール下で他の土地を戦場に出していた場合、そのプレイヤーは自分がコントロールしている土地1つをオーナーの手札に戻す。
•プレイヤーは、自分がコントロールしている土地であればどれをオーナーの手札に戻してもよい。このターンに戦場に出たものに限らない。
•対戦相手が自分のコントロール下で土地を出しておらず、その後2つ以上の土地を同時に戦場に出したなら、《当惑させる難題》の2つ目の能力がそれらの土地のそれぞれについて誘発する。
《遠見の達人》
{2}{W}
クリーチャー ― コー・ウィザード
3/3
遠見の達人が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。あなたとそのプレイヤーはそれぞれカードを1枚引く。
•《遠見の達人》の能力が適正に対戦相手を対象にできない場合や、《遠見の達人》の能力の対象がその能力が解決される時点で不適正になっていた場合は、あなたはカードを引かない。
《トリックスター、ザレス・サン》
{3}{U}{B}
伝説のクリーチャー ― マーフォーク・ならず者
4/4
瞬速
{2}{U}{B}, あなたがコントロールしていて攻撃していてブロックされていないならず者1体をオーナーの手札に戻す:あなたの手札からトリックスター、ザレス・サンをタップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。
トリックスター、ザレス・サンがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーの墓地からパーマネント・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。
#訂正# カードには「あなたは、あなたの手札からトリックスター、ザレス・サンをタップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出してもよい。」と書かれているが、これは誤りである。正しくは上記の通り、起動して解決されたなら必ず戦場に出さなければならない。
•ブロック・クリーチャーが指定される前には、攻撃しているならず者はブロックされている状態でもブロックされていない状態でもないので、《トリックスター、ザレス・サン》の2つ目の能力を起動するためのコストを支払うことはできない。
•《トリックスター、ザレス・サン》の2つ目の能力を起動するには、あなたの手札にある《トリックスター、ザレス・サン》を公開する。その能力が解決されるまで、《トリックスター、ザレス・サン》は公開されたままになる。
•《トリックスター、ザレス・サン》が、《トリックスター、ザレス・サン》の2つ目の能力が解決される以前にあなたの手札を離れたなら、その能力は解決時に何もしない。《トリックスター、ザレス・サン》は新しい領域に残り、あなたが戻したならず者はオーナーの手札に残る。
•《トリックスター、ザレス・サン》が攻撃するプレイヤーかプレインズウォーカーはあなたが選ぶ。それは、戻したならず者が攻撃していたものと同じプレイヤーやプレインズウォーカーを攻撃しなくてもよい。
•《トリックスター、ザレス・サン》は攻撃している状態だが、攻撃クリーチャーとして指定されてはいない(このことはたとえば、クリーチャーが攻撃するたびに誘発する能力に関係する)。
•《トリックスター、ザレス・サン》の1つ目の能力は、ブロック・クリーチャー指定ステップか戦闘ダメージ・ステップか戦闘終了ステップの間に起動され得る。ブロック・クリーチャー指定ステップよりも後まで待ったなら、戦闘ダメージはすべて同時に与えられるので、《トリックスター、ザレス・サン》は通常は戦闘ダメージを与えない。
•戦闘中のクリーチャーの中に先制攻撃が二段攻撃を持つものがあれば、《トリックスター、ザレス・サン》の1つ目の能力を先制攻撃の戦闘ダメージ・ステップの間に起動することができる。この場合、《トリックスター、ザレス・サン》は通常の戦闘ダメージ・ステップに戦闘ダメージを与えることになる。何らかの方法で、これが先制攻撃を得ていたとしても関係ない。
•多人数戦で、プレイヤーがゲームから除外されたなら、そのプレイヤーがオーナーであるカードもすべて除外される。あなたがゲームから除外されたなら、《トリックスター、ザレス・サン》の最後の能力によってあなたがコントロールしていたパーマネントはすべて追放される。
《同期した魔術》
{4}{R}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。同期した魔術はそれに4点のダメージと、そのクリーチャーのコントローラーにX点のダメージを与える。Xはあなたのパーティーを構成しているクリーチャーの総数に等しい。(あなたのパーティーは、ウィザードとクレリックと戦士とならず者それぞれ最大1体から構成される。)
•対象にしたクリーチャーが《同期した魔術》を解決する時点で不適正な対象になっていたなら、《同期した魔術》は解決されない。プレイヤーにダメージが与えられることはない。
《洞察の碑文》
{3}{U}
ソーサリー
キッカー{2}{U}{U}
以下から1つを選ぶ。この呪文がキッカーされていたなら、代わりに以下から望む数だけ選ぶ。
・ クリーチャー最大2体を対象とする。それらをオーナーの手札に戻す。
・ 占術2を行い、その後カードを2枚引く。
・ プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは青のX/Xのイリュージョン・クリーチャー・トークンを1体生成する。Xはそのプレイヤーの手札にあるカードの枚数に等しい。
•《洞察の碑文》をキッカーしても、同一のモードを2回以上選ぶことはできない。
•モードを2つ以上選んだなら、それらを書かれている順番に実行する。ただし、それらの間には何も起きず、どのプレイヤーも処理を行うことはできない。誘発した能力は、呪文が解決され終わった後でスタックに置かれる。
•いずれかの対象が不適正になったとしても、他の対象は該当する影響を受ける。1つ以上の対象が選ばれていて、《洞察の碑文》を解決する時点ですべての対象が不適正になっていたなら、《洞察の碑文》は解決されない。2つ目のモードが選ばれていても、あなたは占術2を行わずカードを2枚引きもしない。
•Xの値は《洞察の碑文》の解決中に3つ目のモードを実行するときにのみ決定する。その後では、プレイヤーの手札にあるカードの枚数が変わってもXの値は変わらない。
《髑髏砕きの一撃》
{X}{R}{R}
ソーサリー
クリーチャーやプレインズウォーカー合わせて最大2体を対象とする。髑髏砕きの一撃はそれらにX点のダメージをあなたの望むように割り振って与える。Xが6以上であったなら、代わりに、髑髏砕きの一撃はそれらにXの2倍の点数のダメージをあなたの望むように割り振って与える。
/////
《鎚の山道、髑髏砕き》
土地
鎚の山道、髑髏砕きが戦場に出るに際し、あなたは3点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る。
{T}:{R}を加える。
•ダメージの割り振りは、あなたが《髑髏砕きの一撃》を唱える際に行う。解決時ではない。あなたが対象を2体選んだなら、各対象にそれぞれ少なくとも1点のダメージを割り振らなければならない。
•Xが6以上なら、あなたはXの2倍の点数のダメージを割り振る。X点のダメージを割り振り、その後その2倍の点数のダメージを与えるわけではない。
•《髑髏砕きの一撃》の対象のうちの1体が不適正になっていたとしても、適正な対象には元のダメージの割り振りを適用するが、不適正な対象が受けるはずだったダメージは何にも与えられない。
《ドラーナの口封じ》
{5}{B}
クリーチャー ― 吸血鬼・ならず者
3/2
ドラーナの口封じが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。Xはあなたのパーティーを構成しているクリーチャーの総数に等しい。(あなたのパーティーは、ウィザードとクレリックと戦士とならず者それぞれ最大1体から構成される。)
•Xの値は《ドラーナの口封じ》の能力を解決する時点でのみ決定する。その後であなたのパーティーを構成しているクリーチャーの総数が変わったとしても、そのターン中にXの値が変わることはない。
《泥棒スカイダイバー》
{1}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ならず者
2/1
キッカー{X}。Xは0にできない。(この呪文を唱えるに際し、あなたは追加で{X}を支払ってもよい。)
飛行
泥棒スカイダイバーが戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、点数で見たマナ・コストがX以下のアーティファクト1つを対象とする。それのコントロールを得る。そのアーティファクトが装備品であれば、それを泥棒スカイダイバーにつける。
•その装備品が《泥棒スカイダイバー》につけられることができない場合(たとえば、《泥棒スカイダイバー》が、それの誘発型能力の解決前に戦場を離れた場合)には、その装備品は、それが現在ついているものについたままになるか、何にもついていないならはずれたままになる。
•《泥棒スカイダイバー》の能力はすでにあなたがコントロールしているアーティファクトも対象にできる。それが装備品であれば、あなたはそれを《泥棒スカイダイバー》につけることになる。
•《泥棒スカイダイバー》のコントロール変更効果は永続する。この効果は、クリンナップ・ステップ中に終わることはなく、《泥棒スカイダイバー》が戦場を離れたとしても消滅しない。多人数戦では、あなたがゲームから除外されるとこの効果は消滅する。
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